さぁMARVELの新作がやって参りました!!( ^ω^ ) 今回はディズニーではなくソニー側、つまりトムホランドのスパイダーマンサイドのお話になります。
コミックの話から考えればヴィラン達が集まり始めているのが今の段階なわけですが、ぶっちゃけファンしかモービウス知らないと思います。
マーベル好きでもそんな深く読んだりしていない人はわからないキャラいっぱいいるだろうからどんな説明をして誰でも見やすくできるのかがポイントになってくるシリーズ。
今後出てくるシリーズ作品に大きな影響を与える1つになりますからちゃんと作ってもらわないとこっちとしては困っちゃいます( ;∀;)なので良くあってくれ!って想いですww
さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و
作品情報
マーベルコミックに登場するキャラクター「マイケル・モービウス」をベースに映画化。ソニーのコロンビア ピクチャーズとマーベル・エンタテインメントが制作した作品で、「ソニーズ スパイダーマン・ユニバース」シリーズの第3作目となる。
映画内では医師として登場するマイケルだがコミックでは天才生物学者として自身の病気(血液系疾患)を治すために治療法を研究する。
ノーベル賞を受賞するなどの功績を残したが治療法を探し出すことができず、自身の体に吸血コウモリの血清をうち試すことに。
今作は2017年に公開されたSF映画『ライフ』を制作したダニエル・エスピノーサが監督を務め、主役のモービウスには『スーサイド・スクワッド』(2016)でジョーカー役のジャレッド・レトが演じる。
病弱で華奢な体だった主人公が血清の効果で健康的な体になったシーンはジャレッド自身が月日を重ねて鍛え上げた肉体なんだとか…(゚∀゚)
コウモリの遺伝子によって血に飢え理性を失わぬよう奮起するモービウス。彼は理性を保ったまま日々を過ごせるのか、それとも…。
キャスト<俳優名>
マイケル・モービウス<ジャレッド・レト>
血液系疾患に苦しむノーベル賞も受賞した天才医師。蝙蝠の血清を利用し治療に成功するも徐々に彼の体に異変が起き始める。
マイロ<マット・スミス>
モービウスと同じく血液系疾患に苦しんでいる彼の友人。
マルティーヌ・バンクロフト<アドリア・アルホナ>
モービウスの同僚の医師。
エミール・ニコルズ<ジャレッド・ハリス>
モービウスの助言者。原作では年は離れておらず、大学の親友という設定である。
サイモン・ストラウド<タイリース・ギブソン>
FBI捜査官。モービウスを追う。
※引用元:wikiより
あらすじ
天才医師マイケル・モービウス(ジャレッド・レト)。彼は幼いころから血液の難病を患っていた。同じ病に苦しみ、同じ病棟で兄弟のように育った親友のマイロ(マット・スミス)の為にも、一日も早く、治療法を見つけ出したいという強い思いからマイケルは実験的な治療を自らに施す。
それはコウモリの血清を投与するという危険すぎる治療法だった。彼の身体は激変する――全身から力がみなぎり隆起した筋肉で覆われ、超人的なスピードと飛行能力、さらには周囲の状況を瞬時に感知するレーダー能力を手にする。しかし、その代償として、抑えきれない“血への渇望”>。
まるで血に飢えたコウモリのように。自らをコントロールする為に人工血液を飲み、薄れゆく<人間>としての意識を保つマイケルの前に、生きる為にその血清を投与してほしいとマイロが現れる。懇願するマイロを「危険すぎる、人間ではいられなくなる」と拒み続ける、マイケル。しかし、NYの街では、次々と全身の血が抜かれた殺人事件が頻発する―― (公式HPより)
感想
自身と親友のために作った薬がとんでもない呪いだった!話自体は嫌いじゃないけどシリーズで繋げようと思ったらちょっと……(´ω`)
どっちかというと後半が悪いと思う
子供の頃から血液系の病気を抱えるマイケル。1日に3回も透析しないといけない彼は病気を治すために勉学に励み研究を続けた。人体への検証のために打ち込んだ血清でコウモリの遺伝子と融合し数時間おきに「血が欲しくなる」症状が出てしまう。
常人離れした身体能力とコウモリの超音波を使う様子が分かりやすいエフェクトで描かれていますが、物語の前半部分は良かったけど後半から失速してしまい少し残念…。
シリーズが続くから出せる部分と出せない部分があるのは理解できますが総合的に「もうちょっとなんとかできたでしょ」と思っちゃいましたし、繋がり方がおかしなところもあったのでその辺も踏まえて話していきます!
