ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『ヴェノム:ザ・ラストダンス』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ 僕らも決して忘れない…

 

 スパイダーマンのライバル的?存在のヴェノム。彼が主人公の映画が公開されてからヴィランとしての顔だけでなく愛らしいキャラクターが出てきて、怖い見た目なんだけど親しみを持てる存在になったのではないでしょうか?

 

 そんなヴェノムが今作で一旦最後になるみたいですね。

 

 ヴェノムは宿主と生命維持を共有しているのでエディが死ねばヴェノムも死ぬし、ヴェノムがエディの体から離れてもOUTな一心同体の存在なわけです。 なので最後作品になっちゃうとしたらまぁそういうことですよね…。

 

 予告では他のシンビオートも登場して全面戦争になっちゃいそうな印象ですがどうなっちゃうんだろう!?あと今作では“ヌル”という相手も登場します。このあと書きますが「実は…」な接点があったりするキャラなので今後のMARVELシリーズにどう影響するのかも気になるところですね( ^ω^ )

 

 10/25〜10/27に先行上映されたものの私は残念ながら鑑賞できず…。11月頭の正式上映日に鑑賞となりましたがネットでのネタバレ等は避けながら望みます!

 

 いつも口喧嘩するような2人でしたがなんだかんだいいコンビでやってきたのに今作でほんとに離れてしまうんでしょうかね…。「死が二人を分つまで」がどう繋がっていくのか!?

 

 さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و

 

作品情報

 ソニーの有名映画『スパイダーマン』シリーズに関連するキャラクターが主役の「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」シリーズが2018年の『ヴェノム』からスタート。

 コミック作品内でスパイダーマンの敵だったり味方だったりするキャラクターたちについて描いたシリーズでその中の中心となっているのがこのヴェノムではないでしょうか?

 

 前作のカーネイジ戦で一致団結し信頼関係が深くなったエディとヴェノム。だが今回はカーネイジよりも強い“ヌル”の襲来により最大のピンチが訪れる!相手は「闇の神」、そんな相手にどう立ち向かうのか!?

 

 今作の敵であるヌルはいわゆるシンビオートのお父ちゃんな存在です。ヌル自身の力はかなり強大であのセレスティアルズとやりあうくらいの実力を持っています。

 そして彼のメイン武器であったのが「死剣オールブラック」。闇の神というくらいですからこの剣を使って“光”の神と戦ってたわけです。

 

 しかし戦いの中で深傷を負ってしまい療養している間に剣を奪われてしまったんですね。

 

 何を隠そうその剣を拾ったのが『ソー:ラブ&サンダー』のヴィランであるゴアだったんです。作中で剣を拾って神を殺し回ってましたよね。あの剣がヌルの武器だったから闇の力を手にしたわけです。作中での説明はなかったかな?

 

 で、傷を癒したヌルは武器がないので生物兵器としてシンビオートを作ったわけですね(゚∀゚) ヌルはシンビオートを束ねるために集合精神を使って遠隔操作をしていたのですが、それが神の雷のダメージを受け力が弱体化。

 弱体化したことによって各シンビオートに自我が目覚めてヌルの支配下を抜けていろんな宇宙の住人と結合をしてしまいます。エディとヴェノムみたいな共存関係ですね。

 

 シンビオートによっては宿主から善である“光”を学習しヌルがやっていることを阻止しようと反旗を翻します。やがてヌルは多くのシンビオートに封じ込められ、ヌルなんかに操られていたことを恥じたシンビオートはヌルの存在自体をなかったことにしちゃいました。

 

 ってのがざっくりしたヌルについての説明ですかね。あのバカデカいセレスティアルズとやりあえるってすごいですよねw 立ち位置的にも今後関わってくるんでしょうがエディとヴェノムが今作でどうなるのか次第なんじゃないでしょうか!?

ヴェノム (字幕版)

ヴェノム (字幕版)

  • トム・ハーディ
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あらすじ

<俺たち2人>でいることが、世界を破滅に導くーー

 

 ヴェノムに隠された秘密を知るシンビオートの<神>ヌルが2人を分かつ最大最凶の敵として登場!

