ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『プロメア』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ 俺の流儀は曲げない

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 ここ数年で急成長しているXFLAGって知ってますか?株式会社ミクシィ内のスタジオ(事業ブランド)でiOS・Android用ゲームアプリ『モンスターストライク』を配信しています。他にもアニメ・映像コンテンツ、スポーツ、イベント分野など幅広く活動しています。

 そのXFLAGと『キルラキル』『リトルウィッチアカデミア』『SSSS.GRIDMAN』などを出してきたアニメーションスタジオ・TRIGGERがコラボを実現し今作が誕生した!

 

 スタッフ陣も豪華でキャラクターデザインは交響詩編エウレカセブン、天元突破グレンラガン、キルラキルのコヤマシゲトが務め、監督今石洋之と脚本中島かずきのコンビが好きな人も多いでしょう。

 今回はどんな熱い物語になるのか…

 

メインキャラクター<担当声優

ガロ・ティモス<松山ケンイチ

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<出典:公式HPより>

 高機動救命消防隊<バーニングレスキュー>の新人隊員ながら、態度は誰よりも大きい。

 猪突猛進の筋肉バカで、燃える“火消し魂”を胸に“マトイ”を相棒として火災の現場に駆けつける。「燃えていいのは魂だけだ!」 (引用元:公式HPより)

 今回の主人公ガロはグレンラガンのカミナに近いキャラになってます。デザインと性格なんかはほぼ一緒ぐらい。

 現代の消防士がモチーフですが江戸時代の町火消が使っていた“纏”が武器のモチーフになっています。

 

リオ・フォーティア<早乙女太一

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<出典:公式HPより>

 突然変異で誕生した炎を操る人種<バーニッシュ>の攻撃的な集団<マッドバーニッシュ>のリーダー。

 そのクールな見た目とは裏腹に、特殊な炎<バーニッシュフレア>を操り全てを燃やし尽くす。「燃やさなくては生きていけない」 (引用元:公式HPより)

 ガロの敵で幹部のゲーラ、メイスとともに行動する。ある人物に強い恨みを持ち、いつか復讐しようとしている。

 

クレイ・フォーサイト<堺雅人

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<出典:公式HPより>

 自治共和国プロメポリスの司政官で、フォーサイト財団理事長。

 かつては耐火構造素材の研究を行い、バーニッシュ火災を鎮火させる瞬間凍結団の開発も成功させた。ガロにとって憧れの人物である。 (引用元:公式HPより) 

  若くして司政官まで登りつめ、ガロが幼少期の時火事から救った。ガロに好かれているが…

 

 他のキャラクターも多数おり『キルラキル』の皐月様+四天王が出ていて胸熱!個性あふれるキャラたちがド派手で熱い物語が始まる!!

あらすじ

  世界大炎上

 

 世界の半分が焼失したその未曾有の事態の引き金となったのは、突然変異で誕生した炎を操る人種<バーニッシュ>だった。

 あれから30年、<バーニッシュ>の一部攻撃的な面々は<マッドバーニッシュ>を名乗り、再び世界に襲いかかる。

 

 <マッドバーニッシュ>が引き起こす火災を鎮火すべく、自治共和国プロメポリスの司政官クレイ・フォーサイトは、対バーニッシュ用の高機動救命消防隊<バーニングレスキュー>を結成した。

 高層ビルの大火災の中、燃える火消し魂を持つ新人隊員ガロ・ティモスは、<マッドバーニッシュ>のリーダーで、指名手配中の炎上テロリスト、リオ・フォーティアと出会い、激しくぶつかり合う。

 リオをとらえることに成功し、クレイからその功績を認められ➖ガロにとってクレイは幼き頃、命を救ってくれた恩人で憧れのヒーロー➖誇らしげに喜ぶガロであった。

 

 しかし、リオは<マッドバーニッシュ>の幹部であるゲーラ、メイスと共に捕らえられていた<バーニッシュ>を引き連れて脱走する。

 後を追ったガロが彼らのアジトにたどり着くも、そこで目にしたものは、懸命に生きる<バーニッシュ>たちの姿であった。そして、リオから<バーニッシュ>をめぐる衝撃の真実を告げられることに。

 

 何が正しいのかー。

 そんな折、ガロたちは地球規模で進められている“ある計画”の存在を知ることになるー (引用元:公式HPより)

youtu.be

 

感想

 暑くてクサいがそれがいい!!今石作品の良さが詰まりに詰まった今作はファンへのご褒美だーーー٩( 'ω' )و

 

 今石監督の作品見るときは冷静に考えちゃダメ!理解に苦しむ部分って人によってあったりするかもしれないですが作品の演出を考えたら野暮ってもんです。

 ただ勢い任せなところがあるのでそれにノレるかノレないかで終わった時の感想は大きく変わると思います。だからこそ音楽の生み出す熱さも感じてみてもらいたい。

 

 グレンラガンやキルラキルと比べて今回の絵のタッチは濃いがやわらかめで、監督の作品『パンスト』のカートゥーン感が入ってたと思います。

 XFLAGのモンストアニメも線が細いのでその影響もあるかもしれませんね。なので場所ごとに好き嫌いがでやすいしもともと万人向けではありません!←ここは要注意です!

 

声優陣と物語の違和感…

 声優陣の中でおそらくガロ役の松山ケンイチは意見が分かれるだろう…松山さんは役作りをしっかりやる俳優さんなので100パーセントの力を今作に発揮していたと思いますが、周りがガチガチに固まりすぎてて相手が悪かった。

 檜山さんとか敵幹部役で一応サブキャラ枠なのにこの差ですよ…声優界屈指のメンバーが本気で来たら負けても仕方ないよなぁ。

 

 でもケンドーコバヤシと堺雅人はキャラクターと合致していて劣らなかったと言えるでしょう。

 ケンコバなんて台詞がない分余計難しいですよね。大谷育江さんのピカチュウみたいに鳴き声だけで感情を出すので、出番は少なかったですが活躍してた。

 

 物語は定番の2人が協力してボスを倒す流れでしたが少し捻って欲しかったです。設定の一部に難しいところがあるので捻りにくいのがネックですね…

 ギャグ要素も少なくてメリハリがない印象で、『キルラキル』のマコくらい特殊なのが欲しかったです。引っ掻き回すけど結果的に助けられたみたいな。

 

最後に

 とことん熱い作品だが私はグレンラガンがやっぱり好きwwXFLAGの新たな可能性を見れたと思います。

 あとルチアが好き!というか新谷さんのマッドサイエンティスト感が好きで劇場特典もルチアのカードだったから満足( ^ω^ )

 

 最初の発火シーンなんかも現代のストレス社会を表しているようで同感しながらのめりこめるし、クライマックスの迫力あるタッチはかっこいい!!

 

 ということで今回はこの辺で