2026年になったかと思ったら気がつけばもう2ヶ月で終わるという時の流れる速さw( ´∀`) あとちょっとで今年鑑賞した新作映画が50本になるんですが、なんかアン・ハサウェイめっちゃ見てる気がしてますww
調べてみると日本未公開を含む今年公開の作品で5本も出ており今回鑑賞する『ヴェリティ/真実』に関しては制作側にも参加しているそうです。いや、働くすぎでしょ!?1年の間に公開される5つの作品に出てるって化け物すぎ(゚ω゚)
『Mother Mary』(日本未公開)『プラダを着た悪魔2』、『オデュッセイア』、『オークストリートの異変』で『ヴェリティ/真実』ですか。彼女の1年を締めくくる作品がどんな感じなのかめっちゃ気になります。
原作自体はベストセラー小説らしく小説の作者も制作に参加するため映画化に伴う改変なんかも最小限に抑えてファンも新規も楽しめる1作になっているっぽいです。ミステリー・サスペンス作品に出るのって珍しい気がします。あまりイメージないので。
車椅子生活を送る人気作家が伝えようとしていることとラストでどんな真実が明るみになるんだろ!てかゴーストライターっていいのか?
さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و
作品情報
ロマンス・ヤングアダルト小説を多数刊行している小説家:コリーン・フーヴァーの『ヴェリティ/真実』を元に実写映画化。
原作著者のコリーン氏は刊行されている作品の多くが出版社からではなく自費出版されていることも特徴的で、2023年にはタイム誌で「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれる。
交通事故で車椅子生活を送る人気作家ヴェリティのゴーストライターとして働くこととなるローウェンが、ヴェリティの私情・私生活を書いた原稿を見つける。ヴェリティの綴った激しい感情と衝撃の告白を知ったローウェンが一家に疑心暗鬼する姿を描く。
人気作家:ヴェリティを演じるのは『プラダを着た悪魔』シリーズ、『オデュッセイア』(26)などに出演するアン・ハサウェイ。ゴーストライターとして働くこととなるローウェンを『フィフティ・シェイズ』シリーズ、『マダム・ウェブ』(24)のダコタ・ジョンソンが担当。ヴェリティの夫:ジェレミーは『オッペンハイマー』(23)、『トラップ』(24)のジョシュ・ハートネットが出演する。
作品のラスト10分で覆ってしまう真実と嘘とはなんなのか?人気作家とゴーストライターが向けある結末とは!?
あらすじ
仕事にも人生にも行き詰まっている売れない作家ローウェン・アシュリー(ダコタ・ジョンソン)のもとへ、突然、驚くようなオファーが届く。それは交通事故で生死を彷徨う人気作家ヴェリティ・クロフォード(アン・ハサウェイ)のためのゴーストライター業だった。
なぜ自分が選ばれたのか疑問を持ちながらも、またとないチャンスを引き受けるべく、ローウェンは人里離れたクロフォード家の邸宅へと移り住む。
次第にヴェリティの夫ジェレミー(ジョシュ・ハートネット)と親密な関係になっていくローウェンだったが、ある日ヴェリティが書いたと思われる不気味な原稿を発見してしまう。
そこには、夫との性愛や子供たちへの激しい感情、そして自らにまつわる衝撃の告白が記されていた
※引用元:公式HPより
感想
スクリーンに映し出される“真実”を最後に捻じ曲げるヴェルディの作品作りに騙された!最終的に謎が解決しないから気持ち悪いと言う人がいるだろうけどロマンス要素があるならそのモヤモヤを背負って生きるのが正解なのでは!?( ´∀`)ハハッ
真実って200色あんねん( ᐛ )b だけど事実は1色やねん
タイトルにもついている“真実”という言葉。某少年探偵が言ってる「真実はいつも〜ああだこうだ٩( ᐛ )و」が有名なので「真実って1つなんだな٩( ‘ω’ )و」とか思ってませんか?正直私も言葉の意味をそこまで深く理解しているわけではないので色々と調べてみたんです。
