ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『クリード 過去の逆襲』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ 幼馴染との因縁

 

 さぁ久々の『クリード』シリーズの最新作でございますね(゚∀゚) 前作からまるまる4年経ちましたかね?前回はロッキー(シルヴェスター・スタローン)の指導でアドニスがタイトルマッチを制した姿が描かれました。

 

 チャンピオンになってお金も嫁さんも子供の手に入れ優雅な生活を送っていたところに、自身が避け続けていた過去が掘り返されるのが今作な訳です。

 日本語版のタイトルだとわかりにくいんですが海外版だと『クリードIII』。もう3作目になるのかぁ。

 

 しかも主演のマイケル・B・ジョーダンが監督を務めるんですね!製作側に入っていた作品はいくつかあったかと思いますが監督を務めるのって初なのか!?他に監督務めたのってあったのかな?

 

 海外では予測していた興行収入を上回る結果となり観客の満足度もめちゃくちゃ高くなったようですね。

 このシリーズもこれだけ続いてきましたが主役のマイケルがシリーズ監督するのは初めてですし、今までの違いとかも出てくるでしょうがどんなふうに描かれているのでしょうかね!?楽しみです( ^ω^ )

 

 さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و

 

 

作品情報

 1976年に第1作目が製作され現在まで続編が続くほどの人気スポーツ作品。メインキャストのシルヴェスタ・スタローンでお馴染みでございます。

 

 本作『クリード』シリーズはロッキー自身ではなく彼のライバルであったアポロの息子・アドニスを主人公にした作品です。ボクシングをロッキーから教わり上を目指した1作目から始まり、親子ともに因縁のある相手と対峙する2作目。

 今回の3作目ではアドニス自身が犯してしまった過去の過ちと対峙することが主軸となっています。

 

 家族同然の幼馴染が宿敵へと変わりアドニス自身の子供時代にあった出来事を紐解きながら進行、宿敵となった友人と拳を交えて背負った過去から逃げず立ち向かおうとする姿を描きます。

 

 今回の幼馴染がまさかのMCUシリーズにメインとして出ている同士の対決というね。キルモンガvsカーンですよww どっちもメインヴィラン役ですが2人とも鍛えられた肉体がすごい俳優なんですよね。

 筋骨隆々の2人のボクシング対決はどんな展開になるのか!?アドニスとデイムは家族同然の仲だったのに何が原因で今回のような関係になってしまったのか!? 栄光を掴んだ男とムショ上がりの男の戦いが幕をあける!!

クリード 炎の宿敵(字幕版)

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あらすじ

 ロッキーの魂を引き継いだチャンプ、クリードの前にムショ上がりの幼馴染デイミアンが現れる。

 実は、クリードには家族同然の仲間を宿敵に変える誰にも言えない過ちがあったのだ。復讐を誓う最強の敵から、未来を勝ち取ることが出来るのか?


www.youtube.com

 

※引用元:cinemacafe

 

 

メインキャスト<役名

マイケル・B・ジョーダン<アドニス・クリード

 俳優でありプロデューサーでもある。自身の芸術性と慈善活動をとおしてハリウッドに社会的な革新をもたらすことに尽力する、業界のリーダー的存在である。

 「タイム」誌の“2020年に最も影響力のあった100人”、「ピープル」誌の“2020年で最もセクシーな男性たち”、そして「ニューヨーク・タイムズ」誌の“21世紀で最も偉大な俳優25人”のひとりに選ばれた。

 

 近作は、主演と製作を兼ねた『きみに伝えたいこと』(21/監督:デンゼル・ワシントン)本作で、アドニス・クリード役で3度目の主演を務め、さらに監督デビューを飾った。待機作には、主演と製作を兼ねた『Methuselah』(監督:ダニー・ボイル)、4度目のタッグを組むライアン・クーグラー監督の『Wrong Answer』などがある。

