ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『ジョジョ・ラビット』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ 愛の暖かさ

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 子供の時に見えてたけど大人になったら見えなくなってしまったものって皆さんあったりしますか?子供って不思議なものでたまに大人でも気付かないことに気付いたり、見えないものが子供には見えていたりすることがあります。

 でも大人からしたらなんか不思議なことを言っている程度にしか思わなかったり、少し気味悪がったりしてその場で話が終わったりして忘れられていくとか…。

 

 人間関係に慣れていないと頭の中で空想上の友達を作って話したり、人形やおもちゃに話しかけたりなんて子もいるでしょうし、そんな子を主人公にした映画なんかもあるんですよね。

 私はそういう記憶がなくってもしかしたらおもちゃに話しかけていたのかもしれません。

 

 今回の作品は主人公の男の子の空想上の友達がまさかのアドルフ・ヒトラー!ってすごいお友達ですね(°▽°)舞台は第二次世界大戦中で戦争が勃発している時代だけど、子供が主人公だから少しは微笑ましいものになったりするんですかねさっそく見ていきましょ〜〜〜〜!!

 

 

作品情報

 『マイティ・ソー/バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティ監督のヒューマン・エンターテインメントが第92回アカデミー賞6部門にノミネートされた最新作!

 第二次世界大戦下のドイツを舞台に、主人公が空想の友達“アドルフ・ヒトラー”に助言をもらって立派な兵士になろうと奮闘するが、家の隠し部屋にユダヤ人の少女が匿われたいたのを見つけて変わっていく物語。

 

 主人公役には数ヶ月続いていたオーディションを一瞬で終わらせるほどの初々しいが、激しく心を打つ天才的な演技力を持つローマン・グリフィン・デイビスを採用。

 脇をアカデミー賞俳優とハリウッドトップスターが固め、戦争の辛口のユーモアを効かせたコメディの形をとりながら、困難に立ち向かい、世界中を笑い涙させる傑作が誕生!!

ジョジョ・ラビット (オリジナル・サウンドトラック)

ジョジョ・ラビット (オリジナル・サウンドトラック)

  • 発売日: 2019/10/18
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

キャスト<役名

ローマン・グリフィン・デイビス<ジョジョ

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<出典:公式HPより>

 イギリス、ロンドン生まれ。フランスとイギリスの二つの国籍を持ち、両親と双子の兄弟と共に、イースト・サセックスに住んでいる。

 9歳の時からオーディションを受け始め、本作がプロとしての最初の仕事となる。タイトルロールである、ジョジョ・“ラビット”を演じることは、演技の世界でのとても大きな一歩になったと語っている。 (引用元:公式HPより)

 

トーマシン・マッケンジー<エルサ

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<出典:公式HPより>

 2000年、ニュージーランド、ウェリントン生まれ。サンダンス映画祭でプレミア上映されたデブラ・グラニック監督の『足跡はかき消して』(18・未)で、インディペンデント・スピリット賞にノミネートされ、ナショナル・ボード・オブ・レビューのブレイクスルー・パフォーマンスに選ばれる。

 Netflix配信の『キング』(19・未)では、ティモシー・シャラメ、ロバート・パティンソンと共演する。新作は、ラッセル・クロウ共演の『True History of the Kelly Gang』(19)。 (引用元:公式HPより) 

 

レベル・ウィルソン<ミス・ラーム

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<出典:公式HPより>

 1986年、オーストラリア、シドニー生まれ。全世界で5億4000万ドルを超える大ヒットとなった『ピッチ・パーフェクト』3部作(12/15/17)で数々の賞に輝く。

 主な出演作は、『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(11)、『バチェロレッテ-あの子が結婚するなんて!』(12)、『ナイト・ミュージアム/エジプト王に秘密』(14)、トム・フーパー監督がアンドリュー・ロイド=ウェバーの大ヒットミュージカルの映画化に挑む『キャッツ』(19)など。 (引用元:公式HPより)

 

スティーブン・マーチャント<ディエルツ大尉

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<出典:公式HPより>

 1974年、イギリス、ブリストル生まれ。1997年にイギリスでスタンダップ・コメディアンとしてキャリアをスタートする。TVシリーズ「ジ・オフィス」(05〜13)で、エミー賞、英国アカデミー賞を受賞する。

