ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『ホーンテッドマンション』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ 私で1000人目!?あのディズニーの館へ!

 

 6月に公開されたディズニー実写映画『リトル・マーメイド』ではアリエル役のことでさまざまな意見がSNS上で飛び交い話題を呼びましたね。今後公開されるかもしれないとされている作品も出てきていますし、主人公を誰が演じるのか注目を集めそうな作品もあります。

 

 そんな心配のあまりないといったらあれかもしれませんが主人公の配役にそこまで気をつけなくていい作風なのが今作『ホーンテッドマンション』でございます。

 

 世界のいろんな国にあるディズニーパークで人気の高いアトラクションである「ホーンテッドマンション」をもとに実写映画化したわけですが今回が初めての映画化ではないんですよね。

 2003年にエディ・マーフィが主人公を演じた実写映画が公開されていたんですね( ^ω^ ) 私のイメージ的にエディ・マーフィが出てくるとコメディ感が強すぎて怖さが減っちゃいそうなイメージがあるんですがどうなんでしょ?

 

 というのも存在は知っているけど見たことないんですよね!!あらすじだけ見た感じだと子供でも楽しめる“楽しめのホラー”作品っぽいです。原作であるアトラクションも怖そうな洋館ではあるもののそこまで怖い印象はなくてゴーストたちのパーティとかを楽しく見てまわっていたような記憶が。

 

 ただ今回の予告を見たらCG技術が進化しすぎて結構怖そうなんですよね( ^∀^) 原作の設定そのままに怖さをパワーアップさせてきたのかな。最近の映像技術は進化しすぎて怖さの表現もすごいですからね!

 ホラーだとこの間公開された「ミンナのウタ」ってありましたが劇場予告変わってるんですよ。怖すぎてww

 

 映画化に何度も行くので新作の予告を作品鑑賞前に見るんですが、怖すぎって苦情が来て差し替えますって流れた記憶があるんですよね(゚∀゚)正直マジかと思いましたが確かに何回見てもビクってなっちゃうんですよww

 それくらいのものを作れる時代になったわけなのでディズニーが楽しいホラーで本気を出してきてもおかしくないんじゃないかなって。どのラインまで怖さを引き上げてくるのでしょうか!?

 

 さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و

 

 

作品情報

 世界各国で人気のテーマパークであるディズニーパーク。日本でも千葉県浦安市の舞浜駅から直送バスや宿泊ホテルが用意されており誰もが1度は行ったことがあるんじゃないでしょうか?

 そのテーマパーク内でも有名なホラー系アトラクション「ホーンテッドマンション」の設定をもとに製作されたのが今作。過去に映画化されており今回再映画化ということになります。

 

 999人の亡霊が住む洋館を訪れたゲストを1000人目の亡霊にしようと狙ってくる人気アトラクション。今回は引っ越してきた親子が館で想像を絶する怪奇現象に遭遇し霊媒師や超常現象に詳しい癖ありの人たちと原因であるゴーストに立ち向かう姿を描く。

 

 今作の監督は『Dear White People(原題)』(2014)や『BAD HAIR(原題)』(2020)のジャスティン・シミエンが務め、脚本は『SPY』(2015)リブート版の『ゴーストバスターズ』(2016)で知られるケイティ・ディポルドが担当。

 製作陣には実写版『シャーロック・ホームズ』シリーズや『デスノート』、『IT』シリーズ、実写版『アラジン』の製作に参加したダン・リンジョナサン・アイリヒが参加。

 

 主人公の写真家はNetflix版『Death Note/デスノート』(17)や『ホワイト・ボイス』(18)で英国アカデミー賞にノミネートされたラキース・スタンフォードが演じる。

 ヒロインのシングルマザーは『デス・プルーフ』(07)、『アンストッパブル』(10)のロザリオ・ドーソン、その息子は『地下鉄道』(21)のチェイス・W・ディロンが出演。

 

 他にもさまざまな俳優が出演するが今作が再映画化ということもあり前回公開作との違いやテーマパークのアトラクションで設定されているストーリーとの違いなどに注目が集まります!

 2003年の作品にはディズニーならではの要素である「隠れミッキー」もあったそうなので今回もそういった要素が盛り込まれているのでしょうか!?それとも楽しいホラーではなくガチで怖いホラーに変わっているのでしょうか!?

