ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ 

 

 皆さんは『ダンジョンズ&ドラゴンズ』というゲームをしたことはありますか?私は残念あがら経験はないのですが友達が持っていたようないなかったようなといった具合の記憶しか残っていません( ´∀`)

 なんでもアメリカで販売された元祖RPGのゲームであり最も幅広い層に遊ばれたそうです。日本語訳されたものも販売されていたようなのでそれを見たのを記憶していたのかなと思っています。

 

 そんなRPGテーブルゲームを原作としたのが今作『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』なのだそうです。

 今までに3作品が映画として公開されているので日本ではあまり馴染みがないですが海外ではかなり人気な作品なのではないでしょうかね(´ω`)

 

 実際にゲームをプレイされていたのもそうですが洋画作品ではセットの1つとして度々登場しているようです。調べてみましたがスピルバーグの名作『E・T』の冒頭に登場していて、Netflixの人気ドラマシリーズの『ストレンジャー・シングス』ではこのゲームのキャラクターがモチーフとして使われているのだそうです。

 

 この有名作が今までの映画とは違う物語(リブート版)として登場したわけですがどんな物語になっているのでしょうか!?

 

 さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و

 

 

作品情報

 1974年に制作されたアメリカの人気RPGテーブルゲームをもとに作られた映画作品。今までに3作品がアメリカ・イギリスで公開されており今回で4番目の映画化となる。

 

 過去に公開されて3作品は続編として作られていたが今作は同盟映画のリブート作品となるため物語の内容に繋がりはないものとなっています。

 『スター・トレック』シリーズのクリス・パインや『ワイルド・スピード』シリーズのミシェル・ロドリゲスなどの豪華俳優陣と有名製作陣が集結し作品を製作。

 

 海外で人気がある作品をもとにしているので日本ではあまり馴染みはありませんが注目されている作品になります。ゲームもかなり作り込まれているものになっていますがそれをどう映画に落とし込んでくるのかは見どころになってくるのではないでしょうか!

 

 キャラクター各々の個性を活かしある目的を果たすための冒険はどのようなものになるのか!!?

ダンジョンズ&ドラゴンズ スターターセット:竜たちの島ストームレック

ダンジョンズ&ドラゴンズ スターターセット:竜たちの島ストームレック

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あらすじ

 様々な種族、モンスターが生息する世界、フォーゴトン・レルム。盗賊のエドガン(クリス・パイン)と彼の相棒である戦士のホルガ(ミシェル・ロドリゲス)は、ある目的のために旅に出る。

 

 特殊能力を持った魔法使いサイモン(ジャスティス・スミス)とドルイドのドリック(ソフィア・リリス)、そして聖騎士のゼンク(レゲ=ジャン・ペイジ)とパーティを組み、全世界を脅かす巨大な悪の陰謀に対峙することになる…。


www.youtube.com

 

 

キャラクター<俳優名

エドガン<クリス・パイン

チームのリーダー。カリスマ性があり、プランニング、インスピレーションに長けているが…。

 

ホルガ<ミシェル・ロドリゲス

エドガンの信頼厚い相棒。優しい心を持ちながら、怒りの力、残忍な強さを持つ、無敵の戦士。

 

サイモン<ジャスティス・スミス

計り知れないポテンシャルを秘めた名家出身の魔法使い。自信がないのが大問題。

 

ドリック<ソフィア・リリス

人間とモンスターの間に生まれ、自然の力を使いあらゆる動物に変身する能力を持つ。

 

ゼンク<レゲ=ジャン・ペイジ

正義と誇りあるもの全てを守ると誓った、伝説の騎士。超がつく真面目なキーパーソン。

 

フォージ<ヒュー・グラント

優位にたつためには何でも利用する狡猾な詐欺師。

 

ソフィーナ<デイジー・ヘッド

闇の組織に仕え、時間も止められる強力な魔法使い。

 

※引用元:公式HPより

 

 

感想

THE RPGなストーリーとモンスターや職業が登場する冒険はアクションだけでなく笑いもあり見応えがありました!中には予算的な関係なのかカクカクな動きの人外が出てくるけどそれでも面白く見ることのできる作品でした!!( ^ω^ )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クセあり冒険者達

 自身の行いが原因で愛する妻を殺されてしまった主人公が相棒の女戦士、自分に自信のない魔法使い、変身を得意とする人間嫌いのハーフがそれぞれの目的のために繰り広げる大冒険作品!

 ボスに対抗するためのアイテムを手に入れるために死者から情報を聞いたり、ダンジョンにもぐったり、阻止してくる敵と戦闘をしたりするアクションに加えてCGのモンスター・アクションや思わず笑ってしまう絡みなどが見ているこちらを飽きさせない作品となっていました( ´∀`)

 

 作品の元ネタが海外で人気のRPGボードゲームということでどんな作品に仕上がってくるのか楽しみでしたが通常のRPGアクション映画と大きな違いはありませんでした。

 だけど内容自体は普通に面白かったし、なんなら予想を超えていたので作品に没頭して最後まで見れました。

 

 

 こういうRPGって子供の頃からいろんなゲームで馴染みがあるから特に拒絶というか嫌いな部分もなかったので多くの人が見やすい作品かなって感じます。

 

 それこそドラクエなんかはこういうストーリー構成になっているように感じるのでゲームやってた人は楽しめそう。

 といっても私はFF派なのでこの系のストーリーはあんまり意識したことなかったですが楽しいもんですね(゚∀゚)

 

 キャラクターそれぞれの能力とかもしっかりと設定が組まれているし「そういうのあるなぁ」ってツボをうまい具合に抑えてくるから気持ちいい。

 

 