 シリーズ最大スケールで描かれる2人の決死の逃亡劇と、ヴェノムの秘密を狙って容赦なく立ちはだかる最強シンビオートとの壮絶な戦い。

 

 「あいつは相棒なんだ」

 「エディ、最期まで一緒だ」

 あたり一面が火の海と化す

 ラストの死闘の末に

 

※引用元:公式HPより


www.youtube.com

 

 

感想

いつも一緒にいた相棒が突然いなくなる違和感はあるけどいつまでも忘れなければ一緒にいられる。終わったか…という気持ちともっと見たい!という気持ちが混ざって個人的にはやっぱ寂しいな(´ω`)シュン

 

 

 

 

 

 

 

 

ざっとこんなもん(あらすじ)

 かつてシンビオートを生み出し宇宙を侵略していた邪神・ヌル。シンビオートが「光」から善の心を学習し、自身の惑星に封印されたヌルは閉じ込められている檻(通称:クリンター)から脱出することを画策していた。

 脱出するには“コーデックス”という鍵が必要でそれはエディとヴェノムの中に生成されているものだった。檻から出られないヌルは配下のクリーチャー(ゼノファージ)に指示を出しコーデックスの捜索をさせる。

 

 一方地球のエディとヴェノムはマルチバースを行き来する力を使ってメキシコで飲んだくれていた。エディは連日酒を流し込まれずっと二日酔いの状態。顔色もめちゃくちゃ悪いw

 

 マルチバース先のバーで勝手に酒を作り飲もうとしたところテレビでエディが指名手配されていることを知る。 理由はカーネイジの一件でマリガン刑事の殺害容疑がかかっているためでメキシコで放送されているということは全米で放送されているってこと!?

 アメリカに戻ったら逮捕されちゃうからこのままメキシコに住まないといけないのか?そんなのは嫌だ!と考えたエディはNYの判事をネタで脅して元の生活に戻ろうと計画。元に戻ったらに自由の女神も拝みに行こうとヴェノムと約束する。

 

 バーから足取りがバレないように周囲を警戒しながら移動するも設置されている監視カメラに写ってしまいどこにいるのか筒抜け状態。移動中に闘犬を劣悪な環境で飼育している悪い奴らを喰らってヴェノムのエネルギー補給を済ませる。

 

 そんな2人の背後にヌルが放ったゼノファージの姿が…。

 

 場所が移ってエリア51。あの有名な宇宙人スポットが数日後に閉鎖されるニュースが流れている中、シンビオートの研究をするためにエリア51の地下に施設を整備しておりとある計画が進行していた。

 そこでシンビオートについて研究しているテディ・ペイン博士は幼い頃、一緒にいた兄と落雷を受け左手に障害と兄を失った過去があった。兄の夢のためにも研究をしており、シンビオートを捕獲してくる軍のレックス・ストリックランドと協力していた。

 

 前作『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』で殺されたマリガンに別のシンビオートを結合させ実験に成功。マリガン越しにシンビオートの正体や目的などを聞き出そうと語りかけていた。

 

 その頃エディはNYまでの移動をどうしよう…と考えていたところヴェノムがいい考えがあると実行したのが飛行機にへばり付いてNYまでひとっ飛びしようというもの。ミッション・インポッシブルのトムクルーズばりにしがみついてなんとか持ち堪えていたがヴェノムのコーデックスに反応してゼノファージがとんできた!

 

 安定しない旅客機の上で戦いゼノファージを飛行機のエンジンで木っ端微塵にしたところで機体から離れ落下してしまう。

 

 なんとか地上へ不時着することができたがいきなりあんな生物に襲われて驚いたエディはヴェノムからあれはなんだったのか聞き出す。

 ヴェノムがいうには自分たちの体内でコーデックスが作られてそれをヌルが狙っているということと、コーデックスは全身を変身させた時に出てきて信号を発信してしまうそう。この信号に反応してゼノファージが襲ってきたようだ。

 

 話を聞いたエディは変身は部分的に抑えたりして見つからないように気をつけようと提案。ヴェノムもヌルのヤバさを知っているので善処しようといいNYに向けて移動を始める。

 

 飛行機から降りて移動手段をなくした2人は道中で馬を発見し拝借することに。ヴェノムが寄生してこのままかっ飛ばそう!と荒野を猛スピードで爆走していく。

 途中の川で水分補給をしていると空からストリックランドの部隊が襲ってきて超音波でエディとヴェノムを引き剥がしてしまう。超音波の衝撃でエディとヴェノムは川に流されながら兵士と戦闘することに。

 

 ヴェノムが剥がれたエディは水中で抵抗していると揉み合いの中で相手を撃ち殺してしまった。人を殺してしまったショックを受けながらなんとか相手に捕まらずヴェノムを再吸収したエディは全身を変身させてしまい、ゼノファージが戦闘に乱入!

