ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ 新たなブラックパンサー

 

 全世界で2018年に公開され大ヒットを記録したMARVELシリーズの『ブラックパンサー』。続編とアベンジャーズシリーズとの繋がりなどさまざまな点で期待をされていた中、主演を演じていたチャウィック・ボーズマンの訃報に多くのファンが悲しんだことでしょう。

 

 私もニュースで見た時は驚きましたし、今後の作品がどのようになっていくのかに関しても不安を抱いていました。43歳という年齢で亡くなってしまい大変残念に感じます。

 

 今作は亡くなった彼への想いが籠った作品でもあり、どのような物語になっているのかも注目が集まっています!マーベル・スタジオ社長兼プロデューサーのケヴィン・ファイギは「ワカンダのレガシーを繋いでいく」とコメントしており、初作との繋がりも期待大です!!( ^ω^ )

 

 待ちに待った続編ですからね!2022年で公開されるマーベル・スタジオ作品の最後ですし、めちゃくちゃ楽しみだ!!

 

 さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و

 

 

作品情報

 2018年に公開されたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)シリーズ18作品目の『ブラックパンサー』の続作で、今作はMCU30作品目となる。

 

 前作公開から約1年半後の2019年半ばに続編製作が正式に確認されたが翌2020年8月に主役のチャドウィック・ボーズマンが大腸癌で急死。

 マーベルスタジオはブラックパンサーのリキャストは行わずに続編の製作を決めて再撮影をしました。

 

 またMCUフェーズ4の最終作になるためフェーズ5への伏線などの要素がどれだけ出てくるのかも注目されています!( ^ω^ )

 

    そして登場キャラクターの中でもアイアンハートが出てくるのはファンの中でも気になるところ!原作通りなら次期アイアンマンとしてヤングアベンジャーズの一員として出るのでは!?と個人的に思ってます!

 

    新生ブラックパンサーはどんな作品になっているんでしょうか?!次作への繋がり含めて楽しみだ〜〜♪

ブラックパンサー (字幕版)

ブラックパンサー (字幕版)

  • チャドウィック・ボーズマン
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あらすじ

 国王ティ・チャラを失い、悲しみに包まれるワカンダ。先代の王ティ・チャカの妻であり、ティ・チャラの母でもあるラモンダが玉座に座り、悲しみを乗り越えて新たな一歩を踏み出そうとしていた。そんな大きな岐路に立たされたワカンダに、新たな脅威が迫っていた。

 

※引用元:映画.comより

 

監督情報

 今作は『ブラックパンサー』に続きライアン・クーグラーが監督を務めます。

 ボクシング映画の『クリード チャンプを継ぐ男』(15)で世界中で注目が集まりました。あの『ロッキー』シリーズの作品ですからね!たくさんのファンが劇場で鑑賞し、アメリカでは初週末の興収が3位スタートになるほど。

 

 次に監督を務めたのが『ブラックパンサー』(18)でマーベルファンの中ではとても評価の高い作品として知られていると思います。

 スーパーヒーロー系の作品で初めてアカデミー賞にノミネートされたほどです(°▽°)

 

    このあたりから有名監督の仲間入りを果たしたのではないでしょうか?その後も『クリード 炎の宿敵』(19)、『スペース・プレイヤーズ』(21)等を手掛けました。

 

 私個人としては今のところ"ハズレ"といった作品はないと思っていて今作のストーリーやエモい演出などを期待しています!

 

 3DCGを使ってボーズマンを復活させることはないとマーベルスタジオからコメントもありました。

 となると新しいブラックパンサー誕生の際に行われる儀式はどうなるのか!?Disney+で公開されている作品たち、とくにシーハルクなんかはわりと最近にワカンダとの関係があるシーンが出ましたからそのあたりのことも今作で出てくるのではと思っています!

