ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『極主夫道』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ この極道、主婦よりも主夫!!(゚∀゚)

 日頃からいろんなジャンルの漫画を読んでいる私、ゴーヤでございますが当時連載されたばかりのモノの中でもどっぷりハマっていたのがこの『極主夫道』。

 日常を描くゆるいジャンルかと思ったらキャラクターは濃い、ギャグセンスあり、周りの一般人までもが徐々に染まっていく内容は笑うこと間違いなし!!

 

 「どっかで流行りそうだなぁ」と思っていたらまさかのドラマ化( ^ω^ ) しかも玉木宏がメインキャラ・「不死身の龍」に合いすぎてめちゃくちゃよかった!それからアニメ化もされ、今回映画で帰ってくるとは…。ここまでになるとは思っていなかったですww

 

 こんな怖い顔しているからめっちゃ誤解されて大事になったりもするけど基本的には平和なお話なので男女問わずに楽しめるんじゃないでしょうか?!

 

 さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و

 

作品情報

 2018年にウェブコミックサイトの「くらげパンチ」(新潮社)で短期連載されたあと本連載が開始され、累計発行部数400万を突破している任侠コメディコミック。2020年には玉木宏主演でドラマ化もされ、2021年11月に映画化が発表され、同年春には動画配信サービス「Netflix」にてアニメが全世界に配信された。

 

 今作で監督を務めるのは『僕たちがやりました』(17)、『おっさんずラブ』(18,19)、『浦安鉄筋家族』(20)などのテレビドラマを手掛けてきた瑠東東一郎。キャストには俳優はじめモデルや芸人なども参戦する!

 

 かなり濃いキャストが集まっていますし、監督も実写作品をメインにやってきた方。しかもこの路線は大得意な人なのでかなり笑わせてくれるのではないかと思っています( ^ω^ )

 

 『KAPPEI』の時に書きましたが、個人的に好きな俳優の橋本じゅんさんも出るし芸人のくっきー!もいてもうツボに刺さりまくっていますww

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キャスト<役名

玉木宏<黒田龍

 1980年1月14日、愛知県出身。1998年に俳優デビュー。映画『ウォーターボーイズ』で注目を集め、『雨鱒の川』で映画初主演。ドラマ『のだめカンタービレ』で演じた千秋真一役は大人気を博し、2012年には『曹操暗殺 三国志外伝』で外国語映画に初出演。

 以降も俳優として硬軟を問わない幅広い役を演じる実力派として活動する一方、テレビ・ラジオのナビゲーター、ミュージシャン、写真家としても活動。『マダガスカル』シリーズや『ジュラシック・ワールド』など海外作品の吹き替えキャストでもその実力を高く評価されている。

 

川口春奈<黒田美久

 1995年2月10日、長崎県出身。2007年に『ニコラ』オーディションでグランプリを獲得し、モデル、CMなどで活動した後、2009年にドラマ『東京DOGS』で女優デビュー。

 NHK大河ドラマ『麒麟がくる』では時代劇初挑戦ながら濃姫を演じ、高評価を集めた。2021年には『第72回NHK紅白歌合戦』で司会を務めるなど活躍の場を広げている。出演作に映画『一週間フレンズ。』『九月の恋と出会うまで』など多数。

 

志尊淳<赤宮雅

 1995年3月5日、東京都出身。2011年にミュージカル『テニスの王子様』でデビューし、2014年に『烈車戦隊トッキュウジャー』の主演に選ばれ注目を集める。

 以降、大河ドラマ『青天を衝け』や、NODA・MAP公演『Q:A Night At The Kabuki』、映画『さんかく窓の外側は夜』『人と仕事』など出演作は多数。トランスジェンダーの役を演じたドラマ『女子的生活』で第73回文化庁芸術祭賞テレビ・ドラマ部門の放送個人賞を受賞している。

 