 近作に、トム・クランシーの小説シリーズに基づくこの作品で人気のジョン・クラークを演じた。ほかに、ブライアン・スティーブンソンの回顧録に基づき、高評価を得た『黒い司法 0%からの奇跡』(19)に出演。弁護士であり社会的公正を追求する活動家であり、非営利団体イコール・ジャスティス・イニシアチブの創設者でもあるスティーブンソンを演じた。

 19年、ライアン・クーグラーが監督の『ブラックパンサー』(18)で、全米黒人地位向上協会(NAACP)イメージ・アワードの最優秀助演男優賞を受賞し、ほかのキャストとともに全米映画俳優組合(SAG)賞の最優秀アンサンブル演技賞も受賞。エリック・キルモンガーの苦しむ姿をさまざまな角度から演じ分け、高い評価を受けた。このディズニー/マーベル作品は、圧倒的力で他をなぎ倒し、世界中で13億ドル以上の収益をあげ、19年の米アカデミー賞最優秀作品賞にノミネートされた。

 

 18年後半には、『クリード 炎の宿敵』で主演と製作を兼ね、アドニス・クリード役を再演した。この作品は、感謝祭の週末に公開された実写版アクション映画の中で最高収益をあげ、ボックスオフィスの記録を打ち破った。

 

テッサ・トンプソン<ビアンカ・クリード

 称賛を浴びる女優であり、プロデューサーとしても頭角を現してきた。2019年、「タイム」誌の「次世代のリーダー」特集号で表紙を飾った。

 監督デビューを飾り、シルベスター・スタローンとライアン・クーグラーとともに共同製作も担当している。 TVでは、HBOのエミー賞ノミネート・ヒットドラマシリーズ「ウエストワールド」(16~22)に出演し、西洋社会をユニークな視点で見つめる、ミステリアスで賢いエージェント、シャーロット・ヘイルを演じている。

 

 22年、世界中で有名な「ソー」シリーズ(11,13,17,22)の第4弾『ソー:ラブ&サンダー』でヴァルキリー役を再演した。クリス・ヘムズワースと共演した17年の『マイティ・ソー バトルロイヤル』でこの役を初めて演じた。

 タイカ・ワイティティが監督を務めたこのマーベル・シネマティック・ユニバースの大ヒット作は、世界中で8億ドル以上の収益をあげている。ヴァルキリーは『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)にも少しだけ登場している。現在、アルマーニ ビューティの新しい顔を務めている。

 

ジョナサン・メジャーズ<ディミアン・アンダーソン“ダイヤモンド”

 2017年、ABCのミニシリーズ「When We Rise」でスクリーンに登場して以来、エミー賞/クリティクス・チョイス賞/インディペンデント・スピリット賞/ゴッサム賞など多くの賞にノミネートされ、注目のハリウッド俳優としての地位を固めてきた。

 マーベルのヒットシリーズ「ロキ」(21,23)のシーズン1の最後から2番目のエピソードに驚きの出演をしたあと、23年2月17日に公開された『アントマン&ワスプ:クアントマニア』に、カーン・ザ・コンカラー役で出演した。

 

 25年5月2日より公開予定の期待作『Avengers: The Kang Dynasty』で、このカーン役が大きく取り上げられるであろうとマーベルが発表したとき、サンディエゴ・コミコン2022の会場はメジャースへの喝采でどよめいた。このどよめきは、カーンを演じるメジャースに、というよりも、おそらく無限にタイムトラベルを繰り返す変異体のカーンが、マルチバースのキープレイヤーになることを示唆していたからにほかならない。

 ミステリアスなヴィランを本作で演じたのち、『THE MAN IN MY BASEMENT』で主演と製作を兼ねる。

 

ミラ・デイビス・ケント<アマーラ・クリード

 10歳の新人女優。本作で映画デビューを飾る。聴覚障害をもつ若手女優を探し求めて米国中でおこなわれたオーディションで発掘された。

 子供でありながら、社交的な性格、そして複雑だが人の心を引き付ける重要なキャラクターに加え心を通わす才能によって、この役を獲得した。さらに、マイケルとの交流も非の打ちどころがない。

