ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『アントマン&ワスプ/クアントマニア』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ 量子世界の新たな危機

 

 さぁ今年1発目のマーベルシリーズでございます!フェーズ5に入りこれからの展開が楽しみでなりませんね(゚∀゚) 今の時点で2025年までに公開される予定のタイトルも発表されていますので考察されている方は「こんな展開になるのでは!?」などと頭をフル回転させていることでしょう。

 

 その最初となるのが量子世界に行く技術を持っている我らがスパイダーマン!…ではなくアントマンたちです! 今作の敵はサノスポジションと噂されているカーンですね。

 量子世界の技術は『アベンジャーズ/エンドゲーム』でも出てきましたがタイムトラベルに使えるほどの力を持っています。となると時間を征服するカーンは皆にとってかなりの脅威になりませよね!過去に戻ればあんなことやこんなこともできると考えると怖いですね( ゚д゚)

 

 予告内でのセリフも意味深なものがありますから今後の鍵になることはまぁ間違い無いでしょうね(´ω`) 公開予定からいくとドラマシリーズの『シークレット・イノベーション』か『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』のどっちかに繋がってくると思われますがどっちなんでしょ?!

 

 『シークレット・イノベーション』は『キャプテン・マーベル』の時に出てきていたスクラル人を題材にしていますが映画で繋げるなら『ガーディアンズ』かな…。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』も3で終わりになることがわかっていますのでどう繋げるのかも今のところ見当がつかないですねww

 アントマンシリーズは娘のキャシーが年齢的に「ヤングアベンジャーズ」枠に入ってくるだろうし、スコットもホープもどのあたりで退くかってとこですよね。

 

 そのあたりも踏まえて今後の盛り上がりをサポートするのかもしっかり確認していきましょ!!

 

 さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و

 

作品情報

 2015年に公開されMCU12作目となった『アントマン』の第3作目。2018年公開の『アントマン&ワスプ』の続編でMCU31作目となりMCUフェーズ5の幕開けの作品となる。

 アベンジャーズと共にサノスから世界を救ったことで平穏な暮らしを取り戻すことができたスコットたちは今後来るかもしれない脅威に備え、量子世界へ信号を送る衛星を作成。その装置の影響で量子世界へ飛ばされたスコットたちは征服者カーンと対峙することになる。

 

 今作のメインヴィランであるカーンはドラマシリーズの『ロキ』に登場しており、量子世界に出現するマルチバースの敵でタイムトラベルをすることができる。

 マーベルコミックスではいろんなところに登場しているキャラクターで、「アベンジャーズ」だけでなく「ファンタスティック・フォー」の対戦相手としても頻繁に描かれています。並行世界に多数存在していていろんな名前で登場しています(ファラオとかイモータスとかアイアンラッドとか)。

 

 ヴィランの中でもかなりトリッキーで設定も複雑なので全部を抑えるのはまぁ無理なのでMCUの設定だけ理解ができればいいかなと思っています。

 

 正直アントマンはかなり不利な戦いになることでしょうね。カーンはいろんな次元で多くの戦闘を経験していますからスコットたちとの戦い方もわかっていることでしょう。どうなってしまうのか!?

 

あらすじ

 サノスとの最終決戦でアベンジャーズと共に世界を救ったことにより、スコット・ラング / アントマンとホープ・ヴァン・ダイン / ワスプは有名なスーパーヒーローとなった。ハンク・ピムらもその恩赦によってスコットの過失による罪が免除され、元の平穏な暮らしを取り戻した。

 

 ある日、スコットの娘であるキャシー・ラング が今後の脅威に備えて量子世界へと信号を送る人工衛星を開発するが、起動した影響で突然装置が光を放ち、ピム一家とスコットとキャシーは量子世界へと吸い込まれてしまう。

 やがてスコットは征服者カーンと対峙することとなる。


www.youtube.com

 

 

監督情報

 今作で監督を務めるのはペイトン・リード。

 

 『アントマン』シリーズ全ての監督を務めている。2014年にシリーズ初作の『アントマン』で監督を予定していたエドガー・ライトに変わって監督に就任し、エドガーは原案・脚本などを担当。

 『アントマン&ワスプ』では脚本にアントマン役のポール・ラッドや『スパイダーマン:ホームカミング』、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』を担当したクリス・マッケナとともに映画を製作。今回はそれぞれに参加した脚本家はおらずジェフ・ラブネスが加わった。

 

