ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『KAPPEI カッペイ』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ これを実写化か( ゚д゚)

f:id:go-yablog:20220226161832j:plain

 「ノストラダムスの大予言」って皆さん知っていますか?私は言葉は聞いたことあるけどどんなものなのかは全然知らないのですが、調べてみたら「そんなわけないだろぉ(゚∀゚)」な内容の予言でした。

 この予言を書いたのがフランスのノストラダムスさんという方。いろんなことが書いてある中で「1999年7の月に地球が滅亡する」と書かれていて当時の日本でベストセラーになったんだとか。しかも本が売れた次の年に実写映画化もされたとのことです。何がいつ流行るかわからないものですね( ^ω^ )

 

 そんな地球滅亡の予言が実現して『北斗の拳』みたいな世紀末な未来が来ると信じた人達のお話が今作『KAPPEI』。北斗の拳に出てくる主人公・ケンシロウのように自信を鍛える日々を過ごしていたら予言の年から10年以上も経ってしまっていたという物語。

 作者はあの『デトロイト・メタル・シティ』を書いた漫画家の若杉公徳先生。日本でギャグ漫画を書いている代表的な人なわけです。メタル・シティも映画化してますしね。

 

 出てくるキャラクター達全員がクセものだらけで全員が面白い!実写のキャストもキャラが濃くてポスターの時点で面白い!こんなの面白くないわけないでしょ( ^∀^)期待大ですww 作品はザ・少年漫画なんで女性が好きかは不明ですが…。

 さっそくいってみよ〜〜〜〜〜٩( ᐛ )و

 

作品情報

 2011年からヤングアニマル(白泉社)で連載されていたギャグ漫画。作者の若杉公徳氏は『デトロイト・メタル・シティ』、『みんな!エスパーだよ!』、『ライミングマン』などのギャグ・コメディ漫画を作り上げてきたギャグ漫画の重鎮!

 作品は「終末の戦士による、最強のラブコメ」をコンセプトに描かれており、単行本の表紙は少女コミックの表紙に似たデザインをしている。作品は紙、電子版合わせて35万部を突破している。

 

 執筆することになったきっかけは担当編集とのたわいのない会話がきっかけとのこと。「予言を信じていた人たちは地球が滅亡していない現代でどうしているのか」とか「北斗の拳のケンシロウが恋に落ちたらどうなってしまうのか」などの会話から『KAPPEI』が誕生。

 

 大予言が来なかった地球で人生始めての“恋”を知った勝平は共に修行した最強の男達とどのように現代で生活していくのか!?

 

メインキャラクター<俳優名

勝平<伊藤英明

f:id:go-yablog:20220311115636p:plain

 1975年8月3日生まれ、岐阜県出身。

【主な映画出演作】

 海猿 シリーズ(04,06,10,12)、悪の教典(12)、WOOD JOB!〜神去なあなあ日常(14)、22年の告白 私が殺人犯です(17)、燃えよ剣(21)など。


山瀬ハル<上白石萌歌

f:id:go-yablog:20220311120127p:plain

 2000年2月28日生まれ、鹿児島県出身。

【主な映画出演作品】

 羊と銅の森(18)、未来のミライ(18)、3D彼女 リアルガール(18)、劇場版ポケットモンスター ココ(20)、子供はわかってあげない(21)など。

 

入間啓太<西畑大吾(なにわ男子)>

f:id:go-yablog:20220311120455p:plain

 1997年1月9日生まれ、大阪府出身。

【主な映画出演作品】

 関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ!(16)、PとJK(17)、関西ジャニーズJr.のお笑いスター誕生!(17)、ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(17)、映画 少年たち(19)など。

 

守<大貫勇輔

f:id:go-yablog:20220311120919p:plain

 1988年8月31日生まれ、神奈川県出身。

【主な映画出演作品】

 キャッツ(20)、劇場版 ルパンの娘(21)など。

 

正義<山本耕史

f:id:go-yablog:20220311122418p:plain

 1976年10月31日生まれ、東京都出身。

【主な映画出演作品】

 ギャラクシー街道(15)、映画刀剣乱舞 ー継承ー(19)、仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション(19)、劇場版 きのう何食べた?(21)、シン・ウルトラマン(22予定)など。

 

英雄<小沢征悦

f:id:go-yablog:20220311122830p:plain

 1974年6月6日生まれ、アメリカ・カリフォルニア州出身。

【主な映画出演作品】

 引っ越し大名!(19)、弥生、三月 -君を愛した30年-(20)、一度死んでみた(20)、水上のフライト(20)、キングスマン:ファースト・エージェント(21)など。

 

あらすじ

 1999年7月に世界が滅亡するというノストラダムスの大予言を信じ、乱世の救世主となるべく、人里離れた地で、殺人拳・無戒殺風拳(むかいさっぷうけんの修行に人生を捧げてきた男・勝(伊藤英明)。