あらかたの流れ( ^ω^ )
少年時代から病に苦しむマイケル。彼がいた病院にやってきたのが親友のマイロ。いつ死んでもおかしくない不治の病にかかりながらも施設内で親友になる2人。
ある日マイロにつながっていた血液を循環させる機会が停止してしまい瀕死の状態になってしまう。マイケルはナースを呼んだが一刻の猶予もないため持っていたボールペンの部品を代用して機械を修復しマイロの命を助けた。
施設で施術をしているエミールがマイケルに学校で勉強することを提案すると自分自身と親友のマイロを救うために学校へ通うことに。
マイケルは19歳で血液研究の第一人者として活躍し、多くの人の命を救ったが未だに持病の治療法が見つからず、吸血コウモリを捕獲し血清のサンプルを作成した。
ネズミを使った生物実験で成功し次は人体への実験へ。法律に触れない海域で傭兵を雇いマイケル自身が隔離室で実験体として血清の効果を確かめることに。
血清を投与し少し経つと施術用のベットで寝ていたマイケルの姿がどこかへ。隔離室にマルティーヌと傭兵の1人が入ると天井に張り付くマイケルの姿が目に入った!
傭兵の1人が襲われている間に扉を施錠したが分厚い強化ガラスをぶち破って出てきたマイケル。駆けつけた傭兵を1人残らず襲い正気を取り戻す。
隔離室へ戻るとマルティーヌが気絶しており、マイケルは無線で救助の連絡を入れ船を後にする。この惨劇はニュースでも取り上げられた。
マイケルは自身のラボに戻り血清によって体に何が起こったのかを記録することに。一定の時間が経つと血液を欲する衝動に駆られること。血液を摂取すると身体能力が上がるが人工血液だと効果が薄いこと。6時間は正気でいられるが血液を摂取するごとにその時間が短くなっていることなど。
マイケルは病気を克服したが人を襲ってしまうことを恐れマイロに渡さないようにしよう拒否。マイケルだけ元気な体になったことを憎み腹を立ててしまう。
マイケルはしばらく人工血液で耐え忍んでいたが職場の看護師が失血状態で発見され警察に拘束されてしまう。しかしマイケルは被害者を襲った記憶はない。本当に自分が殺してしまったのか…。
独房で頭を抱えるマイケルの元へ弁護士としてマイロがやってきた。会話をした後マイロは「これが必要だろ?」と人工血液のパックを独房のベッドに置いて帰ってしまう。
マイロの言動に違和感を覚えたマイケルは独房に置き去りにされたマイロの杖を見て気が付く。マイロが血清を摂取し看護師を襲ったことに( ゚д゚)
ってな感じです!
マイロ勝手に持ち出してたんか。まぁ吸血のことなんて側から見たらわからないし、何十年も病気に苦しんで寿命もわずかだなってわかるくらいですから欲しくなりますよね。マイケルがダメだって言ってもマイロ的には「お前だけ元気になって俺はダメだと?!なんなんこいつ」とか思っちゃいますよね。
ぶっちゃけマイロも吸血鬼になって戦うのはよくあるシチュエーションだしここから盛り上がってくるところです。
ですがここからが私的に残念だと感じてしまったところ。
マイロは吸血の衝動を抑制しようとはせず街の人を襲います。正直予告の感じだとマイケルが人を襲いまくっちゃって悪に行くのか葛藤するのかと思っていましたが、王道の流れでしたね(´ω`)
敵は出てくるけどその路線で進めてほしかったなとは思いました。なぜならスパイダーマンの敵として進めていくのならそっち路線のほうが悪人にしやすいからです!
クライマックス部分まで言ってしまいますが最終的にマイロを止めるわけですが本編では悪い方に行ったのか善い方に行ったのかマジでわかんないんですよ!
人を殺してはいけないという倫理観は守りましたが吸血鬼のまま終わるし、コウモリの要素を取り除くような薬を開発し直すとかもないので結局このままで生活するんか?って感じ。
1発目だから次回作への残すところがあるだろうけど最後になればなるほど煮え切らないのが目立ってしまって残念かなと思います。物語自体は嫌いじゃないんですけどね( ^ω^ )
最後に
マーベル恒例のおまけクレジットではマルチバースでヴァルチャーが飛ばされてきます!スパイダーマンで出てきた鉄製鳥のおじさんですね(´ω`)
繋がりとしては『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』で次元が歪んでトム・ホランドの世界からモービウスの世界へきちゃうわけですね。
やってきたヴァルチャーは刑務所に現れますが取調べの結果釈放され、モービウスを誘います。スパイダーマンを倒すべく手を結ぶんですがこの時みんな思ったでしょう。
「なぜOKを出したんだ」と。(・Д・)
だってスパイダーマンに計画邪魔されたりとか、捕まったりとかしてないでしょ。てか会ってすらいないし。
なのに2つ返事で承諾しちゃってるし。これはどうなのよ、マーベルさん、ソニーさん。
今の段階では全く納得していませんよ!今後の作中でファンが納得するくらいのものを用意しているなら話は別ですがまず無理でしょ。
ちゃんと見てはいくけど大丈夫かな……。ただただ不安で仕方ないですわ!
ってなわけでまた次回で ´ω`)ノ
評価 ☆☆☆★★3/5