ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『イコライザー THE FINAL』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ あなたは“9秒”で何ができる?

 

 皆さんは9秒あったら何ができますか?私はせいぜい腕立て数回できたらくらいのポテンシャルしか持ち合わせていないんですがそれが普通ってものですよね( ^ω^ ) あとは世界陸上とかに出場する選手が100mを9秒台で走ったりしますがこれだと想像しやすいんじゃないでしょうか。

 

 そんな一瞬のうちに終わってしまう短い時間に悪を完全抹殺しちゃうなんてねぇ。しかも今までは19秒って言ってたんですがファイナルにきて半分以上も短縮してしまうっていう…。

 じゃあ今までの+10秒はなんだったんだって話じゃないですかww ちょっと弄ぶ時間をもらってたってことですかね( ^∀^) 

 

 過去2作品上映されたこのシリーズも最後になるんですが実は今まで見たことがない!見ないままファイナルだけ見ても「19秒」との比較ができないのでアマプラで見れるうちに見てから鑑賞しようかと思います。

 

 これだけ時間を重視しているんだからどうやって決着をつけるのかはかなり気になります。短いからキレイに戦うなんてのは難しそうですが予告見る限りだとそこまで傷も負わずに無双しているように見えるんですよね。まるでアサシンクリード。

 

 あとデンゼル・ワシントンも70歳近いですから体のことも考えて最後なんですかね。若い俳優で「この人最近よく見るなぁ」って人も増えてきましたがベテラン陣も負けじと身体はってますよね!

 デンゼルがあとどれくらい作品に出るかわかりませんが貴重な新作であることは確かかと。今作出るまで2年半の間出演とかしていなかったみたいですしね。

 

 70歳近いデンゼルがどんなアクションを見せてくれるんでしょうか!?シリーズ最速の最後に目が話せない!!

 

 さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و

 

 

作品情報

 2014年に公開され今作で3作品目となる『イコライザー』シリーズ。19秒でどんな悪も抹殺してしまう元CIAの闇の請負人、通商:イコライザーが暗躍する姿を描いた作品でまるでアメリカ版『必殺仕事人』のような一作。

 

 今作はアメリカからイタリアへと舞台が変わり、地で血を洗うバイオレンス満載で主人公マッコールの怒れる正義が大爆発するストーリーとなっている。

 

 主人公マッコールはシリーズでずっと演じてきたデンゼル・ワシントンが演じ、今作が映画自体の出演2年半ぶりとなる。1作目の公開(2014)年から次作の公開がそれぞれ4年くらい空いており彼自身68歳となっているためどの程度のアクションを見せてくれるのかも注目点となる。

 

 今作の監督はシリーズ前作を手掛けてきたアントワーン・フークア。2001年に公開された監督3作品目の『トレーニング・デイ』でデンゼルが赤でっミー賞主演男優賞を受賞したのをきっかけに監督として高い評価を得ます。

 デンゼルとは『イコライザー』シリーズだけでなく『マグニフィセント・セブン』(16)でもコンビを組み、『THE GUILTY/ギルティ』(21)やプロデューサーを務めた『ブレット・トレイン』(22)なんかも知られています。

 

 『イコライザー』を作り上げてきたコンビが最後の『イコライザー』に挑んだ結果はどんな仕上がりなのか!?乞うご期待!!

 

イコライザー (字幕版)

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イコライザー2

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あらすじ

 ある時、訪れたシチリアでの事件で負傷したことをきっかけに、肉体的にも精神的にも限界を迎えたロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)は、アマルフィ海岸沿いの静かな田舎町に辿り着く。

 よそ者にも関わらず身内のように看病し、親しみをもって「ロベルト」と呼んで接してくれる街の人々。

 

 昼の顔、夜の顔を使い分け、長い時間をたった一人、誰にも頼らず生きてきたマッコールにとって、それはまさに癒しと救いだった。

 マッコールはこの街を安住の地と心に誓い、イコライザーのスイッチともいうべき腕の時計を外すことを決意。そこで穏やかに残りの人生を送るはずだった。

 

 しかし、小さなこの街にも悪の魔の手は忍び寄っていた。

 

 街の人たちが次々と凄惨な事件に遭うのを見て、マッコールは再び[仕事]を再開する。自分を救ってくれた大切な人々を、街を、今度は自分が救うため。

 善良なすべての人々を救うのがイコライザ―の流儀であり、マッコール自身の大いなる復讐でもあるのだ。しかしそれが引き金となり、事態はイタリア全土を巻き込む爆破テロ事件へと拡大してゆく・・・。

 

 一度外した時計を再び身に着けるマッコール。

 彼がカウントするのはわずか9秒。怒りが頂点に達したマッコールに、もはや19秒は必要ない。最後にして最大の[仕事]が始まる


www.youtube.com

※引用元:公式HPより

 

 

感想

まだまだ現役じゃん(゚∀゚)人に助けられ町の一員になれたイコライザーが受け入れてくれた人たちのために最後の仕事へ! アクションは『ジョン・ウィック』みたいな激しさはなく“暗殺”特化だが好きな一作。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこまで派手な殺し合いじゃなくても好き( ^∀^)