吉田鋼太郎<近藤

 1959年1月14日、東京都出身。実力派舞台俳優として、蜷川幸雄作品など数多くの公演に出演する一方、ドラマ『おっさんずラブ』や『CUBE 一度入ったら、最後』など映像作品でも多面的な魅力を放つ。演出家としての実力も高く評価されており、現在は亡き蜷川の跡を継ぎ、『彩の国シェイクスピア・シリーズ』の2代目芸術監督を務めている。

 

松本まりか<虎春

 1984年9月12日、東京都出身。2000年にドラマ『六番目の小夜子』でデビューを飾り、映画、舞台、声優など幅広いジャンルで活動。2018年のドラマ『ホリデイラブ』で注目を集めると、人気が爆発。映画、ドラマだけでなくCMやナレーションのフィールドでも活躍している。

 

滝藤健一<虎二郎

 1976年11月2日、愛知県出身。高校卒業後にオーディションに合格し映画『バレット・バレエ』に出演した後、仲代達也主宰の無名塾に参加。数多くの舞台で活動する一方、映画『クライマーズ・ハイ』やドラマ『半沢直樹』などに出演し、実力派バイプレイヤーとして人気を集める。

 

稲森いずみ<江口雲雀

 1972年3月19日、鹿児島県出身。高校生の時にモデルとして活動を始め、ドラマ『上を向いて歩こう!』で女優デビュー。『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』など連続ドラマへのレギュラー出演を25年以上に渡って続ける一方、映画や舞台の世界でも活躍している。

 

竹中直人<江口菊次郎

 1956年3月20日、神奈川県出身。多摩美術大学在学中からコメディアンとして人気を集め、俳優としても映画、舞台で活躍。映画監督、エッセイスト、ラジオパーソナリティなど様々な顔を持ち、圧倒的な存在感を放つ俳優として人気を集めている。現在は母校・多摩美術大学の客員教授も務める。

 

古川雄大<酒井タツキ

 1987年7月9日、長野県出身。19歳から本格的に俳優活動を開始し、ミュージカル『テニスの王子様』で初舞台。『エリザベート』や『モーツァルト!』などミュージカルの世界で人気を博し、ドラマ『下町ロケット』や映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』など映像の世界にも活躍の場を広げている。

 

玉城ティナ<大前ゆかり

 1997年10月8日、沖縄県出身。2012年に「ミスiD2013グランプリ」に輝き、2018年までファッション誌『ViVi』の専属モデルに。女優としての活動もめざましく『Diner ダイナー』『惡の華』『AI崩壊』などに出演。アクターズ・ショート・フィルム2「物語」では脚本と監督を務めた。

 

MEGUMI<田中和子

 1981年9月25日、岡山県出身。グラビアアイドル、タレントとして圧倒的な人気を獲得した後、2003年から女優としても活動を開始。ドラマ、映画、CMなど数多くの作品に出演する。映画『台風家族』と『ひとよ』の演技で第62回ブルーリボン賞助演女優賞を受賞した。

 

安井順平<佐渡島幸平

 1974年3月4日、東京都出身。1995年にお笑いコンビ・アクシャンを結成。2002年のコンビ活動停止後はピン芸人として活動しながら俳優として舞台、ドラマ、映画などに出演。出演作に舞台『散歩する侵略者』、映画『燃えよ剣』、大河ドラマ『青天を衝け』など。

 

田中道子<太田佳世

 1989年8月24日、静岡県出身。2013年にミス・ワールドの日本代表に選出され、2016年に女優転身を発表。ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』や大河ドラマ『西郷どん』『君と世界が終わる日に』などに出演。バラエティ番組への出演やナレーションなど多彩なジャンルで活動する。

 

白鳥玉季<向日葵

 2010年1月20日、東京都出身。1歳の時から芸能活動を開始し、企業CMやポスターなどに出演。NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』でドラマ初出演を果たし、その後も映画『永い言い訳』『ステップ』、ドラマ『凪のお暇』『テセウスの船』などに出演し、その演技力の高さで注目を集めている。

