さぁ岡田准一師範代のアクション新作でございます。この人が出演するアクション作品はどれもカッコいいからもう楽しみでしょうがない(゚∀゚)ウオォオオォ!!
アクションは岡田准一さん自身が指導に参加するし、本人はちゃんと師範代クラスの実力を持っているから自然と共演者の実力も高いわけです。
ただめちゃくちゃ大変らしいですよねw最終的に俳優のレベルを超えたものにするはで共演者たちも満足度の高い作品に仕上がっていることが多いですから、今回も間違い無いんじゃないかな。
バディを組む坂口健太郎演じる室岡のサイコっぷりとかもかなり暑いですよね!こんな坂口健太郎の顔もなかなか見れないかと。
今作は闇落ちした元警官がヤクザ界へ潜入する物語。裏社会での掛け合いと激しいアクション、ノンストップクライムがどんな一作を作り上げるのか!?( ^ω^ )
さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و
作品情報
推理・暗黒・アクション小説を書き上げてきた小説家・深町秋生の『ヘルドッグス 地獄の犬たち』を、多くの有名俳優陣で実写映画化。
闇落ちした元警官と制御不能サイコボーイのコンビがある目的のためにヤクザ界へ潜入する物語。スリリングなアクションとクールでダークな部分に目が離せない一作!
138分の上映時間中は目が離せないし息つく暇も与えてくれないほどの熱量で進み、次々に起こるミッションと驚愕の真実・結末が…。
主演の岡田准一、坂口健太郎や松岡茉優などがヤクザの世界で見せたことのない迫力と表情で作品を盛り上げていく!!o(`ω´ )o
あらすじ
復讐のみに生きてきた兼高(岡田准一)は、その獰猛さゆえに警察に目をつけられ、関東最大のヤクザ組織へ潜入させられるハメに。
任務は、組織の若きトップ・十朱(MIYAVI)が持つ“秘密ファイル”の奪取。
警察の調査で相性が最も高い室岡(坂口健太郎)との接触を手始めに、着実に、かつ猛スピードで組織を上り詰めるが、その先には誰も予想できない結末が待っていた。
次々に起こる新たなミッション、そして続々と明かされる驚愕の真実。残酷なほどに純粋な、息つく間もない怒涛の138分!この秋「ヘルドッグス」が日本映画に牙をむく!
監督情報
今作で監督を務めるのは原田眞人。
1979年に公開された『さらば映画の友よ インディアンサマー』で監督デビュー。『関ヶ原』(17)や『燃えよ剣』(21)などの多数の作品を手がけ、2003年の『ラストサムライ』では俳優としてハリウッドデビューを果たした。
監督だけでなく脚本家・映画評論家としての面もあり、ブルーリボン賞・日本アカデミー賞などで監督賞・脚本賞を獲得している。
俳優・監督・評論家とさまざまな目線から作り出される今作は出演者からもアクションとストーリーなど総評して「とんでもない映画になる」そうな(゚∀゚)
キャラクター<俳優名>
兼高昭吾=出月梧郎<岡田准一>
復讐のために闇に手を染め、その獰猛さゆえ警視庁に目をつけられヤクザ組織に潜入させられる。躊躇なく人を殺め、高い格闘スキルとクレバーさで組織をのしあがる。極道のイメージを覆すタトゥーが特徴。腕には殺した人数が彫られている。趣味はマッサージ。
室岡秀喜<坂口健太郎>
兼高をアニキと慕う東鞘会のヤクザ。死刑囚の親を持ち、幼い頃に虐待で満腹中枢を壊す。その境遇から、感情を抑えられないサイコパスとして組織一とも目される凶暴性と残虐性を持つ。主な武器はマイナスドライバー。
土岐勉<北村一輝>
兼高と室岡のボスで、東鞘会最高幹部。「東鞘会三羽烏」の一人。一本筋の通った昔ながらのヤクザで、人情に厚く、兼高と室岡を高く評価している。
吉佐恵美裏<松岡茉優>
東鞘会・神津組のボス土岐の愛人でありながら、兼高とも道ならぬ関係を持つ、肝の座った極道の女。背中の鳳凰の刺青が特徴。象牙に興味あり。
十朱義孝<MIYAVI>
異例の人事で組長に就任。日本、そしてアジアで勢力を伸ばすインテリヤクザ。華奢に見えて高い戦闘力をもつ。趣味は美術鑑賞。警察が隠したい秘密のファイルを持っている。
熊沢伸雄<吉原光夫>
歌う東鞘会最高幹部。「東鞘会三羽烏」の一人。趣味はオペラ。高い戦闘能力と高い歌唱力がウリ。
阿内将<酒向芳>
ある目的のために、ダークサイドに堕ちた出月梧郎を利用し、“兼高”として東鞘会に送り込む。趣味はオーケストラ鑑賞。特徴は早口。
衣笠典子<大竹しのぶ>
表の顔は兼高が常連のマッサージ師、裏の顔は潜入者への情報伝達係。東鞘会に息子を殺されて以来、復讐の刻を虎視眈々と狙っている。主な武器は毒針。
大前田忠治<大場泰正>
東鞘会最高幹部。「東鞘会三羽烏」の一人。抗争で鼻を噛みちぎられて以来、鮫のノーズガードをつける武闘派幹部。
三神國也<金田哲>
土岐の部下で東鞘会三次団体三神組のボス。アジアで暗躍する“殺し屋集団ヘル・ドッグス”の監査役。
番犬<村上淳>
東鞘会の拷問場所の管理人を務める。多彩な武器をコレクションしている。片足が不自由。
佐代子<赤間麻里子>
圧巻のリーゼントを持つクセが強めの熊沢の妻。SMバーも経営するやり手。
お歯黒<吉田壮辰>
体はデカいが気は小さい三神の部下。新宿で交番を眺める兼高をたまたま見かける。
俵谷一房<田中美央>
熊沢と五分の盃を交わした日本最大の神戸華岡組の幹部。十朱に華岡組のスパイを託されるが、腹の中はいったい…?
