2008年に世界中が驚いた事件「リーマンショック」。倒産なんてすると思われていなかったリーマン・ブラザーズがアメリカを中心に多くの国に影響を与えました。世界経済を題材にした映画作品はいろいろあるんですが、今作は“そんなところ”と思う職種のお姉さんがお金持ちに一矢報いるお話。
権力を振りかざして踏ん反り返る奴をギャフンと言わせるのは気持ちのいいものです。女性の方が結構えげつない仕返しをしますから生きた心地しないでしょうね…。あとはどんな騙し方をするのかが気になる!“職”があれなので色仕掛けなんだろうけどどうなっちゃうんだろう。
作品情報
映画『IT/イット THE END“それ”が見えたら、終わり。』を押さえ初日ランキング1位を獲得し、興行収入100億円を突破する大ヒットを記録した。
本作は2008年のリーマン・ショックで実際に起きた事件の取材記事をもとに映画化したもので、急激な景気が悪化したニューヨークで、4人のストリップダンサーを中心に、ウォール街の裕福な男達から数年にわたって大金を巻き上げ、2013年に摘発された事件を描いている。
女性俳優以外にも女性シンガー・ラッパーが出演しているのも特徴的で、当時の定番曲などにもこだわっている。主人公を聞くとただ色気で言い寄るのか、どのような策略で戦うのかが気になる作品です!
キャスト<役名>
ジェニファー・ロペス<ラモーナ>
1969年7月24日、アメリカ、ニューヨーク市ブロンクス生まれ。女優、歌手、プロデューサーファッションデザイナー、作家、起業家、人道主義者として幅広く活躍。本作のプロデューサーも務めている。
『ミ・ファミリア』(95年)で長編映画デビューし、同作でインディペンデント・スピリット賞にノミネート、ラテン歌手の伝記映画『セレナ』(97年)に主演し、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた。2014年に自伝的小説「TRUE LOVE」を発売し、New York Timesのベストセラーにてランキング5位を獲得した。 (引用元:公式HPより※一部中略)
コンスタンス・ウー<デスティニー>
1982年3月22日、アメリカ、バージニア州リッチモンド生まれ。ABCの人気コメディシリーズ「フアン家のアメリカ開拓記」にジェシカ・フアン役で出演中。このドラマでCritics' Choice Television Awardの女優賞にノミネートされ、2017年にTIME誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」の1人に選出された。
近年の映画出演作としては、『Sound of My Voice(原題)』(11年日本未公開)、『Parallels(原題)』(15年日本未公開)、『The Feels(原題)』(17年日本未公開)などに出演している。 (引用元:公式HPより※一部中略)
ジュリア・スタイルズ<エリザベス>
1981年3月28日、アメリカ、ニューヨーク州ニューヨーク市生まれ。映画『 ボーン・アイデンティティ』(02年)のニッキー・パーソンズ役として知名度を上げ、現在はTVシリーズ「RIVIERA(原題)」に主演中。
近年の映画出演作は、アンソニー・ホプキンスやレイ・リオッタと共演した『DEMON デーモン』(15年)、『ブラック・ファイル 野心の代償』(16年)、同年の『ジェイソン・ボーン』などに出演。 (引用元:公式HPより※一部中略)
キキ・パーマー<メルセデス>
1993年8月26日、アメリカ、イリノイ州ハーヴェイ生まれ。シンガー、女優、声優。『バーバーショップ2グッド!』(04年)でスクリーンデビュー。多数の賞を受賞した映画『ドリームズ・カム・トゥルー』(06年)の主演に抜擢。
映画『ジャンプ・イン!』(07年)『ジョイフル♪ノイズ』(12年)『アイス・エイジ5/止めろ!惑星大衝突』(16年日本未公開)などに出演。 (引用元:公式HPより※一部中略)
リリ・ラインハート<アナベル>
1996年9月13日、アメリカ、オハイオ州クリーヴランド生まれ。現在シーズン4まで続いている人気テレビシリーズ「リバーデイル」のベティ・クーパー役を演じ、人気を得る。
TVシリーズ「LAW&ORDER:性犯罪特捜班」にゲスト出演したほか、映画『グッド・ネイバー』(16年日本未公開)『マイ・ビューティフル・デイズ』(16年)『キングス・オブ・サマー』(17年)『ガルヴェストン』(18年)などに出演している。 (引用元:公式HPより)
リゾ<リズ>
1988年4月27日、アメリカ、ミシガン州デトロイト生まれ。シンガー、ラッパー、ソングライター。デビューEP『ココナッツ・オイル』(16年)をリリース。批評家やファンから熱い支持を受けて一躍人気者に。
容姿やジェンダーについて触れているヒット・シングル「Boys」(18年)は、Time誌の“2018年最高の10曲”、Pitchfork誌の“2018年最高の100曲”、Paste誌の“2018年最高の50曲”に選出。またAllure誌は、彼女を“美容業界の良い変化を与える12人”の1人に選んだ。 (引用元:公式HPより※一部中略)
カーディ・B<ダイヤモンド>
1992年10月11日、アメリカ、ニューヨーク州ブロンクス生まれ。テイラー・スウィフトからトップを奪った新人として、全米が熱狂している女性ラッパー。もとストリッパーという異色の経歴をもち、Instagramで過激な写真や発言を投稿。
