
いろんなドラマや映画作品を鑑賞していると俳優さんのイメージって定着してくるとい思うんです。日本の俳優さんでも「この人っていつも主役」とか「この人はヒール役(悪役)が合うよね」みたいなのってありますよね( ^ω^ )
今作の主役であるラミ・マレックなんですが、私個人としては主役っていうよりも作品のキーマンだったり組織のラスボスみたいなイメージが強くて「主役っていけんの!?」って感覚が強いです。
とはいえ主役の作品もあるんですよねw 私の脳内に残っている印象が薄すぎる( ᐛ )ホェッ!? 2018年に公開された『ボヘミアン・ラプソディ』なんかは多くの人に見られて覚えられていることでしょう。あそこまで髭のあるラミも珍しいですが。
そんな彼が主演を務める最新作は“殺し”は素人な頭脳派CIA工作員。
このキャラにもラミの魅力が噛み合うなと感じています。上で書きましたが裏ボスみたいな印象も出せるし、全く殺しをしたことない素人の雰囲気も出せるという個性を持っていると思います。
だからこそ素人が殺しをしていくっていうステップアップがマッチするのではないかなと。
公開前に日本への来日も決まっているとのことですし、作品のアクションも結構気になる!主人公がジョン・ウィックみたいな近接戦闘ではなく頭脳でどこまで戦っていけるかってとこも注目ですね(゚∀゚)
さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و
作品情報
テレビ業界で数々の作品を残してきたジェームズ・ホーズ氏の最新作で、アメリカの小説家ロバート・リテルの同名作品(日本語名:「チャーリー・ヘラーの復讐」)を原作としている。映画化も今回で2度目となります(゚ω゚)
CIA本部でサーバー捜査を担当する頭脳派捜査官として働く主人公のチャーリー。ある日、国際テロ組織が起こしたテロ事件に妻が巻き込まれてしまい、妻はこの世を去ってしまう。
妻を殺したテロ組織への復讐を誓ったチャーリーは持ち前の頭脳でCIAも予想できない方法で組織を出し抜きながら犯人を追い詰めていく。が、事はそう簡単にはいかない…
主人公のチャーリーを『ナイトミュージアム』シリーズ(07〜15)のアクメンラーや『ボヘミアン・ラプソディ』(18)のフレディ・マーキュリー役を演じたラミ・マレックが担当。
他には2025年公開の『スーパーマン』でスーパーマンの恋人ロイス・レインを演じるレイチェル・ブロズナハン、『マトリックス』シリーズ(99〜21)、『ジョン・ウィック』シリーズ(17〜23)のローレンス・フィッシュバーン、『キャッシュトラック』(21)のホルト・マッキャラニー、カトリーナ・バルフ、エイドリアン・マルティネスなどが出演する。
そういえばローレンス・フィッシュバーンも「いつも頼れるサポート役」をやってるイメージありますね。何かに巻き込まれてもただでは引かないし諦めない印象が強いw 『マトリックス』のモーフィアスとか『ジョン・ウィック』のバワリー・キングとかそうですよね( ^ω^ )
この人が味方にいると何故か安心できるな。何やらかしてもカバーしてくれて丸く収めてくれそうww
リベンジアクションによくある「元〇〇上がりの肉弾戦」ではなく「頭脳派捜査官の予想不可能復讐劇」はどんな感じになるんでしょうか!?
