ついこの間見た映画『母性』の監督最新作でございます!製作のスパンはっや!!(゚∀゚)『母性』はいろんな意味でやばい作品でしたが今回は泣けるやつらしいです。
映画作品で大泉洋を見るのめちゃくちゃ久しぶりな気がします。最近テレビも見なくなっちゃたんでよくわからないんですけどドラマとかもそんなになのかな?!
直近のドラマだと小説が大賞受賞した『元彼の遺言状』でしょうかね。映画だとちょうど去年の同じ時期にやった『浅草キッド』かなと。
シリアスなのも面白いキャラクターもこなせる俳優さんなのでかなり好きです!特に福田雄一監督の『新解釈 三國志』なんかは面白かったですね。やっぱ喋りがうまいんで聞いてて退屈しないんですよ!( ^ω^ )
トーク番組に出たら面白い絡みをして笑わせてくれるおじさんがどんな感動を私たちに届けてくれるのでしょうか?
さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و
作品情報
小説家・佐藤正午の作品をもとに映画化。原作は2017年に刊行され、同年に第157回直木三十五賞の受賞作品に選ばれました。
2組の夫婦とカップルが起こす感動の純愛ストーリーは佐藤正午作品の中で最高傑作と称されるほど。
主人公・小山内に大河ドラマやテレビドラマ、映画など幅広いジャンルで活躍する大泉洋。主人公の娘と同じ名前を持つ女性を有村架純。大学時代に禁断の恋に落ちた男性役に男性アイドルグループ「Snow Man』の目黒蓮。事故で亡くなってしまった小山内の妻を柴咲コウが演じる。
他にも有名俳優や今勢いが出始めている俳優陣が出演する。
失った家族への想い、逢いたいという思いが長い年月を超え一つの奇跡を起こす今作。どんなストーリーで結末を迎えるんでしょうか?!( ´∀`)
あらすじ
仕事も家庭も順調だった小山内堅(大泉洋)の日常は、愛する妻・梢(柴咲コウ)と娘・瑠璃のふたりを不慮の事故で同時に失ったことで一変。深い悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男(目黒蓮)が訪ねてくる。
事故に遭った日、小山内の娘が面識のないはずの自分に会いに来ようとしていたこと、そして彼女は、かつて自分が狂おしいほどに愛した“瑠璃”という女性(有村架純)の生まれ変わりだったのではないか、と告げる。
【愛し合っていた一組の夫婦】と、【許されざる恋に落ちた恋人たち】。全く関係がないように思われたふたつの物語が、数十年の時を経てつながっていく。
それは「生まれ変わっても、あなたに逢いたい」という強い願いが起こした、あまりにも切なすぎる愛の奇跡だった——。
監督情報
本作の監督は『余命1ヶ月の花嫁』(09)や『ストロボ・エッジ』(15)で知られる廣木隆一監督。
今までに70本以上の映画の製作に加わり、テレビドラマやMusicPVなどの監督・脚本も手がけています。映画監督の中でもこの本数はかなり多い方かと思います。
中でも『ヴァイブレータ』(03)、『余命1ヶ月の花嫁』(09)、『ストロボ・エッジ』(15)なんかは有名でしょうし、作品を見ればわかるかと思いますが恋愛映画をメインとした監督さんです。
2010年以降は少女漫画を原作とした恋愛映画を次々手がけ世の女性たちをキュンキュンさせた人じゃないかと( ^ω^ )
そんな恋愛映画の巨匠がどんな作品に仕上げてくるのか!?楽しみです!!
メインキャラクター<俳優名>
小山内堅<大泉洋>
主人公。妻と娘を不慮の事故で亡くす。
正木瑠璃<有村架純>
小山内夫妻の娘と同じ名前を持つ謎の女性。
三角哲彦<目黒蓮>
大学生時代に正木瑠璃と恋に落ちる男性。
小山内梢<柴咲コウ>
小山内堅の妻。不慮の事故でこの世を去る。
小山内瑠璃<菊池日菜子>
堅と梢の娘。不慮の事故でこの世を去る。
緑坂ゆい<伊藤沙莉>
小山内瑠璃の親友で、瑠璃の死後に母になり、小山内にある頼み事をする。
正木竜之介<田中圭>
正木瑠璃の夫。
※引用元:wikiより
感想
俳優陣は変わった組み合わせでコレジャナイ感を抱いた人もいるだろうが、やはりうまい人たちばかり!原作小説とは違った設定だがこれはこれで泣けました( ;∀;)でもめちゃくちゃ泣けるまではいかない
所々やりすぎかな
妻と娘を事故で亡くしてしまった主人公の小山内堅。三角哲彦という男が家に訪ねてきたことをきっかけに亡き娘と妻の秘密が明らかになっていく物語。
原作は読んだことないけどあらかたの設定や内容を調べて鑑賞しました。キャラクターの設定が小説と映画とで違いがあるんですが特に気にはならない進行で見ていて違和感なかったしそこは問題なかったかな。
ただ小説読んでいた人からするとなんで変えたのか理由が知りたいというのはあるかもしれません。正直変える必要もないだろうしね。竜之介がDV夫か浮気男かみたいなところって別にそのままでもいいと思うし、こういう意図があって変えましたってのがわかりやすく出ていれば良かったかな。
物語も小説だとさらに記憶を引き継いだ話があるようなんですがここまで回数を重ねちゃうとクドイかな。事故死からの事故死って展開もなんだかなって思っちゃいましたね。
やっぱ違う形で進行していってもらったほうがいいだろうなぁ。
なので映画に書かれていないシーンがある小説の方も読んで比べるとより面白さが深まる作品なのかなと。元から読んで映画を見た人はどう感じたんでしょうか?私も読んでみようかな。
ちゃんと泣けはする
なんだかんだ感動してしまったのは確か。家族を一度に失った主人公の疲弊感を見たら心の傷がどれほど大きいかがわかるし、どれだけ会いたいのかも伝わる。
最初小山内堅は“前世の記憶を持っている”なんて言われても信じていないわけですよね。そりゃ普通の人間なら信じるわけがないし、そんな話をしている相手を気持ち悪がったりしちゃいますよね。
そんなこと起こるわけがないから三角の話やゆいの話を信用しないんです。
でも2人の話を聞いていくうちに自分と妻と娘しか知らないような思い出部分に触れてくるからちょっとずつ心を開いていくんですよね。
本人は亡くなってしまって会えないんだけど他の人として生まれても会えたら自然と心の傷が少し癒えるんですよ。ホテルのラウンジで堅がゆいの娘・瑠璃に自分の娘・瑠璃と同じセリフを言われるんですよ。
外側は他人なんだけど当人には当時の自分に見えているんでしょうね。最後に三角と正木瑠璃が再開するときは子供の姿から出会った当時の姿になっていましたからね。
最後に
ぶっちゃけ最後は涙出ちゃったんで悪くはなかったんですが作風が肌に合わないのかもしれない。単純に周りからどう見えるかってところに目線がいっちゃうので感動よりもそっちに意識がいっちゃうかも。
映像で見ているから余計なのかもしれません。文章を読んで頭の中で想像する分にはスルーしちゃうかもしれないけどそれをせずに見て感じることをストレートにいえばそういう感想になってしまう。
原作読んだ後にもう一度見たりしたらまた見え方が違っていいのかもしれませんね。さまざまな角度で一回見てみようかな(´ω`)
ってなわけでまた次回 ´ω`)ノ
評価 ☆☆★★★2/5