ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『エクスペンダブルズ ニューブラッド』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ 究極の脳死アクション!

 

 みなさん、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします( ^ω^ )

 2024年は早々に石川県能登半島で大規模な地震が発生し気の休まらない新年となりました。被災した方々におかれましては心よりお見舞い申し上げます。早い復旧がされるよう間接的になりますが力になれたらと思っています。

 

 私は今年も映画でいろんな方の参考にしていただき暗い気持ちを明るくしていただければと思っています!がんばれ日本!o(`ω´ )o

 

 さぁ新年最初の作品は大人気シリーズである『エクスペンダブルズ』の最新作。今作が第4作目となり前作から約10年経たないくらいぶりとなり、ファンの方は首がキリンを超えるくらい長くなっていることでしょう( ・∇・)

 傭兵部隊エクスペンダブルズが再び集まり新たなミッションどう攻略していくのかが楽しみな一作です!新メンバーも加わりさらにパワーアップした今作はどう終結していくのか!?

 

 さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و

 

 

作品情報

 2010年に公開され、全世界で2億ドルを超える興収を叩き出したアクション映画『エクスペンダブルズ』。出演しているシルヴェスター・スタローンが監督+共同脚本を担当したことからスタートしたシリーズで今作が4作目となる。

 

 2,3は監督が変わりスタローンは脚本と出演側になったが今回は監督、脚本ともにシルヴェスター・スタローンの監修はなくなったようです。

 さまざまな武器と個性豊かなキャラクターたちのド派手なアクションで全世界に多くのファンがいる人気作となりました。

 

 長らく新作が出ていませんでしたがアメリカの公開から3ヶ月少しで日本での公開が決定し、日本のファンも久しぶりの新作に心震わせているのでは!?( ´∀`) 予告ではメンバーの訃報を思わせるシーンがありましたがその真相は一体どうなっているのか…。

 

 出演には過去作から登場しているシルヴェスター・スタローンジェイソン・ステイサムドルフ・ラングレンランディ・クートゥアや今作からカーティス・ジャクソンレヴィ・トランジェイコブ・スキピオなども参加する。

 

 シリーズお馴染みのメンバーはもちろん、新メンバーも複数登場するので彼らがどんなクセあり傭兵なのかも注目の1つですね!消耗品集団エクスペンダブルズはCIAから下された新たなミッションを無事完遂することができるのか!?

エクスペンダブルズ (字幕版)

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  • シルベスター・スタローン
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エクスペンダブルズ2 (字幕版)

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あらすじ

 自らを“消耗品”と名乗る最強無敵の傭兵軍団<エクスペンダブルズ>を率いるバーニー・ロス(シルベスター・スタローン)は、CIAから下された新たなミッションに挑むため、かつての相棒であるリー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)の元を訪ねる。

 

 バーニーとともに再び組むことを決意したリーがアジトに足を運ぶと、そこにはかつての仲間だけではなく、新たなメンバーが顔を揃えていた。

 新戦力を迎え【ニューブラッド】として生まれ変わったエクスペンダブルズが挑む今回のミッションは、テロリストが所有する核兵器を奪還すること——

 

 もし、失敗すれば第三次世界大戦が勃発しかねない危険なミッションに挑む彼らだったが、敵の卑劣な策の前にミッションは失敗に終わり、大きな代償を払うことに…。

 

 失われた仲間の意思を継ぎ、そして仇を討つために再びエクスペンダブルズが立ち上がる——!

 

※引用元:公式HPより


www.youtube.com

 

 

キャラクター<俳優名

リー・クリスマス<ジェイソン・ステイサム

SAS(英国特殊部隊)出身。バーニーが心底信頼を寄せる懐刀。ナイフの使い手で、クナイ型の両刀投げナイフを愛用する。接近術では巧みなナイフさばきを見せる。

 

バーニー・ロス<シルヴェスター・スタローン

エクスペンダブルズのリーダー。旧知の仲間の身を案じチームを解散し、新たなチームを編成する。人生の大半を戦場で過ごし、統率力に長け、各種武器の取り扱いから飛行機の操縦までこなす戦闘のエキスパート。特技は早撃ち。

 

ガンナー<ドルフ・ラングレン

過去一度だけ消耗品軍団を裏切ろうとするが、バーニーの尽力で更生。一流の狙撃スキルを持つも、最近は老眼と断酒の影響でスキルダウン…?空気を読めず仲間から突っ込まれることが多いが誰からも愛される性格。

