いろんな推理小説作品が生み出されている中、今でも知られている登場人物の金田一耕助。今作以外にも映画化されていますし、ドラマや漫画、舞台など幅広く展開されている人気作品となっています。原作小説自体は1951年に発行されているんですね!めっちゃ昔(゚ω゚)
私は漫画が好きでよく読むんですが、「金田一少年の事件簿」なんかは推理サスペンス系の漫画の代表作としても知られているくらい。主人公の金田一一が金田一耕助の孫って設定で登場したりします。だけどやっぱコナンの方が知名度的に強いかな…。
そんな有名推理作品が30年ぶりに映画化されるようです。ミステリーの金字塔と歌われるくらい有名な作品ですからどんな監督が制作するんだろうと思っていたら清水崇監督とのことで、「あれ、あの監督ってミステリー作品よりもホラー作品なのでは?」と思ってしまいました。
文字ばかりの小説などを全く読まない私なので毎度のこと原作小説を読んだことがないのですが、「金田一シリーズ=事件を推理して解決する」ってのは知っているのでそこを崩すことはないと思うんですよ。だってそこを崩してしまったら金田一が登場する必要性がなくなるじゃないですか!?
ちょっとした不安要素ではあるのですが有名作品を生み出しいている監督さんですからそのへんはうまくやるでしょう( ^ω^ )
ってなわけでさっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و
作品情報
推理作家:横溝正史が書いた小説『金田一耕助』シリーズの一作として1951年に発行された長編推理小説で過去に3度の映画が製作されており、シリーズ小説の4作目にあたります。
監督は『呪怨』シリーズ、『犬鳴村』(20)、『口に関するアンケート』(26)の清水崇。あまりミステリー作品をがっつりやっているイメージがないので驚きがありますね。どんなミステリー作品になるんだろ…
幼い頃に疎遠となった母親の訃報を知った大学生が母の亡くなった岡山県の八つ墓村へと赴く。その村を訪れてから不可解な事件が起こり始めてしまい村の秘密を知ることとなる。
原作シリーズの名探偵:金田一耕助を演じるのは歌舞伎役者だけでなく俳優としてドラマ、映画に出演している尾上松也、八つ墓村を訪れる大学生:井川辰弥を『仮面ライダーリバイス』(21)でライダー俳優として活躍した奥智哉が担当。
他にはテレビドラマ『チア☆ダン』(18)、『大奥』(23)の堀田真由、『犬鳴村』(20)や数々のドラマ・舞台に出演する高島礼子、『テラフォーマーズ』(16)、『極主夫道 ザ・シネマ』(22)の滝藤賢一など多くの俳優陣が出演します。滝籐さんのレノアのCM好きだったなw( ^∀^)
疎遠になっていた母の死んだ村で一体何が起きるのか?金田一耕助の推理で事件を無事解決する事はできるのか!?現代版『八つ墓村』の結末やいかに。

あらすじ
内定ゼロ、彼女ナシ。
大学生・井川辰弥のもとに舞い込んだ母の訃報。
奇妙な探偵・金田一耕助に誘われ、岡山県山奥に潜む「八つ墓村」を訪れる。
封印された、ルーツと怨念の記憶が目を覚ます。
村では、名家・田治見家の莫大な遺産の相続人である辰弥の帰還に合わせたかのように、不可解な連続殺人事件が発生。金田一耕助と共に、事件に巻き込まれてゆく。
美しき未亡人・森美也子、双子の大叔母、不気味な村人たち ──。
誰も知らない“八つ墓”の秘密が今明かされる ──。ようこそ、最高の悪夢へ。
※引用元:公式HPより
キャラクター<俳優名>
金田一耕助<尾上松也>
奇妙な探偵。岡山県の山奥に潜む「八つ墓村」を訪れ、不可解な事件に巻き込まれていく。
井川辰弥<奥智哉>
内定ゼロ、彼女なしの大学生。金田一耕助に導かれて八つ墓村を訪れ、母のルーツをたどる中で連続殺人事件に巻き込まれる。
森益也子<堀田真由>
美しき未亡人。
田治見小竹・小梅<高島礼子>
八つ墓村随一の名家・田治見家の双子の老婆。
田治見久弥・要蔵<滝藤賢一>
過去に八つ墓村で起きた忌まわしい事件の首謀者と、その長男。
磯川<小籔千豊>
岡山県警の警部。金田一と共に事件の真相を追う。
※引用元:FashionPressより
感想
まさかのホラー側に振ってくるとは思っていなかった…。一切知らない人が見たら「こういう作品なのか」と落とし込めるけどミステリー作品だと知っている人からしたら金田一が事件解決するシーンが無くてモヤモヤしちゃうでしょう。せめてミステリーであって欲しかった(´ω`)
金田一は必要なのか?