恭子<杏子>
東鞘会メンバーも気を許す筋の通ったクラブのママ。東鞘会の裏接待などで使われる。
ルカ<中島亜梨沙>
東鞘会に仕向けられた近接戦のスペシャリスト。ホステスに紛れ込み、十朱暗殺を狙うが…。
杏南<木竜麻生>
室岡の施設時代の幼馴染。自身も属している犯罪者の遺族のコミュニティに室岡を誘う。
ミス・チャオ<小柳アヤカ>
象牙ビジネスで十朱と提携する中国系マフィア。
サロンの常連客<尾上右近>
典子のマッサージサロンの常連客。
※文章・画像引用元:公式HPより
感想
正直ストーリーはよくわからなかった(;ω;)回想を使った説明はないし、兼高の上司・阿内は早口が思ってた倍速くてよく聞こえんw だけどヤクザの雰囲気とやりすぎだろって思うくらいのアクションは見る価値あり!!
何もなしで見るのは正直キツいかも…
ある事件をきっかけに闇落ちしてしまった警官がヤクザ組織「東鞘会」に潜入し、会の若きトップ・十朱義孝から機密ファイルを奪取するミッションを描いた今作。
闇落ちしながらも自分の過ちを背負って兼高、弟分のサイコボーイ・室岡との兄弟愛、2人の最凶コンビが1年という短期間で能力を買われ出世していく。
ヤクザ同士の抗争や親である土岐の依頼時のアクションはやりすぎなんじゃないかと思うくらい激しく、詰まることなく進行してとても楽しく鑑賞できる作品に仕上がっていました!
アクションは見てるこっちが心配になっちゃうくらいのものが上映されてて終始ヒヤヒヤしてましたw 素材とかで対策はしてるだろうけどそれを加味してもまぁスゴイですわ(゚∀゚)
序盤の兼高が室岡と仕事をするシーンでターゲットを殴打して寝袋に詰めるんですが大人を運ぶとなると抱えるのが大変じゃないですか。だから上から落とすんですけど思った以上に高いところから落としてるから「あの人大丈夫なんか!?」って目線になっちゃってww
さっきまで「岡田准一と坂口健太郎カッコよ!これはこの後のアクションも楽しみだな!!」とか考えてたら一気に戻されたんで驚き(・Д・) そんなシーンが数多く出てくるんでR12指定ではないような気がするんですよね。
殺し屋のルカとの戦闘でテーブルに叩きつけた時は迫力に圧倒されて近くの女性の方が「アァッ…」って声漏れてましたからね( ´∀`)
でも残念?なのはストーリーと誰が誰なのかがはっきりわからないまま見てしまったこと。
場合によってはイントロとかをHPで読んで鑑賞しますが今回はそこまで情報を入れに行きました。
だって大抵の作品ではキャラクターごとに回想シーンを挟んだりしてわかりやすく見るための説明が流れるので「まぁあるだろ」って思ってたら全然出てこない。
多分阿内が兼高に潜入捜査の依頼を持ちかけたときだけなんじゃないかな?
なので事前にHPで確認したり、原作小説を読んだりしていたらストーリー+アクションを存分に楽しめるのかなと。
だけどストーリー部分を無視しても私は満足できちゃったんですよね(´ω`) アクションだけじゃなくて俳優陣の駆け引きとか凄んだところとか迫力あるし、トップ役のMIYAVIがカッコ良すぎるんだよなぁ。
海外人気高いアーティストなのに演技もできて英語もペラペラ。どれか1つでいいからくれんか!!?