 

トール<ランディ・クートゥア

陸軍出身の傭兵。パワー(破壊)でねじ伏せるチームにとって頼もしい存在で大学時代にレスリングをしていた。カリフラワー状になった耳を気にし、そのことに触れるといらぬ説明を長々としてくる少し変わった一面も。

 

イージー・デイ<カーティス50セント・ジャクソン

チームで一番と言えるほど冷静沈着で合理的だが、ときに計り知れない怪力で相手を投げ飛ばすパワーを持つ、怒らせるとやっかいな男だ。

 

ジーナ<ミーガン・フォックス

類まれな射撃と近接格闘スキルを持ち、今回とある理由からバーニーに代わり消耗品軍団の新たなリーダーを務める。

 

デーシャ<トニー・ジャー

リーから衝撃的な事実を知らされエクスペンダブルズに復帰することに。戦闘では銃を使わず、ククリナイフとムエタイ技で敵を一網打尽。

 

ラッシュ<レヴィ・トラン

ジーナにスカウトされ新たにチームの一員になった。全身タトゥーだらけで、クールかつ不愛想な性格であるも、仲間を大切にする思いが人一倍強い、少し素性が掴めない謎めいた女性。

 

ガラン<ジェイコブ・スキピオ

元消耗品軍団(エクスペンダブルズ)だったガルゴの息子。部隊では最年少だが、父・ガルゴの血が濃いのか誰も聞いていなくとも永遠としゃべり続ける強心臓…。しかし戦闘能力も父親譲りで頼もしい戦力だ。

 

マーシュ<アンディ・ガルシア

エクスペンダブルズに極秘任務を依頼するCIAエージェント。正体不明のテロリスト、オセロットを追う任務をバーニーに依頼。通常指示する職務ではあるが、今回は監視役として自ら任務に同行する。

 

ラフマト<イコ・ウワイス

武器商人で、謎のテロリスト、オセロットの依頼で核兵器の強奪計画を企てる。先端が鋭い2本のトンファーを使い、敵味方関係なく倒す無慈悲な殺人マシンだ。

 

※引用元:公式HP、tumblr.comより

 

 

感想

現代技術とは思えないCGで脳死で見るアクション映画!ダメだ、何も考えてはいけない(´ω`) 自分で脳のスイッチを切って鑑賞するんだ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだこのCGは…( ゚д゚)

 昨年も多くのアクション作品を鑑賞してきましたが今作の特徴は爆破の多さ。あらゆる兵器を使って建物や飛行機なんかもバコーン!ドカーン!って破壊する爽快感がメインと感じることのできる作風でした。

 個人的には作品にもよりますが爆破がメインの作品ってストーリーとかがそこまで整っていなくてもゴリ押しができるような印象です。スクリーンにド派手な爆発が広がったら何故か満足感は得られるじゃないですか( ´∀`)ww

 

 それこそ主演のシルヴェスター・スタローンやジェイソン・ステイサムが出ている作品ってそういうアクションでファンがたくさんいるとも思えます。みんな爆発が大好きってことですねw

 

 火薬を大量に使った爆破シーンを映すのではなく最近はCGなどを用いて代用することも多くなりました。俳優の怪我なんかのリスクもないですからお金はかかるかもですが安全を優先した結果でしょう。

 

 ただそのCGで作られた爆破などが酷すぎる…(゚ω゚) 現代技術とは思えないほどの出来栄えとCGに頼りすぎていて本来の『エクスペンダブルズ』が見れなかったと感じます。

 正直ある程度は火薬を使った爆破シーンを出してくれればまだ良かったかもしれないですが、ありとあらゆるシーンの背景や戦闘がCGでめっちゃ境目がわかるくらいの荒さ。90年〜00年の邦画を思い出させる技量。

 

 この挑戦が悪手となって今まで積み上げてきた作品の格を下げる結果となってしまいました。いやぁこれは非常に残念ですね。

 前作から制作費用が減ったわけではないので純粋にスタッフの仕事ぶりと監督の許容ラインが鑑賞した私たちと違ったということでしょう。過去の功績から期待値が上がりすぎていたってのもあるかもしれないですが、それを差し引いても納得する人は少ないと思います。

 

 新年最初の作品から非常にがっかりしてしまい残念なスタートとなってしまいました( ;∀;)