 コーデックスの信号を隠すために変身を解いたらストリックランドの部隊が引き付けてくれたので隙を見て逃走することに成功。結局ストリックランドの部下3人が殉職することとなった。

 

 ストリックランドはペイン博士に別の生命体が乱入してきたことと部下が殺されたことを報告したら、「サンプルは採取できる?」と言い出した。人が死んだのにこいつは何言ってんだ(怒)とストリックランドは通信タブレットの電源を切る。

 

 なんとか逃げ延びたエディは山中でエリア51に向かっているムーン一家と遭遇。宇宙人を見るためにエリア51が封鎖されるまでに行くのだそう。

 そんなムーン家の大黒柱マーティンはボロボロのエディに食事を渡し道中で通るラスベガスまで車に乗せてくれることに( ´∀`)ヤサシイ

 

 車中でマーティン夫婦と2人の子供たちが歌ったりして楽しい旅になっているとヴェノムもエディの中で一緒に歌って楽しんでいた。エディはこんな幸せな時間がずっと続けばいいのになぁ…とヴェノムと会話しながら窓の眺める。

 

 少し寝ている間にラスベガスに到着し、ムーン一家と別れを告げNYまでの移動について考えるエディとヴェノム。マーティンから20ドル渡されていたためカジノで資金を増やそうとするがボロボロの格好じゃ入れてくれない。

 酔って立ち小便をしているタキシードの男から服を剥ぎ取ってカジノへ入ることに成功しスロットを回すが全然当たらずスッカラカンになってしまう。

 

 少し離れたスロットで大当たりの音が流れていたのでその方向を見るとなんとあのチェンがいるではないか!久しぶりの再会にハグをした2人はチェンが止まっている高級スイートにお邪魔することに。

 チェンは久しぶりの再会に喜び一曲踊ろうと誘ってくる。エディはNYに急ごうと断るがヴェノムは楽しくなってきてチェンと踊り出す。しかも全身を変身させてストレスを発散したのだ!

 

 変身したことでコーデックスの反応を検知したゼノファージは高級スイートルーム目掛けて飛んできた!エディは「言わんこっちゃない(゚ω゚)」と急いで変身を解きなんとかやり過ごすがその直後ストリックランドの部隊に攫われてしまった。

 

 エリア51の研究施設で目を覚ましたエディは体からヴェノムが分離していることに気がつき部屋の外を見て「ここはどこだ!?」と困惑する。

 すると向かいの部屋にマリガンがいるではないか!生きていたことに驚いたエディだったが目を覚ましてすぐに研究員とストリックランドがやってきた。どうやら施設の責任者がストリックランドに変わりエディを射殺してコーデックスを消滅させようという考えらしい。

 

 エディは部屋前の通路でストリックランドに射殺されてしまったが研究員に寄生してケージを抜け出したヴェノムに蘇生されて生き返ることに成功。 ただヴェノムが寄生した際に全身を変身したのでゼノファージが施設で大暴れ!

 

 マリガンに寄生していたシンビオートも足止めしてくれたが歯が立たなかったため他のシンビオートも解放するように研究者へ指示を出す。

 

 施設に捕まっていたシンビオートたちは近くにいた施設の関係者に寄生しゼノファージと交戦するがコイツが硬くてなかなか倒せない。 施設内だと狭く他の犠牲者が出てしまうため一度外に出ることに。

 

 壁をぶち破って外でゼノファージと交戦しているとエリア51に到着したムーン一家が施設の敷地に侵入しており戦いに巻き込まれてしまった!銭湯の中からなんとか全員救出して逃げるように誘導する。

 

 次々とシンビオートたちがやられていくので、爆薬が置かれているところにゼノファージを誘き寄せて爆発に巻き込むことに。

 コーデックスの反応を出して誘導し火薬に引火させることに成功した!ゼノファージは粉々に砕け散ったが肉片が勝手に集まって再生してしまう(゚ω゚)ナンテコッタ

 

 こんな奴らどうやったら倒せんだよ…と絶望していると援軍がやってきてさらに数が増えちゃった!

 

 このままコーデックスがヌルの手に渡ってしまうのか!?どうすりゃいいんだ!?