スペース・プレイヤーズ(字幕版)
クリード 炎の宿敵(字幕版)

クリード 炎の宿敵(字幕版)

  • マイケル・B・ジョーダン
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キャラクター<俳優名

シュリ<レティーシャ・ライト

 ティ・チャラ/ブラックパンサーの妹で、ワカンダ王国の王女でありヴィブラニウム工学の天才科学者・発明家でもある。

 

ナキア<ルピタ・ニョンゴ

 ワカンダのスパイ“ウォー・ドッグ”の一員として世界各国で活動している、ワカンダの“リバー族”の女性で、ティ・チャラの幼馴染みで元恋人。

 

オコエ<ダナイ・グリラ

 ワカンダの国王親衛隊“ドーラ・ミラージュ”の隊長を務める戦士にして、ティ・チャラのボディガード。彼女もティ・チャラやナキアの幼馴染みでもある。

 

エヴァレット・K・ロス<マーティン・フリーマン

 元アメリカ空軍パイロットにして、かつてアベンジャーズの内乱で対テロ共同対策本部の副司令官を務めていたCIA捜査官。ワカンダ国内で起きた内乱では、ティ・チャラ達と共闘した。

 

エムバク<ウィンストン・デューク

 ワカンダの山奥に住む民族“ジャバリ族”のリーダーであり強力な戦士。

 

リリ・ウィリアムズ/アイアンハート<ドミニク・ソーン

 トニー・スタークが開発したアイアンマンスーツに匹敵するアーマースーツを開発する天才発明家の少女。

 

ラモンダ<アンジェラ・バセット

 先代国王ティ・チャカの妻であり、ティ・チャラとシュリの母親でワカンダ王国の女王。息子のティ・チャラの死を悼む。

 

ネイモア<テノッチ・ウエルタ

 海の王国の王。別名:ククルカン(羽を持つ蛇の神)。本作のメインヴィラン。

 

※引用元:wikiより

 

感想

先祖の意志は子達に受け継がれていく。新王が新たな一歩を踏み出し、国を背負うということを考える成長の物語!ティ・チャラは生き続ける!!(`ω´ )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前半のあらすじ

 国王ティ・チャラの病は進行しワカンダの科学をもってしても治せないところまで進行しており妹・シュリは兄の治療法を模索する。前作でキルモンガー(ウンジャガタ)に燃やされてしまったハートのハーブを再生しようとしたが間に合わなかった。

 

 国の民全員が国王の棺を見送り喪に服け1年の時が経った。

 

 守護神であるブラックパンサーがいなくなった情報は世界に広がり、さまざまな国から鉱石・ヴィヴラニウムを狙って襲撃を受ける。

 国連会議で各国の代表達から「ワカンダの技術支援をすると言ってヴィヴラニウムの輸出をしないじゃないか」と責められるが、襲撃犯が会議出席国の構成員であることを証拠とともに会場で告発。現女王であるラモンダはヴィヴラニウム=危険ではなく、欲しがっている各国=危険因子だとしヴィヴラニウムの取引を拒否した。

 

 一方アメリカ政府はヴィヴラニウムを探知することができる探知機の開発に成功し海底でそれらしい功績を発見する。回収を試みるも海底で肌の青い集団に襲われてしまう。

 

 ワカンダでは兄の死で負った傷が治らないままのシュリが研究に没頭していた。母・ラモンダは彼女を誘い川辺で火を囲い、前に進んでほしいと話す。葬儀できていた喪服を焚き火で燃やし乗り越えることを提案するがシュリは兄を奪った世界を憎んでいて、いっそのこと燃やしてやりたいと心の内をあらわにした。

 

 すると川辺に来ていた動物が騒ぎ始め、水の中から1人の男が現れた。

 自身をククルカン。敵からはネイモアと呼ばれていると自己紹介。耳は少し尖り、足首には羽が生え空を飛ぶ。

 

 海中にあるタロカン国の王である彼は、ワカンダが他国と交易を交わしたせいでヴィヴラニウムの情報が漏れてタロカンにも影響が出ていると話す。アメリカの採掘チームがタロカンの海域に侵入してきたため探知機の開発者を見つけて差し出せ、さもなければワカンダに対して攻撃を仕掛ける。と宣言しその場を去った。

