ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『THE BATMAN -ザ・バットマン-』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ 黒マスクの彼は何を思う…

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 世界中のいろんな作品にさまざまなスーパーヒーローたちが登場します。皆さんが知っているキャラクターや国内のみで有名だったり、マイナーなヒーローだったり。たくさんいる中で皆さんはどのヒーローが好きでしょうか?

 私は大人になってMARVELシリーズにどっぷりハマりましたが、幼少期はアンパンマンとかなんとかレンジャーとか見てきたんですが誰でもどこかしらで見たことあるのではないでしょうか。

 

 ほとんどのヒーローたちは最終的には悪をやっつけて世界を救うし、性格が明るかったりするのがほとんどなんじゃないかな…( ᐛ ) 中には頭吹っ飛んでたり元ヴィランとかいますけどね!

 世界中で知られているマーベルとDCの中でめっちゃヒーローっぽい(明るくて正義感溢れる明るい人)わけじゃないけど有名なのが今作のバットマン。

 

 マーベルのアイアンマンとかスパイダーマンたちみたいに和気藹々するところとかあんまりないし、主人公のブルース・ウェインは周りに明るく振る舞うような性格でもないです。戦う時も顔を露出しないようにマスクかぶって裏でヒーロー活動をしてます。今までのヒーローと違うところがあるけどどこか惹かれてしまいます。

 

 誕生して80年ちょっと?経って今までいろんな俳優さんが演じてきたキャラクターを今回『ハリー・ポッター』や『トワイライト』で有名なロバート・パティンソンが演じます。今作の内容が「若い時のブルース・ウェイン」なので、若めでミステリアスなところが魅力的な彼が抜擢されたのでしょう。

 キャストを知った時は個人的に期待爆上がりでした!!(゚∀゚)ハリーポッターもトワイライトも見てきましたがめちゃくちゃセクシーな男優さんなんですよね。トワイライトで一気に有名になって出演料が破格になったらしい。ウィル・スミスとかと並ぶとかなんとか…。すげぇ!!( ´ ▽ ` )

 

 そんな期待値大の今作。さっそく行ってみよ〜〜〜〜〜٩( ᐛ )و

 

作品情報

 1939年に初登場してから世界中で人気のバットマン。1940年にコミックブックが刊行され、映画で有名なワーナー・ブラザーズ製作の実写映画で最高潮に達しました。

 舞台となるゴッサム・シティの億万長者ブルース・ウェインは幼い時に両親を目の前で殺害されてしまい、執事のアルフレッドに育てられる。大人になったブルースは表向きは慈善家として活動しているが裏では両親を殺害した犯人への復讐を目的にバットマンとして戦っている。

 

 ブルースは過去の出来事が原因でトラウマを持っていて戦いの中でさまざまな葛藤が描かれる。かなりストイックな主人公でスーパーヒーロー作品の中でもあまり見ない悲観的な性格をしているし、そもそもスーパーパワーを持っていません。

 自身の知恵、財力、格闘技・科学技術などを駆使し、いろんな武器や乗り物を扱いヴィランに立ち向かいます。

 

 スーパーパワーを持っていないっていうのは割と知らない人多いんじゃないでしょうか?!今まで見たことなかった人は「パワー持ってないの!!?」と驚かれるでしょうね( ゚д゚)

 私も最初は驚きましたww めっちゃ金持ってて格闘センスやいろんな武器作って、バットモービルに乗ってる一般人だとは…。肉体強化のスーパーパワーくらい持ってそうですけどね。しかも格闘技の経験もボクシングだけじゃなくて忍術や治療や腹話術(格闘技?)なんかも会得しているんですね。なんじゃこいつ( ´ ▽ ` )ヤバイヤツヤ

 

 そんな彼がバットマンになってそんなに年月が経っていない時のお話。どんな作品になっているんでしょうか!?

 

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キャラクター<俳優名

ブルース・ウェイン/バットマン<ロバート・パティンソン

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 両親殺害の復讐を誓い、夜はマスクで素顔を隠し、悪と敵対して犯罪者の心に恐怖を植え付ける存在“バットマン”となって2年。

 ある日、最狂の知能犯リドラーに狙われたことで、彼の両親が狂気に変貌していくことになるー。

 

セリーナ・カイル/キャットウーマン<ゾーイ・クラヴィッツ

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 自分の目的のため、ネコのようなスーツとマスクを見に纏い、ゴッサム・シティの権力者や悪党を狙って盗みを働く謎めいた人物。ブルースに近づき協力を持ちかけるが、その目的とは…?

 

エドワード・ナッシュトン/リドラー<ポール・ダノ

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 史上最狂の知能犯。数々の凶悪な謎解きを仕掛け、ゴッサム・シティの権力者を標的に連続殺人事件を引き起こす。そして、政府の陰謀とブルースにまつわる嘘を暴こうとするがその真の狙いとは…。

 

ジェームズ・ゴードン<ジェフリー・ライト

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 ゴッサム・シティ警察の警部補。強い正義感をもつベテラン刑事として、警察組織そしてゴッサム・シティにとって必要な道徳的指針を示す。バットマンを味方と認める数少ない人間である。

 

ペンギン<コリン・ファレル

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 別名、オズ。悪党も集うゴッサム・シティの人気高級ナイトクラブ、アイスバーグ・ラウンジの経営者。経営者としての顔の裏に、ある企みを隠しているようだが…。

 

