こんなド派手でアタマぶっ飛んだ実話って海外ならではですよね!日常に飽きて刺激欲しさに強盗なんてぶっ飛びすぎてて普通じゃない、けどそういうの嫌いじゃないですww
反抗を計画した学生4人は『スナッチ』、『レザボア・ドッグス』、『オーシャンズ11』などの犯罪映画を参考に特殊メイクなんかを作ってます。
『オーシャンズ11』みたいな完璧な犯罪映画になるのか?それとも現実はそんなにうまくはいかないのか?今作がどんな形になって放映されるのか気になる…
私は大学には行ってないのであれですが退屈なんですかね?キャンパスライフのイメージなんて楽しそうなことばっかりだと勝手に思ってますが( ^ω^ )
5月9日には監督来日イベントが東京で開催され、刑務所にいた実行犯の4人に手紙を書いてその返事で同期を知り、すごく惹かれたんだとか。また「特別な人間にならないと人生の意味がなくなってしまう、というプレッシャーに押しつぶされそうな若者たちを表していると思う。そこをベースに描こうと思いました」とのこと。
作品情報
狙うは、図書館に眠る時価12億のヴィンテージ本。その本が手に入れば、俺たちの人生は最高になる。
2004年、ケンタッキー州トランシルヴァニア大学の図書館で窃盗事件が起きた。標的は図書館に貯蔵された時価1200万ドルの価値があるジョン・ジェームズ・オーデュボンの画集「アメリカの鳥類」。
なんと犯人は大学生4人組だった。何一つ不自由ない大胆不敵なこの強盗事件の結末はー。
実際の犯人が劇中に登場!映画史上類を見ないハイブリット・クライム・エンタテインメントが誕生。
衝撃の実話の映画化を手掛けたのは、ドキュメンタリー映画『The Imposter』で英国アカデミー賞最優秀デビュー賞を受賞し、長編ドラマとしては本作が初監督作品となるバート・レイトン。
事件を起こした本人たちを劇中に登場させ、ドキュメンタリーとドラマのハイブリットにスタイリッシュな映像、音楽を盛り込み、センセーショナルな作品を誕生させた。
そして、このかつてない物語に挑むには今大注目の実力派若手俳優たち。『X-MEN』で一躍有名になったエヴァン・ピーターズ。『ダンケルク』『聖なる鹿殺し』で唯一無二の存在感を見せつけたバリー・コーガン。
そして『エブリバディ・ウォンツ・サム‼︎』のブレイク・ジェンナーに、Netflixのシリーズ『トラベラーズ』のジャレッド・アブラハムソン。登場人物たちの不安定な心とアドレナリンに満ちた姿を演じる。 (引用元:公式HPより)
作品に当時の実行犯が出ているのはヤバイ…普通考えないですねww 相手もよくOK出したなって思います。
俳優陣は事件に関する警察の報告書、手記を読んだり、電話やメールを使って本人たちと交流をするなどして役作りを行なったとか。
監督情報
バート・レイトン
<出典:realsound.jp>
『アメリカン・アニマルズ』が長編ドラマとしての初監督作品となる。2012年に監督したドキュメンタリー映画『The Imposter』でその独創性と語り口が批評家から高い評価を得て、オースティン映画批評家協会賞、英国アカデミー賞最優秀デビュー賞、英国インディペンデント映画賞(最優秀ドキュメンタリー賞ほか2部門)をはじめ、世界中の映画祭で30ノミネート、12受賞を果たした。
斬新なスタイルとジャーナリスティックな手法で挑発的なテーマにも果敢に取り組むことで知られているクリエイター。
12年間イギリスの大手制作会社Rawの創作局長を務めており、賞に輝くドキュメンタリー作品やシリーズ物の数々を手掛けてきた実績がある。『The Imposter』は英国歴代最高収益を上げたドキュメンタリーとして記録されている。 (引用元:公式HPより)
キャスト<俳優名>
ウォーレン・リプカ<役:エヴァン・ピーターズ>
<出典:dramanavi.net>
破天荒なリーダー ウォーレン
1987年、アメリカ合衆国・セントルイス生まれ。TVシリーズ「アメリカン・ホラー・ストーリー」(11-)に出演し注目される。
映画出演作品に『キック・アス』(10)、『X-MEN:フューチャー&パスト』(14)、『X-MEN:アポカリプス』(16)、『デッド・プール2』(18)など。『X-MEN:ダーク・フェニックス』の公開を控えている。 (引用元:公式HPより)
スペンサー・ラインハード<役:バリー・コーガン>
<出典:harperbazaar.com>
臆病なアーティスト スペンサー