 ペイトンは『アントマン』シリーズの他にも『チアーズ!』(00)や『イエスマン "YES"は人生のパスワード』(08)で知られている方かなと思います。

 

 今までのアントマンを作り上げてきてはいますが「カーン」というマーベルヴィランの中でも難しいキャラクターを登場させるのでしっかりとしたストーリーと物語の繋がりを作らないとファンからは辛口が出ちゃうかもしれませんね。

 

 フェーズ5のスタートでもあるしこれから公開されていく作品への影響も出てくる重要な役回りですので期待もあり不安もありな感じです(゚ω゚)

チアーズ!(字幕版)

チアーズ!(字幕版)

  • キルステン・ダンスト
Amazon

 

 

キャラクター<俳優名

スコット・ラング/アントマン<ポール・ラッド

元泥棒にして、アベンジャーズの一員である2代目アントマン。エンジニアとしての技術を使いカスタマイズした縮小・拡大できるアントマンスーツをピムから受け継いだ。 サノスとの最終決戦で、アベンジャーズとして世界を救ったことから一気に有名となった。

 

ホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ<エヴァンジェリン・リリー

ハンク・ピムとジャネット・ヴァン・ダインの娘で、母親からアントマンと同様の性能と飛行能力を持つワスプスーツを受け継いだ2代目ワスプ。 スコットと共にアベンジャーズとして世界を救ったことから一気に有名となり、その恩赦として一家全員罪が免除され元の暮らしを取り戻した。

 

カーン<ジョナサン・メジャース

『ロキ』の登場人物で、時間変異取締局(TVA)の創設者である在り続ける者とは別のタイムラインの変異体で、彼の死によって量子世界に出現する「タイムトラベルする、マルチバースの敵」。何時でも何処にでも行けるカーンの船とデバイスをオンラインにすべくピム粒子が必要となり、獲得の為に動き出すこととなる。『ロキ』のヘッドライターであるマイケル・ウォルドロンによって、MCUの「次の大きなクロスムービーのヴィラン」と評された。

 

キャシー・ラング<キャスリン・ニュートン

スコットが全身全霊をかけて愛する一人娘。スコットがデジメーション時に量子世界から元の世界へ戻れなかった5年の間にかなり成長した。今後の脅威に備えて、量子世界へと信号を発信する人工衛星を開発し起動するが、それが原因でスコット達と共に量子世界へと吸い込まれてしまう。詳細は不明であるが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で同役を演じたエマ・ファーマンから変更されている。

 

ジャネット・ヴァン・ダイン<ミシェル・ファイファー

ピムの妻であり、ホープの母親。元S.H.I.E.L.D.のエージェント。前作『アントマン&ワスプ』まで30年間、量子世界で行方不明になっていた初代ワスプ。

 

ハンク・ピム<マイケル・ダグラス

元S.H.I.E.L.D.のエージェント、昆虫学者、物理学者で、1963年に原子間距離を操作する亜原子粒子ピム粒子を発見・開発した初代アントマン。スコットとホープがアベンジャーズとして世界を救った事から、恩赦としてスコットの過失による罪が免除され、一家揃って元の平穏な暮らしを取り戻した。

 

ジェームズ・“ジミー”・E・ウー<ランドール・パーク

前作『アントマン&ワスプ』にて自宅軟禁中のスコットを監視していたFBI捜査官。ウエストビューでの事件では、S.W.O.R.D.によるウエストビューの調査に駆り出され、事件解決に尽力した。

 

ヴェブ<デヴィッド・ダスマルチャン

演じたダストマルチャンは、『アントマン』シリーズではカートを演じている。

 

カイラー卿<ビル・マーレイ

量子世界の内にあるコミュニティ・“アクシア”を統治する男。

 

クアズ<ウィリアム・ジャクソン・ハーパー

量子世界の住人。テレパスの能力を持っている。

 

ジェントラ<ケイティ・M・オブライアン

量子世界内のコミュニティが直面している不正を正そうとするファイター。

 

ダレン・クロス/M.O.D.O.K<コリー・ストール

ハンク・ピムの元弟子兼助手であり、アントマン・スーツを模倣して作ったスーツ;“イエロージャケット”の軍事利用を企んでいた元ピム・テックCEO兼科学者。かつてスコットとイエロージャケットを巡り戦いを繰り広げたが、激闘の末消滅したものの、その後は量子世界にて巨大な顔と短い手足を持ち、サイバネティクスに強化された姿となった。