よく比較されるのは「真実」と「事実」の2つかと思います。まずタイトルに無い「事実」についてですがこの言葉は客観的視点から物事を見たときに皆同じ結論に辿り着く事だそうです。例としては何かの証拠だったり数字や記録などですね。犯人がやってない証拠があれば誰もが「この人は犯罪を犯していない」というゴールに辿り着きます。それが「事実」。
一方「真実」は目に見えない背景や感情などが入り主観的な視点に変わったもの。例えばコップに半分だけ水が入っている時にコップに水が入っているんだけどその量が「半分しかない」、「これだけあれば十分」と思うのかで違う「真実」になってしまいます。根底自体は事実と同じに見えますが人それぞれの意思が色濃く入り込んでくるため人の数だけ存在しちゃうものでもあるんですね。
うん、表面しかわからん!ムズ過ぎだろ!( ᐛ )パァ
まぁざっくり分かればいいかなと思います。
今作で登場する事実はヴェルティの娘であるハーパーが自宅裏の湖で溺死してしまったこと。それ以外は全て登場人物たちが持っている真実であり、それが徐々に私たちの中に入ってくることでより複雑に絡み合い想像している結末を確信的事実へと進化させようとしてきます。
ローウェンが見つけたUSBの小説データ「So be it.docx」(仕方ない)の中身。人気作家として大成したヴェルディが内に仕舞い込んでいた私情と思われる文字の数々。日記を小説調に書いた感じです。
そこには人気作家が世間に出している顔とは似つかない恐ろしい内容。夫ジェレミーとの出会いから始まり「そこじゃないだろ!」ってタイミングで一大決心をされる微笑ましい馴れ初めが始まったかと思ったら、子供ができたのがわかった時には「醜い塊」と感じ、子供の誕生が近づくにつれ夫の愛情が子供に傾き、自分へ向けられる愛が薄まっていると感じ嫉妬を抱く。
こんなの読んだら最初は「そんなことあるのか?自分の子供だろ?」とか思いますが、ジェレミーに馴れ初めを聞いたりしていくとヴェリティが書いていることと合ってたりするしジェレミーも嘘を告白してきたりするから見ているこちらをより混乱させてくる。途中も所々ちゃんと噛み合うから誰の何が嘘だとしたも結構性悪なタイプのものですw
文章を読んでローウェンがそこ光景を脳裏に浮かべるので私も「これが事の顛末か(゚ω゚)フムフム」と信じちゃうんですよw でも冷静に考えるとスクリーンに映っているのってヴェルディの事実ではなくローウェンの真実であって全部が事実とは限らない。この時点で私は著者コリーンの術中にハマっているんですね( ^∀^)ヤラレタ
それだけじゃなくストーリーの最後でヴェルディがantagonistic journaling(敵対的ジャーナリング)という方法を使って訓練していたことが出てきます。これは自分自身を悪役に見立てて日記を書くというもの。 悪役の気持ちになりきってあえて意地悪や悪意を持った行動をしたように日記を書いて作家としてのインスピレーションを刺激する訓練として書いていたことが判明します。
実際にローウェンが提案したアマンダに事実確認をしていないのでなんとも言えないですが、これが事実であるならヴェルディが書いていた子供達への憎悪・嫉妬が事実ではなく真実に変わってしまいます!(゚∀゚)ワォ
今作ではこのような「事実」かと思っていた内容がローウェン越しに登場した要素で悉く誰かの真実になっちゃうのが個人的にはめっちゃ面白かったです!ヴェルディが書いていた内容が本当ではないかもしれないというのもラスト10分で敵対的ジャーナリングが登場するのでそこで一気に振り出しに戻されてしまいますw
ここで戻されてしまったら結局何が事実なのかが明確にならないまま終わってしまうのでちゃんと解決するミステリーじゃないことにがっかりする人は出てきそうです。私はロマンス要素やローウェンの野心家な部分を見て逆に完結させたら勿体無いと思ったので気にはしてません。そこで賛否が分かれてしまうかもしれないですね。