 

 

ストーリーもそこまで重みが感じられない

 “作品情報”欄で記載しましたが作中で訃報が出たのがバーニーでした。予告を見てわかってはいましたがめっちゃ序盤に死んでしまったんですよね。死因はマーシュからの任務時にラフマトと戦闘になり、その際に飛行機が墜落。操縦を担当していたバーニーが焼死してしまいました。

 

 1作目から登場してきたバーニーが作中最初のミッション時に死んでしまい、イマイチ実感が湧きにくい構成になっていました。中心人物のはずなのに扱われ方が軽すぎるんでうよね。

 もっと中盤とかで死んじゃって「バーニーの仇を…!(`ω´ )」みたいな展開が個人的には良かったです。銃撃中に被弾したとかじゃなくて飛行機を撃ち落とされたってのも「マジで!?それで死んじゃうの?(普通は死ぬけどこいつらは死なんやろ)」って思っちゃうし。

 

 バーニーが死んだ後、一緒に任務に行った仲間たちが悲しんでる姿も薄くてそれも実感が湧きにくい一因だったかな。誰かしらは泣いてもいいでしょ。男だから泣く奴いないとかではなくてキャラ的にガランあたりは泣いても良かったんじゃないでしょうか。

 結局バーニーは死んでいなくて敵の黒幕を引き摺り出すためではあったもののもっとやりようはあったと思うんですよね。

 

 上記で記載したCGとストーリーの起点になる箇所もあっさり軽く撮られているのでそれも相まってですね。全体的にシーンの詰めが甘いんですよ。悲しいシーンなんかはもうちょっと時間を使ってくれても良かったでしょ。

 上映時間が2時間切る長さなので最近の作品ではアベレージラインかなとは思いますが、プラス30分くらい追加して詰め込めばまだ満足度は高く維持できたかと。

 

 バーニーがどうやって生き残ったかの後に何をしていたのかがしっかり描かれていないのでそこも不完全燃焼でモヤモヤしちゃいます。何か行動するには十分な時間があったはずなのに何やってたんだろ。

 登場するのもクリスマスがピンチの最後でしたしね。生きてたなら2人で敵をねぎ倒しながら生きて帰る男臭いシーンを入れてくれてもいいじゃないか!

 

 こういった「THE 男が好きな映画」のツボを押してくれ!とにかく定番の『撃たれたけど生きてた→「俺が生きてて嬉し泣きか?w」「アホか、泣いてるわけねえだろ!」→銃ぶっ放しながら敵のアジトをぶっ壊して脱出』みたいな構成にしておけばいいんです( ^ω^ )

 

 残念通り越してもはや悔しいですね。改善点がめっちゃわかりやすいから素人目でも「ここ直せばいいのに」って見えるからより心残りがあります…。

 

 

最後に

 まだ日本で公開されて日が経っていないですがアメリカはすでに3ヶ月以上が経っているんですよね。Wiki上では制作費の半分が現在の興収だそうです。これは結構しょっぱいのではないでしょうかね。

 これまで記録を出してきた作品がまだ半分の達成率ってのはかなり苦しい。あくまで興収ですから制作会社や配給企業へのお金を引いてしまうと1/4くらいが実質の売り上げになるかな。

 

 ここまでの結果になってしまったのはやっぱスタローン氏が制作側に入らなかったのも大きかったんじゃないでしょうか。みんなが想像している『エクスペンダブルズ』の形を作ったわけですからその祖がいないとなると「これじゃないんだよな」感が出ても否めないですよね。

 

 この作品単体をただ見るだけであれば見てもいいでしょうけど過去作を見た上でこの作品を見てしまうとね…。

 「それでも見るぞ!」って人は覚悟しておいてください。入場したら脳死する練習をしておきましょうww

 

 感想冒頭の書き方だと「めっちゃ良かったんじゃないか」と思っちゃう人がいるかもしれませんが、すみません、その逆でした。

 

 今後の続編とかはどうなっちゃうんでしょうかね。今作のタイトルが“ニューブラッド”だから世代交代的なことなのかなと思ったんですがバーニー生きてましたからね。交代じゃないのかよ!ってね。

 次があるのであればスタローンの脚本で製作をお願いします!下がってしまった興収と信頼を汚名返上していただきたいです。

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノアリャシタ

 評価 ☆☆★★★2/5