ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『ブラックアダム』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ ドウェインがダークヒーローかぁ…

 

 今度のアメコミ作品は「DCコミックス」でございます(゚∀゚ノノ゙パチパチパチパチ

 

 前作公開された『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(21)と同じようにヴィランが主人公の作品となっていますね( ^ω^ ) 「DCコミックス」はMARVELシリーズに比べてダークヒーローの登場(映画主人公)がかなり多いのが特徴的。

 有名なバットマンも元はそっち路線ですからね。ちょっと暗いイメージがあるんですがやはり面白い!

 

 まさか“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンがアダム役になるとは思ってなかったですねw コミック版のブラックアダムは短いけど髪はあるので映画でこんなにツルツルになっちゃうとは予想外でしたww

 

 さらに本作は『シャザム』に関係のあるキャラクター作品なので来年3月公開予定の『シャザム 神々の怒り』に関するシーンが出てくるかもしれませんね(´ω`) どっかでぶつかる時が来るのか?!それとも違うルートで物語が進んでいくのか?!

 

 さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و

 

 

作品情報

 アメコミで有名なDCコミックスのヴィランキャラクター「ブラックアダム」をベースに製作されたスーパーヒーロー映画。

 

 愛する者たちを失ってしまったテス・アダムが復讐のために力を振るった事が原因で封印され5000年の時を経て復活。現代でかつて彼を追い詰めた者たちへ復讐をするべく地球で暴れまくる!という物語。

 

 ブラックアダムはもともと魔導師から力を与えられて変身する事ができるようになったキャラクターで、「シャザム」と声に出すとスーパーマンのようなスーツ姿になる事ができます。

 最初はDCコミックスのキャプテンマーベルの因縁の相手として登場しています。つまりキャプテンマーベル→シャザムなのでシャザムであるビリー・バットソンの敵になるわけです!

 

 ただ新しいキャラクター設定では内容が少し変更され、アダムは蛮族の侵略により奴隷に。同国(カーンダック)の少年と共に魔術師たちに『SHAZAM (シャザム)』の呪文を与えられます。

 しかしアダムと少年はそれぞれ違う目的のために力を使うことを選び、結果アダムは少年を殺して力を奪った。

 

 アダムは蛮族たちから民を救い英雄として崇められたが力を与えた魔術師たちは彼を危険視して封印してしまいます。

 数千年の時が流れ魔法の力を求め訪れたドクター・シヴァナが封印を解き、アダムは封印した魔術師に復讐を果たすため破壊を繰り返す。

 

 という設定になりました。

 

 アダムの封印を解いたのはドクター・シヴァナことサデウス・シヴァナなわけですが、彼って『シャザム』のヴィランとして登場しラストに印象的なシーンがありました。

 おそらく今回の復活に関わってくるのかなと思っていますがキャラクター紹介やwikiの欄には名前がないのでどうなるのかいまいちわかりません…(゚∀゚)

 

 なので誰が封印を解いて今後の作品(シャザム)に繋がるのかが楽しみです!ちなみに魔導師シャザムはwikiに載っていました。しかも「後にビリーに力を与える」と書かれているので新設定の所々を別の設定を織り交ぜているようですね。

 

 あと11/25〜27に開催された「東京コミコン」に行ってきましたがプライム1スタジオが出しているブラックアダムのフィギュアが凄すぎた!他のもめちゃくちゃ細部まで作られていて欲しかったですねぇ!どえらい値段しますけど( ゚д゚)

 

 

あらすじ

 5,000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダム。かつて彼の息子は、自らの命を犠牲にして父を守り、その力を父に託した。息子の命と引き換えに手に入れた“呪われた力”。

 ブラックアダムは苦悩と悔恨に苛まれながらも、息子を奪われた復讐心から、その強大な力を使い、現代の地球で破壊の限りを尽くす。

 

 そんな彼を人類の敵と皆し立ち向かうのは、スーパーヒーローチーム“JSA”!果たしてブラックアダムは人類の敵なのか!?彼が現代に蘇った本当の理由とは?