 

 

※引用元:公式HPより

 

 

感想

ロッキーなしで壁を乗り越えられるか不安だったけどこれはこれでいいかなと。アドニスの支えとなるのが家族ってのは前作と同じような感じなんだけど新しい展開は欲しかったのかもしれない。それでも嫌いではないかな(´ω`)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少年時代の過ち

 今までさまざまな敵と戦い王座のタイトルを手にいれ、最後の引退試合もタイトルを守り切って終えることができた。ボクシング界のレジェンドとしてその名をあげて後世のスターを育て上げるのに手を尽くすことに。

 

 そんな順風満帆な日々を過ごしていた中、アドニスはビアンカにも話したことのなかった過去の苦い出来事と改めて向き合わなければならないことに。

 

 そのきっかけとなったのがかつて一緒に過ごしていた親友のデイムとの再会。刑務所から10数年ぶりに出てきてアドニスと昔一緒に行ったダイナーで食事をしているときに「ボクシングに挑戦する」と豪語。

 引退したアドニスと変わらない年齢での挑戦は厳しいが親友の挑戦を応援したいアドニスはジムに来るよう声をかける。

 

 試しに現役選手とスパーをとらせてみるとグレーなプレイを行い“スポーツ”としてのボクシングではない。明かにケンカのようなスパー内容。コーチのデュークはデイムを受け入れるべきでないとアドニスを説得するが彼はなんとかするからとデュークを説得しようとする。

 

 そんなトラブルが起きた中、あるトラブルでフェリックスと試合予定だったドラゴが入院。日程が近いこともあり試合会場のキャンセルやフェリックスへのファイトマネーを試合なしで払うか話し合っていると、アドニスが試合をしたことのないデイムを出場させようと提案。 デイムは無試合経験で王座を獲得するためのタイトルマッチに挑むことに。

 

 試合はレフェリーの見えないところで反則スレスレのプレーを行いデイムが勝利。

 

 一夜にしてヘビー級王座を獲得した。 だがこれまでの内容を整理していくとデイムはアドニスを騙し今回の試合を組ませたことが判明。

 

 デイムは過去に起こった出来事をきっかけにアドニスに復讐する計画を立てていたのだった。 この試合はスタートにしか過ぎない。アドニスから全てを奪い取るまで止まらないデイムをアドニスが止めることができるのか!?

 そして今回の原因となったアドニスとデイムの間で起こった出来事とはなんなのか!?

 

 ってなお話( ´∀`)

 

 今作はアドニスが養子になる前の、グループホームで一緒になったデイムとの過去が明かされます。

 

 グループホームにいた頃アドニスのグループにいたレオンから日常的に暴力を受けていました。養子になりグループホームに行かなくなってたまたまレオンとある店先で再会します。

 暴行を受けていた恨みもあり再会して早々に殴りかかるアドニス。その姿を見たレオンの取り巻きがアドニスを引き剥がし袋叩きに。アドニスを助けるためにデイムが銃で脅したところに警察が駆けつけ、アドニスは走って逃げデイムは現行犯逮捕され刑務所に。

 

 デイムは刑務所に収監されアドニスに手紙を送っていましたが、その手紙は母・メアリーがアドニスに知られないように隠しておりその存在を知らないまま生活を送っていました。

 メアリーは子供の頃から連んでいたデイムの本性を知っていたのでアドニスと関わらないように手紙を隠していたのです。

 

 だけど手紙がなくともデイムが刑務所に収監されていたのは知っているので面会をしにいくなんてのはできたはずなんだけど行く勇気がなくなんとか忘れようとしていました。

 少年時代に銃を向けられるような恐怖を経験してしまえば逃げてしまうのもわかる。そのまま「臭い物に蓋」で生きるのも可能ですがそれでは変わらないものが絶対あるわけです。