 『ファイティング・ファミリー』(19)では監督と脚本を手掛け、ドウェイン・ジョンソンと共同製作を務める。主な出演作は、『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!』(07)、ヒュー・ジャックマン共演の『LOGAN/ローガン』(17)、『蜘蛛の巣を払う女』(18)など。 (引用元:公式HPより) 

 

アルフィー・アレン<フィンケル

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<出典:公式HPより>

 1986年、イギリス、ロンドン生まれ。人気TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」(11〜19)で広く知られる。主な出演作は、ジョー・ライト監督の『つぐない』(07)、ドミニク・クーパー共演のTV映画「大暴落 サブプライムに潜む罠」(09)、『プラスティック』(14)、キアヌ・リーヴス共演の『ジョン・ウィック』(14)、『PANDEMIC パンデミック』(16・未)、シェーン・ブラック監督の『ザ・プレデター』(18)、TVシリーズ「Harlots/ハーロッツ 快楽の代償」(19)など。 (引用元:公式HPより)

 

サム・ロックウェル<クレンツェンドルフ大尉

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<出典:公式HPより>

 1968年、アメリカ、カリフォルニア州生まれ。マーティン・マクドナー監督の『スリー・ビルボード』(17)で、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞など数多くの賞に輝く。続くアダム・マッケイ監督の『バイス』でのジョージ・W・ブッシュ役でも、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞にノミネートされ、最高峰の演技派俳優の地位を不動のものとする。

 主な出演作は、トム・ハンクス共演の『グリーンマイル』(99)、ジョージ・クルーニー監督の『コンフェッション』(02)、リドリー・スコット監督の『マッチスティック・メン』(03)、マクドナー監督の『セブン・サイコパス』(12)など。新作は、クリント・イーストウッド監督の『Richard Jewell』(20)。 (引用元:公式HPより) 

 

スカーレット・ヨハンソン<ロージー

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<出典:公式HPより>

 1984年、アメリカ、ニューヨーク州生まれ。『アベンジャーズ』シリーズ(12/15/18/19)の“ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ”役で、世界中にその名を轟かせる。ブラック・ウィドウが主人公となる新作『Black Widow』(20)でも主演を務める。

 ソフィア・コッポラ監督の『ロスト・イン・トランスレーション』(03)、『真珠の耳飾りの少女』(03)、『ママの遺したラヴソング』(04)、『マッチポイント』(05)、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされる。

 主な出演作は、『ブーリン家の姉妹』(08)、声の出演の『her/世界でひとつの彼女』(13)、『LUCY/ルーシー』(14)、『ゴースト・イン・ザ・シェル』(17)、声の出演の『犬ヶ島』(18)、Netflix配信のノア・バームバック監督の『マリッジ・ストーリー』(19)など。 (引用元:公式HPより)

 

あらすじ

 10歳のジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)は、ひどく緊張していた。今日から青少年集団ヒトラーユーゲントの合宿に参加するのだが、“空想の友達”アドルフ(タイカ・ワイティティ)に、「僕にはムリかも」と弱音を吐いてしまう。

 アドルフから「お前はひ弱で人気もない。だが、ナチスへの忠誠心はピカイチだ」と励まされたジョジョは、気を取り直して家を出る。

 

 時は第二次世界大戦下、ドイツ。ジョジョたち青少年を待っていたのは、戦いで片目を失ったクレンツェンドルフ大尉(サム・ロックウェル)や、教官のミス・ラーム(レベル・ウィルソン)らの指導によるハードな戦闘訓練だった。なんとか1日目を終えたもののヘトヘトになったジョジョは、唯一の“実際の友達”で気のいいヨーキーとテントで眠りにつくのだった。

 ところが、2日目に命令通りウサギを殺せなかったジョジョは、教官から父親と同じ臆病者だとバカにされる。2年間も音信不通のジョジョの父親を、ナチスの党員たちは脱走したと決めつけていた。

 さらに、<ジョジョ・ラビット>という不名誉なあだ名をつけられ、森の奥へと逃げ出し泣いていたジョジョは、またしてもアドルフから「ウサギは勇敢でずる賢く強い」と激励される。元気を取り戻したジョジョは、張り切って手榴弾の投てき訓練に飛び込むのだが、失敗して大ケガを負ってしまう。

