ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『ブレット・トレイン』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ どうしても降りられない…( ;∀;)

 激しいアクション作品に携わってきた今作で監督を務めるデヴィッド・リーチ氏。第2班監督や俳優としては多くの作品に出演していますが、主監督としての初作が『ジョン・ウィック』なんですよね(゚∀゚)

 『マトリックス』でキアヌ・リーブスのスタントマンとして活躍したチャド・スタエルスキと共同監督としてデビューしたわけですがすごいスタートの仕方ですよねw

 

 はちゃめちゃなアクション+コメディ要素を取り込んだ作品に慣れているようで予告の段階でかなり楽しみになる作品ですo(`ω´ )o!

 

 主演のブラッド・ピットとサンドラ・ブロックは『ザ・ロストシティ』ぶりの共演ですね。というかついこの間公開された作品なんですけどねww

 ぶっちゃけ共演シーンは多くなかったですが今回はどうなんでしょうかね?ハンドラーなので遠距離支援になるかなと思いますが絡みも注目ですね!

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 さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و

 

作品情報

 舞台は日本。復帰したばかりの殺し屋レディバグ(ブラッド・ピット)はある依頼を遂行するために東京⇄京都行の東海道新幹線へ乗り込む。

 1つのブリーフケースを持って脱出するだけかと思ったら同じ車両に10人の殺し屋が乗り合わせていてお互いの存在に気付きさまざまな考えが交差する物語。

 

 原作は『重力ピエロ』(03)や『ゴールデンスランバー』(07)の伊坂幸太郎の作品である『マリアビートル』。2004年に出版された『グラスホッパー』の続編で第7回大学読書人大賞を受賞。

 

 とにかく運が悪い殺し屋のレディバグは原作では七尾という人物。複数人いる主視点の中の1人で何回も新幹線から降りようとするけど悉く邪魔が入って降りられないんですよね( ^ω^ )

 原作読んだことないんですがたくさんの小説で受賞歴がある方の作品なので楽しみですね!

 

あらすじ

 何故かいつもトラブルに巻き込まれてしまう、世界一不運な殺し屋・レディバグ(ブラッド・ピット)。そんな運の悪いレディバグに、謎の女性から新たなミッションが舞い込んでくる。

 それは、東京発の超高速列車“ゆかり号”でブリーフケースを強奪し、次の駅で降りるという簡単な任務だった。スーツケースの盗みには難なく成功するが、列車内で覚えのない9人の殺し屋たちに次々と命を狙われてしまい、降りるタイミングを見失ってしまう。

 

 全車両殺し屋だらけの最悪な状況の中、“ゆかり号”は世界最大の犯罪組織のボスであり冷酷非道な男、ホワイト・デス(マイケル・シャノン)が待ち受ける終着点・京都へと向かって加速する……。

 

※引用元:filmarks.com


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監督情報

 今作で監督を務めるのは俳優・スタントマンとしても活躍しているデヴィッド・リーチ。

 『オーシャンズ11』や『マトリックス』など数多くの映画作品に出演し、2003年から第2班監督として製作に携わり2014年にチャド・スタエルスキと共同製作した『ジョン・ウィック』で監督デビューを果たした。(ジョン・ウィックのクレジットで名前はなし)

 

 その後『デッドプール2』、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』、『Mr.ノーバディ』の監督を務めています。

 

 監督デビューしてから製作した作品はそこまで多くはないですが、それまでに出演・セカンドユニット監督として参加した作品が多いので安定したものが観れるのではないかと思っています(´ω`)

ジョン・ウィック(字幕版)

 

 

キャラクター<俳優名>

レディバグ<ブラッド・ピット>

復活したばかりだが、とにかく不運なベテランの殺し屋。

 

プリンス<ジョーイ・キング>

イギリス人女子学生であり殺し屋。

 

タンジェリン<アーロン・テイラー=ジョンソン>

白人のイギリス人の殺し屋であり、レモンの仲間。

 

レモン<ブライアン・タイリー・ヘンリー>

黒人のイギリス人の殺し屋の一人であり、タンジェリンの仲間。あるトランクを紛失してしまう。きかんしゃトーマスのファン。

 

木村雄一<アンドリュー・小路>

日本人の殺し屋。

 

エルダー<真田広之>

木村の父親であり、剣術に優れた殺し屋。

 

ホワイト・デス<マイケル・シャノン>

鬼面を被った犯罪組織のリーダー。リボルバーを使ったロシアンルーレットによる殺しを得意としている。レディバグに対して恨みを抱いている。

 

マリア・ビートル<サンドラ・ブロック>

レディバグのハンドラー。

 

ウルフ<ベニート・A・マルティス・オカシオ>

レディバグに復讐を果たそうとするメキシコ人の殺し屋。

 

ホワイト・デスの息子<ローガン・ラーマン>

組織後継者となる人物。何者かに誘拐されてしまう。

 

ホーネット<ザジー・ビーツ>

新幹線の乗務員を装ったアメリカ人の殺し屋。殺し屋としての通り名通り毒針を使った殺しに長けている。

 

※文章引用元:wikiより

 

感想

物事はどこかしらで繋がっていて、全てはそうなる運命。話の繋がりが後半になるにつれて公開され徐々に盛り上がりを魅せる面白い映画!いろいろ諄い所もあるけどね(´ω`)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“悪運”というよりも“強運”?!