 

※引用元:公式HPより


www.youtube.com

 

 

監督情報

 今作で監督を務めるのはジャウム・コレット=セラ。

 

 主な作品としては『ロスト・バケーション』(16)、『トレイン・ミッション』(18)、『ジャングル・クルーズ』(21)などがあります。

 本数はそこそこですが有名な作品が結構多くあり、直近の作品である『ジャングル・クルーズ』なんかはディズニーランドの人気アトラクションをもとに作成された映画ですので見たって方は多いのではないでしょうかね?!

 

 実力自体はある方なんですが長編映画は2005年の『蝋人形の館』がスタートで、思っていたよりも時期は経っていないような感覚がします。

 結構知られている作品を作っているのでもっと製作したものが多いと勝手に思っていましたww 『蝋人形の館』の製作も『プレデター』、『ダイ・ハード』、『マトリックス』の制作に携わったジョエル・シルバーにチャンスをもらったのがきっかけのようでかなり期待値が高かったのでしょう。

 

 そんな彼が作るアメコミ映画はどんな仕上がりになるのか!?楽しみです!!

ロスト・バケーション

ロスト・バケーション

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キャラクター<俳優名

テス・アダム/ブラックアダム<ドウェイン・ジョンソン

 5000年前に投獄されたカーンダックのアンチヒーロー。彼は愛する者達を殺された後、魔術師シャザムから様々なエジプトの神々の魔力を授けられ最強の魔術師となるが、その力を復讐のために振るう。

 後に封印され、現代の人間の手によって5000年の時を経て復活を遂げ、破壊神;ブラックアダムとして復讐のために動き出す。

 

アドリアナ・トマズ<サラ・シャヒ

 カーンダックの大学教授でありファイター。

 

アモン・トマズ<ボディ・サボンギ

 アドリアナの息子。

 

フルット/テス・アダム<ジャロン・クリスチャン、ウリ・ラトゥケフ

 アダムの息子。父を自らの命と引き換えに守り絶命してしまう。

 

カーター・ホール/ホークマン<オルディス・ホッジ

 ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカのリーダー。高い怪力・耐久力,回復能力,飛行能力を有し、金属製の翼が付いているアーマーを装着し、ブラックアダムと対峙する。

 

ケント・ネルソン/ドクター・フェイト<ピアース・ブロスナン

 魔術を学び、魔法の運命のヘルメットを与えられた魔術師にして考古学者の息子であり、ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカの最古のメンバー。

 

アルバート・”アル”・ロススタイン/アトム・スマッシャー<ノア・センティネオ

 ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカの新メンバーで、分子構造を制御し自らの大きさと強さを操作することが出来る能力を持つ。

 

マクシーン・ハンケル/サイクロン<クインテッサ・スウィンデル

 邪悪な科学者の人体実験によって嵐をコントロールしたり、音波を出すことが出来る能力を持つようになった、ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカの新メンバー。

 

イシュマエル・グレゴール/サバック<マーワン・ケンザリ

 ブラックアダムがジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカと協力して倒さなければならなくなる、ある悪魔に取り憑かれたインターギャングのリーダー。

 

※引用元:wikiより

 

 

 

感想

ブラックアダムの見た目がもう最強すぎる!弱点があるようには見えないし、戦闘も激しいけど『シャザム!』のような面白い要素は薄め。物語全体も少し物足りなかったがまぁ楽しかった( ^ω^ )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この見た目にこのパワー٩( ᐛ )و最強すぎるが故に…

 プロレスラーとしての功績から俳優、プロデューサーとしてさまざまな分野で人気を誇る“ザ・ロック”。

 もうこの時点で「強い!」ってわかっていますよね!この土台があるからこそ笑えるような箇所を放り込んでしないと親近感が湧かなくて正直湧かなかったのが残念なところ。

 