 

 会議での件で他国との溝が深まってすぐにタロカンの軍勢から攻撃を受ける恐れがあるため開発者を探すためオコエを派遣することに。彼女の提案でシュリを外界に連れ出し気晴らしをさせようと考えたがラモンダは反対。オコエが説得しCIAのロスの元へ向かう。

 

 ロスは情報を公害すると処刑されてしまう立場にあるが命の恩人であるシュリに恩を返すため、開発者の情報を開示。調べていくと開発したのは大学に通う女子学生“リリ・ウィリアムズ”だった。

 

 見た目でバレないようシュリが学内に潜入し彼女と接触。事情を話しワカンダへ連れて行こうとするがFBIに囲まれてしまう!それぞれ別々に逃げて警察を撒いたがタロカンの兵士たちが現れ、オコエは敗北しシュリとリリは生捕りに。

 

 オコエはワカンダに戻り起こったことを報告。女王に出撃を懇願したがシュリを同行させ拉致されてしまったことに憤慨しオコエをドーラ・ミラージュの隊長から解任した。自身の身を国のために捧げ戦ってきた彼女の目からは涙が溢れ部屋を後にする。

 

 拉致されたシュリとリリは洞窟に監禁され、シュリはネイモアと話をする場をもらう。ネイモアはタロカン国内を案内しヴィヴラニウムを使って作った人工の太陽を見て美しさに感銘を受ける。

 ネイモアは彼自身の過去とタロカン国ができた理由を話し、陸上世界征服にワカンダが協力するかタロカンの敵になるかを問う。

 シュリは戦争の手助けはしないことと、リリと共に解放してほしいと懇願するがネイモアの意志は固く平行線のままとなってしまった。

 

 なんとかシュリたちを助けたいラモンダはハイチにある学校を訪ねる。そこはスパイをしていたナキアが校長をしており、シュリ奪還のために力を借りようと接触。ナキアはネイモアに関する情報を集めシュリのイヤリングの発信機などから監禁場所を特定した。

 救出するために潜入したが警護していたタロカンの民に発砲してしまいタロカンとワカンダの戦争へと発展してしまう!

 

 守護者がいなくなってしまったワカンダはタロカンの侵攻を防ぐことができるのか?!世界の運命は?!

 

 

 というのが大まかなところです。

 

 

作りはちゃんとしているんだがところどころ安定しないと感じる

 やはりこのブラックパンサーという作品においてチャドウィック・ボーズマンという存在は大きかった…。メインキャストの訃報後に続編製作の続行を出し彼の身内や同業者達が前に進み、作品の中でも彼の意志を受け継ぎ続けていくことを願って作成されました。

 

 オープニングの「MARVEL STUDIOS」のロゴにはチャドのシーンのみが使われスタートから彼がいないことの大きさを身に感じながら鑑賞。作品内でも病で亡くなるという設定で進行。もうこの時点で涙腺がやばい…。決壊寸前というかちょっと漏れてました( ;∀;)

 

 母・ラモンダが女王として国のために動くがまだ兄の死を受け止められずにいる妹・シュリは大人になれないんですよね。前に進もうとしているって頭の中では思っているんですが周りからすると「それは違うぞ…」って内容で。

 

 だけど直接言えるようなことでもないし自身で考えて答えを出さないといけないことだしねぇ。人の死と共に歩むのって難しいですよ。

 

 今作は2時間半を超えるかなり長い作品になっていますが進行とかアクションとかがしっかり詰まっていて続編としてちゃんと作られておりました( ^ω^ )

 ワカンダ=正義だった前作のコンセプトとは異なり今回は復習がメインキャラに付き纏いなかなか振り切れません。キルモンガーと同じようになってしまっているシュリが見ていてかわいそうに思えてきちゃうから見てていろいろと刺さってくる。