ヴェリティがインタビューのラストで「シリーズ作品の中で歪めるのが最も面白かったは“真実”」と言ってたのがわかった気がします(・∀・)
昼ドラみたいなドロドロの中でよく我慢したなw 早く動けただろうに
今作は同じ出来事に対して登場人物それぞれの真実を確認していき、鑑賞している私たちに「誰を信じますか?」と問いかけるのをロマンス要素とミックスしたような作品になっています。この中身が昼ドラみたいにドロドロぐちょぐちょな面白要素でもあるかなと。
ローウェンがゴーストライターとして訪れた先がヒット作で自分には持っていないものを全て持っている同業者。序盤は「私なんて売れない作家だわ…」みたいな潮らしい顔を見せているかと思ったらヴェリティの小説を読んで変貌を遂げていきます。
もしかしたら元々野心家なところはあったのかもしれないです。母親を亡くしたり自分の出した本が売れない現実を突きつけられたり自宅からの退去話もきているくらいですから「何やっても上手くいかんわ」って悲観的にもなります。
それが本当か嘘かもわからん文章で「こんな酷いことするなんて…。全部奪っちゃろうか!?o(`ω´ )o」って凶暴化するなんて。現代のネット社会でも誰かが書いたXなんかをそのまま信じてめっちゃ叩いたりしている人もいますから怖いものです。。。
まぁ今作は有名人で社会的信頼もある人が書いているから信じられる部分もあるけど上記はどこの誰かも知らない第三者が書いた事なんですけどねw 普通なら誰かわからんやつの本当かどうかも知らんことは信じられないですがそうでもない現代社会の方がもっと怖いか∑(゚Д゚)www
それは置いといて、ヴェリティから奪うために夫であるジェレミーと関係を持っていきます。ヴェリティが家にいるけど身動きの取れないことをいいことに好き放題し始めるんですよねw もう完全に昼ドラの不倫関係。
最終的に体が麻痺していたことが嘘だったのがわかりますが、そうならそれまで一切動かなかったヴェリティ凄すぎ!たまたま寝てたら気が付かないかもしれないですが、夫と2人で食事に出かけたりしたら怪しんだりしそうですけどね。置き手紙も隠してたからどこかで夜逃げする覚悟だったんでしょうが早く行動に移さなかったのが不思議ではあります。隙はありそうなものだけどな…。
個人的にはそこがどうしても引っ掛かってしまったんですよね(´ω`)
最後に
謎が全て解決するタイプのミステリーではないので「なぜ?」が残ったまま帰る観客が出てしまうのを考えると減点せざるを得ないですが、ロマンス要素でうまくカバーしたと思って個人的には満足でした!
ローウェンがヴェリティのポジションを奪ったとこまでは「まぁそうなってしまったか」と思いましたが、隠されてた手紙を見つけて自分の行動が全て正解とは限らないとわかった瞬間の怖さたるや半端なかったです。
悪い人気作家を暴き全てを解決して自分に運が向いてきたかと思ったらまた事実がわからない迷宮に逆戻りしてしまう。ここまでがヴェリティの計算だったんですかね?事実かと思ってたらローウェンの真実だったし、それをさらに捻じ曲げるとかまさに最後のインタビュー通りのことになるとは。
地位は名誉、生活だけでなくもうわかり得ない真実までバトンタッチされるとは可哀想な…。いや、犯罪者になったんだからその業を内に隠したまま生きていくしかないのか。メモは戻さずに自分のポッケないないしましたから。
小さいけど嘘をついたジェレミーが実は隠れサイコパスなのかもって感情もセットでずっと生活していくのかw 絶対やだな!どっかで逃げ出したくなるでしょ。こんな視点で描くなんて。真実なんてものは曖昧なものですね。
ってなわけでまた次回 ´ω`)ノアリャシタ
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