 

安達祐実<白石

 1981年9月14日、東京都出身。2歳でモデルとしてデビューし、子役としてドラマ『家なき子』などで国民的な人気を博す。その後も女優として着実にキャリアを積み、映画『野のなななのか』『花宵道中』『樹海村』など数多くの作品に出演。近年はアパレルブランドのプロデュースを手がけるなど多分野で才能を発揮している。

 

橋本じゅん<大城山國光

 1964年2月25日、兵庫県出身。大阪芸術大学在学中に劇団☆新感線に参加。同劇団の看板俳優として数多くの当たり役を獲得するほか、映像の世界では映画『図書館戦争』『キングダム』『罪の声』などに出演。現在は母校・大阪芸術大学の専任教授も務める。

 

※画像・文章引用元:公式HPより

 

あらすじ

 かつて“不死身の龍”と恐れられた伝説の極道・黒田龍 (玉木宏)は美久(川口春奈)との結婚を機に足を洗い、最強の専業主夫として血のつながらない娘・向日葵(白鳥玉季)と3人で穏やかに暮らしていた。

 そんなある日、街に近藤(吉田鋼太郎)率いる極悪地上げ屋が現れる。彼らが狙うのは、白石(安達祐実)が園長を務める「かりゅう保育園」の土地。近藤の手下による執拗な嫌がらせは続き、龍は元舎弟の雅(志尊淳)と用心棒を買って出るが、近藤たちの行動はエスカレートしていく。

 

 やがて元武闘派ヤクザで現在はクレープ屋の虎二郎(滝藤賢一)、その妹で元レディース総長の虎春(松本まりか)も龍の仲間に加わるが、龍の家の前に男の子が捨てられていたことで”隠し子騒動”が持ち上がったり、龍の男気に虎春が惚れたことで美久との間に龍を巡る恋愛バトルが勃発するなど、問題が次々に出現!

 龍は抗争を終わらせるため、すべてにケリをつけるために“史上最大の夏祭り”を開幕する!


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感想

キャストのキレキレギャグ炸裂で開始からエンドロールまで笑わせてもらいました!( ^ω^ ) 個人的には橋本さんとくっきー!がよかったな。 でも時間は長めじゃないかな… あとエプロン欲しい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャスト全員が全力!!(゚∀゚)

 元最凶ヤクザ・不死身の龍が主夫として過ごす日常を描いたコメディ作品。彼はいたって一般人と同じように過ごそうとするが、話口調や第一印象であらぬ方向へ勘違いをされてしまう。今回は龍の自宅前に放置された男の子・リュウを保護し毎日を過ごしていく。

 

 まぁキャストの顔ぶれ見たらわかりますよね?!めちゃくちゃ濃い!!こんなの面白いことが起きる事間違いなしでしょ(´ω`) 竹中直人やら吉田鋼太郎やら橋本じゅんやら…。 100%笑わせにきてると思っていました!

 

 瑠東東一郎監督の続投と新キャストが増えすぎていないのが良かったと思います。原作コミックの展開自体が少ないキャラクターで1話完結の日常作品なので、映画だからあれもこれも詰め込むみたいなのがそんななくてごちゃごちゃしてないから見やすかったですね。

 

 特別出演の吉田鋼太郎と安達祐実のキレ演技でだいぶ濃くなっちゃってたんでこれ以上増やす必要もないかな…。 安達祐実がキレた時は純粋にびっくりしましたね( ゚д゚) 役が保育園の先生で最初は優しい感じなのに急に大声で「奥歯ガタガタ言わせたろか!!」って関西の人しか言わないようなセリフ言ってるからパンチが強いww

 

 声が高すぎて映画館のスピーカーでもちょっと音割れしてましたからねw あんなの出し続けてたら一瞬で喉潰しちゃいますよ!?

