
どーも、去年くらいまでよくトレーニングをしていたゴーヤです( ^ω^ ) 仕事柄なかなか体を動かす機会が無く「体動かさんといけんよなぁ」と思ってやり始めたところ結構ハマっちゃって服のサイズが1つ大きくなるくらいにはやってたんですよ!(過去形ww)
最近は全然やる気が起きなくなっちゃってできてないんですけどねw 気持ちはそのままなんですよ?体が気持ちに追いつかないというかなんというか…。
と、そんなことはどうでもよくて筋トレとか喘息みたいな病気に使われたりするのが“ステロイド”。そこまで身近なものとは感じないですが、使ってない人も聞いたことあるでしょう。
海外だと筋肉を大きくしたい!って思った人が割と使ったりしているようですね。どうやら短期間で筋肉をめっちゃデカくできるみたいでまぁ効率いいよねって手を伸ばす人も多いよう。
ただ使った人は大会なんかでいろいろと制限を食らったり、そういったものを使わずに鍛えられたナチュラルと比べられて非難されたりもします。
まぁ使い方を間違えれば中毒性とかもありますし、男性なんかは性機能が低下したりするケースもあるみたいなので害が出ちゃう分使い方は考えないといけないですよね。
今作はそんなステロイドの中毒と愛の中毒を混ぜ合わせたクセ強作品になっていそうな予感。A24が制作であれば基本クセ強いんですけどねww
さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و
作品情報
「セイント・モード 狂信」(19)で監督デビューを果たしたローズ・グラスの新作サスペンスで、レビューサイト「ロッテントマト」で94%という高評価を獲得し世界のさまざまな映画祭で44ノミネートを果たしました。
トレーニングジムで働くルーはジムにトレーニングに来ていたボディ・ビルダーのジャッキーに一目惚れし2人の関係が始まっていく。2人はより深い関係になっていくがルーの複雑な家庭環境の影響やジャッキーに勧めたステロイドがさまざまな出来事の引き金となっていく。
主人公のルーを演じるのは『トワイライト』シリーズ(08〜12)、『チャーリーズ・エンジェル』(19)のクリステン・スチュワート。ボディビルダーのジャッキーを『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(25)に出演し、自身でパーソナルトレーナー資格やボディビル大会出場経験のあるケイティ・オブライアンが担当する。
2人の出会いがどんな展開を迎え、どのようなラストを飾るのか!?タイトルである『愛はステロイド』もどういった意味でこの題名にしたのかも気になるところです!
あらすじ
物語の舞台は1989年のニューメキシコ。トレーニングジムで働くルーは、自分の夢をかなえるためにラスベガスに向かう野心家のボディビルダー、ジャッキーに夢中になる。
しかし、町で警察を牛耳る凶悪な犯罪を繰り返す父や、夫からDVを受け続ける姉を家族に持つルーを庇おうとするジャッキーは、思いもよらない犯罪網に引きずりこまれることになる……。
※引用元:FashionPressより
感想
“愛”も“ステロイド”も過剰摂取は禁物!いろんな要素が混ざっているのに作品自体の方向性はそのままに、2人の関係や出来事が複雑化しながらお互いに違うものに依存していく姿が上手く描かれている作品。時代的なものもあったんだろうな(´ω`)
かなり濃い作品
舞台となっているのは1989年のアメリカ。トレーニングジムで働いているルーはニューメキシコの田舎町で日々を過ごしていた。ラジオを聴きながらタバコを吹かしていると「タバコを吸うのは気持ちが不安だから安定させるため」とラジオから聞こえてくる。
実はルーはいわゆるクィアで恋愛対象が女性なのです。1989年だとそういった文化も今ほど一般的ではないですし、気の合う相手なんかも現れにくい。遊べるようなところもそんなになく出会いもないから生きる喜び的な要素が薄い。