 

 頭に刻み込まれた恐怖心は大人になったからといって必ず払拭できるわけではないので、これをどう乗り越えるのかが見どころのストーリー構成ではなかったでしょうかね( ^ω^ )

 

 

全体的にはいいんだけどちょっと弱いところも

 アドニスはボクシング選手としての現役を引退し余生を家族とか若い世代の育成に注ぐことをメインにしていたのですが、デイムが出所することで崩れてしまう。一度やめた選手にまた戻ることになってデイムと対峙し過去を乗り越えられるのかという構成。

 

 アドニスは過去を忘れることで終えることができると思っているので自分の妻になかなか打ち明けないんですよ。アドニスを知りたいだけだと説得するけど最初は抵抗し結局打ち明けることに。

 きっかけは母メアリーの死。彼女はアドニスにとってもビアンカにとってもかけがえのない存在だし、もともとの病気が心配で同居を提案していました。

 

 だけどメアリー自身が大丈夫だと言って家を離れたがらない。それをきっかけに過去を打ち明けデイムと戦うことを決意します。

 このシーンから分かるように前作のロッキーポジションがビアンカになったわけです。夫婦が力を合わせて壁を乗り越えるって展開はそこまで悪くなんでしょうが、なぜか知るヴェスタ・スタローンには劣ってしまう。

 

 やっぱロッキーが出てこないってのはパンチがないわけです。彼の穴を何で埋めるかでよくなっていきますが、既存のキャラクター1人ではメインはってたキャラをカバーはしきれなかった。

 

 ストーリーとか手紙出したり夫婦で話し合って試合をするしかないってのも個人的にはいいと思うんだけどもう1つ2つくらい盛り込んじゃってもいいんじゃないかな?

 

 あとアドニスが決心するまでがかなり長いように感じました。もっと早い段階で決心つけれたんじゃないかなって。引きずるにしても長いし、過去の真相がショッキングな内容だったら引っ張り過ぎても文句ないんですが思っていたよりもな内容だったので早めに向き合えただろうって思っちゃいましたね。

 

 お母さんがかなりの期間手紙をあっためましたねw だって20年くらい手紙を持ち続けていたってことですよね。結局デイムが出所したことで手紙の存在を教えますがもう捨ててた方が良かったんじゃね?

 

 あれだけ好き勝手されて流石に我慢できんってなるのもやられ過ぎてからに感じるしね。なんか一種の詐欺にあった後みたいなw デュークも早めに切ろうって言ってたじゃないか!!

 

 その回りくどい感じは正直残念ですね。前作みたいな暑さを感じられなかったから比較すると劣るけど1作品としてはまぁいいかなって。

 

 

最後に

 エンドロール後のアニメーションってあれはなんだったんだ!?どこかで公開される予定でもあるんだろうか。そう言った情報は一切書かれていなかったように感じたんですが皆さんはわかりましたかね? というかこの記事見ていたら基本見てない人が多いかww

 

 アニメにありそうな設定をぎゅって詰め込んだわいいものの入れ過ぎてよくわかんなくなっちゃった感じかな。 Netflixで配信しますだったら分かるかも。劇場公開とかでやるようなものではなかったですね。

 

 今後続編とか出てくるのでしょうかね。そういった情報収集していないのであれば見ようかなとは思います。

 

 マイケルの初監督作品ということでかなり期待しておりました。主役を演じていた作品の監督も務めることになったとなるとファンの欲しているポイントはわかっているんじゃないかと思っていたけどそんなにだったのでね。 次出てくるとしたら他監督で見てみたいかも。

 

 まぁ前の2作が個人的に好きな展開だったりしたのでそこもありますね。どうしてもキャストの組み合わせとかでも好き嫌いが出ちゃますからね。

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノアリャシタ

 評価 ☆☆☆★★3/5