ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『ゴースト・バスターズ/アフターライフ』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ

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 『ゴ⤴︎〜ストバスタ〜ズ♪』。このレイ・パーカー・ジュニアの音楽やおばけに禁止マークがついたポスターなんかを一度は見たり聞いたりしたことがあるでしょう( ^ω^ ) アメリカのコメディ作品で多くのファンがいて日本でも知られている『ゴーストバスターズ』シリーズ。

 初作が1984年とかなり古い作品ですが1980年代に最も成功したコメディ映画の一つと言われており、今作合わせて4作品が公開されていますがすごい功績を残している作品です!直近の『ゴーストバスターズ』(2016)が『ゴーストバスターズ2』の続編になる予定でしたが、俳優のハロルド・ライミス(役:イゴン博士)が亡くなってしまったこてでリブート作品になりました。

 

 今作が“正式な続編”というかたちになり、時系列的には「ゴーストバスターズ」を創業したメンバーであるイゴン博士が亡くなったあとが舞台になっています。ハロルド氏が亡くなってしまったことからうまくつなげていますね。

 しかも予告の最後あたりで創業当時の「ゴーストバスターズ社」のCMが流れて誰かが電話をとっており残りの創業メンバーであるピーター(俳優:ビル・マーレイ)とレイモンド(俳優:ダン・エイクロイド)も出てくるようです。(Wikiのキャスト陣に名前あり)

 

 続きである『ゴーストバスターズ2』から数えると30数年あいていますがどんな次世代版になるのか?!あの頃の道具がまんま出てくるのか気になります!!

 ではさっそくいってみよ〜〜〜〜!٩( ᐛ )و

 

作品情報

 1984年に公開されたコメディ映画で監督・製作はアイヴァン・ライトマンが務めた。(『キンダガートン・コップ(1990年)や『デーヴ』(1993年)などを手がける) 今作『ゴースト・バスターズ/アフターライフ』はアイヴァン氏の息子・ジェイソン・ライトマンが務めるとのこと。親子で『ゴースト・バスターズ』を繋げていくなんてとっても親孝行ですよね!(゚∀゚)

 

 ジェイソン・ライトマンが長編作品を手がけるようになったのは2005年(割と最近)でそれまでは父の作品である『ゴースト・バスターズ2』、『キンダガートン・コップ』などに出演したり日本の大手企業「ホンダ」、「任天堂」などのCM製作を行っていました。

 とくに2007年に公開された『JUNO/ジュノ』はアカデミー賞監督賞を受賞し、彼のキャリアで最大のヒット作(興収1億4000万ドル)となり父親の作品を抜くものとなった。

 

 父親の背中を見てきてゴースト・バスターズに対する理解を誰よりもしているでしょうから見る側としてもとても楽しみな作品の1つになります!!( ´∀`)

 

キャラクター<俳優名>

フィービー<マッケナ・グレイス

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※画像引用元:Real Sound

 イゴン・スペングラーの孫で頭脳明晰。母、兄と共に祖父が暮らしていた田舎町へ越してくる。祖父が暮らしていた家で起こる不思議な現象をきっかけに騒動に巻き込まれていく。

 

トレヴァー<フィン・ウルフハード

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※画像引用元:Harper's Bazaar

 思春期を迎えたフィービーの兄。引っ越した先のレストランで働くラッキーに一目惚れし、自身も働くことに。車を弄るのが得意。

 

キャリー<キャリー・クーン

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※画像引用元:eiga.com

 フィービーとトレヴァーの母親でイゴン博士の娘。住んでいた家の家賃が支払えず家族を捨てた亡き父の家へ転がり込む。父親であるイゴン博士が亡くなる前は疎遠状態だったため博士のことをほとんど知らない。

 

グルーバーソン<ポール・ラッド

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※画像引用元:cinbemacafe.net

 フィービーが通うサマースクールの教師で地震研究家。スクールの授業はそっちのけで街で頻発する地震について調べている。

 

ポッド・キャスト<ローガン・キム

 フィービーと同じサマースクールに通う男の子。超常現象や異世界についてなどのオカルトを中心に音声放送を配信している。常日頃から録音機とマイクを持っている。

 

ラッキー<セレスト・オコナー

 町のレストランで働いている女の子。トレヴァーと知り合いゴーストが起こす騒動に巻き込まれていく。

 