 

 ジョジョのたった1人の家族で勇敢な母親ロージー(スカーレット・ヨハンソン)がユーゲントの事務局へと抗議に行き、ジョジョはケガが完治するまでクレンツェンドルフ大尉の指導の下、体に無理のない奉仕活動を行うことになる。

 その日、帰宅したジョジョは、亡くなった姉のインゲの部屋で隠し扉を発見する。恐る恐る開くと、中にはユダヤ人の少女が匿われていた。

 

 ロージーに招かれたという彼女の名はエルサ(トーマシン・マッケンジー)、驚くジョジョを「通報すれば?あんたもお母さんも協力者だと言うわ。全員死刑よ」と脅すのだった。

 最大の敵が同じ屋根の下に!予測不能の事態にパニックに陥るジョジョだったが、考え抜いた末にエルサに「ユダヤ人の秘密を全部話す」と言う“条件”をのめば住んでいいと持ち掛ける。

 

 エルサをリサーチして、ユダヤ人を壊滅させるための本を書くことを思いついたのだ。その日から、エルサによるジョジョへの“ユダヤ人講義”が始まった。エルサは聡明で教養とユーモアに溢れ機転も利き、ジョジョは次第にエルサの話と彼女自身に惹かれていく。さらには、ユダヤ人は下等な悪魔だというヒトラーユーゲントの教えが、事実と異なることにも気づき始める。

 そんな中、秘密警察のディエルツ大尉が部下を引き連れて、突然、ジョジョの家の“家宅捜索”に訪れる。ロージーの反ナチス運動が知られたのか、それともエルサの存在が何者かに通報されたのかーー緊迫した空気の中、エルサが堂々と現れインゲになりすます。その場はなんとか成功するが、事態は思わぬ方向へーー対戦が最終局面を迎える中、新たに生まれたジョジョとエルサの“絆”の行方はーー? (引用元:公式HPより)


映画『ジョジョ・ラビット』1月17日(金)公開!

 

感想

 戦争を大人ではなく子供視点で考えさせられる作品!描かれ方がコミカルで可愛らしいが冷静に考えたら結構ヤバイ映?!

 

 歴史の中でナチスの時のドイツってヒトラーの独裁的なイメージしかなく(私の中で)どんな作品に仕上がるか気になってて、いざ見てみたら戦争中を描いた作品なのにポップで可愛らしくなっているので主人公のような子供の目線から見た世界を映し出しているのがすごく印象的でした。

 自分と違うユダヤ人のエルサに驚くも彼女を理解しようとします。知らないとどう接したらいいのかわからないですが、彼のように相手をわかろうとしていくうちに優しくすることができると気付けるのって子供にとってすごく素敵なことじゃないかなって思います。

 

 でも忘れたころに“戦争中”という現実がジョジョに押し寄せてしまうんですね…。可愛らしい描かれ方が一気にシリアスになってナチス全体が変わってしまうほどになっちゃいます。ただジョジョの周りだけ可愛らしいフィルターがかかっているだけで、風景全体を細かく見ていったら非日常なところやどこかしら違和感を感じる部分があります。

 そんなところを見つけてほじりながら見ても楽しめる作品なんじゃないかな(*'▽'*)後半になるにつれてガラッと作風に変化が出てくるのも面白いところです!

 

最後に

 ジョジョがとにかく可愛いな。世の中の怖さを知らない子供って大人の姿行動をそのまま吸収しちゃいますから親の存在ってすごく大事ですよね。自分がこの時代に生まれてなかったこともよかったと思うし、父母に育ててもらって少なくとも最低限の知識は教えてもらえたので感謝しかないです。

 ジョジョの優しさやポジティブは母ロージーがのびのび+教育を押し付けないってのがかなり大きいんじゃないでしょうか。だからエルサのことも受け入れられたのかな。

 

 といった視点で観れる作品ですが、戦争物ていうのが珍しいですよね。こういうのはだいたい親子でぶつかりあって共通の趣味とかでお互いを確認しあい関係が治っていくのが多いと思いますが、すごい視点で作ってますよね!

 

 ってなわけでまた次回で ´ω`)ノ