ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ 学生生活を勉強だけで終わるなんてイヤだ!!

 

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 学生の本分は勉強。だけど勉強だけで10代の貴重な時間を終わってしまうのってもったいないですよね。部活したり、恋人作ってデートしたり、ちょっと悪いことしてふざけたり。その時にしか体験できないことっていっぱいあると思うんですけど性格上なかなか踏み切れないタイプもいるわけです。

 今回は卒業前に学生生活を振り返ってはっちゃけたくなった女の子のお話なんですが、この作品のミソって”日本の学生じゃない”ってところじゃないでしょうか?だって日本じゃできないこと絶対やるもんww

  勉強しかしてこなかった真面目人間が卒業前にどんなことをして大人になっていくのか見ものですね。案外大人になるのに必要な要素だったりしますし、自分自身のことと重ねてみても面白いかもですね!

 

 

作品情報

 ディズニー配給の「トロン:レガシー」(10)に出演していた女優:オリヴィア・ワイルドが初めて自監督を務めた今作「ブックスマート 卒業前夜のパーティー」。「レディ・バード」のビーニー・フェルドスタインと「デトロイト」のケイトリン・デヴァーを迎えフレッシュにまとめあげ、批評家から大絶賛された。

 また監督、脚本、主演の全てが女性中心であることがテイラー・スウィフトやナタリー・ポートマンから絶賛され大きな話題をよんだ作品でもある。

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キャスト<役名> 

ケイトリン・デヴァー<エイミー

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<引用:VOGUE>

 今回の主役の一人で多くのテレビ、映画出演。Netflixの「アンビリーバブル たった一つの真実」(19)で2020年ゴールデン・グローブ賞リミテッド・シリーズテレビ映画部門主演女優賞にノミネート。

 主な出演作は「バッド・ティーチャー」(11)、『デトロイト』(17)、「フロントランナー」(18)、『ビューティフル・ボーイ』(18)などがあります。

 

 96年生まれの若さにしてはかなり多くの作品に出演していて幅広い演技のできる実力を持っています。テレビのレギュラーも持っていますからトーク自体もうまいんでしょうね。今後年齢を重ねて役の幅も広がってくるでしょうからかなり楽しみな女優の一人だと思いますね。

ビーニー・フェルドスタイン<モリー

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<引用:crank-in>

 今回の主役のもう一人で人気アーティストマルーン5のマネージャーと俳優をしている2人の兄がいる彼女。今まで主人公の親友役のような立ち位置が多かったですが、今作でゴールデン・グローブ賞コメディ・ミュージカル部門主演女優賞にノミネートされました。

 俳優として大活躍している兄のように主演に選ばれ、主演じゃない時も演技はとてもうまかったですからこれからかなり登り詰めていく女優のなりそうな予感がします。俳優の兄が監督・脚本・声優とやっていますうからそっちの分野にも手を伸ばして実力をつけていけるのではないでしょうか?

そのほかの出演者

ジェシカ・ウィリアムズ<ミス・ファイン> 「天下無敵のジェシカ・ジェームズ」(17)、「ファンタスティック・ビーストと黒いな砲使いの誕生」(18)などに出演

リサ・クロドー<シャーメイン> 「ネイバーズ」(14)、「ガール・オン・ザ・トレイン」(16)などに出演

ウィル・フォーテ<ダグ> 「最凶家族計画」(07)、「グッド・ボーイズ」(19)などに出演

ジェイソン・サダイキス<ブラウン校長> 「モンスター上司」(11)、「マザーズ・デイ」(16)などに出演 今作の監督:オリヴィアが奥さん

ビリー・ロード<ジジ> 「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(15)、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」(17)などに出演

 

あらすじ

今夜の主役は、私たち! 

 親友同士のモリーとエイミー、卒業式前夜に突如覚醒。青春を取り戻すため、呼ばれてもいないパーティーに殴り込み!

 明日は卒業式。親友同士のモリーとエイミーは、高校生活の全てを勉学に費やし輝かしい進路を勝ちとった。

 ところがパーティー三昧だった同級生たちも同じくらいハイレベルな進路を歩むことを知り驚愕。2人は失った時間を取り戻すべく、卒業パーティーに乗り込むことを決意する。


8/21(金)全国公開『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』/日本版30秒予告編

 

感想

 卒業前の一夜で青春を取り戻す2人を観ていてこっちまでウキウキしてくる!青春作品の超ど真ん中を走るいい作品でした!!

 学生の本分である勉強。学校を卒業するまでずっと取り組み続けて希望の進路に進むことを願って頑張るわけですが、華の十代をもっと楽しみたいと思うもの。大人になるまでに学べることって勉強以外も多いですし、自分の青春時代もこんなだったらなと思います。アメリカに生まれたかったなww

 10代の溢れるエネルギーや感情を表現するのにこれほど多くの楽曲が起用されているのも注目の一つかと。今年公開された「WAVES」も楽曲への注目が高く、今作と同じ年頃の登場人物たちでしたので設定は違えど青春ものとして比べるのもありなのかな?

 

 まぁこの作品はどっちかというと“陽”のカテゴリーなので万人が見易くて学校内のスクールカーストなんかやイジメといったものは出てこなくて「一番の理想的な学校」の姿をしているのかも。

 主人公の2人のクセが強くて青春を取り戻して楽しむだけではなく、周りのやつらのくせも強いときたもんだから散らかるかと思ったら意外とそうでもないんですよね。女性監督だとこんなまとまりかたするんだなぁ(°▽°)

 

最後に

 主人公2人の仲の良さも見ていて和みますね。お互いが高めあえる本当の「親友」なんですけど、頭で思っているよりもベストフレンドでした。ここまで全てを曝け出して相手に素直に意見を言える関係ってそんなにないと思うんですよね。

 友達でも言えないことって多いし、思っていても言える人って少ないし。すごい信頼関係ですわ( ^ω^ )

 

 あと私的には音楽がなんといってもよかったです!!アルバムのトラック数見て「すごい数だな」って思いましたがどれも聞いてて飽きなかったです。物語がフィクションなので現実離れすぎるとダレてくるんですよね。

 バカなことやってばっかりかと思ったら案外そうでもない場面があって緩急ついてたりしてて、子供の状態で人生の勉強になる数少ない体験なんだなって。急にやられそうになるところとかありましたね(涙的な)

 

 ってなわけでまた次回で