今年3月に公開された『オッペンハイマー』を見て「そういえば久しぶりに見た気がするなぁ(゚ω゚)」と思ったジョシュ・ハートネット。結構いろんな作品に出演しているはずなのになんで見なくなってしまったんでしょうね…。 たまたま見てなかっただけなのかな?
それはさておき今作は予告の段階から主人公の正体が分かっている状態でどう動いていくのか!?を見る作品になっており、どのような方法や結末が待っているのかが気になります!
ただこの構成で難しいのはどうやって謎を残さずに終結させるのかというところではないかなと。なぜこのようなことになったのかを全部納得いくようにするには情報量が必要だけど2時間くらいの映画に入り切るのかですね。
「予測不能」の罠で主人公がどう詰められていくのか!?警察は犯人確保のために仕掛けた罠を使って無事逮捕することができるのか!?
監督がスリラー・サスペンス映画を何本も製作しているM・ナイト・シャマランということもありますし、ジョシュの演技にもかなり注目すべき作品でしょう。
さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و
作品情報
『スプリット』、『ミスター・ガラス』、『オールド』などのホラー・スリラー作品を世に出してきたM・ナイト・シャマラン監督が予測不可能な新作を持ってきてくれました!
娘・ライリーの好きなアーティストのライブに参加した父・クーパー。娘を溺愛する良き父親の顔を持つ彼だがその裏の顔は最近話題の切り裂き魔だった!そんな彼を捕まえるために仕掛けられた”罠”にどうやって立ち向かうのか!?
追われる切り裂き魔役には『オッペンハイマー』で物理学者アーネスト・ローレンスを演じたジョシュ・ハートネットが担当。
他には娘役に『ブルーバック』、『ウルフ・ライク・ミー』のアリエル・ドナヒュー、作中のライブアーティストであるレディ・レイブン役に監督の娘であるサレカ・シャマランなどが出演する。
ライブ会場に監視カメラや厳重な警備が設置される中、主人公はこの“罠”を掻い潜ることができるのか!?脱出劇の結末やいかに!

あらすじ
溺愛する娘ライリーのために、彼女が今夢中の世界的アーティスト、レディ・レイブンが出演するアリーナライブのプラチナチケットを手に入れたクーパー。
父親と会場に到着したライリーは、最高の席に大感激。遂にライブが幕を開け、3 万人の観客が熱狂に包まれる中、彼は異変に気付く。
異常な数の監視カメラ、会場内外に続々と集結する警察…普通ではない。口の軽いスタッフから「ここだけの秘密」を聞き出すクーパー。
指名手配中の切り裂き魔についてタレコミがあり、警察がライブというトラップを仕組んだという。
だが、その世間を騒がす残虐な殺人鬼こそ——優しい父親にしか見えないクーパーだった!
※引用元:公式HPより
www.youtube.com
感想
厳重な警備をすり抜けながらライブ後も続くのは面白かった!“罠”からの脱出にスポットを当ててカメラに映っているのに「いつの間に!?」な展開に驚くが主人公を形成した部分は描かれてないのが不完全燃焼かな…(´ω`)
目線はあくまで殺人鬼側
世間を騒がせている猟奇殺人鬼ブッチャーが人気アーティストのライブに来るということでライブ会場自体を囲って連続殺人を食い止めようと罠を張る。
会場入り口やグッズを販売している物販ブース、飲食を提供する売店とあらゆるところに警官が配備され、追加で監視カメラを増設もしている。どこもかしこも“目”がありもう無事に逃げることはできないんじゃないか!?と思ってしまうくらい。
クーパーはライブ開始前から異様に警官が多いことには気付いているけど、側から見ても多すぎて違和感がすごいんですよねw むしろ周りが何も感じずに過ごしていることがおかしく感じます( ´∀`)ハハッ
一緒に来ている娘に感づかれないようにいろんな理由をつけて脱出方法を画策するために頭をフル回転!かなり短時間で次々と打開策を練っていけるってこの人かなり頭いいですよね!?
