世に出ているたくさんのゲームの中で最も売れている作品を皆さんはご存知ですか?まぁこの記事読んでるってことは皆さん分かってますよね( ´∀`)ハハッ
マインクラフトは2024年現在で3億本以上を販売しているそうです。しかもさまざまな
プラットフォームに対応しており大人から子供まで絶大な人気を誇っています。
略してマイクラと呼ばれ、ゲーム内容はシンプルなんだけど自身が作りたいものを3Dブロックやギミックを駆使しなんでも作成できるという「発想を具現化できる」素敵なゲームではないでしょうか( ^ω^ )
しかもインディーゲームからここまで成長しており「世界で最も売れたインディーズゲーム」としてギネス記録にも認定されるくらい。
そんなロングセラー作品が初の実写映画化!
日本でも家庭用ゲーム機やゲーミングPCで広がっていますし、任天堂の大人気シリーズ「大乱闘スマッシュブラザーズ」に参戦するというサプライズもありました。
作品は知っているけどキャラクターの設定とかは案外知らなかったりするんですよね。マリオシリーズをやったことあるけどマリオが配管工ってのを知らなかったりするのと同じようにマイクラのキャラとかも知らない人は結構いるかと。
元々の設定も作中に組み込まれるでしょうし、それを含めてどうまとめるんでしょうか? 自身の創造力でなんでもできちゃう世界で一体どんな物語が繰り広げられるのか!?
さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و
作品情報
2011年に発売が開始され、全世界で一番売れている“サンドボックスビデオゲーム”。「世界ビデオゲームの殿堂」に選ばれたり、「世界で最も売れたインディーゲーム」としてギネス世界記録に認定されたり(゚∀゚)スゴイ!
2009年にゲーム会社:Mojang Studiosのエンジニアであるマルクス・ペルソンの開発したアルファ版が公開され2011年に正式リリース。ペルソンの退社後もさまざまなプラットフォームに移植され拡大していった。2014年にはMicrosoftに買収され現在も稼働を続けています。
ゲームのプレイヤーは数種類のデフォルトキャラクターからスキンを選びブロックを使って好きなものを製作したり、マインクラフトの世界で冒険したりできます。そのキャラクターたちにも実はキャラ設定があってそれを元に製作されたのが今回の映画。
といってもそのまんまとかじゃないと思うんですけどね( ^ω^ ) 一番有名なスティーブには好みや恋愛関係の相手がいたりもするんですよ。そのあたりを盛り込んでストーリーが構成されていくのかなと。
“謎のキューブ”を手にしたことでマイクラワールドに転送されてしまった4人。転送された先は考えたものをブロックを使ってなんでも作れる不思議な世界。だが夜になるとカクカクしたモンスターが現れ襲いかかってくる怖い世界でもあった!
その世界に先に迷い込んでいたスティーブの力を借り、迷い込んだ4人はこの世界をどう生き延びるのか!?
マイクラ世界の主人公であるスティーブ役を演じるのは『ガリバー旅行記』(10)、『ジュマンジ』シリーズ(17〜19)やドラマ、声優など幅広い分野で活躍するジャック・ブラック。彼の「Sax-A-Boom」は有名ですね♪( ´∀`)ハハッ
マイクラの世界に迷い込む4人には『アクアマン』シリーズ(18〜23)、『DUNE/デューン 砂の惑星』(21)のジェイソン・モモア、『カラーパープル』(23)のダニエル・ブルックス、Netflixドラマ『ウェンズデー』のエマ・マイヤーズ、新人俳優のセバスチャン・ハンセンなどが出演する。
やれることは無限大の四角いブロックで作られた世界で敵に襲われながら生き延びるバトル・サバイバルが開始!スティーブたちの冒険は一体どこに行きつき何が待ち受けているのか!?