1992年、アイルランド・ダブリン生まれ。個性的なルックスと演技力で今話題の若手俳優の一人で、本年度英国アカデミー賞のEEライジング・スター賞にノミネートされている。
これまでの出演作に『ベルファスト71』(15)、『ダンケルク』(17)、『アウトサイダーズ』(18)、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(18)などがある。 (引用元:公式HPより)
エリック・ボーサク<役:ジャレッド・アブラハムソン>
<出典:eiga.com>
内気なインテリ エリック
1987年、カナダ生まれ。プロの総合格闘家を経て、20歳の時に俳優に転身。
Netflixのドラマシリーズ『トラベラーズ』(16-)にレギュラー出演するほか、映画では『ザ・インター・セクションズ』(18)、『スウィート・ヘル』(18)などに出演。 (引用元:公式HPより)
チャールズ・T・アレン2世<役:ブレイク・ジェナー>
<出典:dramanavi.net>
短気な筋肉おたく チャズ
1992年、アメリカ合衆国・マイアミ生まれ。オーディション番組で合格し「glee/グリー」(09-)の準レギュラー役を得て注目される。
『スウィート17モンスター』(16)や『シドニー・ホールの失踪』(16)に出演するほか、『エブリバディ・ウォンツ・サム‼︎ 世界はボクらの手の中に』(16)では主演を務める。 (引用元:公式HPより)
あらすじ
オレたちは待っていた、“何か”が起こる日を。
「I'm Alive!!」とジョニー・サンダーを歌いながら車で飛ばしていく青年、ウォーレン(エヴァン・ピーターズ)とスペンサー(バリー・コーガン)。
廃棄された食べ物を盗むことで最小限のリスクを楽しむ、そんなどうしようもない毎日だった。
くだらない日常に風穴を開けたい、特別な人間になりたいと焦がれる2人は、大学図書館に貯蔵される貴重な本を盗み出す計画を思いつく。
手に入れれば1200万ドル、誰よりも自由を求めるウォーレンと、スペシャルなことを経験をしたいと願うスペンサーは仲間集めを始めることに。
目をつけたのは、FBIを目指す秀才エリック(ジャレッド・アブラハムソン)と、当時既に実業家として成功を収めていたチャズ(ブレイク・ジェナー)。
彼らはお互いを『レザボア・ドッグス』に習い「ミスター・ピンク」「ミスター・ブラック」などと呼び合うのだった。
強盗作戦決行日、特殊メイクをして老人の姿に扮した4人は遂に図書館へと足を踏み入れるーー。
そこで彼らを待ち受ける運命とは?これは、刺激を求めて道に迷ったアメリカン・アニマルズ達の物語。 (引用元:公式HPより)
感想
エンタメ映画の新しい形!事実を基にじゃなくて事実を本人出演で映画にしちゃった…こいつら最高だよ。
作品の最初に「これは事実を基にした作品です」なんて注意書きはよくあるけど、今作は「true story」って書いてありこれから流れるのは本当のことだよってことですね。
でも映画見てたらちょっとはフィクションあると思って見ると思うんです。見たことある俳優が役になりきるわけですから…
その予想がすぐに無くなった!だって始まってすぐスペンサー(本人)が出てきたんだもん。「どっかで見たことあるなぁ……。って犯人やないかい!!」とか思ったけど本人を通じるからこそ真実味が増してのめりこめるんですね。
当時学生だった4人だけかと思ったら本を管理してる司書さんまで出てきて驚き。ここまで徹底してて本人出てくる作品なんて見たことないです。(私は)
計画犯行なのに…
あれだけ変装、逃走車の用意、カメラの位置、盗んだ物の売買ルート、アリバイ・口裏合わせを練ったのに当日になったら詰めの甘さが出るわ出るわww
いかに完全犯罪を犯すのが難しいか、現実ってこんなもんだよなって見ながらクスクス( ^ω^ )
テンポが悪くて気持ち悪い感じなんだけど実話だからなんとかしようがない。実際に現場にいたらこんな気分悪い感じなんだろうかと考えながら見てました。
人によっては気になってしまうかもしれない…
最後に
本人談があるので一緒に盗みに行ってるような没入感は大きく、彼らの失敗に心臓がキュッってなるような緊張感。とにかく日本って平和なんだなww
万引き(しちゃいけませんけどね!)が可愛く見えてくるというかなんというか……自分が親になったら子供の友達付き合いに口挟んじゃいそうだな。こんなことして欲しくないし。
というわけでこの辺で