ついこの間瑠東監督が製作した『極主夫道』見たばっかりなんですけどもう新作ですか?!(゚∀゚)ハヤッ 今回も原作漫画の実写映画化なわけですが、皆さんは『バイオレンスアクション』って知ってます?
私は全巻は持っていなくて漫画アプリで2巻くらいまでは読んだことあるんですよね。「このマンガがすごい!」の受賞歴もあって、『ワンパンマン』や『モブサイコ』のONE先生も推薦しているんですよね。
純粋に面白い作品で読んでて楽しいです。主人公は可愛い見た目をした専門学生なんですが敵と戦う時は顔色変えずに殺しちゃうんですよね。
暗殺とか殺しものの漫画にしては感傷的にならないんだけどめっちゃカッコいい。今までの作品にはない新しい作品のように感じます。
それを瑠東監督が手がけるわけですがどんな感じになるんだろう。こんなにストレートな殺しあいって製作してたのかな? 『おっさんずラブ』、『浦安鉄筋家族』、『極主夫道』みたいな笑えるのばっかりな印象なのでどんなアクション映画になるのかも楽しみです( ^ω^ )
さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و
作品情報
2016年4月から「やわらかスピリッツ」(小学館)で連載されているハードボイルドアクション作品。原作・沢田新、作画・浅井蓮次の2名で製作を行っており、原作者の沢田氏は漫画家の室井大資の別名義であることが公開されたりしました。
2018年には体調不良で休載したり連載再開したりをしていたが2022年3月から本格的に連載を再開した。
キャスト陣はいろんな映画ドラマに出演している人気女優・橋本環奈をはじめ、ノリに乗っている若手俳優、ベテラン、お笑い芸人に至るまで幅広く登場し、劇中歌は [Alexandros] 、MAN WITH A MISSIONを中心に提供されている。
あらすじ
この夏、最 高に爽快な誰も見たことのない専門学生のアクション・エンターテインメントが爆誕!!過激な日常が幕を開けるー。
ゆるふわピンクボブの菊野ケイは日商簿記検定2級合格を目指し専門学校に通っていた。学校帰りのバスでビジネスマン風の青年テラノと出会い、ケイは胸を高鳴らせながらもいつも通りバイト先へ。
一見、フツーのラーメン屋だが、その実態は殺し屋。ケイは、指名ナンバーワンの凄腕の殺し屋だったのだ...!!
キレたら恐い店長、不自然ヘアーの運転手ヅラさん、ケイに想いを寄せる渡辺と孤高のスナイパーだりあがバイト仲間だ。
この日の依頼は、巨大なヤクザ組織を仕切る三代目組長からある人物を殺して欲しいという内容だった。そのターゲットとは巨大な抗争の渦中にいるヤクザの会計士、バスで出会ったテラノだったー。
そこにケイを狙う最狂の殺し屋みちたかくんまで現れて...!?菊野ケイ、史上最悪のバイトをどう乗り切る!?
※引用元:公式HPより
監督情報
今回監督を務めるのは『劇場版 おっさんずラブ』やテレビドラマ『浦安鉄筋家族』を製作した瑠東 東一郎監督。
今年6月に公開された映画『極主夫道』の製作も手がけた監督で、笑える作品には定評のある方なんですがアクション系作品の印象があまりないのでどんな実写映画を作られるのかはかなり楽しみですo(`ω´ )o
私の大好きな佐藤二郎さんがいるじゃないですか!!こんなの絶対笑えるでしょ( ^ω^ ) この人の存在自体が笑えるようなもんですからね。あとアドリブも。
↓瑠東 東一郎監督に関する記事
キャスト
橋本環奈<菊野ケイ>
殺し屋のバイトをする専門学生。
杉野遥亮<テラノ>
頭脳明晰なヤクザの金庫番。
鈴鹿央士<渡辺>
ケイに思いを寄せる同級生。
馬場ふみか<店長>
キレたら怖いラーメン屋の店長。
森崎ウィン<金子>
殺し屋スナイパー。
大東駿介<アヤベ>
狂犬ヤクザ。
太田夢莉<だりあ>
孤高の天才スナイパー。
佐藤二朗<三代目組長>
親父ギャグ好きの組長。
城田優<みちたかくん>
独自のルールを持つ最狂の殺し屋。
高橋克典<木下>
野心家のヤクザ。
岡村隆史<ヅラさん>
不自然なリーゼントの運転手。
※公式HPより
感想
小さくても希望を持てば前へ進める!中身は結構省いている部分もあるしアクションもアレだけど嫌いじゃない。ちょっと酔った(´ཀ`)
女性のアクションだとここがネックに…
綺麗なピンクの髪をし昼間は専門学校で簿記の勉強に勤しむケイ。そんな彼女のアルバイトはターゲットを排除する殺し屋…と全く違う顔を持つ。
ある日受けた依頼をきっかけに次期組長を決める抗争に巻き込まれていく彼女を最新のVFX映像技術や激しいアクション、カメラワークで表現した作品になっていました!
