
テレビ番組で『これやりきったら〇〇万円獲得!』みたいなのよく見ますね( ´∀`)トウトツ!
クイズやアスレチックとさまざまなゲームをクリアして最終的に残ってた人だけが獲得できました。私もそれをテレビで見て楽しんだものです。
昔はsasukeやミリオネアなんかをよく見てました。たまにsasukeに出てた人のモノマネをする芸人なんかもいて笑ったりしてますw海外でもsasukeが番組化されてるようで賞金が1億とかになるんだとか!アメリカンドリームですね( ^ω^ )
最近もやってるところで言うと『逃走中』なんかは特番とかで続いてるイメージですが、今回見る作品はいわば「ハリウッド版逃走中」でございます。
30日の間生き延びることが出来たら大金ゲット!だけど捕まったら即死!とシンプルなデスゲームをテレビ番組にしちゃうというぶっ飛び企画もの。
放送倫理などクソ喰らえと言わんばかりのモラル欠落具合にそんな設定のとんでも映画なんですが、原作小説2度目の映画化が今回なんだそうです(゚∀゚)
もとの小説を読んだことないのと最初の映画化も見たことないのでどんな感じなのか想像できないです。
1作目はシュワちゃんが主演だったみたいですが、内容は原作と異なってたようでベースは別の番組なんだとか。
ってことはちゃんと寄せるのは今回が初めて?になるかもってことですね!楽しみだ(*'ω'*)
さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و
作品情報
1982年にリチャード•バックマンというペンネームでスティーヴン•キングが出版した小説が元となっている。スティーブンは『スタンド•バイ•ミー』や『グリーンマイル』などの代表作を持つ。
自分の娘の薬代を得るため、30日の間追いかけてくるハンターから逃げ続けハンターを殺したらボーナスをゲット出来るが捕まれば即死刑のデスゲームに挑む主人公のベン。
刺激を求める視聴者のためにコミカルな演出で逃走劇とランナー殺害を映す。今まで完走した者はいないこのゲームをクリアすることはできるのか!?
今作監督を務めるのは『ベイビー•ドライバー』(17)のエドガー•ライト。『バトル•ロワイアル』や『イカゲーム』などのデスゲーム作品の先駆けとなった今作をどのように作り上げるか楽しみです!( ^ω^ )
デスゲームに挑戦する主人公ベン役は『トップガン マーヴェリック』で少し鼻につく性格の“ハングマン”を演じたグレン・パウエルが担当。
他には『アベンジャーズ』シリーズでサノスを演じたジョシュ・ブローリン、『カラーパープル』(23)のコールマン・ドミンゴ、マーベルシリーズでロナンを演じたリー・ペイス、『愛はステロイド』のケイティ・オブライアンなどが出演する。
『ベイビー・ドライバー』のような音楽とシンクロした見られるのか、ガチガチの逃走アクション作品になっているのか!?(゚∀゚)
あらすじ
物語の舞台は、一握りの富裕層とそれ以外の貧困層に二極化した、そう遠くない未来。人々は、社会を牛耳るネットワーク企業主催の“デスゲーム”リアリティショー「ランニング・マン」に熱狂している。
「ランニング・マン」は、数あるデスゲームの中でも超過激、過去生存者0のデスゲーム。無制限の逃走範囲で30日間、鬼ごっこを逃げ延びると大金が貰えるという至って簡単なルールだが、捕獲された場合は即死亡。
さらに鬼ごっこの実態は、高度な殺人スキルの訓練を積んだ殺戮ハンターが執拗に挑戦者を追跡するというもので、懸賞金を狙った全視聴者が参加者をハンターに差し出そうと世界中で躍起に......。
ベンは、30日間の過酷な鬼ごっこを逃げ切ることができるのか?