一気に人気を得てファンやフォロワー数が激増し、インターネット・セレブリティとなる。そしてメジャー・デビュー・シングル「Bodak Yellow」(17年)をリリース。Forbes誌の“世界を変える30歳未満の30人”に選ばれている。 (引用元:公式HPより※一部中略)
メット・トーレイ<ジャスティス>
1991年5月31日、アメリカ、ミネソタ州大和とな生まれ。ファレル・ウィリアムズ率いるN.E.R.Dとリアーナがコラボした楽曲「Lemon」(14年)のMVで、リアーナに髪を剃られて丸刈りになり、覚醒したかのように踊り出すシーンで一躍有名になった女性ダンサー。
ロンドンで撮影中に『ハスラー』の企画を知り、ニューヨークのストリッパを描くストーリーという、人にあまり知られていない題材に魅力を感じ、ニューヨークでオーディションを受けて出演が決定した。 (引用元:公式HPより※一部中略)
マデリーン・ブルーワー<ドーン>
1992年5月1日、アメリカ、フィラデルフィア生まれ。Netflixオリジナルシリーズ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」(13年)で女優デビューし、注目を集める。
直近では、映画『Separation(原題)』(11年)でメイミー・ガマーやルパート・フレンドと共演。BlumhouseとNetflix制作のスリラー「カムガール」(18年)に出演している。 (引用元:公式HPより※一部中略)
トレイス・リセット<トレイシー>
1987年10月2日、アメリカ、オハイオ州デイトン生まれ。Amazonオリジナルシリーズ「トランスペアレント」に出演したことで一躍有名に。TVシリーズ「David Makes Man(原題)」やパトリック・スチュワート主演の「Blunt Talk(原題)」にも出演している。
トランス女性であり俳優として活躍する中、トランスジェンダーをはじめ疎外されている人々の主張を世に広めることに注力している。 (引用元:公式HPより※一部中略)
マーセデス・ルール<ママ>
1948年2月28日、アメリカ、ニューヨーク州ニューヨーク市クイーンズ生まれ。映画『愛されちゃって、マフィア』(88年)の出演で注目され、テリー・ギリアム監督による映画『フィッシャー・キング』(91年)でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、シカゴ映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞を受賞。
トム・ハンクスと共演した映画『ビッグ』(88年)、ジャン・レノと共演した『ロザンナのために』(97年)など出演多数。 (引用元:公式HPより※一部中略)
あらすじ
刺激的な毎日、贅沢な暮らし、煌びやかな世界の果てに彼女たちが見た景色とはー。
幼少の頃に母に捨てられ、祖母に育てられたデスティニー(コンスタンス・ウー)は、祖母を養うため、ストリップクラブで働き始める。そこでトップダンサーとして活躍するラモーナ(ジェニファー・ロペス)と出会い、協力し合うことで大金を稼ぐようになり、姉妹のようになり親しい関係になってゆく。
ダンサー仲間のダイヤモンド(カーディー・B)からもストリップでの振る舞いをレクチャーされ、デスティニーは祖母とともに安定した生活ができるようになる。
しかし2008年、リーマン・ショックによる影響で世界経済は冷え込み、ストリップクラブで働くダンサーたちにも不況の打撃が押し寄せる。
シングルマザーとしての生活費や、収監中の恋人の弁護士費用など、それぞれの差し迫った事情で“お金が必要”というストリッパーたちに、ラモーナは「真面目に働いても生活が苦しいのに、経済危機を引き起こした張本人であるウォール街の金融マンたちは、なぜ相変わらず豊かな暮らしをしているのか」と言い、ウォール街の裕福な男たちから金を騙し取る計画を企てる。 (引用元:公式HPより)
感想
ストリッパーの大胆な犯罪と彼女たちのセクシーな踊りに目が離せない!世の中のお金の動き方って結構非常なところもあるんだ…。
世の中にはいろんな仕事が溢れていますがその中には“性”に関するお仕事もあり、さまざまな国に存在しています。映画で題材になることなんてあまりないでしょうし、公開すらされることも少ないでしょう。
このようなお店を使ったことない側からしたらかなり激しい描写が多く、気分的に乗れない方は結構いるんじゃないかと思います。女性がやるにしては…なものがあったりするんでそこは仕方がないんじゃないかな…。でも現実にこういう世界があって行われたわけですけど、急には想像しにくいな( ゚д゚)
しかもやってることは紛れもなく犯罪ですし、映画のフィクションとしての面白さではないわけで現実に起こったことがもとになってるぶん生々しすぎましたね。やることは全部おっかないですがそれだけの恨みがあったんでしょうね…
最後に
全体的に悪めに書きましたが、作品自体は非常に楽しく鑑賞してましたし“人間らしさ”が見れたんじゃないかな。結果悪いことして捕まったけどよくよく考えたら実は正義だったのかなって。法的にアウトだったから捕まってますけどこっちが決めたらそうなりそうだなって思いますね( ̄∀ ̄)
ってなわけでまた次回で ´ω`)ノ