ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『ビーキーパー』あらすじ•感想•ちょっとネタバレ “法”か“正義”か…

 

 新年明けましておめでとうおめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いします、ゴーヤです( ^ω^ )

 私は新しい年になり「今年も頑張るぞ!」と意気込みながらコタツでぬくぬくしております。親孝行で小旅行もしましたがやはりこれが1番いいw

 

 皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 

 地元に帰って家族団欒中の方も多いようで、年末の繁華街に出ましたが通常の休日と比べ見てわかるくらい人が少ないなと感じながら年末を過ごしてました。

 

 そんな新年1発目はド派手アクションとバカデカモンスターにも生身で立ち向かうことで有名なジェイソン•ステイサム主演のビーキーパーでございます。

 

 まさかの“養蜂家”が殺しをするそうな(゚∀゚) やはりメインはステイサムのアクションに期待するところ!

 

 どんな結末が待ち受けているのか!?去年の1発目もアクション映画のエクスペンダブルズだったような…。年始って派手にスタートさせる系が流行ってるのかな?ww

 

 さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و

 

作品情報

 元とびこみ選手でさまざまなアクションをこなすジェイソン•ステイサム主演の最新作で『サボタージュ』、『スーサイド•スクワッド』を手がけたデヴィッド•エアーが監督を務める。

 

 アメリカの片田舎で養蜂家として暮らしていたアダム。ある日、恩人であった老婦人がフィッシング詐欺に遭い全財産を失った末に自らの命を絶ってしまった。 老夫婦の仇を討つために元々所属していた秘密組織の力を借り詐欺組織を追っていく!

 

 主演は『トランスポーター』、『エクスペンダブルズ』、『ワイルドスピード』などの人気シリーズに出演しているジェイソン•ステイサムが担当。

 他には『ハンガー・ゲーム』シリーズ(12〜15)のジョシュ・ハッチャーマン、『ジャスティス・リーグ』シリーズ(17〜21)、『ハウス・オブ・グッチ』(21)のジェレミー・アイアンズ、『ブラックライト』(23)のエミー・レイヴァー=ランプマンなどが出演する。

 

 現実でもネットが普及して被害が拡大している特殊詐欺をきっかけに、その詐欺集団の根っこを突き止めド派手リベンジアクションで一網打尽にしていく!

MEG ザ・モンスター(字幕版)

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  • ジェイソン・ステイサム
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あらすじ

 アメリカの片田舎で静かな隠遁生活を送る養蜂家。

 

 ある日、彼の恩人である善良な老婦人がフィッシング詐欺にかかり、全財産をだまし取られた末に自ら命を絶ってしまう。

 詐欺組織への復讐を誓った養蜂家は、かつて所属していた世界最強の秘密組織“ビーキーパー”の力を借り、怒涛の勢いで事件の黒幕へと迫っていく。

 

 その先に立ちはだかるのは、この国では絶対に誰も手が出せない最高権力の影。

 

 それでも養蜂家は何も恐れず前進し、社会の秩序を破壊する害虫どもを完膚なきまでに駆除し続ける。

 

 そしてついに、彼が辿り着いた最大の“悪の巣”とは――?

 

※引用元:公式HPより


www.youtube.com

 

 

感想

 予想してたよりもだいぶ激しいリベンジアクションでジョン・ウィックみたいな近接戦闘が魅力的な一作!敵が現実でも問題になってる特殊詐欺グループだからより爽快で気持ちよかったです( ^ω^ )

 

 

 

 

 

 

 

 

尻尾が掴めない厄介な相手

 養蜂家としてハチミツを栽培し生活しているアダム・クレイと彼に作業するための納屋を貸すエロイーズ・パーカー。クレイは優しく接してくれるエロイーズのことを慕っており、エロイーズは殉職した息子とクレイが重なり親子のように思い夕食に誘ったりする関係を築いていた。

 

 クレイ自身もはじめて優しくしてもらったと口にするほどのエロイーズだったが、パソコンで作業している際にフィッシング詐欺の被害に遭ってしまう。彼女個人の口座だけでなく運営している慈善団体の口座預金も全て奪われてしまい、自身が原因でお金を騙し取られた罪悪感に耐えられなくなり自殺をしてしまった。

 

 最新の技術が短い期間で登場して目紛しいスピードで変わっていくのでなかなか追いつけない人が多いですよね。幼い頃からPCやスマホを触っている若い世代でも対応しきれていないのが現場かなと。

 現金とクレジットカードの決済だけだったのがキャッシュレスが登場したり、アプリで送金なんかもできるから銀行に行くことも少なくなりました。私も銀行に行くことが少なくなったと実感しています。

 

 ただ便利になった一方、セキュリティ面や新しい犯罪が生まれてしまっている部分もあり警察が手を焼いています。作中でFBIでも元締めの手がかりを掴めていないってのが描かれていて私たちの世界でも同じ問題があるので痛感しました。

 

 フィッシング詐欺は知らなければ誰もが警告画面見て不安になりますし、「データが消える」と言われてしまうと冷静に判断することもできなくなっちゃいますよね。

 

 エロイーズが電話を受けている際に何度かクレイの方を見て相談しようか迷っていますが相手の巧みな話術で自己判断でパスワードを入れちゃったりしたから被害に遭ってしまいます。

