ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『ブライトバーン/恐怖の拡散者』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ ヒーローが味方とは限らない

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    世界中で愛されたくさんの人を救い、平和を守るスーパーマン。アメコミのスーパーマンが1番認知度高いんでしょうがいろんなヒーローが世の中には溢れています。

    そのヒーローたちは共通して優しく正義感がとても強くて助けてもらう側からしたらすごい頼れますよね!

 

    でももしそんなスーパーパワーを持った人物が敵になると考えると怖いですよね?私は怖いです。どんな重いものでも持ち上げ、光の速さで移動し、空も飛べちゃうなんてズルいですよねww

 

 

作品情報

    監督デヴィッド・ヤロヴェスキー、出演はエリザベス・バンクスやデヴィッド・デンマンなど。従来のスーパーヒーロー物語の定型を踏襲した上で、超人的な力を持った少年が邪悪な存在だったら、との想定で繰り広げられる惨劇の行方を描いている。

 

 田舎町にやってきた“贈り物”が超人パワーを持った悪という逆転の発想で恐怖心を駆り立てる。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ監督のギャグとシリアスな場面の強弱がどのように生きるのか…?

 テーマソングは今世界で注目されているビリー・アイリッシュの「bad guy」に決まり、数々の有名人にもファンがいる彼女のミステリアスな声が本作をさらに煽っていく。

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キャスト<役名

ジャクソン・A・ダン<ブランドン・ブレイヤー>

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<出典:公式HPより>

 2003年、サンディエゴ生まれ。4歳で演技を初め、保育園の芝居でグリンチを演じた。10歳の時にサンディエゴでおこなわれたオーディションに参加したことがきっかけとなり、ロサンゼルスの舞台に出演。

 ヒットシリーズ『シェイムレス5 俺たちに恥はない』(15年)に出演した。TV界でも活躍するが、映画作品としては、マイカ・モンロー主演のミステリー『The Scent of Rain & Lightning』(17年、日本未公開)にと出演している。 (引用元:公式HPより)

 

エリザベス・バンクス<トーリ・ブレイヤー>  

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<出典:公式HPより>

 1974年、米国マサチューセッツ州生まれ。ペンシルベニア大学卒業後、アメリカン・コンサーバトリー・シアターで大学院で演技を学ぶ。1998年に低予算映画に出演、女優としてスクリーンデビューする。

 2002年サム・ライミ監督の『スパイダーマン』、レオナルド・ディカプリオ共演、スティーブン・スピルバーグ監督の『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』など話題作に立て続けに出演しブレイクした。  (引用元:公式HPより)

 

デヴィッド・デンマン<カイル・ブレイヤー

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<出典:公式HPより>

 1973年、米国カリフォルニア州生まれ。高校在学中から俳優を志し、卒業後、ジェリアード学院へ進学し、美術学士を取得した。

 『ER緊急救命室』(97年)や『シカゴ・ホープ』(97年)など人気TVシリーズに出演し、注目される。ジーン・ハックマン、キアヌ・リーブス共演のコメディ『リプレイスメント』(00年)で映画デビュー。 (引用元:公式HPより) 

 

あらすじ

 人類の脅威それは、ある少年の反抗期からはじまった。 

 

 子供ができず、ずっと苦しんできたトーリ(エリザベス・バンクス)は、母になる日を夢見ていた。ある日、謎めいた男の赤ちゃんの到来でその夢が実現する。聡明で、才能に溢れ、好奇心旺盛な子供ブランドンは、トーリと夫のカイル(デヴィッド・デンマン)にとってかけがえのない存在となった。

 しかし、12歳になったブランドン(ジャクソン・A・ダン)中に強烈な闇が現れ、トーリは息子に恐ろしい疑いを抱き始める。やがてブランドンは、普通の人が持つことのない異常な力を発揮し始める。そしてブランドンは、カンザス州・ブライトバーンをとてつもない恐怖に陥れていったーー (引用元:公式HPより)

 

感想

 力に目覚めた少年の闇は全てを飲み込む。子宝に恵まれなかったが故の愛なのか…⁈

 

 子供がなかなか望めない夫婦に舞い降りた男の子が実はこんな子だったなんて…。ってな設定で物語が進む今作。誰もが迎える思春期、反抗期に他人より特別な存在だと気づき自分に逆らう者に制裁を与える。

 そんな我が子を信じて事実を受け入れきれない母親と、息子の存在に線引きをし抑えようとする父親。多感な時期に大人へ導くことができるのか?って思ってましたが、親になったこともない私は結末のイメージが全く湧かずじまいで鑑賞。

 

 とんでもない能力をフルに使って怪我させたり殺したり、でも使い方自体は自分の気分がいいようにだけ使う姿はまだ10代の子供なんだなと感じるとともに見ていて気分がいいものではありませんでした。

 私自身親に反抗期とかなかったって言われるほど温厚に育ち、親も生活の中に縛りを設けない教育方針だったので今となってはよかったなと思いますが、やっぱり難しいですよね。田舎で育ったからこそみんなで育て学ぶみたいなところがあったのかな…(゚ω゚)

 

最後に

 ホラーとして見るには少し薄いかもしれません。途中で思春期の息子との関わり方とか話してたら「あれっ、ホラーだよな…」って一瞬固まりますwwブランドンのパワーが凄すぎて逆に怖くないというか圧倒されます。

 ブランドン君が自身の体が普通じゃないことに気づいたところからどんどんとおかしなことが起こります。超常現象もそうですが、お年頃の彼が性に対して少し歪んだ意識と行動に出るあたりはジェームズ監督のギャグ的センスが少し顔を見せていました。(他の方は思わないかもです。)

 

 ただ解決法や対策なんてものを諭させる要素があまり感じられず、脳みそを働かせながら恐怖を感じたいと思ってしまい物足りなさは残ってしまいました。そこは少し残念かな……。

 続編とかは出しやすく終わったんじゃないでしょうか。様々な展開の仕方ができるのであるなら次に期待したいです。

 

 ってなわけでまた次回で