ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『キングダム2』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ 生きるための戦い…

 日本が世界よりも秀でているポップカルチャーである“漫画”。数々の作品が世に出されていますね( ^ω^ )

 いろんなジャンルのものが描かれていますが、私は歴史物の中で一番じゃないかと思っているのが『キングダム』。中国の戦国時代を題材にした作品は多くありますが、どの作品も「ザ・歴史漫画」感が強く、ファンタジーというより歴史の授業みたいな印象が強くなっちゃうんですよね…。

 

 原作者の原先生は『キングダム』が初連載なんですがすごい人気ぶりでもうすぐ累計発行部数1億部突破しそうな勢い!! コミックも60巻を超え、アニメ化、映画化がされ映画も今回で2作目。

 

 この漫画の特徴って戦いではなく人間ドラマにかなり厚みがある作品で原先生は社会人経験を作品に活かしているんだとか。

 もともとシステムエンジニアやってたみたいです。すごい経歴ですよね! 私の中で一番すごい経歴の漫画家さんは板垣恵介先生ですがw( ^ω^ )

 

 前作よりもドラマ性が増している予感がします!さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و

 

 

作品情報・監督情報

 2006年から「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載されている中国を舞台とした戦国青年漫画。第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞し、2022年6月時点で累計発行部数9,000万部を突破。

 

 2012〜2014年の間にアニメ(1,2シーズン)放映され2021年に第3シーズン、2022年4月から第4シーズンが放送されている。

 2019年に公開された映画『キングダム』は山﨑賢人、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈などの注目俳優陣が役を演じ東アジア、東南アジア、欧米で公開。日本では興行収入57億を超えるヒットを記録した。

 

 今回監督を務めるのは前作『キングダム』に続き佐藤信介が務める。佐藤氏は『GANTZ』シリーズ(2011)、『図書館戦争』シリーズ(13,15)、『デスノート Light up the NEW world』(16)、『いぬやしき』(18)などのヒット作品を手がけてきた名監督。

 

 中国史の映画作品は手がけてきていないと思いきやコーエーテクモゲームスから発売されている「真・三國無双」シリーズのオープニングを数本手がけている。

 

 前作『キングダム』は第43回日本アカデミー賞優秀監督賞(2020)、第44回報知映画賞・監督賞(2019)を受賞した。

 

 今までのキャラクターに加えメインキャラクターの1人である羌瘣が参加し、より物語が盛り上がる予感がします(゚∀゚)

 

 

 

キャラクター<俳優名

信<山﨑賢人

亡き親友・漂と約束した「天下の大将軍になる」夢をかなえるために己の腕1つで武功をあげる。ともに王宮奪還を果たした“中華統一”を目指す盟友・嬴政とともに、乱世を突き進んでいく。

 

嬴政・漂<吉沢亮

嬴政/秦国の若き王。異母弟・成蟜のクーデターを信とともに平定し玉座を奪還した。戦乱の世を終わらせるために、“中華統一”という果てなき夢を信とともに目指す。漂/信の幼馴染で親友。嬴政の影武者となるが、刺客に追われ命を落とす。

 

河了貂<橋本環奈

鳥を模した不思議な藁を被った山民族の末裔。身寄りがなく一人で生き抜いていたが、玉座奪還を機に、信と嬴政というかけがえのない居場所を見つけ、ともに歩んでいく。

 

羌瘣<清野菜名

哀しみの一族とも呼ばれる、千年を超える歴史を持つ伝説の暗殺一族“蚩尤”の一人。特殊な呼吸法を操る“巫舞”により、その身に神を堕として戦う。その姿はまるで舞のよう。敵か味方か―― その素性は謎に包まれている。

 

王騎<大沢たかお

秦国六大将軍の一人。その存在感は秦国武将の中でも別格だが、しばらく最前線から離れている。蛇甘平原の戦いでは、参戦せず戦の行く末を見届ける。

 

