ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『オペレーション・フォーチュン』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ 大丈夫なのか?このチーム!

 

 アクション映画で多くのファンがいるジェイソン・ステイサムの最新作がやってまいりましたね!( ^ω^ ) 先月にエクスペンダブルズの新作がアメリカで公開され、日本でも年明けに公開予定となっておりめちゃくちゃ熱いアクション俳優の1人。

 最近だとこの間『MEG ザ・モンスターズ2』が劇場公開されて無双っぷりを披露したところかなと。

 

 実は今回鑑賞する『オペレーション・フォーチュン』の監督:ガイ・リッチーはジェイソンのデビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(98)で脚本を担当しており、その後も製作担当した作品でジェイソンと共に映画を作り上げてきた人物なんですね。

 なのでお互いの作品に対する意識なんかもわかっているでしょうし、ガイが何を求めているのかってのはジェイソンもわかっているはず。ガイもジェイソンのポテンシャルを知っているからどんな作品に仕上げるのかってのは考えやすかったのではないでしょうかね。

 

 そんな2人のタッグ作品が登場するとあって公開前から期待値が高まります!予告を見ても凄腕スパイ+癖強いハッカー+駆け出しスナイパー+有名ハリウッドスター(一般人)の組み合わせが面白くないわけがない(゚∀゚)

 

 こんなチームが最高機密を巡る争いで生き残れるのか!?大丈夫なの!?

 

 さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و

 

 

作品情報

 2023年3月にアメリカで公開されたスパイアクション映画。アクション映画の代名詞となっているジェイソン・ステイサムが本格的なスパイアクションを演じた作品がいよいよ日本に上陸。

 

 MI6御用達の凄腕エージェント:オーソン・フォーチュンがMI6コーディネーターや天才ハッカー、新米スナイパー、ハリウッドスターと共に巨大な陰謀に立ち向かう!最高機密を無事回収することができるのか!?

 

 主人公の最強スパイ:オーソン・フォーチュンは『ワイルド・スピード』シリーズや『エクスペンダブルズ』シリーズなどのアクション映画に多数出演する人気俳優ジェイソン・ステイサムが担当。

 チームメンバーには『チャイルド・プレイ』(19)、『ブラック・ベア』(20)のオーブリー・プラザや『ロビン・フッド』のケイリー・エルウィス、『パディントン2』のヒュー・グラント、『パラサイト』のジョシュ・ハートネットバグジー・マローンなどが出演する。

 

 今作で監督を務めるのはガイ・リッチー。上記にも書きましたがジェイソン・ステイサムのデビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』で監督兼脚本を担当。その後も『スナッチ』(00)、『リボルバー』(05)などで関わりがあり直近だと一昨年の『キャッシュ・トラック』(21)ぶりになります。

 

 凄腕スパイが世界を飛び回る今作では、アクションの代名詞となったジェイソンがどんな演技を見せてくれるのでしょうか!?監督との相性もいいですからかなり期待できる作品となっています!

キャッシュトラック(字幕版)

キャッシュトラック(字幕版)

  • ジェイソン・ステイサム
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あらすじ

 英国諜報局MI6御用達の敏腕エージェント、オーソン・フォーチュンに下された新たなミッション。

 それは100億ドルで闇取引されるとてつもなくヤバいブツ=“ハンドル”を追跡・回収すること。

 

 フォーチュンはMI6のコーディネーター・ネイサンや、毒舌の天才ハッカー・サラ、新米スナイパーのJJという即席チームを率いて行動を開始する。能天気ハリウッドスターのダニーを無理矢理任務に巻き込み、億万長者の武器商人グレッグに大胆不敵に接近。

 

 次第に明らかになっていく巨大な陰謀を、フォーチュンたちは阻止できるのか?

 そして、最高機密“ハンドル”の正体とは!?

 

※引用元:cinemacafe


www.youtube.com

 

 

キャラクター<俳優名

オペレーション・フォーチュン<ジェイソン・ステイサム

MI6御用達の凄腕スパイ。即席チームのリーダーに任命される。

 

サラ・フィデル<オーブリー・プラザ

クセ強いハッカー。

 

JJ<バグジー・マローン

新米スナイパー。

 

ダニー・フランチェスコ<ジョシュ・ハートネット

能天気ハリウッドスター。

 

ネイサン<ケイリー・エルウィス

MI6上官。コーディネーター。

 

ナイトン<エディ・マーサン

英国秘密情報部MI6長官。

 

グレッグ・シモンズ<ヒュー・グラント

武器商人。

 

マイク<ピーター・フェルナンド

フォーチュンたちと別行動するスパイチームのリーダー。

 

※引用元:公式HPより

 

 

感想

クセ強キャラたちの絡みはジョークも多くて面白いがストーリーの展開がかなり早くてチームが壁にぶつかってしまうようなシーンがなく淡白すぎる気が…。アクションはジェイソンの戦闘は力強くて好きだけど全体的には「普通」に落ち着いたかな( 'ω' )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

即席チームのクセ者たち

 お金はかかるけど最強のスパイ:オーソン・フォーチュンがリーダーの即席クセ強チームで正体わからんけど盗まれた“何か”を取り戻すミッションを描く物語。予告でキャラの特徴を紹介されていましたが作中では思っていたイメージとは違ったキャラもいて不完全燃焼感がありなんだかなぁ…といった感じ。

 

 今作はチームの力も確かにあるけどどっちかというとジェイソン・ステイサムが敵と1対1とかで戦うのが武器なのかな。少し前に公開された『ミッション・イン・ポッシブル』みたいな連携はあるもののそこまでの濃さはなく添えるだけみたいな。