 

 

 ってな感じのお話でございました。

 今回はほぼほぼ書いちゃいましたねw

 

 ストーリーに関しては設定自体かなりシンプルな構造で難しいところは全然ないです。コーデックスみたいな新しい単語や「あれは何を含んだ表現なんだ?」ってのがちょこちょこあるものの特に困惑するようなものはなかったのでかなり見やすくはありましたね。

 

 ただ今作はヴェノムが過去作で光に触れてきているからか戦闘のド派手さは少し薄くなったのかなと感じました。全身返信が制限されていることもあって大暴れできない分馬とかバイクとか他の道具を併用して派手なアクションに昇華させているような印象です。

 

 コーデックスを露出しないようにしたらまぁこうなっちゃいますよね。カーネイジ戦の時みたいなドンぱちはないものの他のシンビオートがいるから気にはならないかなと。「シンビオートたちが揃ったぞ!(゚∀゚)」って結構興奮していたので。

 

 ただ私は原作についてそこまで詳しいわけでもないのでよくわからないところはちょくちょくあり特に気になったのがペイン博士の存在。

 

 今回過去作を見直したりしてなかったのでいたかも覚えてないですが、個人的に急に出てきて雷に打たれた過去を公開してきたキャラって感じ。

 

 終盤でこっそり持ち出したシンビオートで能力を得ますがフラッシュみたいな高速移動ができる能力を得ますがこんなキャラいたか…?と思ってたら見た目はアゴニーなんですよね。

 だけど酸を出したりしないから今作でオリジナルで出てきたやつなんですかね?その能力が雷に打たれたことに関連してフラッシュみたいな能力になっているけど結局この人誰なの?ってのが脳内に残っちゃいましたw

 

 最後の最後に活躍する場面が出てきたからこれから別作に関わってくるんだろうけど説明が全然なかったのである程度今作で齧ってて欲しかったかなって思っちゃいました。触れ方が中途半端なんですよね…。

 

 『スパイダーマン4』に出てくる感じになってくるんでしょうが全体的にわかりにくい含みを持たせたシーンがあるからそこを掘り起こすと一区切り感は薄いと感じます。今後の活躍がどうなるのかを期待しましょうか!

 

エディは今後あの人と…!?

 今までに公開された作品を経て相棒になったエディとヴェノムですが今作で一旦お別れとなってしまいましたね…。最後は約束通り自由の女神像を見に行ってヴェノムがいたことを忘れないように心に誓ったわけです。

 

 さぁこの自由の女神像がどこにあるのか?場所はエディとヴェノムが目指していたNYですよね! ということはエディは今NYにいるわけです。NYはSSUにとってかなり重要な地域です。

 

 そう!あの親愛なる隣人がいる場所ではありませんか( ^ω^ )

 

 個人的な見解としてはNYでスパイダーマンと関係を持っていくんじゃないかなと思います。正直そうであってくれと思ってもいますw だってSSUなのにスパイダーマンが出てこないですからね。早いところ「ソニー・スパイダーマン・ユニバース」のスパイダーマン部分を出してくれ!

 

最後に

 今作は過去に公開されたいろんな作品のネタが含まれていましたね。E.T.とかミッション・インポッシブルとか意識して組み込まれていました。この系統であんまり見ないことだったので驚きw

 

 今作で使用されていた楽曲も別れや思い出に触れるような歌詞のものが選ばれているのでより別れがより寂しい。

 ただ別れは今生の別れというよりかは「またね」の方を思わせる台詞回しが多くありました。マーティンと別れる時もそんな感じでしたよね。結果的にエリア51で再会しましたし。

 

 と考えるとヴェノムが戻ってくるルートもありえるわけです。今回のポストクレジットがヴェノムになるんでしょうかね?

 ペイン博士が施設の検問で話していた「ゴキブリの生命力」をフラグにした内容になってて近くにはシンビオートの種を回収する試験管があったから誰かの種がゴキブリに寄生したのではないのかな!?

 

 それが遠路はるばるNYに行ってエディ&ヴェノムのコンビが復活とかあったら嬉しいんだがそう思わせる要素が少ないから違うのかもしれない。今の段階だとなんとも言えないですねw

 

 今後公開される作品たちがどのような繋がり方をしていくのか気になりますね!多分ですが今作でヌルの扱えが少なかったのはSSUのメインヴィランになっていくからなのかなと考えたりしてます。

 セレスティアルズと戦える実力となるとサノス級の脅威ですからね。しかもシンビオートと深い関係があるし何より本人が諦めてないしw

 

 次のクレイヴン・ザ・ハンターを待ちましょう!もうすぐそこですからね。今年中に見れるとは思ってなかったので楽しみだ!

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノアリャシタ

 評価 ☆☆☆☆★4/5