ライブの公演は数時間あるとはいえ時間いっぱい脱出に使えるわけじゃないし、娘はまだ成人じゃないから目を離しっぱなしにはできないわけです。
あっちもこっちも長時間目を離せないけど有利に進めるような展開に持ち込んでいきます。後半になるにつれ警備の厳しさも増していくからクーパーの脱出の糸口も結構阻止されちゃうんですよね。
どんどん近づいてくる警察からなんとか接触しないように行動するけど娘にはどこかおかしいと勘づかれ始めてしまう。
ここから徐々にクーパーの狂気性が顔を出してきます。犯人の心理を理解している捜査官がどんどん追い詰めていくので打開策を思いついてもことごとくダメになるから焦ってきちゃうんですよ。
ですが窮地に追いやられているのはわかるものの捜査のやり方が慎重すぎるのでそこはもっとやりようがあったんじゃないかと感じてしまいます。
だって会場に20000人人が来ているうちの男性は3000人。警察側もブッチャーの正体が男性だってことには気付いているので手っ取り早くやる方法はあるんじゃないかな…。
それもあって追い詰められている感は感じるけど内容的にぬるくないかとも思ってしまう。面白くはあるんですけどね。
後半になるにつれて売店のフライヤーに調味料の瓶を放り込んで事故を起こし脱出口を探しているんですがこれもやり方に違和感がある。あんなデカい容器が誤って入るわけないですから、観客も警察の数と出来事で「なんかやばくね!?」って感じとりそう。
このあたりから割と無茶苦茶なのが顔を出してくるw
最終的に警備を抜けれるのが関係者出入り口だと知ったクーパーはライブの観客から選ばれるゲストに娘をねじ込むことに成功してスタッフに「終わったら裏から出てもいいか?」と聞いて「もちろん」と返事を受けるんですが、「いや、ダメだろ!」とツッコんでしまったw
今回のライブの目的をスタッフは知らないはずがないのにこんなに軽くOK出すとかおかしすぎるw なんのために厳重な警備を配置してライブを開催していると思っているのか(゚ω゚)
親族とかアーティストが招いた関係者ゲストならまだしも何も関係のない一観客から選ばれた1人にそこまで解放するかね?スタッフがこのライブの目的を悟らせないようにするにしても「流石にそれはできない」と突っぱねればいいだけなのではと思ってしまう。
最初の方はまだわかる範囲でクーパーが色々やっているんだけどここら辺からはだいぶ好きにやっちゃいましたね。流れとしてはそこまで違和感ないようにされているけど、よくよく考えたらめっちゃNGだもん。
クーパーの過去にも触れてほしい
作中で子の異常さに親は気付くけど対処できないまま大人になるみたいなことを言われているのでクーパー自身は幼少期からサイコパス気質があったと思われます。たまに母親の幻覚・幻聴が登場しているのでこの親子関係を今も引きずっていることは確か。
なんだけど彼が殺人鬼に至るまでのきっかけとなる出来事なんかが根こそぎないんです!
今作のメインが「「罠」をどうすり抜けるか」にあることはわかっているもののクーパーの昔からの気質なんだよみたいに書かれたら幼少期も書かないとおかしくない!?って感じませんかね?
個人的にはそれっぽい表現を出して焦らすだけ焦らしといて結局何もわからない感じだから不完全燃焼感がすごい残しってしまったんです。
それなら冒頭から何人も殺害しているところを流してライブ会場に行くことになった的な繋げ方した方が自然じゃないかなと思ってしまう。
話が出てこないからあの幻覚がどういった意図で登場しているのかが理解できなかったです。気にしない人は「どうやってこの状況を抜け出すんだろ!?」で見れるんですが私はそうもいかなかったので…。
それとクーパーが実際に殺人を犯しているシーンもなかったです。本人が「俺が犯人だ!」と口にしているし、男性を監禁しているところも出ているからそうなんでしょうけどそういうシーンを差し込むのはあっても良かったんじゃないですかね。
実は犯人だって思ってたけど全然違う人が犯人だったってわけでもないからふわっとしたままに感じてしまう。ただの妄想癖でもおかしくはないですから。
といったあたりは残念かなと思いました。どう脱出するかの部分には目を向けているけど他の要素がストーリーにハマってこなかったのでどうなんだろって感じですね。
最後に
予告で「予測不能」と言われていたけどある意味予測はしていなかったかな( ´∀`)ハハッ カメラワークをうまく使ってクーパーが“いつの間にか“行動しているところがたくさんあって驚くところは多いけど、「結局アレはなんだったんだろ」が割と残ったのでそうなるとは思ってませんでした。
はなからどこかを疑うことなく何も考えずに見ることが一番いいんでしょうね。「絶対どこかに何かある」とか「これは伏線になるのでは!?」みたいな心持ちじゃなく、「どうやって抜け出すんだろ( ᐛ )」くらいが気持ちよく見られるのかもしれないです。
まぁブッチャーがライブに来ることが漏れていた真相は驚きましたけどね。親が子の異常さに気付くってのはそれくらいの距離感で生活している人なら感じ取れるってことなんでしょうね。
じゃないとわからないしあそこまで行動することもできないでしょう。かなり複雑な心境と立ち位置なはずなのによく行動に起こしたなと思います。
最後の最後まで「抜け出す」ことに執着した作品になってました。これはこれで面白いですね。初めから犯人や目的がわかっているから難しく考えなくて済むし。
ただ予告を見てめっちゃハードル上げるのは無しでおねしゃす(゚∀゚)
ってなわけでまた次回 ´ω`)ノアリャシタ
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