あらすじ
“戦闘経験ゼロ”のアマチュアスパイ、チャーリーが仕掛けるのは、アメリカを飛び出し、ロンドン、パリ、マドリッド、イスタンブールなど、ヨーロッパ全土を舞台にしたダイナミックな復讐劇。
チャーリーが世界初の巨大透明プール「スカイ・プール」をおどおどしながら大爆破するシーンなど、ド派手な演出にも注目。
※引用元:FashionPressより
メインキャラクター<俳優名>
チャーリー・ヘラー<ラミ・マレック>
CIA本部でサイバー捜査官として働くデスクワーカーであり、地味で内気な愛妻家。タフな特殊任務の経験はもちろん、暗殺経験も戦闘能力も皆無だが、テロ事件により妻を殺されたうえ、CIAからの協力も得られなかったことから持ち前の頭脳と分析官として培った知識、復讐心を武器に、単身でテロリストに挑んでいくことに。
事件解決へ向けて一切行動しない上司に対し「犯人を捜し出して殺す」と宣言し、アマチュアスパイとなる。ヘンダーソン大佐にトレーニングを志願する。
サラ<レイチェル・ブロズナハン>
チャーリーの妻。ロンドン出張中にテロリストに殺されてしまう。
ヘンダーソン<ローレンス・フィッシュバーン>
チャーリーに特殊任務の訓練をするCIA教官。チャーリーには人は殺せない、とチャーリーを諭す。
※引用元:FashionPressより
感想
フィジカル系映画じゃないからどんなリベンジになるかと思いきや主人公の特性をしっかり活用しているし、奥さんを失ってしまった悲しみもあって切なさも感じれる一作!ただ主人公の特性上リベンジアクションにしては地味なまま終わっちゃう(´ω`)
ざっとこんなもん(あらすじ)
出張でロンドンへ向かう妻にコーヒーを用意して出発を見送る主人公のチャーリーはCIAでさまざまな情報を分析・解析する部署に所属しており日々業務に邁進していた。ただがむしゃらに仕事をこなすのではなくチャットで情報提供をしてくれるコードネーム“インクワライン”という人物とのやりとりも楽しんでいた。
そのインクワラインから暗号化された機密ファイルが送られてきた。
自分のデスクで使えるPCでは暗号化が解除できなかったため限られた人しか使用できないシークレットルームのPCで解析することに。
なんとか解析することに成功しファイルの中身を確認してみると「世界各国で発生していた事件がCIA上司・ムーアの指示で資料内容を改竄されており、別の事件として処理されている証拠」だったのだ!
予期せずとんでもない物を見てしまったチャーリーは動揺を隠すことができない((((;゚Д゚))))))) 同僚に心配されたがこんな事実を話せるわけないし同僚からも「俺たちの仕事はあくまで分析だから深入りせずに胸の内にしまうべきだ」と促された。
一夜明け、出勤すると自室に上司のムーアが来ており長官室に呼ばれることに。「もしかして昨日見た書類のことで何かあるのか!?」とドキドキしていると、ロンドンへ出張しているサラがテロ事件に巻き込まれ殺されてしまったことを告げられる。
「信じられない!」と思っていると長官室のテレビがつけられニュースで事件について報道されているのを目にして一気に現実に起こったことだと理解したが信じられない…。
サラの遺体と荷物は飛行機でチャーリーの元へ返還され、彼女の荷解きをしているときに彼女からのお見上げを見つけ悲しみが一気に押し寄せ泣き伏せってしまった。
チャーリーはサラを殺害した犯人を早く捕まえたいと思い、個人的にロンドンの監視カメラデータなどを解析し犯人を特定。上司のムーアに調べた情報を直接説明し犯人逮捕に動いてもらうよう頼んだが、「捜査に関しては任せてくれ。何かあれば連絡する。」とはぐらかされてしまう。
そう言われてもいつ進展するか分からない状態で待ち続けられるわけないのでインクワラインから提供された情報を盾にムーアへ条件を提案する。チャーリーが持っている情報を外部に漏らさない代わりにCIAエージェントの訓練を受けさせてくれというもの。
