マーベル作品には多くのヒーローが登場しますがコミック内にしか出ていないキャラも多く、映画しか見たことない人はあまり馴染みがないと思います。
私もそんなに詳しいわけじゃないのでやんわりとしか知らなかったり全く見たことないようなキャラも数多くいます。
今回公開される「シャン・チー」はぶっちゃけ“知らないキャラ”です。詳しい内容は知らなくて武術がすごいからキャプテン・アメリカとかスパイダーマンなんかが徒手格闘を習ってたみたいなことしか知らないです。
マーベルの中でも稀なアジア系でMCUシリーズ初アジア系ヒーローです。ユニバースのつながり方も気になるし、物語・設定の内容も気になるので楽しみです!
それではいってみよ〜〜〜(゚∀゚)
作品情報
今作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』はマーベルコミックに登場するキャラクター「シャン・チー」をベースにしたMCUシリーズの第25作品目。『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を舞台に物語が進んでいく。
題名にある「テン・リングス」は『アイアンマン』(08)シリーズや『アントマン』(15)にも登場している犯罪組織であり、今まで深掘りされることがなかった。が組織についても解き明かされる。
※引用元:壁紙.com
今作監督を務めるのはデスティン・ダニエル・クレットマン。過去制作した作品としては『ガラスの城の約束』(17)や『黒の司法 0%からの奇跡』(19)なんかが有名どころかなと思います。
アジア人初主演の作品ですしあまり馴染みのないヒーローが表に出てきているのでファンとしては期待したいところです!
キャラクター<俳優名>
シャン・チー<シム・リウ>
最強ゆえに戦うことを禁じた青年
父が率いる犯罪組織で最強の力を授かるも、組織の後継者になる運命から逃げ出した秘密の過去を持つ。“力”を自ら封じ、名前も変え、いまは平凡なホテルマンとして目立たぬように暮らしている。
ケイティ<オークワフィナ>
勇敢でいつも前向きなシャン・チーの親友
サンフランシスコに住むシャン・チーの高校時代からの親友。いじめられていた彼を助けたことをきっかけに仲良くなるが、彼の過去については何も知らない。高学歴で多才だが仕事は続かず、今はシャン・チーとホテルの駐車係をしている。
↓出演作品
シュー・ウェンウー/マンダリン<トニー・レオン>
最愛の妻を失い悪に染まったシャン・チーの父
何百年も暗躍し続ける伝説の犯罪組織の非情なリーダー。シャン・チーの母との出会いが人生観を変え、愛する家族のため一度は《テン・リングス》の力を捨てたが、妻を殺された復讐のため《テン・リングス》を再び操り、世界を脅かす存在となる。
シャーリン<メンガー・チャン>
一匹狼の格闘家として生きるシャン・チーの妹
何も言わず渡米した兄のシャン・チーに一人取り残されたことを恨んでいる。また、亡くした妻を思い出すからと、父親のウェンウーにも見放されたため16歳の時に家を出た。独学で武術を学び、現在は最強の地下格闘家として恐れられている。
イン・ナン<ミシェル・ヨー>
不思議な力を操るシャン・チーの伯母
シャン・チーの亡き母の姉。見たこともない神秘的な武術を操り、全力で向かってくるシャン・チーをいとも簡単に倒してしまう。シャン・チーの心の迷いを見抜き、自分自身や家族に向き合う事の大切さ、そして一族の秘密と‟力‟について説く。
デス・ディーラー<アンディー・リー>
ウェンウーに仕える暗殺術を極めた刺客
犯罪組織の一人であり、ウェンウーと共にかつてシャン・チーに武術を教えた師匠的存在。10年の時を経て、組織を抜けたシャン・チーと死闘を繰り広げる。
あらすじ
アメリカ・サンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らすシャン・チー。彼には、かつて父が率いる犯罪組織で最強の武術を身に付け、組織の後継者になる運命から逃げ出した秘密の過去があった。
しかし、悪に染まった父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、彼は宿命の敵となった父に立ち向かうことができるのか?
※引用元:公式HPより
感想
マーベルにあまりなかったカンフーの速いアクションと派手な映像!物語の構成は少し引っかかるけど今後のMCUにどう繋がっていくのか楽しみです!!