※引用元:FashionPressより
キャラクター<俳優名>
ベン・リチャーズ<グレン・パウエル>
職なし、金なし、どん底の生活を送る男。
重病の娘の医療費を稼ぐため、ネットワークが主催する最も過激なデスゲーム「ランニング・マン」に応募する。
ダン・キリアン<ジョシュ・ブローリン>
『ランニング・マン』の実験を握る、番組プロデューサー。表向きのチャーミングな顔の裏には、視聴率のためには手段を選ばない残忍さが隠されている。常に番組のスターを求めており、ベンに白羽の矢を立てる。
ボビー・トンプソン<コールマン・ドミンゴ>
イカれたショー「ランニング・マン」の顔であり、世界で最も有名なMC。
エヴァン・マッコーン<リー・ペイス>
ハンターたちを率いる残忍な殺し屋。あらゆる殺人スキルを身に着けている。
彼の過去とその素顔を知る者はいない。
ジェニー・ラフリン<ケイティ・オブライアン>
「ランニング・マン」の参加者の一人。破滅的な快楽主義者で、ド派手な逃走を繰り広げる。
エルトン・ペラキス<マイケル・セラ>
ネットワーク社の真実を暴くチャンスとしてベンに協力する。
モリー<ウィリアム・H・メイシー>
ベンの古くからの仲間で闇商人。ベンに偽造IDと変装アイテムを渡す。
アメリア・ウィリアムズ<エミリア・ジョーンズ>
富裕層出身。とある経緯で、逃走中のベンと出会う。
シーラ・リチャーズ<ジェイミー・ローソン>
ベンの妻。ベンが「ランニング・マン」に出場する事に最後まで反対する。ベンの安全を願い、娘の靴下を渡す。
※引用元:公式HPより
感想
30日という長期間を編集しているからかずっと何か起きている状態で落ち着くところがないいいアクション作品。世界観やビデオを挟む設定が個人的にかなり好みで楽しく見ることができたが最後は結構ギュッて詰め込まれている感じ。嫌いではないけどもうちょっとはっきり映してもいいかなとは思いました(´ω`)
“怒り”を常に抱える主人公だからこその熱量
生活者の格差が拡大し、スラム層と支配層の2極化が進行してしまった近未来。インフラの加速で元々使用されていたドル紙幣は価値が下落してしまいシュワちゃんが印刷された新紙幣が出回り始めていた。
法で組合や集会、デモといった意思表示ができなくなったためスラムで生活する人達は被爆などの人体に有害な環境下で生活をせざるを得ない状況にあった。
主人公のベンは働いていた会社の被爆を告発したために「ブラックリスト(要注意人物)」に登録されてしまい収入がなくなってしまう。体調を崩している娘に薬を買ってやることもできないくらい生活が困窮。
金があればあれこれ手を出せるがスラムの住民は「テレビ番組」が唯一の娯楽で刺激を求め続けた結果、出場者が殺されてしまう『ランニングマン』のような番組が放送されている。
私はテレビを何年も前に手放していますが多くの家庭が作品と同じようにドラマやバラエティなどを楽しみにしているのはないでしょうか?このあたりの設定はかなりの人が共感持てるポイントなのではないかなと( ^∀^)
ベンの妻もクラブで働いているんですが、夫としては奥さんの尻を追いかけられてチップをもらいながら生活していくってのに思うところがあり賞金の出るクイズ番組に出るつもりでした。命を無駄にはしたくないし家族が望んではいなかったからですね。
番組オーディションで体力・体幹測定や心理テストといった項目をこなしていき最終的に『ランニングマン』への出演をプロデューサーのダンから提案されます。
体力お化けでテストで脱落しそうになった人を支えながら感想している姿を見るに身体能力の高さがうかがえます。そもそものポテンシャルがあるけどブラックリストが次の職を妨害してた感じです。
最初は『ランニングマン』への出演を断っていたものの子供のことやこれからのお金のことをダンから突っ込まれ反論ができなくなっていき、最終的には「やってやるよ!」といった勢いで契約書にサインしちゃいます。心理テストでキレ症ってのが見抜かれていたからこそですね。
こういうオーディションの姿って裏で進んでいくことなので昔は想像しにくかったですが、ネット社会となりYouTubeなんかで「マネーの◯」やら「◯レイキングなんたら」なんかを気軽に見ることができるようになったせいか既視感があります。 身近な演出になっているので分かり身が深いです( ´∀`)
ただここからが面白いところ。
番組で見ていた司会者はステージ裏では怖いこと言ってるし、そんな感じなの!?ってところが複数存在している。
そう、あの電機で映像を映す箱の向こう側は結局虚像ってことです。「テレビに映っているもの全てが真実で全部に嘘なんてない」って思い込まされているわけですよ。
他の方がどう思っているかは分かりませんが、テレビを断つとそういった印象を抱くシーンが日常でもかなり増えました。「ネットの中にもデマくらいあるだろ!」と言われたら確かにそうなんですが、本物と偽物が混在しているからどっちが正しいかを精査できるんですよね。
それに比べてテレビって比べる対象が存在しないから本当だろうと嘘だろうとお構いなしに“本当”になってしまうのが怖いところ。特に選挙の時とか露骨に出てるなって個人的に思います(゚ω゚)
今作は「逃げ切ったら大金ケットできる逃走アクション」だけかと思ったら、テレビの裏側を使ったいわゆる洗脳装置になりかねないという側面も表現しているからより面白い。
ゲーム開始の意気込みでベンはいろいろ暴言を吐いて観客を沸かせていましたが、それがストーリー進行に合わせて精神を削っていくとは想像できないですよね。
ゲームのルールで 1日1回10秒の動画をポストに投函しないといけないそうで、ベンは番組が進むにつれていろんな暴露をビデオに残すんですが放送されるのは言った覚えのない罵詈雑言だらけ。
「そんなこと言ってない!」と言っても開会セレモニーで放った発言やそれまでに投稿された挑発動画から「こいつは言うだろ」といった刷り込みが出来上がっているから信じてもらえないんですよ。これで番組を盛り上げるキャラクターの出来上がりなわけです。怖っ!!( ゚д゚)
視聴者もベンの発言や態度で「クソ野郎!」と敵意をむき出しにしてきます。
しかも逃走している情報の提供や捕まることに繋がれば賞金が出るから番組側に囲い込めるんですよ。こうすることでベンに協力する人はいないし、視聴率も伸びてプロデューサーはウハウハと。 そして政府も容認してるから過激度が増していくっていう。
番組の後半になってくるとダン自身がベンと番組の終わり方を相談し始めます。いわゆる「ヤラセ」です。
「こういう演出で締めくくってくれたら次のシーズンは君メインの番組にしよう!金はこれだけ出す!」と堂々と通話で話すわけです。逆らおうものならフェイク動画でベンの立場を追い詰めていくという悪党ぶり。
この設定は現実でも起きかねないと心底思いました。
少し前にネット上で問題になったディープフェイクや最近進化が凄まじいAIを駆使すれば実現できると思ったので。マジでちゃんと“近未来”だし現実に遠すぎない技術だから映画なんだけど深く刺さってきます。
アクションのハラハラドキドキのテンションを保ったままそういった現実に起きかねない怖い一面をうまくミックスできていてうまくまとめられていると感じました!( ^ω^ )
最後がかなりギュッ!
