ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ 遂にハイエボも終わってしまう…。( ;∀;)

f:id:go-yablog:20211103140407j:plain

 2017年から始まったエウレカセブンのリブートシリーズ『交響詩編エウレカセブン ハイエボリューション』。過去に放送されてきた内容とは切り離し新たに作られてきたシリーズがついに終わってしまいます。

 こんなに大好きなロボットアニメが次々に終わってしまうのは悲しいです( ;∀;) 全3部構成の製作発表の時は「エウレカが帰ってくる!」とかめっちゃ嬉しかったですが終わってしまうとなると感慨深いです…。

 

 今年に入って「やっとエヴァ見れた!長い歴史が終わってしまった…」(劇場に5回行きました)とか思っていたらエウレカの公開も年内。製作発表時には年1本のペースで公開されて2019年に今回の3作目が見れる予定でしたが流れに流れて11月。

 前作の『ANEMONE/交響詩編エウレカセブン ハイエボリューション』で長ーーーーーい記事書いたのを思い出しながら今書いてますwwリブート作品の終わり方がどうなるのかも気になるし、レントンが迎えに来るところも早く見たい!!

www.go-yablog1158.com

作品情報

 2005年に放送された『交響詩編エウレカセブン』のリブート作品で全3部構成で上映される。当初は2017年〜2019年で年1作品ずつ公開される予定だったが新型コロナウイルスの影響で制作スケジュールが変更され今回の公開日となった。リブート作品なので放映されたアニメ内容とは違う世界線の話となっているが登場する人物自体はあまり変わっていない。

 

 前作から間が空いているので1作目と2作目の内容をざっくり挟んで3作目のあらすじを見ていきましょう〜〜〜!(゚∀゚)

これまでのハイエボリューション

『ハイエボリューション1』

 2305年、地球全体に広まっていた生命体スカブコーラルを殲滅するために軍は「ネクロシス作戦」で殲滅しようとした。(←のちのサマー・オブ・サブ)作戦内容はスカブの中心部があるとされる地点へミサイルに積まれたシルバーボックスを使い“自壊”させるというもの。作戦の発案はレントンのお父さんで軍の科学者:アドロック・サーストン。

 作戦自体はシルバーボックスの起動までうまくいったが動作不良を起こしてしまう。不良内容を探しているとスカブはマルチプライズ(原子分解して消滅させる現象)が発生。作戦の発案をしたアドロックは中止するよう考えを一転させる。

 自身でシルバーボックスを止めるためオリジネート・ゼロに乗りマルチプライズの中を特攻。その途中で別次元につながるトンネルが開き「サマー・オブ・ラブ」の言葉とともにシルバーボックスごと消滅。マルチプライズも収束した。アドロックは地球を救った英雄となった。(ここ教科書に出ます!笑٩( ᐛ )و)

 

 サマー・オブ・ラブから10年後。レントンはアドロックの部下だったチャールズとレイの養子となり14歳になっていた。田舎生活で退屈していたある日ニルヴァーシュに乗ったエウレカと出会い一目惚れ、ホランドがリーダーの戦闘組織「ファシリティ・ガード」(アニメ版のゲッコーステイト)の一員になる。

 レントンは乗組員として生活していく中でエウレカが人間ではないことやホランドとの衝突で船を飛び出しチャールズ達と再開し元の生活へ。チャールズ達が受けた依頼をきっかけに軍がエウレカ抹殺計画を実行することを知りゲッコーステイトを目指し荒野を走る。

※参考:wiki等

『ANEMONE』

 14年前、世界各地で突如増殖し多くの人類が死に至ったスカブ(エウレカ)の出現。東京湾岸を覆う7番目のエウレカ(エウレカセブン)には物理的な攻撃では破壊することができないため内部(精神)に攻撃を試みる。そのために編成されたのが戦闘部隊アシッド(UN ASSID)。7年前にアシッド日本支部の石井賢(アネモネ父)一尉はエウレカセブン中心部の発信機をつけることに成功したが消滅(風の当事件)してしまう。

 

 2028年、石井・風花・アネモネはアシッド隊員となりエウレカセブンの精神へダイブし発信地点を目指す。ダイブの度に現れるニルヴァーシュを撃破することでエウレカセブンが消滅することがわかり人類に希望の光が見え始めた。

 エウレカセブンの詳しい調査のために施設に拘束しているデューイ・ノヴァクに尋問すると「偽りの神がつくっては破壊したゴミの山」と語る。(なんのこっちゃ٩( ᐛ )و)