あとインテリチキンの三神ははんにゃ・金田がハマりすぎてて配役上手いなって思いましたね。イメージがハマっているから本当にそのポジションにいるんじゃないかと錯覚しますw
上の席にいるから脅したりするんですけどサイコな室岡にはオドオドしちゃうっていうのがリアルで最高!あんな形になっちゃうとは思ってなかったけどいい演技してました。
というか金田久しぶりに見たなww
ストーリーを大雑把に振り返る
作品を鑑賞したけどどういう話かを思い出すためにもここに書きたいと思います。大雑把にざっくりとした内容にはなってしまうんですがご容赦ください(;ω;)
全体の概要からいくと
「ヤクザ組織に潜入した元警官が組のトップが持っている機密ファイルを盗む」
って物語。
ただヤクザ組織に潜入するのは至難の業だし、その界隈で通用する戦闘能力と頭がきれる人材でないといけないです。いろんな候補があったであろう中から選べれたのが岡田准一演じる兼高。
戦闘センスもそうですが東鞘会のヤクザである室岡との相性が良かった科学的に証明されたので潜入しやすいというのがきっかけになりました。
室岡と接触して1年が経った頃には最高幹部の土岐と親子の盃を交わし直接依頼を受けるまでに成長。(チーム「ヘルドッグス」に所属) 土岐の推薦で新しくトップになった十朱の護衛として2人とも送り込まれます。
護衛になった理由としては、十朱がトップになってビジネス・勢力拡大に力を入れる過程でやっぱ反発する組織が出てくるわけです。東鞘会は日本最大勢力・神戸華岡組に俵谷を送り込みますが進展がイマイチといった状況。
十朱と共に俵谷から情報などを聞くため高級クラブの個室で話をしていると、兼高は1人のキャストの手がきっかけで殺し屋だと見抜き大手柄!!
しかも女ヒットマンを送り込んできたのが十朱にトップの座を取られた前会長の息子・氏家であり、俵谷は十朱ではなく氏家側についていたのです!
ヒットマンのルカから情報を聞き出すために“処理場”へ移動をしますが、兼高の戦闘姿に痺れた十朱は命を狙われているにもかかわらず処理場へ同行したいと指示。
熊沢と室岡がいざ拷問をしようとしたところでルカに発信器が仕掛けられていることがわかり敵勢力が攻めてきます。
十朱の命は守れたものの会長秘書の熊沢はやられてしまい、後釜として兼高が会長秘書に選ばれます。
兼高が秘書になったことで室岡とのコンビは解消され、このタイミングで「兼高が警察側の人間かも」という情報を三神が入手。
コンビを解消されたことにショックを受けた室岡は「死刑囚の息子」と罵ってきた三神に襲い掛かります。揉み合いになる中三神は「兼高が潜入捜査官かもしれない。身内で争っている場合じゃない!」と話すも「そんなわけない!」と一蹴。
三神を階段の吹抜けから突き落としてしまいます。
他の組員に一部始終を見られ命からがら逃走した室岡は三神が言っていた「兼高が潜入捜査官」というのが気になり調べてみることに。
一方兼高は十朱の側近になったことを阿内に報告すると十朱についての秘密を伝えられます。
なんと十朱はもともと潜入捜査官だったのです!ヤクザに身を投じていく中で自分の正義と組の価値観が合っていると感じ、機密ファイルを持ってヤクザ側に鞍替えしたわけです。
側近となったことでボディチェックをスルーできるようになった兼高に十朱を処分するように阿内は支持します。それと同時期に大前田の専属マッサージ師として潜り込んでいた衣笠典子に大前田の殺害を支持。
典子は息子を大前田に殺害されてしまった過去があり、殺したい気持ちを抑えながらマッサージを行っていてようやく息子の仇をとれると覚悟を決めます。
東鞘会で成り上がった兼高は十朱を始末できるのか!?兼高について調べている室岡は潜入捜査官と知ったら2人の関係はどうなってしまうのか!?
といった感じのお話でした。
兼高が責任を感じている「ある事件」に関しては触れていないですがまぁサブ要素なんでいいかなと割愛しました(´ω`)
最後に
案外笑えるところもあって熊さんのめっちゃいい声で歌うオペラとか室岡のうんこのとことかね。熊さんが戦闘になるかもってところで兼高に「120gのうんこするときの息み声やって」ってとこは笑っちゃいましたねww
室岡と熊さんは処理場でやり合ってたんで余計に面白かった( ´∀`) 兼高が真剣な顔で「今っすか?!」って言ってて温度差がすごいw
アクションに関しては写し方が全部かっこいいし見やすくて文句はないですね!アップのところもやられてる側から見たような画角とかも全部いいんだよな!
刃物刺したりハンマーで殴るところとかは見えない角度だったり照明でよく見えないようになってて見やすくもされてました。
アウトロー系の作品の中でかなり良かったし、岡田さんも「激アツ」と推しちゃう出来になってましたね( ^∀^)
今度はどんなアクション出すんだろう…。楽しみだなぁ!!
ってなわけでまた次回 ´ω`)ノ
評価 ☆☆☆☆★4/5