 それぞれの仕事を遂行するために京都行の高速列車に乗車した“殺し屋たち”。同じ列車に乗ったことで彼らの「運命」が動き出す今作はさまざまな箇所に物語の伏線を張り巡らせて徐々に物語の全貌が紐解かれていく。

 

 狭い車内で行われるアクションや登場するキャラクターの回想が入り、海外から見た「日本へのイメージ」が盛り込まれてて面白い作品でした!!( ^ω^ )

 だけど全体的に同じ匂わせが繰り返されちゃうから…って人もいるよねと思っちゃいます。

 

 私は普段から『運命』というものを信じながら生きているんですが皆さんはどうですか?

 

 大切なものが壊れたりとか無くしたりとか。何か嫌なことがあると「なんでこんなことに!?」とか考えちゃう人もいるでしょう。

 でも私は「そうなるようになってた」と考えて生きている人間でしてちょっと変わっているのかな?

 

 というのも父親がそういう思考の人間で小さい時から何が起きても「ツイてる、ツイてる♪」が口癖。悪いことがあってもその後には絶対いいことが待っている、「苦は楽の種」なんてのをいっつも耳に詰められてきました( ゚д゚)

 

 さてこんな話は置いといて…、今作の主人公は「自分はめちゃくちゃ運が悪い人間」と思い込んでいる男でして、仕事を簡単に終わらせることが出来ないんです。

 ただブリーフケース一つをパクって列車から降りるだけなのになぜか騒動に巻き込まれ、なぜか列車から降りることが出来ずに自体が悪化していく。

 

 なんて運が悪いんだ…

 

 今まで仕事を休んでいたのも「自分以外の人(関係のない)が死んでしまう」のが原因でセラピストに通うほどの重傷ぷり。

 たしかに仕事の度に誰かが自分の目の前で死んでたら病んじゃいますよね。それが毎回絶対に起きるもんだから気持ちも沈んじゃってね。失敗が続くとなかなか気持ちを切り替えるのって難しいですしね。

 

 レディバグも「俺はいつもこうだ…」って意気消沈しちゃってね。だけど彼自身は絶対に死なずに生きているわけですよ。

 

 やることなすことで敵が増えていくのは表向きは「運が悪い」ですがいつも生きて帰れると考えたら「超運がいい」に変わるわけです。結局その物事をどこから見るかで見え方が180°変わっていい方向に向くわけですよね。

 

 彼自身もちょっとずつ見え方が変わってきて最後は冗談を言って笑うようになるわけで。

 

 つまり「自分がどう見るかで感じ方をよくできる」んです。それは自分勝手、自己中心的じゃないかって?それでいいじゃないですか!o(`ω´ )o他人に迷惑をかけずに楽しく過ごせるのならね!

 

 

物語の組み方がすごい難しくて最初はそんなに……

 最初はレディバグの運び屋任務だけかと思ったらいろんな癖強キャラクターたちが登場してなかなか話がまとまらない。個々の内情とかが徐々に公開されていくから序盤はどうしてもノッテきにくい。

 

 話で面白いというよりも登場人物たちの“掛け合い”が面白くて話そっちのけで面白がってました。メインはレモンとミカンの2人なんですけどね。

 

 列車に乗る前何人殺したのかを脳内再生で振り返ったりしますが、どう見ても「デッドプール」の第4の壁。人殺しているんでグロテスクなシーンなんですがポンポンとリズム良く進んでどこかポップ。

 

 レモンは何かにつけて「機関車トーマス」のことを出してきてタンジェリンがそれにキレるんですよね( ´∀`)子供の時に見ていたからトーマスの仲間たちについての説明がわかるわかるww たしかにそういう性格のキャラだったってね。

 

 こういう本編とは関係のない話かと思ったら後半で思ってなかった形で活かされたり、バラバラに分かれていた話に繋がったりして。

 

 特に原作みたいにレディバグ・レモン&ミカン・木村&プリンスにスポットが当たり出したらすごかったですね!!(゚∀゚)

 それぞれの行動に切り替わりながら話が流れるので1組あたりの時間はそんなに長くない…はずなのにレモンが好きになっちゃいました。 だって可愛すぎでしょwトーマスで人間を学んだってね。気持ちはわかるけどトーマスのシールを持ち歩いているんだもの( ^∀^)

 

 

最後に

 回想はキャラクターごとに挟んでいて結構多いのでそこが諄く感じちゃうかもですね。メインの物語じゃなくてそのキャラの特徴というか心情とかを見せてこっちに好感を持たせるのが目的なので無いにこしたことはないので。

 

 でもヘビのとこ多すぎじゃね!?シーンが切り替わるたびに出てきてたから「何かすごい仕掛けにつながっているのでは?」とか勝手に想像していたけどまさかのあれだけかよ( ゚д゚)

 あんだけためてたのにショボかった…。ガタイの良いビビりみたいな、思ってたのと違いすぎてびっくり。あれは良くないよ監督!

 

 それと日本刀であんなに切れ味良く描かれる実写映画初めて見たかもですw 「ルパン三世」の五右衛門みたいにスパって切れちゃうんだもん。

 相手を切りつけるのはよく見るけど、「列車の座席ごと」はあんまり見ないかな(・Д・) あんな豆腐みたいにね。すげ〜〜〜ww

 

 普段考えずに映画を見ている人はなんの話をしているのかとかあそこのアレと今のアレが繋がったとかがかなりわかりにくいかもしれないですね。

 シーンの細かいところの使われているから1回目の鑑賞では拾いきれないですね。メインストーリーの繋がりが分かるから細かいところはぶっちゃけどうでもよかったりはしますけどね!

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノ

 評価 ☆☆☆★★3/5