 

 いくつものエウレカをダイブで殲滅し最終決戦のダイブでアネモネは少女・エウレカと出会う。精神世界で「協力すれば死んだ父親を生き返らせてあげる」と提案。父にずっと会いたいと思っていたアネモネは悩んだが父が残したAI・ドミニクが彼女に力を貸した。ドミニクはガリバー・ジ・エンドを呼びアネモネと共にエウレカセブンの中心核へ突入する。

 そこでエウレカに起こった悲劇(レントンの死)やエウレカがスカブを生んでいる事を知る。(なんて迷惑な話だ!)

 

 アネモネはエウレカの力になろうと思い、彼女と共に精神世界の出口へ走る。2人で出口を開けて脱出しエウレカセブン・世界の境界が崩壊すると空からニルヴァーシュが入った大きな卵が現れ胸にレントンからのメッセージを受信し違う惑星からレントンが「必ず戻る!」と呼び掛ける。

※参考:wiki等

キャラクター<CV:声優名

エウレカ・サーストン<CV:名塚佳織

f:id:go-yablog:20211114134505p:plain

“大融合”とともにスカブコーラル(珊瑚状の情報生命体)を生み出す能力を失い、普通の人間となった。現在は独立師団無任所部隊A.C.I.D.所属の上級戦闘員。かつての自分と同じ能力を持つアイリスを保護する任務を命じられる。

アイリス・マッケンジー<CV:遠藤璃菜

f:id:go-yablog:20211114134711p:plain

スカブコーラルを生み出し操ることができる能力を持つ、新たな“EUREKA”。“EUREKA”の能力を発揮しはじめてしまったことで、グリーンアースに誘拐されそうになるが、エウレカに救出される。

石井・風花・アネモネ< CV:小清水亜実

f:id:go-yablog:20211114135052p:plain

独立師団無任所部隊A.C.I.D.の機動部隊ブエナ・ビスタ隊隊長。10年前、地球に出現したスカブコーラル“エウレカセブン”のその中心核で父親の仇であるエウレカと出会い自分たちの世界に連れ出して来た。

デューイ・ノヴァク<CV:山寺宏一

f:id:go-yablog:20211114135227p:plain

“大融合”以前よりブルーアースへ転移していたグリーンアースの軍人。“大融合”の際に特殊能力を獲得し逃亡する。“世界”のあり方に疑念を持ち、仲間とともに決起。グリーンアースの創造主エウレカに執着を見せる。

ホランド・ノヴァク<CV:森川智之

f:id:go-yablog:20211114135407p:plain

デューイの弟。かつては特務部隊ゲッコーステイトのリーダーだったが、大融合後の新体制下でグリーンアース軍のパイロットとなり、様々な任務についている。兄デューイのことを心配している。

タルホ・ノヴァク<CV:根谷美智子

f:id:go-yablog:20211114135555p:plain

グリーンアース軍の統合幕僚本部大佐。ホランドのパートナーで現在は男児を妊娠中。

チャールズ・ビームス<CV:小杉十郎太

f:id:go-yablog:20211114135720p:plain

レントンの養父。グリーンアースの軍人で、デューイ派のひとり。

レイ・ビームス<CV:久川綾

f:id:go-yablog:20211114135847p:plain

レントンの養母で軍人。レントンがこの世からいなくなった原因であるエウレカを恨んでいる。

※引用元:公式HPより

あらすじ

 エウレカが作り上げたスカブコーラル(珊瑚状の情報生命体)の中の仮想世界。その崩壊とともに、仮想世界の人々がこの地球に姿を現して10年が経過した。この“大融合”の結果、仮想世界の人類は「グリーンアース」を、旧来の地球人類は「ブルーアース」を名乗り、水面下でさまざまな衝突を繰り返すことになった。そしてグリーンアース軍の高官デューイ・ノヴァクは、自分たちの尊厳を守るため、仲間とともに決起し、大規模なテロ計画をついに実行へと移す。

 

 混乱の元凶として世界中から憎まれるエウレカは、国連の独立師団無任所部隊A.C.I.D.(アシッド)の上級戦闘員となっていた。この世界を平和に保つために生きる。それがエウレカの選んだ贖罪の道だった。そんなエウレカに、スカブコーラルを操る能力を持つ新たな“EUREKA”、少女アイリスを保護する命令が下る。

 最初は対立するばかりだった2人は、孤独な逃避行を通じて、次第に互いのことを理解していく。そして世界が危機に直面した時、エウレカは極限まで自らの力を振り絞って戦う。「アイリスとこの世界を守りたい」。エウレカの願いの果てに待つ未来とは

www.youtube.com

感想

レントンを失った悲しみを乗り越え人としての感情が戻っていくエウレカを見てるのはファンとして嬉しかった!途中「あれっ。」と思うところはあったけど結果的に幸せならいいかな…。でも難しすぎる( ゚д゚)

 

 

 

 

 

ついにハイエボ完結!