あらすじ

 私はフィービー、イゴン・スペングラーの孫。彼は科学者で、ゴーストバスターズだった。

 

 30年間にわたり原因不明の地震が頻発する田舎町。そこで暮らし始めたフィービーは、祖父が遺した古びた屋敷で見たこともないハイテク装備の数々と〈ECTO-1〉と書かれた改造車を発見する。

 科学者だった祖父イゴン・スペングラーは〈ゴーストバスターズ〉の一員で、30年前にニューヨークを襲ったゴースト達をこの町に封印していた。地震の原因がゴーストの仕業だと突き止めたフィービー。「なぜこんな場所に封印を?おじいちゃんが死んだとき一体なにが?」…祖父がこの町に隠した秘密に迫ろうとしたその時、ゴースト達の封印が解かれ、町中にあふれかえる。いま、ゴースタ達の復讐劇が始まる――


www.youtube.com

※引用元:Wiki等

 

感想

ただのゴースト退治じゃない感動の続編。イゴン役のハロルドもしっかりリスペクトされてめちゃくちゃステキな作品でした!シンプル感動&涙(T ^ T)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現代だから作れた続編

 歴史的な大ヒット作『ゴースト・バスターズ』。作品を見たことがなくても曲は有名でしょうし、歌詞は知らないけど「ゴーストバスターズ٩( ᐛ )و」の部分は知っている人も多いでしょう。題材が実態を持たない幽霊や宇宙人などの作品は年月を重ねるごとにリアリティが増して映像作品により現実味?を生み出してきました。

 幽霊の肌質がすごくわかりやすくなっているのを見て現代のCG技術の進歩に感服。物語もハロルドが亡くなって作品に参加できないことをうまく取り込めていて初めて見た人も過去作を見たことのある人たちも楽しめる作品になっています!

 

 今作はゴースト退治が表面上メインではありますが、真のメインはイゴン博士の愛にありました。まさかそっちの視点で物語を展開してくるとは思わなかったです。

 予告の時点で他の元ゴーストバスターズメンバーも出てくるとは思っていましたが、イゴンまで出てきちゃったよ(゚∀゚) 演者の上からCGを被せたんですね。最近この手法をよく見ますね!

 最後にはハロルドへのメッセージも用意されていて、監督を務めたジェイソンが父親や演者をリスペクトしているのが伝わってきました。

 

 フィービーとトレヴァーは母親であるキャリーがおじいちゃんのことを黙っていたのでどんな人なのかも知らないまま生きてきました。キャリーは科学のことばかりの父親が嫌で科学も嫌い。だから科学大好きなフィービーのことが我が子なのによくわからないんですね。

 でも実家(イゴン宅)に帰って“イゴンがどういう人なのか”、“何をして亡くなってしまったのか”を知っていって最後フィービーと“親子”になることができました。

 ゴースト退治の部分もCGを使ってしっかりしつつ、家族のルーツをもとに絆や愛といったものを引き出せていたのではないかと思います( ^ω^ )

 

 今まで作中に出てきた車や道具も出てきてファンのテンションは爆上がりでしょう!最後のオマケではウィンストン(役:アーニー・ハドソン)のもとにECTO-1が帰ってきて終わりました。仲違いしていたチームがまた一つになって相棒のECTOが帰ってきてウィンストンも幸せ…。なんて気持ちのいい終わり方でしょうか( ;∀;)

 

最後に

 全く新しい話の中に過去作の失敗を返上するところとか、同年代の映画が流れていたりして身内のノリ感がすごい!なんか幼馴染が再会しているみたい(゚∀゚)

 ゴーストバスターズ創設メンバーであるビリ・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソン、ハロルド・ライミス(演:ジェイソン・ライトマン)が会話をしているところをまた見れるなんて(ハロルドは死人に口なしですがwww( ^∀^))

 

 オバケが出てきるのにポップでホラー映画のような怖い要素がない珍しいSF。ビックリする系が苦手な人でも気楽に見れるので一度見てみてはいかがでしょう?過去作みたことない人も今日のテレビでやるので予習として見るのもいいですね!!

 

 しかしこんな泣ける映画になっているなんてw ユーモアセンスあって笑いありのアドベンチャーがこんな形で帰ってくるとは。しかも続編が出そうなクレジット映像o(`ω´ )o是非よろしくお願いします!!

 

 ってなわけでまた次回で ´ω`)ノ

 評価 ☆☆☆☆★4/5