アルフレッド<アンディ・サーキス

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 ブルースの父親代わりを務め、最も身近な存在として支える。バットマンの真の姿を知る唯一の人物であり、ブルース・ウェインの後見人としてウェイン家の遺産とゴッサム・シティを守る職務を果たそうとしている。

<画像・文章引用元:公式HPより>

 

あらすじ

 優しくもミステリアスな青年ブルースは、両親殺害の復讐を誓い、夜は黒いマスクで素顔を隠し犯罪者を見つけては力でねじ伏せ、悪と敵対する存在の”バットマン”になろうとしている。

 ある日、権力者が標的になった連続殺人事件が発生。その犯人を名乗るのは、史上最狂の知能犯リドラー。ヤツは犯行の際、必ず”なぞなぞ”を残し、警察や世界一優秀な探偵のブルースを挑発する。

 いったい何のために犯行を繰り返すのか?そして暴かれる、政府の陰謀とブルースにまつわる過去の悪事や父親の罪…。追い詰められたその時、彼の心の中で、何かが音を立てて壊れ始めた―。あなたは世界の嘘を暴き、人間の本性を見抜けるか――。 (引用元:cinemacafe.net)

www.youtube.com

 

感想

 複雑に絡み合う謎が若かりしバットマンを襲う!かなりバイオレンスだけどロバートがカッコいい(゚∀゚)!! でも絡みすぎて諄く感じるところも…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴッサムシティの影

 幼い頃に父親と母親を殺され復讐に燃えるブルース。夜になると街のさまざまな場所で起こっている悪事を一掃する日々。ある事件からバットマン宛になぞなぞを残す連続殺人知能犯リドラーが出現し、なぞなぞを頼りにリドラーの正体を突き止め事件解決に奔走する。

 話の内容的にもかなり暗く今までの作品の中でも屈指の絶望感がある作品です。ただめちゃくちゃ長尺なため後半は疲れていました( ;∀;) 3時間の作品ってそんなに出会うことないしアベンジャーズ・エンドゲームみたいにシリーズ最後とかでもないから人によっては退屈になっってきてしまうかもしれないです…。

 

 

 今まで公開されていたバットマンって「悪い奴を倒して襲われている人を助ける」イメージ。だけど今作はバットマン歴2年しか経っていなくてブルース自身の“復讐”のために活動をしていたのでバットマン=ブルース・ウェインっていうのもバットマンって知っている人もかなり少数だし、一般人はバットマンの存在自体を知らないんですよね。

 

 作品の最後、バットマンが民間人を助けているニュース映像で「マスクをつけた男が救助活動している」って言われ方しているのでここからバットマン=ヒーローの歴史が始まったわけです。

 

 戦闘シーンメインのアメコミ映画とは違い頭を使うのがメインの作品になっています。悪いやつもリドラーだけじゃなくて市長や警察なんかもそっちサイドなのでリアリティが増してアメコミじゃなくなってました。普段のアメコミ好きな人には刺さりにくいのかもしれないですなぁ(・Д・)

 ゴッサムシティの影がこんなに深いとは……。しかも自分の親が絡んできていた!なんて知ったらそりゃショックでしょ。誰を思って復讐していたんだか。アルフレッドいなかったらブルース終わってたかもしれないですね…。

 

バットマンに3時間も必要なのか?!

 今作の監督を務めたマット・リーヴスさん。有名な作品に関わってきた有名監督で、子供の頃からバットマンを読んで育ったそうです。彼自身見てきたものを作ることができるのは嬉しかったでしょうがかなりものを詰め込んじゃったから長尺の作品になってしまったのかなと思ってしまいました。

 

 好きなものにいろんな要素をできるだけ詰め込みたい気持ちはめちゃくちゃわかります!!( ^ω^ )私が同じ立場でも「あれも入れたいし、これも入れたいなぁ〜〜」って想像を膨らませると思うので。

 

 謎解き、戦闘、バットモービル、ブルースとセレーナの関係、ゴッサムの真の姿。これを2時間の尺に入れようとしたらこの時点で無理そうって思っちゃいましたww 簡潔にスイスイ進んじゃうと面白くなくなっちゃいますしね。 だけど「ここのシーン引っ張るな( ゚д゚)こんなにいらんやろ」ってのが多くてこれを削れば一般の映画よりちょっと長いくらいで抑えられたんじゃないのかな…?

 

 前半に謎要素を入れまくってて後半は薄くなりすぎているのでバランスも良くしたほうが見応えはあったかなと思います。芸人の四千頭身みたいでした。「前半に畳み掛けんな!(´ω`)」みたいなw

 

最後に

 過去作と比べて「めちゃくちゃ良かったな!今回のバットマンは!!」とはならなかったですね。嫌いではありませんがどうしても気になるところが多かったので総評が下がってしまう感じでした(・Д・)

 

 でも主役のロバート・パティンソンはカッコよかった!彼の肌色がブルー寄りのかなり白い色なので血色の悪さが出やすくて絶望感とかの負の感情が伝わってきやすかったです!腕はめちゃくちゃ太いわけじゃないんだけど戦闘シーンでは暴れ回るし、力一杯殴り続ける力強さがギャップになってなお良かった(゚∀゚)

 

 銃で撃てれまくっているのに一切防ぐ動作せずに近寄ってきますからねww防弾あるのわかってても手でガードくらいはするでしょうww

 

 次回のバットマン作品がどの時系列を描くのかは楽しみですね!次は普通の尺で頼みます!!ホントに!!

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノ

 評価 ☆☆☆★★3/5