そんな中、ルーが働いているジムにやってきたのがボディビルダーのジャッキー。彼女は大会に出場するためにたまたま立ち寄ったわけです。ルーはジャッキーを見た瞬間に一目惚れし彼女と接触することに。
田舎のコミュニティでこんなチャンスないでしょうし、ルーに好意を向けている相手がいたとしてもルー自身が好きと思えなければ関係を持とうなんて思えませんからね( ´∀`)
クィアカップルが幸せになっていくんか!?と思っていたらルーの家庭環境が思ったよりも複雑だし、ジャッキーもそのいざこざに加わっていくからよりドロドロになっていきます。昼ドラよりすごいかも( ^∀^)
最初に書いたように「誰もが何かしらの不安を抱えておりそれを紛らわすために何かに依存をする」がこの作品の心臓部分ではないかなと思います。
ルーは自身の恋愛対象とか父親のこととか姉のこととかでタバコに依存し、ジャッキーは自分の夢を叶えるためにステロイドに手を出しどんどんと摂取量を増やしちゃいます。ルーの姉はDVを受けてもクズ夫を愛し続けてたりと人それぞれ何かしらに縋ることで精神を安定させようとしているんですよね。 現実でもそれはあって、私は映画を見ることでストレス発散してます٩( 'ω' )وスッキリ
それだけじゃなくルーとジャッキーは恋愛関係に発展してお互いの「愛」が失われるのが怖くてまぁこんがらがっていくわけですよね。
ルーとジャッキーの性格が真逆なのもこの作品の魅力ポイント。ルーは家庭環境のこともありどっちかというと内向的。ジャッキーと致した時は我先に攻めたりしてるし翌日に朝食を用意したりする献身的な面を見せていました。
一方ジャッキーは自身の目標のためにひたすらにストイックなんですが衝動的な行動をしてしまうところも。殺人をやっちゃってからは衝動性が増しちゃうしルーに対しての執着が結構深くなっていくように思えます。
ルーと出会わなければステロイドうってないでしょうし、殺しもすることはなかったしょうね。
だけどやっちゃったのはルーを愛しているからでしょうし、ルーもジャッキーの罪を隠すために画策していくので2人とも愛の深みにハマっていちゃうんです。その光景を見ているこっちもその沼にズルズルと引きづり込まれちゃうのがかなり魅了的。
予告にあった膨張や爆発の表現方法も面白くて筋肉の膨らみや血管が浮き出てくるのを映していたり、クライマックスは体が巨大化する表現になっていたりと後半になっていくにつれ言い方はアレですがバカな描写になってていいですね!私は好きです。
ジャッキーがあんなデカくなって父親を押さえつけるとか誰も予想しないですよw 大体はルーの安否を心配して確認しにいったらピンチだったから助太刀したってのが定番ですがそれに巨大化を追加ってね(゚∀゚)その後手を取って駆け出してますしww
最後に
監督と制作スタジオの相性がめちゃくちゃいい作品だったんじゃないでしょうか?個人的には表現の仕方がかなり好きで誰が何に依存しているのかが分かりやすくて見てて面白かったです( ^ω^ )
ルーは最終的にジャッキーに何もかもやってもらうのではなく自分で解決するように動ける人になっていたのでやっと対等?というか尽くし系彼女を卒業できたのではないでしょうか。ちゃんと始末できてましたし♪
純愛とサスペンスの合わさった少し変わった作品でしたが時代や音楽、表現がかなり見応えあって評価がこれだけされているのも頷けました。毎度王道とは言えない変わった作風のものが多いA24ですが相性がいいんでしょうね。いつも楽しめる( ´∀`)
愛も過剰摂取しちゃうと理性が吹っ飛んで暴力的になっちゃうんですね。1度の殺人から連鎖して悪い方へ運ばれていきいい方に変わってくれないのもまた愛が引き起こしたことっていう。あれが愛のオーバードーズなのかな?
今後も新しい風を吹かしてくれた今作のような作品が出てきて欲しい。私もそろそろ体鍛えるの再開しようかな(´ε` )
ってなわけでまた次回 ´ω`)ノアリャシタ
評価 ☆☆☆☆★4/5