 

デイル<グレッグ・ターキンソン

サーティーワンアイスクリームの一店舗のマネージャー。『アントマン』にて前科者であるスコットのことを解雇したが、アベンジャーズの一員として世界を救ったアントマンがスコットであることがわかると、「Employee of the Century (世紀の従業員)」として表彰した。

 

引用元:Wikiより

 

 

感想

フェーズ5スタートだぁああぁあ!!o(`ω´ )o これから始まるぞってとこなので作品の盛り上がり的には普通…。マルチバースが表面に出てきたし最後にはあいつも出てきたからどう繋がっているかを復習しないと頭が( ᐛ )パァ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ざっとこんな感じ

 時は遡り、ジャネットが量子世界から出られずに閉じ込められていた頃、空から謎の物体が住居近くに落下してきた。確認しにいくと量子世界のモンスターに襲われる!交戦中に武器を落としてしまい万事休す…と思ったら飛来した物体から現れたカーンに助けられた。

 

 そして現在。

 サノスとの戦いに勝利し人類を救った1人であるスコットは町で有名人!すれ違う人たちは「あっ!あの人は!!」という顔をし写真を求めてくる。コーヒーや食事をご馳走されたり、務めていたサーティーワンで名誉賞をもらったり本を出版し朗読会を開いたりと大忙し!

 

 と、イベントで子供達に朗読していると1本の電話が。出てみると警察に抵抗した娘のキャシーが留置所に入れられたとのこと。何をやったのか聞くと「夜中にホームレスたちの住居を撤去しているところを止めようとした」とのこと。

 

 キャシーは力(ピム粒子)やスーツを使って人の力になりたいとスコットに訴えるが「君の役目じゃない。粒子を使うのは俺やホープの前でだけだ!」と提案する。

 

 今回の件をジャネットとハンクを交えた食事中に話しているとスコットとジャネットに隠れてキャシー、ハンク、ホープの3人で量子世界へ干渉する研究をしていたのだ!その成果として量子世界への信号発進装置をお披露目したがジャネットが装置を殴って止める。

 

 装置は壊れたかと思われたが再起動し5人とも量子世界へと引き摺りこまれてしまう。

 

 量子世界は以前訪れたものとはまるで違っておりスコットとキャシー、ホープとジャネットとハンクの2手に分かれてしまう。

 スコットたちはジェントラのコミュニティに捕まってしまい、赤いトロトロを飲まされる。それを飲むと量子世界の住人たちが話している言語が理解でき「どこから来たのか。何が目的か。」などと尋問された。 彼らはもともと住んでいた場所を追われてしまいにげてきた、反撃しようと同志を集めたが人数が少ないとスコットとキャシーに話す。

 

 ホープたちはジャネットが量子世界で交流していた者たちを伝ってクワイラー卿のもとへ足を運んだ。だが途中で地球へと帰ったジャネットは逃げ出した裏切り者とされ拘束されそうになってしまう。

 クワイラーの飛行船を奪って逃走することに成功。船内でジャネットが量子世界で過ごしていた時の話をホープとハンクは聞くこととなる。

 

 ジャネットが助けた男・カーンは飛行船に乗ってマルチバースを行き来できる技術を持っている。船が落下の衝撃で壊れてしまったのを助けられた恩返しとして一緒に修復することに。

 何度もトライしようやくメインのコアを直すことに成功したがコアはカーンの神経系と繋がっており、ジャネットはコアに触れた際カーンが今まで行ってきたことを見てしまう。

 

 彼はマルチバースのあらゆる世界線を事象ごと破壊して回っていたのだ!それを食い止めるべくマルチバースのカーンたちによって量子世界へ閉じ込められたカーンは彼らに復讐するべくジャネットに旅人だと偽り真実を黙っていたのだ。

 

 カーンは地球へ帰すことを条件に一緒に来いとジャネットを誘うが彼女は並行世界が破壊されるのを防ぐべく、カーンの船のコアを奪いピム粒子の力で巨大化させ企みを防ぐことに成功する。

 量子世界から出られなくなったカーンは帝国を築きあげ、コアを元に戻そうとしていたところにスコットたちが量子世界へと迷い込んでしまったというわけだ。

 

 カーンはコアを戻すためスコットの捕獲を決行。ジェントラたちのベースキャンプに強襲してきたカーン軍の兵士たちと交戦するがその中にスコットを知っている人物が現れる。

 なんとかつてハンクの元で働きスコットと対峙していたあのダレンではないか!?スコットと戦った後ピム粒子の力で体が縮んでしまった後カーンに拾われ現在はモードックと名乗っているとのこと。