 いや〜〜〜〜っ。ついにハイエボシリーズも終わってしまったわけですが終盤で涙が出てしまいました…。いろんな方が結構な辛口で感想書いていたりしました。見終わってみるとその気持ちは「大いにわかる!」と思いました。作品見ながら脳内で「おいおいっ(°▽°)」ってツッコんでいたし「なんじゃそりゃ」とか思ったり。

 だけど私的に感動するシーンもあったわけです。ホランドの活躍ぶり見た後にスタッフロール後の藤原さんへの追悼メッセージ映った時はシンプルに涙でした。その前から目は潤んでたんですけどねww( ^ω^ )

 キャラクターは変わんないけどリブート作品だから内容もガラッと変わっちゃうし、新キャラのアイリス出てくるから忙しい忙しい(汗

 

 で、肝心のあらすじなんですけどどう書いたらいいのかな?!と迷っております。だって話の内容難しすぎるんだもん!ブルーアースとグリーンアースがごっちゃになっちゃって整理するのが大変すぎる!!

 単なるアニメ作品かと思ったらちょっとした脳トレでしたねw作中の物語自体だけじゃなくてキャラクター1人1人の設定も能力も前作見ていないと理解できないから見直してないと困惑は免れないかと……。

 

 まぁ気にせず行ってみよ〜〜〜〜٩( ᐛ )و

 

ざっくりあらすじ

 前作『ANEMONE/交響詩編エウレカセブンハイエボリューション』の後(2028年)。エウレカが作り上げたスカブの仮想世界が崩壊し“大融合”した結果、「グリーンアース」の人類が「ブルーアース」にやってきてしまった。スカブの崩壊とともにエウレカは力を失った(首輪が砕けた)。

 スカブからは謎の巨大赤色移動体(シルバーボックスの中身)が出現しニルヴァーシュZが戦闘。周りに甚大な影響を与えてしまう。それを食い止めるため軍が抱えるスーパー6(ANEMONEで行方不明になっていた6人の少女達)が搭乗するニルヴァーシュXを使い冷凍させ宇宙空間へ打ち上げることに(通称:キビシス、2031年に打ち上げ実行)。

 グリーンアースとブルーアースは交渉の末に和平条約を結ぶことに。その記念として宇宙へ伸びる軌道エレベータ:ユニティタワーを建てることに(2038年12月24日開通式予定)。

 

 時は過ぎ2038年12月13日。和平条約を結んだ世界に納得できないでいたデューイ・ノヴァク。彼はある計画のために動いていた。

 

 アメリカ・ニューヨークでグリーンアースの舞台が街を占拠。米軍は手を出せずにいるとASSIDに指揮権が譲渡されスーパー6が出動。グリーンアースのKLFを撃破すると前方に謎のビーコンが。(°▽°)ピコーーーン

 スーパー6の隙をついて米軍機がビーコンにつながったコンテナを奪って逃走。実はそのコンテナにアイリスが拉致されていた!連れ去られた跡地にはアイリスが作り出したと思われるスカブが出現していた。

 

 攫われたアイリスを奪還するために高度370km地点で軌道遷移中のA.C.I.D所属のブエナ・ビスタに指令が下る。ブエナ・ビスタは石井・風花・アネモネが艦長を務めておりエースパイロットのエウレカが単独で出撃。攫った米軍機にバレないように宇宙から隕石に擬装して接触してくる。米軍機はホランド率いる部隊が護衛任務についていたがエウレカ1人相手に苦戦。主機とドローン8機を1人で操作するエウレカは「鋼鉄の魔女」と呼ばれていた。

 各機無力化されてしまいエウレカはアイリスと彼女の両親を奪還。ブエナ・ビスタ機が回収し宇宙ステーションへ帰還した。

 