 

 あとくっきー!ですよ( ^ω^ ) あのキャラとギャグセンスが私のツボにジャストで嵌ってくるので何言ってても面白いな! 玉木宏と志尊淳と滝藤健一の3人なんて笑っちゃってましたからねww

 あの説明聞いて真顔でいることの方が無理だな。手榴弾のことパイナップルとか言ってるし!でもそれが好きだ!!

 

 MEGUMIなんて声出すのも凄かったですが、セリフが弄ってるんですよね。胸のこととか美魔女とかね、あんなにイジられてるのに全力でできるのすごいわ( ^∀^) てかこういうのに出てるの久しぶりに見たかも。

 

 さまざまな毛色のキャラクターがいるから1人は個々に刺さってくるんじゃないかと思いますね。 だから誰でも見やすく素直に笑えるんでしょうね! あ〜〜面白かった!!!

 

 

このシーンは気になる……

 脚本は置いときましょう。いろいろ突っ込みたいけど長くなっちゃうと思うのでww でもこのシーンはいらないんじゃないかな。 気になるのは2箇所

 1箇所目は運動会の空中戦!! これは原作らしさフル無視でおもしろ枠として組み込んだんでしょうが、合成がめちゃくちゃ雑( ´∀`)w 日本のテレビっぽいっちゃぽいですが。

 

 これに関しては入れなくても問題ない、というか入れない方がよかったと素直に思っちゃたな。 普段洋画をメインで見ているのもあるかもしれないですが邦画のこういうのが好きになれないんですよね…。

 海外だと年々技術力が高まっていて、「CGだな、これ」とは思うけど作品自体への影響が少ないんですよね。

 

 だけど日本のCG技術はなぜこんなに進まないんだ( ;∀;) ぶっちゃけYouTuberのとそんな変わんないと感じるくらいで誰でも作れちゃうんじゃないかって。

 仮にも日テレと読売テレビが幹事で配給がソニー・ピクチャーズですからね! もうちょっとなんとかできたでしょ。

 

 後もう1箇所はカーチェイスのシーン。カーチェイス自体は別によかったんですが、龍が車に飛び移って車内に入った後です。 子供を誘拐した犯人を殴るところですが明らかに車止まってるんですよねww

 玉木宏にカメラが向いてる時は背景止まってるのに犯人にアングルが変わると車が走っているんですよ。

 

 おいおい、これはないでしょ( ᐛ )ナンジャコリャ 見たらすぐわかっちゃうような事はしないで欲しかったな。 危険だからできないにしても合成くらいはしとこうよ…。 てかカーチェイスのシーンの後半はかなりゆっくり走っているのがわかりまくりです。

 

 確かに危ないし、ガチガチのアクション俳優さんとかじゃないけど何かいい代案やカバーができたんじゃないかな…。 ここは本当残念だ。

 

 

最後に

 作品全体としては面白く純粋に笑っちゃういい作品でしたが、この尺で映画化するものではなかったかな…。 やっぱ120分は長すぎるし、物語に波がないのでドキドキとか「どうなるの?!」みたいなシーンは全くないですね。

 

 そういうのを期待してる人は退屈でしょう。 「ドラマ見てたから見にきた」くらいのラフな気持ちで見るものかな。 というかスペシャルドラマ版としてテレビで流すような位置付けかと。

 テレビと映画の間を行ったり来たりしてブレブレなのもちょっとどうかな…。映画なんだからそれらしいものを出さないと見てるこっちは大変です!

 

 今回は可もなく不可もなくみたいな感じでしたが瑠東監督の『バイオレンスアクション』が今年公開なのでこれはよくあって欲しいかな。

 原作漫画読んでたので興味本位で見てみようかと思ってます。 キャスティングは悪くないんじゃないでしょうか。 メインキャラのケイが橋本環奈っていうのもピッタリだとは思うのでね。 こっちに期待しよ(`ω´ )

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノ

 評価 ☆☆☆★★3/5