 だが、世界が滅亡する気配など一向に感じられないまま、師範(古田新太)から突如「解散」を命じられた終末の戦士たちは、それぞれ東京の地へと流れ着く。右も左もわからぬ大都会で、気弱な大学生・啓太(西畑大吾)を助けたことをきっかけに、天真爛漫な女子大生・山瀬ハル(上白石萌歌)と出会い、人生で初めてを知る勝平。そんな勝平の前に、かつてともに修行に明けくれた、守(大貫勇輔)・正義(山本耕史)・英雄(小澤征悦)ら最強の漢(オトコ)たちも現れて…。


www.youtube.com

 

感想

 このキャスティングだからピュアすぎるギャグが何倍も面白く見えてしまう( ^ω^ )シンプルに笑ってしまうおもしろ作品!みんなこういうの好きでしょww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所々にあるバカなところがクスッと笑えてしまう

 週末が来ることを信じて自信を鍛え上げた戦士たちが組織の解散を機に日本のいろんな場所へ散り散りに。東京にたどり着いた勝平は大学で出会った山瀬ハルへの片思いに苦しむことに…。

 キャラクターたちはただただ真面目に思っていることでも演じている人で笑ってしまっちゃいました!特に難しく考えることもなくシンプルに楽しめる良作だったと思います٩( ᐛ )アタマカラッポデミレル

 

 私は今作で主役を演じた伊藤英明さんをめちゃくちゃ久しぶりに見ましたね。頭の中でしっかり残っているのは映画『海猿』やドラマ『ブザー・ビート』だったろ思いますww すっごい昔すぎて自分でもビックリ(゚∀゚)

 

 KAPPEI見終わってまず「伊藤英明はやっぱ外さないなぁ」って思っちゃいましたね!終末の戦士らしいしっかりした体で顔つきも雄々しいのに格好は下着がふんどし、ノースリーブデニムに超短いデニムパンツ(ポケットの生地が見えてるくらいの短さww)

 そんな格好なのに戦闘シーンはしっかりかっこいいっていう摩訶不思議な。こんなに役にピッタリハマってしまえる俳優なんてそんなにいないですよ!!

 

 戦士以外は皆若いキャスティングなのに戦士の平均年齢が急に爆上げ。しかも伊藤英明がなにわ男子の西畑大吾に“恋愛”とは?て聞いちゃう。

 演技だってわかっているんですよ?o(`ω´ )oでもこんなまっすぐな目で二回りくらい年下に相談しているのでもう笑えてくる。伊藤さんにここまでやらせるのはなんなのか…。弱みでも握られてるのか?!ww

 

 作品の中身はそんな良いわけではないんですよね。カメラアングルとかをうまく使っているわけでもないし。そもそも製作がTBSですから映画の撮り方よりもテレビ番組によってるんですよね。

 

 でもこれをちゃんとした作品にしちゃう中年俳優はやっぱすごいなぁ。山本耕史さんの出てきたシーンなんてほぼイジリでしたからねw 福くんが凄んでいるところに『マルマルモリモリするぞ!!!』とかズルすぎでしょww 尾崎豊もですけどねww

 

 こんなシンプルに笑いながら映画を見るのはやっぱ楽しいですね♪ 

 

 

 

メインキャラじゃないけど私はこの人が一番好きです(´ω`)

 ただでさえ濃いキャラクターが多いので現代に溶け込んでいるキャラクターは目立たないもの。だが私はどのメインキャストたちよりもこの人が大好き!!

 

 そうっ!!橋本じゅん(´ω`)

 

 この人のキャラは私の心を「ガシッ」と掴んでしまっているんです。こんな濃い味で混ざろうとしたら飲み込まれてしまいそうな中、一警官だけど負けないキャラクター。なんだこの人は!?(・Д・) 私の好きなキャラの匂いがするぞ!!

 

 場所がバラバラなのになぜか戦士の戦いの場へ姿を現す。しかも戦いの解説まで…。いやっ殺風知ってんのかい!

 でも途中で後輩のテルオに解説の座を取られ、階級も下だったなんて。面白すぎるでしょ( ^∀^) 勝平vs英雄の時に食べるもの買ってきてテルオ渡すときは万年進級しない哀愁がなぜか出ている。すごいなこの人!

 

 次の『極主夫道 ザ・シネマ』に出演予定なのでそっちでも期待しています!

 

最後に

 漫画の方はちゃんと見たことはなかったけどここまで実写化して面白いとは。エンディングでは勝平たちが報われる流れになるとは思ってませんでしたが。

 備えあれば憂いなしとは言いますがこんな備えする人はそうそういないでしょ。私は地震への備えくらいはしておきます!この間もあったので( ゚д゚)

 

 作品自体への不満とかではありませんが入間くんに少し変化をつけても良かったのかな?とは思いました。最初は勝平だけだったのが守、正義、英雄と増えていって戦いを目の前で見たりしたらもうちょっと男らしくなったりしても良かったのかなって。

 

 途中から不満を勝平に大声で言ったりはしますが追い出すくらいの強行をしても面白かったのかも。原作を1から10まで描かなくても良いのが映画のいいところでもありますからね(´ω`)

 

 でも笑えるから誰でも手軽に見れる!オススメ!!デートでどうかは難しいけどね!!

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノ

 評価 ☆☆☆☆★4/5