チャーリーは「自身に何かあれば改竄情報はマスコミにばら撒くようになっている」とムーアに注意事項を告げてエージェントのカリキュラムを受けることに。
教官のヘンダーソンの元を訪れ銃の扱いや爆弾の製作などを学んでいる中、ムーアはチャーリーが隠し持っている機密文書を探していた。先に機密文書を手に入れればチャーリーを始末してしまえばいいと考えたのだ。
しかしムーアの部屋にはチャーリーが持ち込んだ盗聴器が仕掛けられておりデータの在処を探していることは筒抜け。ムーアはやっと隠し場所と思われる場所にたどり着いたかと思ったらチャーリーのばら撒き脅しはフェイクだと知り、チャーリーを始末しようと一部の職員に探すように指示を出す。
フェイクがバレたチャーリーは訓練で出来ることを終えて単身でロンドンへ。
テロ実行犯の中で最初に目をつけたのは連絡仲介をしていた女。
ロンドンの街に設置されている監視カメラから彼女がいつも立ち寄っている店を発見し、近くのホテルから姿を見せるのを待ち伏せていた。
それから尾行をし自宅を特定。彼女が外出している間に部屋へ侵入し何かしらの情報を得ようと物色していると定期的に通っているクリニックがあることが判明。 どうやら喘息を患っており治療プログラムを受けているのだそう(゚ω゚)フムフム
そこで思いついたのが花の花粉を使って気管系を攻めて他のメンバーの滞在先を聞き出す作戦。
いざ実行してみたはいいもののなかなか情報を吐かず苦しんでいる姿を見て“殺害”を躊躇したチャーリーは彼女を解放。解放した瞬間に反撃を喰らってしまいクリニックから逃げられてしまう。
彼女の後を追うチャーリーは銃で撃とうと思ったが彼女はクリニックを出た先で車に轢かれてしまった。
慌てて近づいたがすでに死んでしまっていたので彼女の携帯を奪いその場を立ち去る。
直接は殺していないが初めて“殺し”を実行したチャーリーは酒で気持ちを和らげる。良いの影響で亡きサラの面影を見ながらクラブを徘徊していると奥にヘンダーソンの姿が見えた。
あれも幻覚か?違う!奴は本物だ!ムーアの指示で自分を追ってきたと思ったチャーリーはその場から走って逃げるがなかなか撒くことができない。
結局逃げ切ることができずヘンダーソンの元に近寄ると「テロメンバーの携帯で位置情報がバレバレだ。冷静な判断ができていない」と言われてしまう。
これでゲームオーバーかと思いきやヘンダーソンに近寄る前に店のトイレに爆弾を設置しており、爆発の騒動に紛れて逃げることに成功する。
路上で夜を明かしたチャーリーはマルセイユへ移動。次のターゲットの手がかりがないためチャットでやり取りしていたインクワラインに助けを求めた。
正体は知らないもののあらかたの所在地を絞っていたチャーリーは「イスタンブールにいるんだろ?力を貸してほしい」と要請。インクワラインはそれに応じて直接会う場所を指定してきた。
指定された場所にたどり着いたチャーリーはそれっぽい男性に話しかけようとしたが後ろから「あの人は違う。ついてきて。」と言われ振り向くと、なんとインクワラインは女性だったのだ(゚∀゚)ナント
もともとインクワラインは彼女の亡き夫が使っていたコードネームだったが技術を学びそのまま引き継いだそう。
インクワラインの力を借り次のターゲット(男)が使っているSNSの投稿から滞在先を見つけ、滞在先のホテルも特定することができた。
毎日のように屋上のプールを貸切で使っていることがわかり今度の作戦を組み上げた。
プールはガラス張りになっており数枚の分厚いガラスを重ねて強度を保っている点に注目した。酸素ボンベでガラスの気圧を変えて一瞬で割れる細工を使って残りのメンバーがどこにいるのか聞き出そうと思いついた。
いざ実行当日、読み通りプールを貸切にするようフロントに話しているのを聞いてタイミングを伺う。
が、チャーリーは自身を尾行している男の存在に気がつきインクワラインにホテルの監視カメラで周囲を確認してもらった。
ヘンダーソンが来ているではないか!