前半は単なる逃走劇、後半になるにつれベンの協力者が彼にいろいろと託していき最後はちゃんと敵をやっつける起爆剤になるんですが、ベンの行方がかなり巻きにまとめられているように感じてもう少し回想とかで説明してもいいのかなと。
最初の方に出てきた『ランニングマン』の真相を映したビデオの演出は結構好きなんで嫌いではないんです。
私は普段ゲームをするんですがグラスホッパーの出してるゲームでああいう演出があったりするの刺さりますし、最近だと「LET IT DIE: INFERNO」のゴズメズなんかが好きなので「おもろいな( ^ω^ )」と思いながら鑑賞してました。
だけどベンが最後どうなったかを説明と写真に丸を書いて「ここがそれだよ!」みたいに簡単に片付けたのは正直物足りなさがありました。
演出的に過去の回想シーンを入れたりしていないし、ゴシップ風に写真を次々に出すのでそっちに寄せてのことでしょうけどそれでまとめちゃうならある程度通常シーンとして撮っちゃてもいいのかなって。
尺が2時間なので最後の墜落シーン+ベンの意識が残っているところを入れても長くて飽きてきたってことにはならなそうな気がします。アクション自体が冷めていないですし、ベンのキャラも乗っかってたおかげで私は飽きを感じなかったです。
あと後半の10日ちょっとがそこに集約されているから余計に縮まって見えたかも。
前半に変装とか爆破があったけど後半はベンしか残っていないし、DNAで監視されているからどこにいるかすぐにバレてしまう。
そんな状態だから対策できないことが多くて隠れることもできないので時系列をそこまで考慮せずクライマックスに持っていかれてるのかな?あの怪我から回復してると考えたら時間結構経ってそうですよね。
なのでそのあたりをもうちょっとうまくまとめていれば最後だけめっちゃ駆け足になってる感覚はないかな。あの終わり方でも良かったですが、15分くらいプラスしても2時間やってたらそんな変わらないでしょw( ´∀`)
最後に
映画化1作目を見てないし、原作小説を読んだことないのでどこがそのまま描かれているかは分かりませんでしたがシンプルに楽しめるいいアクション作品でした。 それだけじゃなくて「テレビ」というものとのいい距離感を考えさせられる教育作品でもあったかな?w
まぁテレビだけでなくネットも没頭しすぎには要注意なのでどっちかが一方的に悪いとかではないんですけどね。ただ上で書いたように比較するものがあるかないかでいえばって話ですが…(・∀・)
あと追加で言うならベンの協力者たちについて描かれているところが薄いってのはあるかなと。小規模でもいいのでレジスタンスが協力しているとかにしても良かったかもしれないです。
協力者が“個”なのでベンに協力する理由部分が薄く感じました。「政府のこういう面で苦しめられているから〜」とか「番組で家族を失って〜」みたいな反抗心があまり見えないのに暴露冊子は作られているっていうね。
法律で禁止されているし、監視とかで行動に制限があるのは分かりますがベンが直接会うまで協力者がどう言う人かわからないのは刺さりにくいのかなって。
ベンという存在が「起爆剤」になるってのは理解できても突破口になっている感が薄く感じてヒーローになった実感が湧きにくくて…。
と言っても面白くはありましたけどね。エンドクレジットも珍しく全部イメージ背景が差し込まれていましたし。最近の作品だとメインの俳優や製作陣だけ背景つけてあとは真っ黒エンドロールですから。
ってなわけでまた次回 ´ω`)ノアリャシタ
評価 ☆☆☆☆★4/5