 ステーションで怪我の治療を受けアネモネからA.C.I.Dの保護プログラムについて説明を受けるアイリスと両親。アイリスの両親は個人でスカブの研究をしておりアイリスを解剖研究するのではないかと思っていたが「エウレカがいるから研究の必要はない」と説明。それを知りアイリスの保護に同意し、ステーションで生活することに。

 

 舞台は変わり地球。エウレカと接触したホランドは自宅で兄・デューイからの電話を取り兄弟の会話を楽しむ。エウレカに接触した旨を伝えるとデューイは一歩的に電話を切られてしまう。電話が切れてすぐ家のベルが鳴りドアを開けると軍からの通達が。内容は兄・デューイがクーデターの主犯となったためホランドに事情聴取をするとのこと。(゚∀゚)お兄ちゃん何してんの〜〜!!

 デューイは日本・山形に身を隠し能力を使ってエウレカからアイリスを奪還しようとする。その能力は体から意識を飛ばし強襲できるというもので、死んでしまったら実際の体に戻る。移動は空間を切り裂いて様々な場所に行け、銃弾などは弾いてしまう。発動できるのはデューイのピアスの数だけ(6回)。

 エウレカはデューイの襲撃から逃れるためにウルスラグナのサブ機にアイリスを乗せ地球へ逃げる。デューイはしつこく追ってきたがエウレカの乗る機体に張り付いたまま大気圏の熱で体が分解してしまう。

 

 デューイは日本にある体へ戻りエウレカはヨーロッパに不時着。乗ってきた機体を痕跡隠蔽のために処分しロンドンの基地を目指すことに。通信機器は使用すると逆探知されてしまうためアイリスに電話やネットを使わないようにエウレカは釘を刺す。

 高速で移動している最中、ロンドンと書かれた標識とは違い方向に走っていることにアイリスは気づく。「ロンドンはあっちじゃないの?」と聞くと「まっすぐ向かうと目的がバレるから遠回りする」と説明するエウレカ。

 途中のサービスエリアで休憩。エウレカがトイレに行っている間にどうしても両親と話したくなったアイリスは電話をかけてしまう。電話の位置を頼りにデューイが空間を裂いて襲ってきた。捕まるギリギリでアイリスを保護したエウレカは車でデューイを轢き、車ごとトラックと衝突させデューイを倒す。

 

 「なぜ電話を使ったのか?」と問い詰めるエウレカ。「どうしても話がしたかった」とアイリスは説明するがそれきっかけでこんなことになったとめちゃくちゃ怒られ号泣してしまう。ついには泣き疲れてしまいエウレカの背中で寝てしまう。( ;∀;)ダッテハナシタインダモン。コドモナンダモン。

 

 

 この後無事に拠点へ帰ることができるのか?!どのような結末を迎えるのか?レントンは?という感じです。もっと書こうかと思いましたが説明がややこしいので頭部分だけにしておきました。

 

最後に

 正直作品全体は悪くないと思いましたが中盤から終盤手前あたりはもうちょっと変えて欲しいと思ってしまいました。ラブレスの合体の件見てて「エウレカっぽくなさすぎだろ!アクエリオンかよ!」とか思ったし、デューイの説明とかなさすぎるから計画のこととか考えるのが大変すぎる!ってのがあったのでもっとやり方あるでしょって。

 しかもところどころ作画バグってるしww粗が多かったのも印象的で楽しさは3、4割減しちゃった気がします。映画館の大きなスクリーンで見るから余計に目立って気になる気になる( ゚д゚)ボンズさーーーーーん!!

 

 あとレントンが出てくるわけですよ。それは誰もがわかってるから「どうやって出てくるのか」が気になるわけですよね。あっさりし過ぎじゃね?!もうちょっとあるだろ!!( *`ω´)ドミニクやデューイがゲートで出てくるんだからレントンも同じように出せよ!なんだよあの登場の仕方。タイミングはめっちゃいいのに結局見せ方がダメじゃ意味ないじゃないか!!!( ᐛ )アーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

 

 全体的に勿体なさ過ぎたので満足いかない人も多いでしょう。物語の一つとしては全然アリだからいろんな人に見て欲しいけど、アニメから見てきたファンからしたらちょっとガッカリな最終作になっちゃったと思います。まぁギリ可もなく不可もなくかな。

 

 

 ってなわけでまた次回で ´ω`)ノ

 評価 ☆☆☆★★3/5