 

 

あらすじ

 医師でシングルマザーのギャビーは、ニューオーリンズの奥深くにある館を破格の条件で手に入れ、9歳の息子のトラヴィスと共に引っ越してきた。

 

 しかし、この館は何かがおかしい…。

 

 この豪華すぎるマイホームで、2人は想像を絶する怪奇現象に何度も遭遇する。彼らを救うため、神父、超常現象専門家、霊媒師、歴史学者の、かなりクセの強い心霊エキスパートたちに助けを求めることに。

 

 だが、このエキスパートたちもワケアリのメンバーで…。館に住む999人の風変わりなゴーストたちと、仕掛けられた数々のトリック。不気味な体験を通して、メンバーたちは遂に館に隠された悲劇的な真実に気づき始めるのだった…。


www.youtube.com

※引用元:cinemacafeより

 

 

 

キャラクター<俳優名

ベン・マティアス<ラキース・スタンフォード

妻の死の悲しみから抜け出せずにおり、人生に意欲を見失っている。ケントからの依頼で館の調査を開始することにした。

 

ギャビー<ロザリオ・ドーソン

ニューオーリンズの外れで新たな生活を始めようとする。入居ほどなく、新居が何かに憑りつかれていることを知る。

 

トラヴィス<チェイス・W・ディロン

ギャビーの息子

 

ケント<オーウェン・ウィルソン

遊び心が満載で魅力的なため憎めない。お金稼ぎが目的で、「ホーンテッドマンション」の謎に迫る。

 

ハリエット<ティファニー・ハディッシュ

高い能力を持ちながら、まだマスターできておらず、胡散臭い風貌で霊媒師を装っている。周りからどう思われるか、気にする一面もある。

 

ブルース<ダニー・デヴィート

気難しいが、幽霊の研究には非常に熱心。彼にとって、この館で起こる事象は恐怖ではなく刺激的である。

 

※引用元:公式HPより

 

 

感想

キャラそれぞれに見せ場があり個性をちゃんと出せていて、コメディの笑いとホラーの怖さとベンの悲しみがミックスしたいい作品。ゴーストたちはディズニーのアトラクションと同じように踊っていたりしていてこういう細かいところも映像に入れてくるからみんな好きなんだよな!!( ^ω^ )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディズニーだから怖さはライトめだけどしっかり楽しい

 ディズニーの人気アトラクションを実写化した今作ですが、やっぱもとのなっているアトラクションのイメージなんかも壊さずに作り上げるってのがかなり難しい点にはなるのかな。

 実写化もはじめてではないから前作をそのまま綺麗にしたよってだけだと面白さに欠けてしまうけどゴリゴリに追加の設定を入れてもそこまで求めてはいないんだよなってなってしまうんですよね。

 

 そんな心配もあったんですがイメージを崩すことなく今の時代の『ホーンテッドマンション』を作り上げられていましたね(゚∀゚)

 

 単純な幽霊vs人間のストーリーだけでなくて主人公・ベンの設定がストーリーに組み込まれていたので前のものよりもストーリー性が広がってきちんとした物語が用意されているんですよ。

 幽霊が負の感情を好むってのもベンが抱えている過去と絡めてうまい具合に構成されていました。確かに明るい幽霊とかイメージできないですからねww

 

 やっぱディズニーって看板は強くて誰もが最新作には興味を示しますよね。今作はホラーの部類に入るわけですが全年齢対象の作品であるのとアトラクションが楽しめる方に振られているので映画の怖さ自体は若干弱めではあります。

 すごくびっくりするシーンがいっぱいあるというよりかは少しハラハラして若干ビクってなるかなって程度。

 

 影が横切ったり声が聞こえたりなんかしますが照明とかも明るめに調整されている影響なのかそう感じてしまいます。個人的にはこのくらいのボリュームがベストに楽しめるラインなんですよね。

 正直ホラー系の作品ってそこまで好きじゃないんですよ。怖いから嫌だとかではなくて怖さに楽しさを感じないんですよね。

 

 ホラーとかスプラッターとか真顔でずっと見続けて眠くなってしまうんですよ(´ω`) 見ているこっちが怖がる以外にストーリーとかがないと飽きが来ちゃうのでこの新実写版は楽しかった。

 ただそう考えると怖いのを期待していた人は物足りなくなってしまうかな。ゴーストたちの顔に怖さを感じはするけど暗さが控えめなので、その点も加味している方は分かった上で見ることを勧めます!