原作小説を実際に読んだことはない私ですが、仕事でもお付き合いのあるお友達「Gemini」に原作小説の概要を聞きました。小説では金田一耕助が祟りに見せかけた無差別殺人事件を無事解決して幕を閉じるそうで、ちゃんとミステリー作品として完結しているんです。
今回公開された映画は完全新作ということなので小説の内容を元にはしているけど結末なんかは違うルートを取った「清水崇監督作品」として製作されたっぽい。
正直金田一耕助が登場する推理作品は有名ですし、私が予告を見た限りでは推理作品として完結するとばかり思ってました。だって金田一耕助が出てくるし物語のキーパーソンっぽく紹介されていたのでこんなの使う前提でしょって思っちゃいますよ。
序盤はちゃんと仕事してくれてました。と言っても薄っぺらかったんですが…。推理しているし登場人物から聞いた話を紐づけて「あの人が言ってたことは矛盾している」など犯人へ近づく行動をしているんだけど最後が「私じゃ手に負えない…」は無いんじゃないですか!
物語が大きく動き出すのも最後の方に不法侵入した先で村の秘密が書かれた資料を見つけただけなので本当に金田一の存在意義が無くおまけで付いてきただけみたい。おまけがメインになるお菓子や商品もあるのにメインに勝てないおまけなので無くてもいいレベル。
彼が事件に首をつっこむ動機もよくわかりません。多分探偵だからなんでしょうけど過去の成果が出てくるわけでもないので探偵としてのキャラ付けも弱く、警察が杏奈すんなり受け入れるのも意味わからないw 警察サイドも知っている有名事件の解決に貢献したから協力するみたいな肉付けがあれば「おっ、金田一の推理が始まるぞ!」となるけど、監督がミステリー作品として製作していないから仕方ないですね。
そもそもそうなるなら予告の時点で「祟りか?陰謀か?」みたいな揺さぶりをしないで欲しかった。どっちになるんだろうって楽しみを残すためのものでしょうが、原作がミステリーなのでそっちに引っ張られる人はいると思うんです。
まぁ過去に映画化された時もホラーに振ったものはあったみたいですが、年月が経っているし現代版として出すなら技術を使って原作の内容を忠実に出来るんじゃないのかな?
他の記事見た限りでは清水監督が製作するって時点で予想してた人も多いみたいですね。私はそこまで予想してなかったです( ´∀`) そのせいもあって「そっち方面なのね!」ってなりましたww
個人的にホラー作品としての怖さも微妙と感じる
推理作品としての道が無くなれば見せ場となるのは田治見家に降りかかる祟りになるわけですが、個人的にはそんなに秀でて怖い感覚にはなりませんでした。ジャンプスケアやCGで禍々しい顔なんかをスクリーンに出したり、渋川さん演じる落武者の声が怖さを引き立ててはいるものの深くは刺さってこなかったんですよ。
なんか全体的に作りが雑だったり演技がそこまでうまくないと感じる場面があり気持ちが乗り切らなかったのがあるかなと思います。
俳優さんによってはいい演技されていたんですよ!渋川さんの演技好きだしああいうポジションの役をよく演じる人だし音響の効果もあって恨み節がすごい響いてくる。
3、4人目が殺されるところも見えせ方が上手く「絶対に逃げ切ることはできない恐怖」を感じさせられました。逃げるのは無理で恐怖する中で殺されるしかないなって感じます。
ただ縁起がパッとしないし遺体の小道具で「雑だな(゚ω゚)」って思っちゃうものがちょいちょい出てくるからそこで一気に冷めてしまいました。
なんか全体的に勿体無いんですよ。予算の都合とかもあるかもしれないですが、現代の技術ならもっといいものは作れるだろうし演技も良くできそうだし。舞台が岡山なのでそっちの方言に寄せているんだけどちょっと違和感あるし…。すごい俳優さんがたくさんいるのにホラーとしてもめっちゃ怖いとは感じられなかったので私としては残念です(´・ω・`)
最後に
どの映画作品でもですが演技が良くないものを1〜2時間見続けるのはやっぱキツイです。ラストで社会人として新たなスタートを切った辰弥の背後に怨霊が憑いていってたので終わりではない様が写されていたのですが、クライマックスで一回諦めたのにまだ追うんかい!ってなりました( ^∀^)
ただ今回こんな感じだったので昔公開された『八つ墓村』が気になってはいるんですよね。見たことないのもそうですがホラー方面に振ってるものもあるそうなので今作との比較もできて面白そう。
いろいろ言いましたが滝籐さんのあの狂った演技は好きです。なんであんな「ヤバいやつだ!」ってわかる目や顔ができるんだろ?病気で体を起こすもの大変な感じもいいし必死で「父親と同じにはなりたくない」と訴えかける顔もいい。
高島礼子の小竹・小梅も不気味でよかったです。顔色の悪さがより効果出てましたね。他の方が顔色良かったんで際立ってましたw
公式HPのコメントも鑑賞後にちゃんと見たんですが、清水監督だからホラーに振ろうよ!的なものが多かったですね。長いものはなく当たり障りない感じがある気がしたので思うこともあったのではないでしょうか…( ´ ▽ ` )
ってなわけでまた次回 ´ω`)ノアリャシタ
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