壁<満島真之介

秦軍の千人将。昌文君の副官であり嬴政に忠誠を尽くす武将。

 

尾平<岡山天音

信と同じ村出身で、チンピラ兄弟と言われる“尾兄弟”の兄。お調子者ではあるが、仲間思いな一面も。初陣で恐怖に震えるものの、敵に殺されそうになっている弟を身を挺して守る。

 

 

尾到<三浦貴大

信と同じ村出身で、チンピラ兄弟と言われる“尾兄弟”の弟。穏やかながら芯の強い性格で、兄とともに戦に参加する。久々に会った信の成長をいち早く見抜く観察力も。

 

澤圭<濱津隆之

頼りなく見える風貌の為、いつも残り物のメンバーで伍を組んでいるハズレの伍長。しかし、多くの戦場を生き残った経験を持つ。暴走しがちな信、心を閉ざす羌瘣、初陣の恐怖で動けない尾兄弟をまとめる事となる。

 

麃公<豊川悦治

秦国の最前線に居続ける変わり者と言われているが、六将にも引けを取らない力を持つ大将軍。戦を炎に例えて表現し、その匂いをかぎ取って本能で動く独特の感性を持っている。一歩兵に過ぎない信の活躍を耳にすると、興味を持つ。

 

呉慶<小澤征悦

魏国が誇る大将軍・魏火龍七師の一人。元々は魏の人間ではないが、戦の天才で大将軍にまで登り詰めたと言われている。

 

縛虎申<渋川清彦

麃公軍所属の千人将で、信の初陣の上官となる。口答えする百人将を斬りつけるなど厳しい性格の持ち主。

 

宮元<高橋努

呉慶軍の副将。軍師も兼任している。装甲戦車隊で秦国の歩兵軍を追い詰める。

 

 

あらすじ

これが大将軍への第一歩だーー。信は、漂の思いを胸に初陣に挑む!

時は紀元前。春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。戦災孤児として育った信(山﨑賢人)は、王弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・嬴政(吉沢亮)に出会う。天下の大将軍になると一緒に誓いながらも死別した幼馴染の漂とうり二つの国王に力を貸し、河了貂(橋本環奈)や山の王・楊端和(長澤まさみ)と共に王宮内部に侵入する。信は立ちはだかる強敵を打ち破り、みごと内乱を鎮圧。玉座を奪還することに成功した。しかし、これは途方もなき戦いの始まりに過ぎなかった――

 

深刻滅亡の危機を救え!!

半年後、王宮に突如知らせが届く。隣国「魏」が国境を越え侵攻を開始した。秦国は国王嬴政の号令の下、魏討伐のため決戦の地・蛇甘平原(だかんへいげん)に軍を起こす。歩兵として戦に向かうことになった信は、その道中、同郷の尾平(岡山天音)と尾到(三浦貴大)と再会。戦績もない信は、尾兄弟に加え、残り者の頼りない伍長・澤圭(濱津隆之)と、子どものような風貌に哀しい目をした羌瘣(清野菜名)と名乗る人物と最弱の伍(五人組)を組むことになってしまう。魏の総大将は、かつての秦の六大将軍に並ぶと噂される軍略に優れた戦の天才・呉慶(小澤征悦)将軍。かたや秦の総大将は戦と酒に明け暮れる猪突猛進の豪将・麃公(豊川悦司)将軍。信たちが戦場に着く頃には、有利とされる丘を魏軍に占拠され、すでに半数以上の歩兵が戦死している隊もあるなど戦況は最悪。完全に後れを取った秦軍だったが、信が配属された隊を指揮する縛虎申(渋川清彦)は、無謀ともいえる突撃命令を下す――

※文章引用元:公式HPより


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感想

生きているなら無理じゃない!圧倒的に不利な戦況の中で生き抜き勝利を掴むには何が重要なのかを信が学んだ一作!!( ^ω^ )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

VFXはここまで進化したか…(゚∀゚)

 漂と一緒に天下の大将軍になることを夢見る孤児の信。初めての戦場で“蚩尤”の羌瘣と出会い同じ境遇の2人が何のために生き、何をして生きるのかを探す物語。

 前作よりも進化しスケールアップしたVFXを使って大迫力な戦場を描き、新キャラ羌瘣のスピード感あふれる剣技を原作漫画のまま再現したとても楽しめる作品でした!!私的には前作よりも良かった!!