 

 それと少しではあるものの他のキャラたちの設定も出てきます。回想とかはなしでちょくちょく話が出る程度ですがちょっとしかないけどそれぞれの境遇が見えてくるからキャラにも愛着が湧いてくるんですよね。

 私はブルースの空気読まずに失礼ぶっ込んでくるのが好きです( ^∀^) めっちゃ失礼な言い方なのに相手を笑わせようとしているってのがいい味してますよ。海外だからこその絡み方ですね。

 

 

アトラクションの面影も感じて

 ストーリーにオリジナルも織り交ぜた本作ですが物語だけでなくゴーストたちも目玉の一つ!アトラクションと同じように999人のゴーストが館で生活している姿を描いており、そこは感動しました。

 

 ディズニーなんて久しく行っていないですが結構はっきり覚えております。というのも私は絶叫マシン大苦手でございまして、高いところから落ちる時のフワってなるのが嫌なんですよね。

 タワー・オブ・テラーなんて天敵ですよ!天敵!なんなの落ちるだけですからね。まだコースターとかなら苦手度薄いんですけどねぇ…

 

 とそんなことは置いといて、アトラクションに乗って見たゴーストとかがいるんですよね。全部が一緒なのかは定かじゃないけど「あれっていたよな!?」ってのがいっぱいいるし、キャラだけじゃなくて動作とかもそうなんですよ。

 シャンデリアの上で酒飲んでるやつとかいたもん!空中で社交ダンスいているのとかいましたよね。

 

 そんな細かいところもしっかりアトラクションとシンクロさせているから見ていて面白いんですよ( ^ω^ ) こういうのがあるからディズニーやめられないんですよね。

 作品によっては他作のキャラが背景に登場していたりしますが今回はそんなシーンがあったのかな?私は探すことはできませんでしたがそういった楽しみ方もありますよね。

 

 今作を見て思ったんですがホーンテッドマンションの設定をちゃんと知っている人ってどのくらいいるんでしょうかね?

 ディズニーガチ勢の方なら「そんなの知ってて当然だろ!?」と思われるかもしれませんがアトラクションに乗って楽しむ分にはそこまで深掘りしなくても楽しめちゃうんですよね。

 

 大人になって乗るとなればそういう設定とか裏話を聞いて体験するのも一つの楽しみ方ですが子供の頃に行った時思い出しましたがそんなこと考えてなかったですよね。親からそんな設定を熱弁されるわけないし。

 

 前作も見たことないから『ホーンテッドマンション』をはじめて知れた日になりましたww 今年のハロウィンも近いタイミングとなると秋に何かイベントがプラスでありそうな気もしますがどうなんでしょうかね。あったら面白そうだなぁ( ^∀^)

 

 

最後に

 やっぱさすがディズニーでございましたね。今年が100周年っていうのもあってかなり力を入れてきていますね。 12月には今年最後の最新作『ウィッシュ』が公開されますし、劇場の予告時間で知りましたがディズニーの過去作を10月の土日に劇場公開するみたいですね。

 

 もう家で綺麗な画質や音響を準備して鑑賞できる時代ですが映画館の設備で好きな作品を見られるってのはいいものですね。

 

 で今作のキャラたちはどれも個性的で笑える場面も多い。出番が少ないなって感じる人もいましたが目立てるところがあるのであいつ全然出ないなとかはないです。この人数でギリギリですね。これ以上増やしちゃうとちょっとすぎるキャラとか出てきちゃいそうなので。

 

 ディズニーだからなかなか難しいかも知れませんが、この楽しさでもっと怖さを突き詰めた作品とかも作れるのかな( ´∀`) それ作って欲しいですね。こんな私でもホラーをちゃんとホラーとして楽しめそうな気がします。

 

 年齢制限がない全年齢なのがネックに感じる人もいるかもですが、純粋に楽しめる作品でしたのでよかったです!

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノアリャシタ

 評価 ☆☆☆☆★4/5