 ニュースなんかで“コンビニ店員が振り込め詐欺を阻止”みたいなのが出たりしますが、あれは相談しようって考えを持っていない状態でたまたま店員さんが止めてくれたってだけなんです。

 

 被害後に警察に相談しても対処できなくて泣き寝入りってのは可能性として十分あり得るので個人の回避能力を高めないといけないと感じました(´ω`) 私も高齢になったら被害にあったりするのかな!?怖いですね…。

 

 でも結果的に悪いのは「騙してお金を取る側」なんです。弁護士経由で「送金には合意している」と言って法的に問題ないように仕向けてもやったやつが悪いというのは変わらないですから。

 警察も法的に問題なければお手上げですがそういう状況で登場するのが「ビーキーパー」でございます。

 

 最近の日本でも警察や検察が使い物にならないことが多いですから、こういうエンタメででもいいからスッキリさせたいですよね。裏金議員とか外国人移民とかね(゚ω゚)

 

 今作はミツバチの生態を模した極秘組織出身のクレイが暴れ回るわけですが、彼にとって法がどうかは関係なくて人間という“群れ”にとってマイナスになる要素を排除するのを優先して行動するんです。

 ミツバチも悪い子孫を作る女王を排除しちゃういわゆるクーデターを起こすそうで、自分たちが生存できるように尽力するわけですね。

 

 エロイーズが実際に被害を受けた組織だけでなくその大元も潰そうと行動するんですが、思っていたよりも大物が出てきてさらに闇を感じました。

 

 映画作品でよくあるのは「幼少期に貧乏でいじめられてたけど金持ちになって復讐を!」とか「もともと裕福な立ち位置にいたけど蹴落としたあいつを!」みたいなのが結構スタンダードかなと。

 それが今作だと大統領まで出てくる規模になってたのが驚きでした。多方面に投資しているボンボンの息子ってなるとマフィアの坊ちゃんとかかと思ったら母親が大統領だったっていう設定をぶち込んできましたか(゚ω゚)

 

 母親である大統領自身も息子が犯罪していると知らずに接していたのが気の毒ではあるけど結構甘さが見えたのでそこが原因であるというのがわかりますね。息子がハメを外して薬物やってるのも手を軽くペチって叩くくらいなのでそこまで問題視はしてないようです…。

 

 話が進むにつれて見ている私たちも「早く成敗してくれ!」という気持ちが昂って一体感はあるかと思います。

 

思っているより激しいアクション

 個人的に通常のアクションに比べてリベンジアクションって復讐心がある分激しい感じになるイメージなんですが、予告で見た時は「そんなになのかな?」と思ってました。ですが結構激しい内容になっていたのでよかったです( ^ω^ )

 ジョン・ウィックとかイコライザーみたいに身近な人を傷つけられて〜ってとこまでは想像できてましたが、近接戦闘がメインで激しい銃撃戦とかじゃないので見応えあります。周りにある道具を使って制圧していくのもいいですね。

 

 クレイの後釜が見た目のパンチあるのに弱すぎじゃね?とは思っちゃいましたかね。クレイが強すぎるだけっぽいですが、クレイが「お前が俺の後任か」と言った後にあっさり倒しちゃうので拍子抜けになっちゃいそう。

 銃火器はド派手なのにクレイとの近接戦闘の時に歯が立たなすぎてかわいそうでしたね。呆気なすぎかな( ´∀`)

 

 ただ作中で唯一派手なデザインでしたがあれってスーサイドスクワッドのクインをイメージしてたんですかね?監督が製作した作品なのでそれっぽさを感じたけどどうなんでしょ?

 

 最終決戦でクレイがちょっと苦戦するところがあったのも好感持てました。作中の先頭のほとんどがクレイ無双状態だったけど以前にビーキーパーと戦闘を経験した傭兵が相手になった際にクレイも大きな怪我をしちゃうんです。

 ずっとほぼ無傷状態で立ち回ってきていたけど戦闘力を集結されて怪我しながら自身の正義のために立ち向かうのはかっこいいですね!

 

最後に

 予想していたよりも激しいアクションが繰り広げられてて満足感が高かったですし、爽快で気持ちよかったです。

 エロイーズの娘であるヴェローナがFBI所属なのでクレイを追いかける形で作中に関わってきますが、捜査を続けていく過程でビーキーパーについて知っていきます。

 

 最初は「法を無視して殺人を犯す犯罪者。私はあんなの認めない」みたいなスタンスだったんですが警察側の無力さも相まって彼女の気持ちも少しブレちゃうんですよね。

 確かに法律の範疇を越えちゃったらダメだけど特殊犯罪に関する法整備がされきっていないからあの手この手で犯罪が広がっていっちゃうわけです。法が整備されていなければ警察側も権限なくて行動できないですからね。

 

 その辺りもクレイから問いかけられたりしてるし、クレイ自身が“善”を信じたいから自分が行動しているという点とかが見ている側が爽快になれる点なのかなと。

 

 映画作品だから法をガン無視でやれているわけだしスッキリできるならこれくらいのぶっ飛び具合がちょうどいいです( ^∀^)

 

 やっぱりステイサムのアクションはかっこいいですね!年始にいい作品を見れました。今年も一年がんばるぞ!(゚∀゚)

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノアリャシタ

 評価 ☆☆☆☆★4/5