 

 今作の特徴は「コロナウイルスの影響で撮影環境が制限されていた」ことです。どの映画作品も外での撮影が難しくなってしまったので色々と対策をしながら映画を作ってきたわけです。

 

 で、今作は人数の規模もデカくて更地をメイン場所としていることからVFXみたいなCGシーンは必要なわけです。

 邦画作品は洋画と違ってCGの作りが荒めで全く別物とわかってしまうというのが弱点になっていましたが技術の進歩でかなりリアルなものを作ることができるようになりました。

 

 物語自体は漫画とは少し異なってはいましたが全体的には同じようにまとまっていて取りこぼしなんかはないように思います。漫画3,4巻分の内容を映画にしようとしたらかなり長時間になることはわかっていましたが130分くらいならまぁそのくらいかと思える長さです。

 

 ただ私自身はもうちょっと長くなると予想していましたし、最後の決着シーンなんかはもっと作り込むことができたんじゃないかと思います。

 途中までは良かったけど最後は荒削り気味になってしまっていてそこが残念なポイントかな(・Д・) 最後の呉慶と麃公の戦いはもっと斬りあうところだからあんなあっさり終わらせるのはどうなのかな…?!

 

 そして戦場のスケールの大きさを細かく作成されていてどこからがCGなのか本物なのかもわからないくらいにリアル( ゚д゚) 砂埃とか装甲戦車とか倒れている人の一部とかがCGなんだけど、正直見てもよくわからない

 

 「この人数を集めて撮影は無理だろ」ってわかるシーンであればわかるんですがある程度アップのシーンとなるとすごいですねww VFXの進化を実感しました!

 

戦闘シーンとか貂のシーンはもうちょっとなんとかできたのかな……。

 信の戦い方は前作と変わらず脳筋で腕力でゴリ押す感じがそのまま残っていて原作のままだったので良かったです。

 たださっきも書きましたが大将戦は納得がいかないです!あれは流石に簡単に片付けすぎだし呉慶の回想をちょっと入れるだけでもマシになったと思うんですよね。

 

 漫画読んでるんで差がわかるんですが、このシーンって何回も斬り合いをするんですよね。その姿を見て信は「戦争は“数”じゃなくて“人”だ」って学ぶんですがそこがかなり分かりにくくて説明不足すぎるのかなと。

 

 構図は面画の流れの方がちゃんと筋が通っているし見え方もわかりやすくていいんですが、映画化するとなるとどうしても時間とかがネックになってしまうから仕方ないんですけどねぇ…(´ω`) 切ってしまうのはわかってはいるんだけど煮え切らないからなんとも。

 

 この辺りは永遠の課題なんでしょうね。どうやってうまく話をまとめて、ちょうどいい時間で見飽きさせないようにする。かなりハードルの高い課題ですがどうしたものか…。

 

最後に

 今作はスケール感+羌瘣の剣技がかなり見どころの一作となりました。本編上映後には『キングダム3』の公開が発表されましたね!早っ(゚ω゚)

 もう次回作のことかよ!しかも2023年公開で進んでるっていうね。

 

 となると信が100人将になって貂が軍師になるために修行をしに行くところになるのか…。どの辺りまで入れてくるのか楽しみですね!

 

 ここまで続けているということは全部やる気でいるのかな?それだとかなり嬉しいので今後も続けてほしい!!o(`ω´ )o 単純に漫画読んでいるから見たいだけなのでジャンジャン出しちゃってくださいな!

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノ

 評価 ☆☆☆☆★4/5