ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『バブル』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ 数々の名作を生んだ荒木哲郎の新作(゚∀゚)!!

 日本という国は他の世界から見てもアニメの文化が発展していて多くの外国人がはまっているもの。他にない日本の強みであり我が国の誇りですよね( ^ω^ )

 私も子供の頃からアニメを見て育ち今でもいろんな作品を見ていますがアニメを見ていく中で制作会社や監督さんなんかの好みも出てくるんですよね!これに共感される方はかなり重度のオタクですww

 

 それはさておき今作の製作陣は日本アニメ界の有名どころをギュッと集めておりますが、劇場より先にNetflixで配信されちゃってるんですよね…。 なぜ残念っぽく書いたかというと今回の一番の売りは重力無視のパルクールアクション、『進撃の巨人』シリーズの荒木哲朗監督がいる作品なのに「あの動きを映画のスクリーンより先に携帯やタブレットで見せてしまった」こと。

 

 進撃の巨人のアニメのようにすごい動きをそのままスクリーンに持ってくれば見て楽しいこと間違いなしなので映画→動画配信の方が絶対いいと思っています( ;∀;) 皆さんはどうお考えでしょうか?

 

 他のメンバーもこのあと書きますが正直期待しかない!ただ気になるのは脚本がどうなるかですかね…。

 Netflixでは見ていないので映画で初めて見る事に私ですが虚淵さんの脚本と荒木監督の組み合わせがどうなるのかがちょっと不安かなと思っています。でも楽しみ!!

 

 さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و

 

作品情報

 『進撃の巨人』で高い評価を得た荒木哲朗、『魔法少女まどか☆マギカ』で脚本を手がけた虚淵玄、漫画『ヒカルの碁』や『DEATH NOTE』などのヒット作の作画を手がけた小畑健が手を組み制作された今作。

 

 アニメ制作会社は『進撃の巨人』のWIT STUDIOが荒木哲朗と再びタッグを組み、『君の名は。』『天気の子』で企画・プロデューサーを務めた虚淵玄、ドラマ『医龍-Team Medical Dragon-』『マルモのおきて』・アニメ『キルラキル』『甲鉄城のカバネリ』など多くの楽曲を作曲した澤野弘之も加わりアニメファン期待の一作!!

 

 物語は童話『人魚姫』をもとに描かれ2022年2月に開催された第72回ベルリン国際映画祭への出品もされた。

 

 もう物語うんぬんよりこの製作陣の豪華さですよ!!こんなに日本のアニメ界をガラッと変えた人たちが集まって作品を作る。そしてそれを見ることができるという!o(`ω´ )oウォォォ

 予告見た時点でパルクールアクションの描き方がすごいことがわかるレベル!あぁ早く見たいな…。だけど「携帯やタブレットでこのアクションを見てはいけない!」と思い劇場での鑑賞を決意しました。その辺りも踏まえて感想書いていこうと思っています!

 

キャラクター<声優

ヒビキ<志尊淳

 渋谷の拠点とするバトルクールチーム・ブルーブレイズ(通称BB)のエース。幼い頃から特殊な聴覚の持ち主で、他人とのコミュニケーションをあまり好まない。プレイ中に落下した海中で、ウタと遭遇する。


ウタ<りりあ。

ヒビキの前に突然現れ、一緒に暮らすことになった少女。ヒビキだけに聞こえていた“音”に反応する。運動神経が抜群でバトルクールにも参加するようになるが、その正体は不明。

 

マコト<広瀬アリス

 ヒビキたちBBが暮らす船・令洋で共に生活し、居住禁止区域の降泡現象を調査している女性科学者。今ではもはやBBのお姉さん的役割で溶け込み、ウタの面倒も見ている。

 

シン<宮野真守

 BBをはじめとするバトルクールチームの個性を尊重しながら、彼らが生活物資を賭けて争うバトルレースをジャッジしている、数少ない年長者。少年たちの頼れるアニキ的存在。