 それが悪いわけじゃないんですけどね。ジェイソン・ステイサムのアクションは誰が見ても満足でるだろうし主人公だから目立つように構成されているんじゃないかって。

 

 キャラクターたちは確かにクセの強い奴らが勢揃いしているんですよ。ハッカーのサラなんかはオーソンもちょっと引いちゃうようなクセ女で会話の中で結構クロ寄りのグレーくらいいってますしねw

 シーンによってはもはや言っちゃってるしね。シーンの切り替えで無理やり切って入るけどもう「セッ」まで言っちゃってるもん(゚∀゚) そこ「ピー」とかじゃないんだ。

 

 ハリウッドスターのダニーも作戦に参加するタイミングで実は小心者的なところがあってギャップがありましたね。まぁあんな作戦に急に参加しろとか言われたらそうなるとは思いますけど、次第にノリノリになっていっちゃうのもクセを感じてしまう。

 クライマックスなんて「やったるぜ!!」みたいなテンション感なのがサラから脱出の準備を頼まれた瞬間一般人の顔に戻るんですよね。そこは可愛げがある。

 

 JJも新米で実経験は少ないんだけど基本何でもできてしまうオールラウンダータイプでオーソンのことをボスと呼び忠実に任務をこなしていきます。“新米”と言われはするけど予想以上の能力と適応力があり即戦力として大活躍しオーソンもすぐに気に入ってしまうくらい。

 特に見どころなのがオーソンを援護する時。オーソンの指示の通りに敵を撃ち抜くし、オーソンが何か間違っていたとしても突っかからずに教えてくれるスマートさも持っています。

 

 ただ個人的には”新人”っていうと慣れていなくて作戦開始したら緊張で何かミスして足引っ張るってのがイメージだったのでそういうキャラじゃなかったのはちょっと残念かもしれない。

 MI6って組織にいるとなればそういうキャラを入れられないんでしょうけど、鉄板ネタとしてドジばっかりだけど最後の最後にめっちゃ活躍するやつが見たかったかな。

 

 メインであるチームメイトたちだけじゃなくて武器商人のグレッグも変わり者。ダニーの大ファンでセレブの恋人を狙うといった噂があるくらい。実際ダニーの恋人役でサラが一緒に接触した時も誘ってくるシーンもあり噂は本当だったんだ!というふうに見えていました。

 

 最初はそう思っていたのが最後に出てきた真実には正直びっくり!グレッグがそっちの気があったとはね。もともとダニーを俳優として好きだったんでしょうがそういうふうに見ていたのかもしれないですね。

 

 

総合的には「う〜〜ん…(´ω`)」と悩む

 自分が思っているイメージじゃなかったにしてもいいキャラたちで笑えるシーンもあっていいなとは感じました。ストーリーも盗まれた物資がなんなのかわからず後半になるにつれ正体がわかったりと謎要素を残してワクワク感を得ることができるのでシンプルに面白くはありました。

 

 ただ存在を明らかにしなかったことが長かったのとメインミッションの合間にちょこちょこ別件が挟まったりすることがあるので追っているものがなんなのか気になっていたら出てくるのもスッと出てくるし、なんでもハッキングできちゃうって言われてもイマイチ緊張感が伝わってこなくてわかりにくくて正直がっかりしちゃうんですよ。

 ここまで引っ張っておきながらこんな軽い描かれかただし、暗い敵にどう言ったことが起こりうるのかの回想もなくて「あ〜〜、金融ショックね(´ω`)」くらいのテンション感で見てしまいましたね。これは私が悪いのか!?

 

 オーソンのライバルであるマイクも別案件で同じターゲットを追っているんですが最後の方まで雇い主がわからないんですが、グレッグやオーソンの周りに出てくるボスキャラ的な立ち位置の人物が少ないので正体を知っても驚きは少なめ。

 想像ができてしまうくらいの人物が出てきてしまうので悪の重鎮たちもうちょっと登場させて誰が黒幕なのかをわからなくしてくれればもっと熱かったんじゃないかな…。

 

 キャラが足っている分ストーリーは敵の要素が不足してしまっているのでそれと相殺しあって見終わった感想が普通に落ち着いてしまったんですよね。

 最後にグレッグも協力して目的を持ってミッションに取り組んだところは内心盛り上がってました。あそこはダニーもテンション爆上がりで2人の絡みも面白かったですね。

 

最後に

 今年もいろんな作品に出演しているジェイソンですが今回もアクションは光っておりましたね。他のアクション俳優がやる格闘って力強いんですが一発一発のためが長めなのでゆっくりに見えちゃうんですが、ジェイソンは拳を出してから終わるまでの間にいろんなことをスピーディーにやってるから好きなんですよ。

 今回もめっちゃ早い格闘を見られたしその辺りは期待していたものを見られたのでOKです( ^ω^ )

 

 見るからに悪役のグレッグも最後は報われたのは良かったですね。最初は見るからにな感じだったのがクライマックスは被害者側にまわって結構ピンチになってしまったんですよ。

 やってることはよくなかったですが最後はダニーと一緒に映画作れるまでになって良かったんじゃないでしょうかね。オーソンも投資をしてくれてみんながハッピーな終わりかたでしたし、綺麗な形になっていたのでそこは良かったかなと思います。

 

 次ジェイソンを見るのは『エクスペンダブルズ』かな。年明けの公開なので少し先ですがもう楽しみですね。

 あの作品は暴れてなんぼですからもっと激しいアクションが見られるのが楽しみでしょうがない。待ち遠しいな( ´∀`)

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノアリャシタ

 評価 ☆☆☆★★3/5