裏家業の家に生まれた主人公
裏家業の家に生まれた主人公が父親から逃げるが、避けることのできない運命と自分の身分を偽って過ごしていた生活から抜け出し自分自身と向き合うことで成長していく今作。様々な角度から俊敏なカンフーアクションを繰り出しマーベルシリーズにはなかった新しいテイストを混ぜ込んであります。
16歳で家を飛び出し単身アメリカへ向かったシャン。ホテルマンだけど4ヶ国語を話せる秀才で友人からそれを活かせる仕事をしろと叱責される。活かした仕事をしようなんて気はさらさらないから長年の親友ケイティと仕事して遊んで。
そんな生活していたら周りは怒りますよね( *`ω´)もうちょいしっかりしなさいって言いたくなりますよ!!ケイティもお母さんから「あんたにそんなことさせるために渡米したんじゃない!」って。
どこ目指しすかとか考えずになんとなく仕事して夜カラオケ行けたらいいよ!と思っていたら生活を変える出来事がやってくる。
時は遡り約1000年前どっかから10個のリングを手に入れた男が力を使い景力を手に入れた。リングはそれだけでなく永遠の命も男に与えた。この男がお父さん( ゚д゚)
お父さん長生きですねwwそんなに生きているなんて思ってなかったです!お父さんは権力欲しさにいろんな場所で戦争してある時たどり着いたのが伝説の村ター・ロー。そこでお母さんと出会い、子供を授かり、愛する人とともに老いていく幸せを選びリングを外します。
でもお父さんの今までの行いが原因で留守中にお母さんが亡くなってしまいます。子供を守るために…。
この日をきっかけに生活が一変。シャンは来る日も来る日も訓練で扱かれ、拳の皮が破れ血が出ても強くなるために戦います。母を殺した人物に復讐するため、父の期待に応えるために訓練し続けた。
これ見たらお父さんめっちゃ悪い人のなっちゃったって感じるでしょうが仕方ないかなと私は思いました。奥さん殺されたらやり返したい気持ちだって湧くだろうし、自身の仕事考えたら血で血を洗うことにもなるかなって。
アクションは速くてカッコいいけど展開が急すぎる!?
他のマーベル作品はスーパーパワーやロボットとかでド派手に戦ったり、大人数でドンぱちしたりしていて爽快な作品が多いですが今作は近接戦闘が主なので違った爽快感がありました。カメラワークを変え見せ方のバリエーションを増やしてアクション自体は私自身かなり好きな部類でした。
ただ物語の流れとか主人公の覚醒のシーンとかはやっつけ感が濃いめだったのでもうちょっと変えたほうが良かったと感じます。最初のペンダントを奪いに来るところから物語が展開し、妹・父と再開、父がこれからやることの説明までは良かったかなと思ってましたが、お母さんが出てくる回想とか主人公が竜の心について思い出して覚醒するところとか急展開だったりするのでどうかなって感じちゃいました。
魔物がお父さんに囁いているとかでゲートを壊そうとするのもリングとの繋がりが分かりにくいし(ちゃんとはわかってない)シャンがリングを扱えるようになるのとかもっと風ステップあるでしょ!!
そんな中でもキャストはOKだったんじゃないでしょうか。メインキャストは好きな俳優さんばっかりだし有名作品に出ているから知っている人は多かったんじゃないでしょうか。シム・リウは『パシフィック・リム』、オークワフィナは『オーシャンズ8』『ジュマンジ』とかウォンとかミシェル・ヨーとか。
今後のMCUにどう繋がっていくのか?
かなり早い段階でウォンが出てきましたね。妹を探すためにやってきた裏闘技場で戦ってるしwwしかも最後にシャンのリングを調べる時にも出てきます。でもこの時ブルースとキャロルいたけどブルースは普通の肌の色だったりしているから今後のMCU作品で触れてくるんでしょうか?
シャン・チー内で指パッチンのポスターとかあったからエンドゲーム後だってことを残しているし、リングが信号を送っているって設定が最後に出てくるんでまたデカイ敵が出てくるのかな…。
今年公開される『エターナルズ』や『スパイダーマン』でもうちょっとヒント的なものが出てきてくれることを願っています。
あと妹・シャーリンも注目しています。父親が築いた「テン・リングス」は解体というかシャーリンが新たに構築しているのが出ていたのでどっかで出てくるでしょうとは思っています。早く続きが見たい!!
最後に
伝説の村ター・ローには人間以外にも「珍獣」が生息しています。火の鳥とか九尾の狐とか麒麟とか。麒麟出てきた時は缶ビールのキリンが頭に浮かびましたww色は違ったけど。
顔ないけどモーリスに愛着が湧いちゃいましたね。あれって何が元になっているんだろう?どの動物もアジアの幻獣がベースなんでしょうがモーリスだけはよくわからん…。でも顔についてツッコむと傷つくのは分かりました( ^ω^ )
多分メインでシャン・チーが出てくるとしたら『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』かな。来年の3月予定なのでしばらくお別れかもですね。
それと分岐している作品が集まるやつを作ってください!私のささやかな願いです( ;∀;)
ってなわけでまた次回
ってわけでまた次回で ´ω`)ノ
評価 ☆☆☆★★3/5