だけど漫画を読んだことある私としてはここが限界値でそこまで大きな傷を負わずにまとめられるのがこれかな?!といった印象。
主演の橋本環奈に対する期待としては「アイドル」みたいなポジションが強すぎてアクション自体の悪さが目立ってしまうのがあると思うんです。
最近公開された『キングダム』の貂役として出演していますが、今の段階で戦場に出るキャラクターではないし、『銀魂』の神楽も戦闘よりもギャグのインパクトが強すぎて公開した年のニュースも「鼻ほじってます」ばっかり。
なのでアクションシーン自体に期待はせずに鑑賞しましたが、端的に言うと「カメラの切り替えを挟みまくって切り抜けている」って感じ。
「男性のような力強さを出せない」+「カメラで追いかけながら流すアクションシーン」は不向きだと監督自身わかってのことでしょうね。
蹴りとか銃撃とかをコマでいろんな角度やシーンを貼り合わせてスピード感とケイの戦闘センスを表現し物足りなさをカバーしてました。
なのでシーン自体は悪くないと思うけどカバーの仕方が丸わかりになっちゃうのでそこを隠せれていればこちらとしても満足できましたね( ^ω^ )←どの口が言ってんだ
でもみちたかくんとの戦闘シーンは流石に荒すぎるかなと。コマで流せるのって「圧倒的な力の差がある相手(格下)を瞬殺する」シーンに限りますがケイが銃弾やネイルガンの釘を避ける時はさすがにね…(> <;)
これからアクションシーンに出たりする時は体作ったりもっと動けるようになるのが必須条件ですかね。V6の岡田くんのところで修斗とかカリとかやったらいいかもww
作品の話(内容)について
今作の概要の流れをざっくり話すと、
三代目組長が長期のお勤め(刑務所行き)がほぼ確定
→組長「そろそろ次の組長を決めないとな。幹部たち誠意を見せてみろ!」
→と言うのは建前で組内で悪さをしている奴を炙り出そうと計画
→次期組長の席を手にするために幹部の木下がケイに仕事を依頼し、ケイたちが巻き込まれていく
って言うのがメインの部分。
この中でテラノのこととかケイのこととかが出てくるわけですがメインに的を絞りすぎていてキャラクターのこととかが全然出てこないんです。
ケイは日商簿記の勉強をしていて試験を控えているわけですが、簿記を勉強するきっかけは?とか殺し屋家業に行くきっかけ部分とかが出てこないんですよね。
コミックを全巻読んだことあるわけではないので憶測にはなってしまいますが、「映画で公開される話の中では出てこないから出さない」「続編を出すから次で出す予定」「そもそもメインストーリーと関係ないから載せる気は無かった」とかになってくるのかな…?
そのシーンを今後出すかはわかりませんがそれがないとキャラクターへあんまり意識がいかないんじゃないかと思うんです。
テラノとだりあの回想は出てきましたが主役はないのかい!o(`ω´ )o 今作だけで終わってしまうのならオリジナルで差し込んでしまってもいい気はしてきますが原作の先生とかの許可もいるから無理か。
なので見ていて物足りなさを感じるならそこが大きいのではないのかな…。アクションも足りないと感じはしますが許容はできるので一応OKで(´ω`)
最後に
今回芸人のメイン出演が3名?いたんですが俳優っぽかったのは兵ちゃんだけだったんじゃないかなw
くっきーと岡村はもう本人すぎるんだよなぁ!3人の中で一番俳優として経験積んでいる岡村隆史もキャラクターの印象が強いから語尾とか仕草で役になるタイプなんですよね(土竜の唄の猫沢とかね)
くっきーはあの癖を消せないから(というか消しちゃだめ)もうくっきーっていう役なんですよね。あの人の真似は誰もできないし生まれてもこないんじゃないかな( ᐛ )
兵ちゃんは喋りがうまいから言い方とかがちゃんとしていてガッチリハマってたと思います。私的に芸人さんの中でもあの人好きなんですよね!
あと続編が出るような終わり方してたからやっぱやるのかな…?最後にみちたかくんが店長のラーメン食べてたしテラノのことも気になるし。最後は風景の写真だけ出演だったので次に繋げる伏線の匂いはプンプンするよな(・Д・)
やるならアクションが良くなっていることを期待しよう!橋本環奈の可愛さは十分足りているからこのままキープで頼んます!!
ってなわけでまた次回 ´ω`)ノ
評価 ☆☆☆★★3/5