だが計画を続行することを決意。ヘンダーソンが来ているため情報を聞き出そうとしないままプールを破壊し男を殺害。
計画を実行したので急いでホテルを離れなんとかヘンダーソンから逃げることに成功。インクワラインの家に無事戻ってくることができた。
その日の夜、インクワラインの家で寝ていると飼っている鶏が騒ぎ始めた。CIAの刺客が攻めてきた。
家の裏口からバレないように出て車に乗り込んだが周りは敵に囲まれ追いかけられてしまう。銃を乱射してきてインクワラインが撃たれてしまった。 街中まで逃げることが出来たがインクワラインは手遅れで犠牲となってしまった。
CIAの追手も本格的となり唯一の協力者であったインクワラインを失ってしまったチャーリー。
残りは自分1人で立ち向かわなければならない!果たしてサラの仇を全員討つことができるのか!?
ってな感じでした。
”リベンジアクション”としては地味と感じるが…
爆発や銃撃などのシーンがあるのでジャンルとしてはアクションなんだけど主人公は銃や近接戦闘の才能がなく、頭脳で立ち向かっていくので一般的に想像されるアクションとしては地味と感じてしまう…。この点に関してはキャラ設定上どうしようもないですね(´・ω・`)
ただ最初の1人をやっちゃえばどんどん慣れていくのか、流れがスムーズになっていきます。
IQ170という化け物頭脳なのにヘンダーソンが追いかけてきている理由もわからないくらい動揺していたのが、痕跡を全然残さずダミー映像を紛れ込ませて姿を眩ましてるんです。
なので彼の真価が発揮されていくのが結構後半に集中している印象でした。もともとの計画自体は頭いい感ありましたが潜入だったりは素人でしたからね。1人目の時なんて部屋の前でピッキング講座の動画を見ながらでしたからww まぁあの動画見ながらぶっつけでできるのはすごいですが( ´∀`)ハハッ
作中のところどころに「あっ、チャーリーって素人だったわ」と思うような要素が散りばめられているので「なんでそこは〇〇しないんだよ!」みたいな感覚になりにくいのかなと。
主人公がアクションバリバリやってるキャラで製作されていると人によってこっちがいいあっちがいいと分かれちゃうかもですが、アクション素人が主人公だから許容されるし自分でもそうするかもなって思うのでストンって落ちてきましたね( ^ω^ )
ヘンダーソンの訓練を受ける間も「機密情報をバラされるかもしれないから手出しできない」状況を作り出して時間を稼いでいましたからそういった誘導は彼の真骨頂。サラがお土産にパズルを購入するくらいパズルが好きなので、こういった誘導のパズルも作るのが得意。
だからこそあの短期間でさまざまな情報や時間を引き出すことが出来たんですよね。そのパズルの種明かしもわかりやすいからより楽しめます。
それとサラを無くした悲哀の表情がめっちゃ良かったです。ラミ・マレックにあったキャラクターだったと感じれるくらい。
最愛の人が死んだ悲しみと犯人への怒りを何かを破壊することで表現するとかではなく、静かに泣いたり心ここに在らずみたいな顔や彼女の幻想を見たりすることで表現されています。
泣いた後は目的を着々とこなしていく真っ直ぐさというかなんというか…。あの自分の人の部分を殺そうとするけどしきれない感じも作品の面白さに繋がっているんじゃないでしょうか
最後に
アクションを主人公に混ぜることが出来ない制約を他の要素でうまくカバーして作品の良さを引き出せていた一作ではないでしょうか(゚∀゚)
この作品自体の映画化は初ではないですが初作見たことなかったので「どうなるんだろう!?」と期待していましたが当たりでしたね!
妻の存在が彼の中でかなりの支えになってますし、亡くなっても残されたメッセージで彼の心が保たれたのではないかなと。彼女が残した言葉と最後にセスナ機に飛んでいく絵も良かったですね。
人間の構図もシンプルだし犯人への復讐手段も難しくないし後半になるにつれアクション要素が濃くなっていくんで見応えもあるから個人的にはめっちゃ好きです(゚∀゚)
ってなわけでまた次回 ´ω`)ノアリャシタ
評価 ☆☆☆☆☆5/5