 

カイ<梶裕貴

 BBのリーダー。卓越した運動神経でBBを勝利に導く熱血漢。降泡現象で家族を失い、船長だった父の影響を受けて自らも暇があれば操縦の勉強をし、船の整備を担当している。

 

電気ニンジャ・リーダー<畠中祐

 秋葉原を拠点とするバトルクールチーム“電気ニンジャ”のリーダー。バトルで生活物資を稼ぐため常にBBと張り合っているが敵対心はなく、時に彼らを応援する。

 

ウサギ<千本木彩花

 BBの中で最年少で明るく無邪気な、チームのムードメーカー。バトルクールではまだ無鉄砲な動きをしてしまうこともあるが、チームには欠かせない存在。

 

アンダーテイカー・リーダー<井上麻里奈

 お台場を拠点とするバトルクールチーム“アンダーテイカー”のリーダー、強力なスポンサーがおり、バトルに特化した高性能ブーツなどを使用して、ヒビキたちを脅かす。

 

関東マッドロブスター・リーダー<三木眞一郎

 練馬を拠点とするバトルクールチーム“関東マッドロブスター”のリーダー。性格や言動は荒っぽいが情に厚く、敵チームの危機にも素早く対応する一本気な男。

※文章引用元:公式HPより

 

あらすじ

 世界に降り注いだ泡<バブル>で、重力が壊れた東京。ライフラインが断たれた東京は家族を失った一部の若者たちの住処となり、ビルからビルに駆け回るパルクールのチームバトルの戦場となっていた。

 

 ある日、危険なプレイスタイルで注目を集めていたエースのヒビキは無軌道なプレイで重力が歪む海へ落下してしまった。

 そこに突如現れた、不思議な力を持つ少女ウタがヒビキの命を救う。脅威的な身体能力を持つウタは、響と彼のチームメンバーたちと共に暮らすことになる。そこには、メンバーたちの面倒を見ながら降泡現象を観測し続ける科学者マコトの姿もあった。

 

 賑やかな仲間たちと、たわいない会話で笑い合う日常生活に溶け込んでいくウタ。なぜか2人だけに聞こえるハミングをきっかけに、ヒビキとウタは心を通わせていく。

 しかし、ヒビキがウタに触れようとするとウタは悲しげな表情を浮かべて離れてしまうのだった…。

 

 ある日、東京で再び降泡現象がはじまった。降り注ぐ未知の泡、ふたたび沈没の危機に陥る東京。泡で奏でるハミングを聴き取ったウタは、突然ヒビキの前から姿を消してしまう…!

 なぜ、ウタはヒビキの前に現れたのか、二人は世界を崩壊から救うことができるのか。二人の運命は、世界を変える驚愕の真実へとつながるー。


www.youtube.com

 

感想

予想していた通りパルクールアクションは魅力的で爽快!小畑さんのキャラクターもよくウタもめちゃくちゃ可愛いが動かすと魅力がちょっと落ちちゃう…。ストーリーはぶっちゃけわからないところだらけで総合的に打ち消しあってる(・Д・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作画が綺麗でキャラクターもいい。静止状態だと艶があって小畑さんの良さが出る

 ネットでもかなり注目されていて荒木監督や小畑さんの過去作を見たことある人も多いでしょう。昔からアニメ、漫画を見てきた人にとってとても期待値が高い作品となった今作。公式HPにも著名人や一般人のTwitter投稿が掲載されているほどの賑わい具合。

 

 作品は開始早々からパルクールアクションがすごく『、進撃の巨人』のWIT STUDIOが立体起動の時みたいなカメラワークで描いてました。

 だけど今回は生身の人間だけ。重力がバグっている世界だけど機械を背負ったりなんかはしていないところを“泡”をつたって道の無いところをスピーディーに走ることで補填されており劣りを感じさせない。

 