 まずブラックアダムの過去についてですが触りがかなり弱いんですよね。紀元前2600万年前のカーンダックから物語が始まり、テス・アダムが英雄として語り継がれるわけですが実際は家族を殺されたアダムが復讐に燃え怒りに任せて力を奮っただけというのが真実。

 

 ここの部分はいいんですが、アダムが力を得るきっかけになったシーンが思っていたよりも少なくて最低限のシーンのみで構成されていたんでもっと深掘りはしてほしいかな。

 誕生の瞬間なのに心うたれないし、きっかけ部分もインパクトもないしで盛り下がっちゃってたんでね。

 

 しかも破壊ばかりをしていくキャラクターがあるきっかけで本物のヒーローに転換していくのかと思ったら変わり具合も薄く最終的にそんなに変わらなかったんですよねw

 

 アモンがいつも近くにいるからアダムが息子と照らし合わせて気付かされる、からのヒーローへみたいなルートをとってくるとかが主流かなと思っていましたが「キャッチフレーズ(決めゼリフ)」だけでしたね( ´∀`)

 

 アダムが話し合いを一切しようとしないキャラクターなのですがこれをアモンやアドリアナがきちんとトリガー役を果たしていればな…。

 

 なんか全体的に掴みも物語も回想も薄いんですよね…。なんでもっと突っ込んだものを差し込んでこなかったのか。めちゃくちゃ勿体無いですよ!

 

 

やっぱアクションは迫力あって良かった!

 まぁこれは言わずもがなですよね。パワーもあるしスピードもありしドンぱちの迫力もある。JSAと4対1で戦っても対等にやりあえちゃうくらいの強さを持っている。

 

 なんですがこの戦闘シーンよりもスカイバイクを追いかけてアモンを救おうとするシーンが私的にはすごいと思っちゃいました。めっちゃ性能高くて瞬間的に高速移動ができるわけです。

 正直あんなスピードで飛んだら肉体が耐えられるわけないんじゃないかって感じるかもしれませんがあの速さは見ててすごいと思いましたね。アダムが少しずつしか距離を縮められないくらいのスピードが出せますからね。

 

 ただJSAとの戦闘シーンが長めになっちゃったのでラスボスのサバックとのシーンはちょっと短い?かなと。

 

 ドクター・フェイトのところはちょっと感動しました。というか隠れメインキャラなのではないでしょうか?!JSAのメンバーなのでマインキャラクターではありますがフェイト目線で物語が進むのも見てみたいと感じます。

 

 あとサイクロンの戦闘はどれも綺麗な戦い方をしますね。風の力でいろんな攻撃をしますがその力を得たきっかけはスッと話すだけで終わるのでヒーローたちの回想も欲しかったのが正直な気持ちです。

 

 アトム・スマッシャーとちょっといい感じになってたから今後のDCシリーズに登場する際は何か進展していくのかな!?楽しみ( ^∀^)

 

 

最後に

 予告を見てかなり楽しみにしていましたが、そんなにでしたね…。

 

 サバックを倒した時とかは結構衝撃的で真っ二つに裂いちゃうんですよ!てかこんな力あるんだったらホークマンと共闘しなくても勝てたんじゃね?

 となるとフェイトも無駄死にになっちゃうな。というかあの選択をすること自体が紐付けしにくくなっちゃうんですよね。

 

 最後に玉座は必要なくて故郷を守る守護者へと変化をしますが他に劇的変化がないからこの気付きも薄れちゃう。まさに負の連鎖。

 

 DCシリーズの映画を見ているといつも思うんですがウォラーってなんであんなに好きになれない性格なんでしょうかね。多分私は仲良くなれないですねw

 

 短くなりましたが今後のDC作品、特に来年のシャザムは今回のカバーがされていることを願います。

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノ

 評価 ☆☆★★★2/5