 

 モードックに捉えられたスコットとキャシーは幽閉されてしまう。そこへカーンが現れスコットに「娘を殺されたくなければ協力しろ」と脅され、キャシーを助けるためにコアのサイズを戻しに向かう。 コアの元にホープたちも到着しカーンよりも先に奪取しようと中心部へと向かう。

 

 条件を飲んだスコットはキャシーを無事救えるのか!?カーンの陰謀は阻止されるのか!?というか地球に無事帰ることはできるのか!?

 

 ってな感じです。

 

 登場人物にモードックありましたけどこういう流れで機械になってしまっているとはねぇ。あのブラブラしている足好きなんですよね。スコットが言ってたように赤ちゃんみたいで可愛いなってw

 

 

そこまでの熱い盛り上がりはないかな…。まぁ幕開けだしね!

 今作は今までのアントマンとは少し違って量子世界がメインステージ。現実世界は最初と最後だけとなっていました。 量子世界にも生物がいて文明があって戦争があって…と現実世界とやっていることは何も変わらないんですよね。

 

 でもこれってカーンが持っていた技術力でここまでのものになっているわけです。『アントマン』の時なんて量子世界は細菌とかウイルスみたいな小さい生物がいて、とても人間みたいな生物がいるのは難しいって感じだったはず(記憶が定かじゃないですが(´ω`))

 

 そんな環境でも文明を発展させることができるのがカーンの持っていた技術力なわけです。まぁ並行世界を自由に行き来できちゃうんだからこれくらい屁でもないでしょう(藤井風)。 こんなめっちゃくちゃ強そうなやつなら「Next サノス」と言われるわなと納得ですわ。

 

 キャラクターの設定とかこいつ出るんかみたいな嬉しさはあったものの、ストーリー自体はそこまでパッとはしなかったんですよね。

 そこはフェーズ5初作だからってのもあるんでしょうけどなんか手立てはなかったんですかね。これだと割と勿体無いのかもしれない。

 

 ただ「伏線がたっぷりある」+「スコットには抜けている部分がある」といった点を加味するとアントマンシリーズを持ってきたのは正解かもしれません。

 最後現実に戻ってきた時明らかに大事なことを思い出さなかったし、今後他作でやってくる脅威の根本原因になりかねないようなセリフとかを言わせるとなったらスコットのキャラありきかと。

 

 これに関してはフェーズ5の作品を全部見ての判断になってしまうけれどこのシリーズならそんなのあって当たり前なのであるでしょうね( ´∀`)

 

 ただ今作のカーンはやられ方があっさりしすぎかなって思っちゃいましたね。やっぱタイタンみたいなポテンシャルは持っていないし、技術力の力って考えたら“個”より“群”だなと思います。

 クレジットでマルチバースカーンが集結しているのが出ましたが、あっこまで出てきたら流石にヤベェって感じますよ。格好から見るにラマ・タトとかリチャーズかな?あれって。『ロキ』のシーンも出てきたからシーズン2でこの2人が手を組んじゃったりとかぁ…!?

 

 

最後に

 今回出てきたモードックは残念な結果となってしまいましたがもう出てくることはないんでしょうかね…。これで使い捨てにするのはちょっと勿体無いと思うんですよ。

 コミックでさまざまなキャラクターと一戦交えているので今後のメインヴィランになってくれとか思っていたら、ダレンが“クソ野郎”を卒業して終了してしまったのでね。

 

 作品全体としてはボリュームを感じなかったですが作りはしっかりしていたし、つまらないとかはなかったのでね。テンポよく進んでいたからめっちゃ叩かれるような出来にはなってません。

 

 まぁ今後のフェーズ5に期待ですね。今の所目新しいものなんかは特にないし、マルチバースを絡めまくった複雑なものもないのでね。

 あとそこまで笑えるようなジョークとかがなかったんですよね。どこかしらで笑わせにくるマーベル作品たちのイメージがついている私にとってはずっと真顔で見るマーベルは久しぶりな気がします。

 

 しゃーない。だってフェーズ5始まったばっかだもん!( ^ω^ ) 門出でド派手なことは出来んしこっちも求めている人少ないでしょ!!ということにしときましょかね。

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノ

 評価 ☆☆☆★★3/5