あらすじ
子どものころから憧れていた採掘場での採掘(マイン)に夢中のスティーブは、ある時、青く光る謎のキューブを見つけ、それに触れたことで、全てが四角形でできた異世界へ転送されてしまう。
そこは、自分が考えたモノをなんでも創造(クリエイティブ)することができる、驚きに満ちた世界「マイクラワールド」だった。
そんな彼のもとに、過去の栄光にすがりついている元人気ゲーマーのギャレット、改造が得意な少年ヘンリーとその姉のナタリー、そしてドーンという女性の4人が現れる。彼らもまた、謎のキューブによってマイクラワールドに転送されてきたのだった。
いずれも非リア充という点は共通していたが、それ以外は年齢も境遇もバラバラな4人は、スティーブにいろいろと教わりながら、全てが四角い異世界で、創造力を駆使してサバイバルを繰り広げる。
※引用元:映画.comより
メインキャラクター<俳優名>
スティーブ<ジャック・ブラック>
少年時代からずっと“子ども立ち入り禁止”のとある採掘場で採掘することを夢見ていた。大人になって、憧れの採掘場で掘りまくった先で青く光る謎のポータルを発見。ポータルのテレポート機能で“オーバーワールド”に辿り着く。実際のゲーム上での初期デフォルトスキン設定と同様に、水色のシャツを着ている。楽観的な性格。
ギャレット<ジェイソン・モモア>
「1989年の最強ゲーマーだ」と自称する、ピンクのジャケットを着たロン毛&ヒゲがトレードマークの男。超一流ゲーマーとして一世を風靡した過去の栄光にすがりついている。劇中では、爆発するクリーパーに命乞いをする情けない一面も。
ドーン<ダニエル・ブルックス>
ギャレットやヘンリーとともに、オーバーワールドにテレポートされてきた。
ヘンリー<セバスチャン・ハンセン>
わけもわからずテレポートされてきた少年。もともと改造が得意で、“マイクラワールド”でも高い創造スキルを披露する。
ナタリー<エマ・マイヤーズ>
ヘンリーの姉。
※引用元:FashionPressより
感想
マインクラフトを知っているからこそ楽しめる構成(ゲーム知らなくても理解はできる)なのでゲーマーとしては見ていて楽しかったですが、ゲームをプレイする子供も見る想定なのでストーリー構成はそこまで深くない。ジャック・ブラックの歌唱力をここで使ってくるとは( ´∀`)ww
ゲーム世界の再現性が高い
幼少期に炭鉱で採掘することを夢見た少年が大人になり、その夢を叶えたらたまたまなんでも創作できる異世界への鍵を掘り当てる。それを機にストーリーが展開していく今作。
マインクラフトという操作性がそこまで難しくないんだけど奥が深いゲームを実写映画でどこまで作り上げるのかと思っていましたが、想像していたよりも小道具やキャラクターの作りが良くて見ていて楽しかったです!( ^ω^ )
ゲームを知らない人でもストーリーは理解できるし、ゲームを知っている子供たちなんかはより楽しく映画を視聴することができるのではないでしょうかね?٩( ᐛ )وオモシロイ
キャラクターの特徴とかマイクラの世界観をそのまま落とし込めているから、ゲームの世界なんだけど現実味がちゃんと加わっててテンションはあがっちゃいますね。
現にマイクラの剣とかツルハシはグッズとして販売されているから今作で出てきた道具たちはシンプルに欲しいと思っちゃいましたw どっかに飾りたい( ^∀^)
ただ少し驚いたのはマインクラフトというブロックの可愛らしいビジュアルゲームなのにリアル寄りにすると敵キャラは普通に怖いのねっていう…。顔にシワや凹凸なんかが加わると普通にキメェww
まぁ、ゾンビやスケルトンやオークが敵ならあれくらいのキャラデザにはなるか!クリーパーだけは可愛い見た目のままでちょっと安心。
クモとか表面の体毛が描かれてて火矢でよく燃えることw モチーフがタランチュラなんでしょうかね?モフモフしてるから胴体から毛を飛ばしてくるのかと思っちゃうくらい。
ゾンビも関節が変な方向に曲がったり手が取れたり朝になったら燃えたりとらしいやられ方をしている。子供が見るのにそこまでやっちゃってもいいの!?って思っちゃったけどあのくらいなら大丈夫なのか。
ただドロップされたアイテムはちょっとわかりにくいかもしれませんね。スケルトンを倒した後にドロップする骨とか木に見えちゃうくらいの見た目だったのでわかりやすい姿にはしてほしかったかも。チキンの足骨をそのままデカくすりゃいいのにw(゚ω゚)ナゼ
個人的にはあの村人の肌質がリアルだったのがよりキモかったですねw 取引をしたりする相手だけかと思ってたらまさか1人が現実世界に迷い込んであんな恋愛模様を繰り広げていくとはね。
ディナーを食べてる時の会話も面白かったですね!ああいったユーモアは大人にならないと面白くないから子供の多い吹き替えだとあまりウケなかったんじゃないかな!?
