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映画『WAVES/ウェイブス』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ 過去は変えられないけど今を生きるしかない

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 日々新しい映画が公開されて劇場にたくさんの人が足を運んでいる現代。名前を聞いたら「知ってる」って思う制作会社ってありますよね?日本だと角川、松竹、東映、東宝とか海外ならディズニー、ソニー、20世紀、ワーナー、パラマウント、ユニバーサルなどたくさんあります。

 こんなにいっぱいある中で「A24」ってみなさん知ってますか?私は正直知らなかったというか覚えていなかったですww作品を確認したら見たことあるのが何個かあったんですが制作会社までは記憶になかったですね…。

 

 というのも去年のトロント国際映画祭で『パラサイト』や『ジョジョ・ラビット』などのアカデミー賞争いに入るような注目作品よりも注目されたらしいんですよ!!

 しかもトロント国際映画祭始まって以来最も長くスタンディングオベーションされたとか。最長ってどのくらいですかね?拍手しすぎて手が腫れるくらいかな??( ^ω^ )

 

 作品で使用される音楽も注目されてますので、「一生に一度の傑作」と言われている今作が新しい時代の風を吹かせてくれるのでしょうか?!

 早速見ていきましょー( ´ ▽ ` )

 

 

作品情報

 『ムーンライト』、『レディ・バード』など数々の話題作を発表しハイウッドに新風を巻き起こした制作会社A24。個性的だが刺さる作品でアカデミー賞にノミネートされる実力のある精鋭が揃う。

 青春もの、ホラー、ドラマ、コメディなど様々なジャンルの作品を手掛けてきた。今作はカメラワークも注目の一つだが、シーンの見え方を左右する“曲”も注目の一つとなっている。

 制作したトレイ監督は音楽のプレイリストを作成してから脚本を書いたとコメントしているのでかなり力を入れていると思われます!!

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キャスト<役名

ケルヴィン・ハリソン・Jr. <タイラー・ウィリアムズ

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 1994年、アメリカ・ルイジアナ州出身。「それでも夜は明ける」、「エンダーのゲーム」で演技経験を積み、テレビシリーズ「ROOTS/ルーツ」で主役を獲得。その後「バース・オブ・ネイション」、「イット・カムズ・アット・ナイト」に出演し演技が絶賛された若手俳優。

 感情表現が注目されている俳優さんでトレイ監督の前作「イット・カムズ・アット・ナイト」に続く抜擢となりました。今後の活躍に期待されますね。

テイラー・ラッセル<エミリー・ウィリアムズ(タイラー妹)>

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  1994年、カナダ・バンクーバー出身。高校卒業後に演技に熱を入れ、キャリア1年目で映画、テレビに出演した。テレビシリーズ「未開の帝王:立ち上がる女性達」、「フォーリング スカイズ」やNetflixオリジナルの「ロスト・イン・スペース」に出演している。

 

そのほかの出演者

スターリング・K・ブラウンロナルド・ウィリアムズ(タイラー父)> 「ブラックパンサー」(18)、「ザ・プレデター」(18)などに出演。

レネー・エリス・ゴールズベリーキャサリン・ウィリアムズ(タイラー継母)> 「不死細胞ヒーラ ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生」(17)、「ルイスと不思議の時計」(18)などに出演。

ルーカス・ヘッジズルーク> 「レディ・バード」(17)、「ある少年の告白」(18)などに出演。

アレクサ・デミーアレクシス> テレビドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」、「Mid90s」に出演。

 

あらすじ

 傷ついた今日も、癒えない痛みも愛の波が洗い流すー

 高校生タイラーは、成績優秀なレスリング部のエリート選手、美しい恋人アレクシスもいる。厳格な父親との間に距離を感じながらも、恵まれた家庭に育ち、何不自由のない生活を送っていた。

 そんなある日、不運にも肩の負傷が発覚し、医師から選手生命の危機を告げられる。そして追い打ちをかけるかのように、恋人の妊娠が判明。徐々に狂い始めた人生の歯車に翻弄され、自分を失っていく。そしてある夜、タイラーと家族の運命を変える決定的な悲劇が起こる。

 