 

 ハートのハーブを完成させて先祖に会いに行ったらまさかのキルモンガー出てきて心のうちをズバズバ当てられたシュリは先祖に見放されたと落ち込んじゃって。

 というかまさかキルモンガー出てくるとか思ってなかったですしね!ここはラモンダとかティ・チャカ(それはないか)とかが出てくるもんかと思ってたらまさかの…( ゚д゚)

 

 でもこれがきっかけで目を背けていた部分を確認して新たな守護者として改まってくれたからよかった。

 

 注目されていたリリはアイアンマンのシーンやスーツのデザインなんかが出てきてよかった!無人偵察機を落とすために酸素の薄い高度まで上がったシーンはアイアンマンのスーツを作った時のシーンでしたね♪(今作は酸欠で『アイアンマン』では凍結でしたが)

 

 スーツのデザインも赤+シルバーで滑らかな表面とかはまんま。ビームやらブーストやらもあって新しい「アイアンマン」のポジションのキャラクターでした。完全に一緒ではなくアイアンハートとして胸にはハート型があったりしていました。

 

 ドラマシリーズの撮影はおう終わっていて2023年に配信されるようなので今後Disney+でドラマ作品が見れるのを楽しみに待っています!( ^∀^)

 

 

 といろいろといい部分を書きましたが不満というかこうした方がって思った部分があったのでご紹介。※一個人の意見なのであしからず。

 

 まずはロス捜査官なのですが今作ではそこまで大きな存在ではなかったのかなと感じてしまいました。前作では前線に立って戦っていたりしたけど今回は情報提供のみで深く関わる部分は見られず。

 全然出てこない時間が長かったりしていたし最後に助けられてで終わりだったので結構勿体無いのかなと。ここまで動かないならワカンダとタロカンのみの内々で作ってもそんなに変わらないんじゃないかな。もっと使えるシーンはあったと思います(´ω`)

 

 もう1つはリリをこの作品で出さなくてもよかったのではないかと思っています。というかそもそも作品との繋がりが弱いので、ドラマシリーズ配信後に『ブラックパンサー』公開とかの方がストーリーとかもしっくりくるんじゃないかなって。

 

 いきなり新キャラ出てきて、実は鍵握っているキャラクター。だけど過去とかの詳しい部分は全く見せないから最終的にどんな人なのかもうやむやで終幕って流れになってるような感覚。

 その使い方は最善じゃないかな…。もうちょっと寝かせるかなんかした方がもっと味が良くなって美味しくなったんじゃないかと頭の中で考えちゃいますね。

 

 皆さんはどう感じましたか???

 

 

最後に

 最後にナキアがシュリに男の子と対面させて、ティ・チャラの息子だと紹介します。彼の名はティ・チャラ。ワカンダ国王ティ・チャラの息子ティ・チャラと自己紹介します。

 おぅ、これは次のブラックパンサー候補登場か?!と。もともとティ・チャラ(父)がワカンダと関係ない環境で育てたいと思って外界で生活させているのでワカンダの王位につくかとかはわかんないですが今後そんな展開も!?

 

 例のごとくエンドロール後に“ブラックパンサーは帰ってくる”と出ていましたのでそこで登場して何かあるんじゃないのかなo(`ω´ )o

 

 まぁ最初から最後までチャドへのリスペクトが途絶えることのない映画になっていましたね。彼のシーンが間に挟まるだけで涙が…。これだけ大きな存在だったからこそ3Dでの復活や穴埋めを無理にしなかったのは我々ファンへのリスペクトにもなっていますからね!

 

 これからいろんな作品が続いていくでしょうが、ワカンダは各国との溝がありますからひと悶着あるよな。絶対なんかはありますよね。

 

 さぁフェーズ5はどんな展開になっていくのか!!今後とも楽しみだ〜〜〜!今は『ガーディアンズ3』が早く見たい٩( ᐛ )و

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノ

 評価 ☆☆☆☆★4/5