あの作品を取り入れてる!?
いろんな映画作品の中で過去作のオマージュとかキャラクターの名前を出していじったりするシーンが入ったりしますが今作もある作品を取り入れているのが見て取れます。 個人的に思ったのは『ロード・オブ・ザ・リング』と『スクール・オブ・ロック』。
といっても『スクール・オブ・ロック』に関してはジャック・ブラックが歌ってたらそれっぽく見えちゃうんでただの言いがかり感があるんですけどねww
彼が歌うシーンが結構あったし、ラストシーンなんてジェイソン・モモアと一緒にお店でライブしてますからね( ´∀`) 来ている層もヘンリーと同じ年齢の子達が多い印象なのでそれがよりぽく見せる。やっぱジャック・ブラックの歌唱力いいですね!
そして『ロード・オブ・ザ・リング』は色々とそれっぽい表現を取り入れているのかなと。ヘンリーへの癖のある髪でまずいじられていますし、世界を闇で覆い尽くす塔とかもあの目がついてる塔っぽいデザインに見えました。
敵キャラであるピグリンのデザインが似ているからっていうのもあるんですかね?今作のストーリーを考える上で何かしら似ている点を見つけて引っ張ってきたのかもしれませんが、今の子供達にはわからなそう…
ただ子供に刺さらなくても大人に刺さるからそっちを狙っての構成なのかもしれない!?子供は「世界を守るために敵を倒す!」で楽しめて、大人は「あの作品みたいなイメージ」とか「その皮肉おもしろ!」みたいなところで楽しめるようにしているかもしれませんね( ^∀^)
最終決戦のカメラワークもそれっぽく見えちゃいましたがあのあたりはどの作品でもあり得ることか…。最初の方にイジリがあって似ているものが目に入っちゃったら全部なんか関係あるのかな?と勘ぐっちゃいますね。
最後に
まさかおまけクレジットであのキャラが出てくるとは!流石にその設定を盛り込むところはないと思ってたんですよね。メインストーリーの中に出てくる気配もなかったし、公式HPのキャラクター一覧にもいないから「そこは入れないんだなって」思ってました。
そう思ってたら時間軸的には過去にこんなことが起こってたんだよってことだったのか!?っていうね。 あの流れだと2人であっちの世界へ行くような構想で組まれていたんでしょうか?
続編まではないでしょうが、最後までゲーム内の設定をきちんと持ってきてくれるのはファンとしては嬉しい限りです。
あとSNSで海外の映画館でチキンジョッキーを見た外国人がめっちゃ騒いだりしていますがあれはなんなんでしょうか? ゲームをやっていない人にとってはこれといった特別感もないし子供のゾンビがニワトリに乗っただけの可愛いキャラにしか見えない。
実はあれってかなりレアな現象で簡単にお目にかかれるものではないんです。
とくにマインクラフトのコアなプレイヤー、ファンの人にとっては特別なものだったりもします。
ゲームの点で話をするとマインクラフトの世界で生まれるゾンビのうち子供ゾンビが生まれる可能性が5%、その子供の中から5%の確率でニワトリに乗った状態で生まれてくるんですよね。こう聞くと結構レアキャラじゃないですか?1/20×1/20=1/400の確率ですから( ^ω^ )
とそれが流行ったのは全然いいんですが、結構行きすぎた状態になっているのでそれはちょっと問題。しまいには映画館にニワトリを連れてくる人まで出たそうですね( ´∀`)ドウヤッテモチハイッタンダヨ
主演のジャック・ブラックが劇場に予告なく訪れて注意喚起をするくらいですから映画館としてはかなり迷惑行為が多い状態になっているんでしょう。興収もかなりあがっていますし、世界で遊ばれているゲームの実写化ですから注目度も高い状態。何かしらの社会現象が起こってもおかしくはないけど悪い方に転んだのは少し残念です。
日本ではそういった迷惑行為をする人は出にくいですが、ネットを誰でも見れて影響されちゃう人もいますから周りの方に迷惑がかからないように楽しみましょう!
ってなわけでまた次回 ´ω`)ノアリャシタ
評価 ☆☆☆☆★4/5