 クスリを密輸していたブドウ農園を制圧したマッコール。敵の中心人物を殺し去ろうとした際、ターゲットの息子に遭遇。車にいるよう言いつけ殺さず去ろうとしたがその子供に背中を撃たれ負傷してしまう。 車でなんとか移動したが道中で気を失ってしまいとある港町の憲兵に見つけられ医者の治療を受け療養することに。

 山肌を利用した町は白を基調とした建物が多く余生を穏やかに過ごすのに合いそうな雰囲気で、まっコールと関わる人たちは優しく接してくれて徐々に町を好きになっていく。

 

 ある日、町の魚屋にやってきたガラの悪い連中と出会ったことをきっかけにマッコールが制裁を下していくといったストーリー。今作ではたまたま滞在した町に危機が訪れてマッコールが火の粉を払う設定。

 

 マッコール自身は気に食わない奴はすぐ殺すような性格ではなくできれば穏便に解決したいタイプ。なのでシリーズ内でも最初はお金とかで交渉して「これでなんとか頼むよ」みたいな感じなんですよ。

 ただ相手はそんなので折れるわけでもないし、複数人いるからこんなおっさん1人が舐めてんのかっていうスタンス。

 

 そんな聞かん坊の相手を殺そうとはするんですよね。頭の中でシミュレーションをしてね。すぐその場でやってしまうんじゃなくて一線の超えるようなことをしたら手を下すんですが、人によっては焦ったく感じてしまうんじゃないかな。

 

 正直私はこれを感じていて内心「やっちまえ!!」みたいな気持ちでムズムズしてるところがあったんですよ。シリーズ内で何回かこういうところがあったので作品としては好きなんだけどそこの部分はあんまり合わないのかな…。

 

 アクションシーン自体が過去作に比べて少なめに感じましたね。作品の上映時間自体1時間半ちょっととかなんですが体感では半分あったかな!?ってくらいの感覚でアクション作品としては低い割合ではないかと。

 フォーカスがマッコールの今後によっているように感じて戦闘は残虐性のあるやり方なんですが短い。「この町の人に優しくしてもらってこの町で暮らしていこうかな」と心が揺らいでいるのが目に見えているので、血がめっちゃ出る内容ではなく綺麗な形で終わらせにきてるっぽいですね。

 

 ですが、短いながらも相手に恐怖を植えつけながら殺していく姿はかっこいいし1人に対してすごく長い時間を使うわけじゃないからこっちの飽きが来る事もないんですよ。もともとの情報収集能力が高いので相手がどこにいるとか誰なのかもすぐわかっちゃうんですよ。

 

 ただ彼自身は“元”なのでコリンズにちょろっとヒントを与えてCIAを動かすんですよ。彼らはメインで動くのではなくあくまでマッコールの後始末を担当している形になるのでその辺りも彼のスマートさが垣間見えますね。

 

 相手を倒すのに全然時間がかからないってのもすごいですが銃を撃つところが少なかったのも個人的に点が高かったです。

 

 最近のアクション映画だと銃撃戦になるのが基本形になっていますがそこに何を追加したら「うわぁ、すげぇ!」ってなるかの勝負になっちゃってるんですよね。『ジョン・ウィック』なんかはキアヌの激しいアクションがプラス要素になって多くのファンがいるわけですが、今作は近接戦が多くて私はそっちの方が好きなんですよ。

 

 敵に苦戦する所もないのでホントに無敵なのかなって。『ジョン・ウィック』の場合は近代技術と数が多いから必然的にジョンがボロボロになるんですよ。マッコールの場合は敵の数は多めだけどバレずにサクサク殺して行っちゃうし、ボス枠に見せしめとかするから余計に怖さを煽ってくる。

 あんなドSな戦い方が見てて面白いし爽快感があるから好きなんです。こんなこと言ったりしたらマジのヤバいやつですよねww( ´∀`)

 

 

最後に

 町がマフィアを敵に回した形になったので町全体でどんぱちするかと思ったらまさかのマッコール単独で暗殺しにいくっていうね。これはマッコールが町の人たちを思ってのことですよね。

 優しく迎え入れてもらって彼自身町を好きになったから巻き込みたくなかったんですよね。今までの作品内でも一線を越えるようなことをされたら仲間を守るために自身だけで相手を手にかけるのは優しさですよね。それがマッコールのいいところでもありますからね。

 

 最初の方はぶっちゃけ心配だったんですよね。怪我して杖使って歩いているのとデンゼルの年齢的に「まともに戦えるのか!?」って思っちゃって(´ω`) それがちゃんと傷が治るとすごい手捌きなんですよ。

 めっちゃ走ったり飛んだりはしないんだけど手元がすごい速さで動くからすごい!あのスピーディな動きはかなり惹かれるものがありますね。

 

 これで本当に終わっちゃうんでしょうかね…。日本の題名と原題で書かれ方が違ったりするし、『イコライザー』って1作である程度完結させているんで次回を作りやすいってのもあるから出て欲しい気持ちも。

 

 近接戦のマッコールと銃撃のジョン・ウィックをタッグかぶつける作品とか作って欲しいな!アントワーンかスタルスキか忘れたけどタッグ組ませるならこの2人って言ってたし。確かスタルスキだったかな?そんな作品あったら面白いよな!!

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノアリャシタ

 評価 ☆☆☆★★3/5