 一年後、心を閉ざして過ごす妹エミリーの前に、全ての事情を知りつつ好意を寄せるルークが現れる。ルークの不器用な優しさに触れ、次第に心を開くエミリー。

 やがて二人は恋に落ちるが、ルークも同じように心に大きな傷を抱えていた。そして二人はお互いの未来のためにある行動に出る・・・。 (引用:公式HPより)


映画『WAVES/ウェイブス』予告編|近日公開

 

感想

 独特のカメラワークと多くの楽曲が特徴的で前衛的な作品!映像一つ一つと音楽が登場人物の心情を上手く引き出していた。

 今作の物語の進み方は大きく二つ。兄タイラーの目線(前半)と妹エミリーの目線(後半)で進行していきます。それぞれを説明しながら少しずつ感想を書いていきます。

 

タイラー編

 タイラーはレスリング部のエリートで厳しい父親と継母、妹エミリーの4人で立派な家で不自由なく暮らしています。かわいい彼女がいて順風満帆な日々だけど父との間には壁があります。それが徐々に彼を変えていきます。

 ある日肩の怪我を継母に聞かれ違和感があることを伝えると先生に見てもらおうと言います。そこから全てが変わっていく。

 

 タイラーの肩の怪我は彼が思っていたより深刻ですぐ手術が必要でした。医師は練習をすることもやめるように言い、シーズン中は丸々休むよう伝えますが彼はそれを無視し試合に出てしまいます。

 案の定その試合で肩を負傷し医師に警告されていたことがバレてしまいます。そこに追い討ちをかけるように彼女の妊娠が発覚し、一度中絶を試みますが出来ず喧嘩に。最終的にアレクシスは親の援助のもと生むことを決意し、タイラーとは別れることに。

 全てが崩れてしまった彼はドラッグと酒に手を出しアレクシスと話をするために彼女のもとへ。しかし感情が噴き出し彼女を殺めてしまいます。

 

 彼のパートはこんな感じです。前半はかなり重たいです。父親には上手く自分を出せず丸められてしまい、なんとかしたいと思っている。物語の進め方はすごくいいものだと思いましたしカメラの使い方もすごく表現が面白い作品でした。

 ただタイラーの内面を出すためのカメラワークがくどすぎるかな?と感じます。色の使い方も特徴があるんですが一つの作品の時間でかなり疲れますww

 

エミリー編

 タイラーの事件をきっかけに学校で孤立してしまうエミリー。ひとりで学校生活を過ごしているとレスリング部のルークが食事に誘ってくる。二人は食事をしたのをきっかけに惹かれ始め恋人同士に。

 ルークと自分は付き合って上手くいっていたが両親は今にも別れてしまいそうに。自分自身なんとかしたいけどどうしていいか分からずにいます。

 

 そんな中ルークが自分の家族について話します。父親は自分と母を捨てて行き憎んでいることと今現在ガンで余命数日の危篤状態であること。

 エミリーはルークがこのまま父親と会わずにいるとダメだと感じ彼と一緒に父親のいる病院に行くことを決めます。2日かけて病院につきルークと共に病気のお父さんを看とります。それを機にエミリーの気持に変化が…

 

 兄タイラーと接するシーンがあまりなかったのでそこまで仲がいいわけじゃなかったのかな?と。話さなかったことが余計に悔やむことになってルークを助けたいと思ったんでしょう。

 ただエミリーの心情は読みにくい部分が多かったと思います。タイラーの物語が大部分を占めていたので最後はわちゃわちゃっとなっちゃいましたね。最後のエンディングへの入り方は嫌いじゃないけどわかりにくい表現の仕方なので捉え方が難しいかっもしれないですね。

 

最後に

 独特のカメラワーク、物語の表現と音楽との調和、役者の感情表現全てが絶妙な配分で混ざり合っていた良作ではないでしょうか。特にタイラー役ケルヴィンの演技は凄かったですね!自分の人生の浮き沈みをわかりやすく表現していて、変に弄ろうとしていないからより良かったんじゃないでしょうか。

 楽曲、映像美どれをとっても素晴らしいですが前衛的で独特な一本なので見終わって「なんだこりゃ」って思っちゃう人もいるんじゃないじゃないかなと。

 

 ぶっちゃけタイラーと父親の親子関係が以前の私と父親に似ていたものでのめり込みやすかったのもあるんですけどねwwあ、ドラッグはやっていませんよ( ̄▽ ̄)酒はノーコメントでw

 

 ってなわけでまた次回で