 基本は動画が流れますがヒビキが溺れたところをウタが救った時のヒビキのアップやビルの上でヒビキと話すウタのアップがめちゃくちゃ綺麗で小畑さんのキャラデザの強さを感じられます!٩( 'ω' )

 ただ小畑さんのデザインって1枚絵の相性がめちゃくちゃいいんですが映像にすると劣ってしまうんですよね。あの絵をそのまま流すこと自体がまぁ無理でしょうとわかってはいるんでしょがそれでも感じちゃう。

 

 特に止まった時の絵が変わりすぎているのも要因の一つだと思います。唇がより描きこまれてツヤツヤ。ぶっちゃけめちゃくちゃエロい描かれ方に思える( ᐛ )スゲー

 

 アクションなどもいいですがキャラクター同士の会話や行動なんかもいいんですよね!表情が真剣な時は描きこまれていて笑えるシーンではユルッと描かれているのでより愛着が湧きやすい。

 ウタが登場してすぐでは動物見たいな動きで鶏と絡んだり威嚇したりしているのが可愛い(´ω`)

 

ストーリーの説明がなさすぎて最後まで謎が残り続ける。正直モヤモヤ( ´Д`)

 物語は「人魚姫」をもとに書かれているとのことでしたが私「人魚姫」の内容自体知らないんですよね。「まぁ知っていなくても進むにつれていろいろ解説的なのがあるでしょ( ^ω^ )」とか思っていたら全くなし。

 ストーリーの中心であるウタに関しても全然わかんないまま終わっちゃってそれがすごく残念。

 

 普通は何かしらあるじゃないですか?!地球外から来たとかだったら「こういう目的で地球に来た」とか、地球に住んでるけど地底から地上に出てきたとか…。

 でもいっさいそれっぽい説明がない!しかも急にウタのお姉さん出てきて怒ってるしww 視聴者の想像にまかせて発想してもらうなんてのもありますがそんなレベルじゃない。

 

 監督はWIT STUDIOのアクションを活かした企画にというコンセプトでやっていて『DEATH NOTE』で初監督デビューしているので小畑さんとの相性がいいのはわかってましたが、今回は脚本側か……。

 

 ぶっちゃけたこと言うと東京にいる意味ってないんですよね。東京の外側は普通の生活がある世界で大きな一つの泡に囲まれた都内が危ないだけなので。 廃ビルとかに集まって危ないことしている人たちと何ら変わりがないのが今回の登場キャラクターたちなんですよ。

 

 なのに危ないところにわざわざ住んでバトルクールで生活物資を掛け合うっていうね。 世界全体が同じ状態ならわかりますがそこだけが危険で境界線には警察が規制線も張っている。

 この設定自体無くして世紀末状態にしちゃった方がバトルクールの説明もうまく纏まると思うんですけどね…。皆さんはどう思われますか?

 

最後に

 アクション、キャラクターの魅力が描かれていましたが、どういった世界観なのかっていう説明がなく最終的に何がしたかったのかわからない映画となっちゃいました。バトルクールは映画館で見る方がいいとは思いますが中身を掘り進めるとなると話が変わってくる。何も考えず純粋に映画館で観るならいいのかもしれません。

 

 ストーリーで打ち消されていますが0ではなくちょっとマイナス寄りなんじゃないかな…?

 続きが出るのが決まっていて(2,3と続いて公開される計画とか)そこでちゃんとわかりますよならこの内容でいいがまぁないでしょう。

 

 私の中で“大物製作者揃いで期待値上がりすぎていた”ので落ち方が尋常じゃない。アクションでテンション上がって降泡現象の話になるとわからないことだらけでテンション下がる。

 

 ストーリーは重要な要素ですからもっと作り込んでいてほしかった。今回は残念な感じでしたが次出すのはいい作品でお願いします!(゚∀゚)

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノ

 評価 ☆☆☆★★3/5