 主人公のエドガンは裏で動く正義の組織の一員でいろんな人を守っていた過去があり、ある犯罪者を捕まえたときに出来心で取った財宝が原因で奥さんが殺されてしまう。

 娘は殺されることなく生き延びたけど組織を抜けたエドガンは金持ちからお宝を盗む“義賊”に。

 

 ある日の依頼で元々いた組織のお宝の中に「死者を生き返らせれる石板」があるというから引き受けたんだけど捕まってしまい監獄へ。

 2年服役して釈放の許可が出たタイミングで脱獄。捕まる前に自分の娘を任せた仲間の後を追うと自分の嘘を吹き込まれていて裏切られることに。

 

 この時点でもう不憫だなって思うんですが彼の性格がダメならこれをやろうっていう切り替えの早さ。普段はチャラチャラというかヘラヘラしたしまらないキャラだけどユーモアあるしみんなのムードメイカー的な存在。

 

 対ボス用のアイテムが何処にあるか探っているときに死者に質問をするんですが生き返らせる魔法には「質問できるのは5回」という謎の縛りがあるんですが、これっていいの?みたいな質問をしてしまったりして失敗しちゃうんですがすぐに違う死体を掘り起こす行動力がすごい。

 本拠地へ侵入した際は「プランAがダメならBだ!」と切り替え、Aがイケるかも!?ってなると「プランC(プランA)だ!」って切り替える。しかも名前変えるっていうね。

 

 次にエドガンの相棒的存在の女戦士・ホルガ。戦闘能力はめちゃくちゃ高くて1対多でも勝っちゃうくらい実力があるんだけどなんせ戦いと酒が好きなせいで夫に別れを告げられたくらい。

 

 どうやら“芋”が好きなようで冒頭に登場した時は新しくやってきた同房の亜人に絡めれた時は食事の邪魔をされたことに腹をたて返り討ちに。審議会の席ではエドガンが弁明をしている中ずっと芋食ってる。

 エドガンの妻が亡くなった後一緒に娘の子育てをしている時は芋を食べようとしたエドガンを睨んで「取るなよ!!」と言わんする表情。

 

 もう大クセ脳筋女戦士と言ってもいいくらいなんだけど優しいからキーラは母のように慕い甘えるほど。

 

 

 魔法使いのサイモンは子供でも出来るような簡単な魔法しか使わない臆病者。つまらない見せ物中に金品を盗んで生計を立てるような彼はとにかく自信がない。

 どうやら有名な魔法使いの家系?ようなんですが高位の魔法が使えないからなんでもかんでもできないって言うんだけどたまに「それって簡単なやつじゃなくね?」って魔法を使っているんですよ。

 

 最終的に自信を持ったらいろんな攻撃魔法や防御魔法を使って戦うことができるほどにまで成長するんです。 このギャップがより見てて面白いし応援したくなる立ち位置にいます。

 

 

 最後の1人が人間とモンスターの間に生まれたドリック。さまざまな生物に変身することができ敵地への潜入や大型のモンスターに変身して戦うことができます。

 そんな彼女は人間を信用していません。ただフォージのせいで住んでいる場所がめちゃくちゃになってしまっているから守るために手を組むことに。

 

 実はサイモンに告られた過去があるみたいだけど忘れててサイモンがエドガン達を連れて会いにきた時も「誰?」ってなってていいキャラしてる。告白はフったんですがフった理由は「強くないから」って理由だったんですがサイモンが後半に覚醒すると彼への印象がちょっとずつ変わっていくツンデレぶり。

 

 最後にホルガが怪我をして死ぬかもって時にサイモンに寄り添ってたんですよね。この時点でもうそうじゃね?!とか思ったけど話が進むにつれて可愛く見えてくるんですよね!

 

 

 こんな面々がいる中で私的に好きなのがダンジョンを案内したゼンク。真面目を擬人化したようなやつで皮肉とか冗談が全く通じなくて真っ向から意味をとらえてくるほど。

 これがめちゃくちゃ面白いww すごいいいやつなんですけどね。なんだかんだ協力してくれるし助けてくれるからいいやつなんだけどずっといるのはキツイかな…。見る分には面白いですけど。

 

 ここまでバラエティ豊かなキャラクターとちゃんとしたRPGらしいストーリーが合わさっているから見応えあるし面白くないわけないでしょ!

 あとあのドラゴン丸々してて可愛いなww( ^∀^) あんなに太ってるから走るんじゃなくて滑ったり転がったりして追っかけてくるんですよ。だけどちょっと跳べはするっていうねw

 

 こういうシーンもあるからしっかりこちらの心を掴んできましたね!

 

 

最後に

 今回はストーリーの内容とか構成とかはそこまで掘り下げるような感じではなかったのでただのキャラ紹介的な感じになっちゃいました。ストーリーはよくあるRPGとだけ言っておきます。見たらよくあるやつやってわかるくらいのやつです。

 

 そこまでの捻りがないのでそういう展開を期待していたって方はちょっと期待外れになってしまうかもしれませんね。内容は悪くありませんが期待しているベクトルが違うからそれは仕方ないかな。

 

 個人的にちょっとひっかかるのは「雑な動きのキャラクターがいる」というところ。予算の問題なんでしょうがイヌ科?の亜人や戦死した死者がカクカク動いているのはどうなんだろうって思いましたね。

 

 他はめっちゃCG作り込まれてて凝った内容になっているのにここで手を抜くというか金かけられなかったのがわかるようになっていたのはまぁ勿体無いですよね。

 

 ここだけは納得いかないなo(`ω´ )o 動き『マペット』みたいなんだもん。あの魔が抜けた感じも笑えるんですけどねww

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノアリャシタ

 評価 ☆☆☆☆★4/5