現代で生活するのに欠かせないものの一つ、それは”電気”。部屋を照らしたり、食材を調理したり、携帯端末を動かす動力にも使うなくてはならないもの。この歴史的な発明が世の中に大きな影響を与えるわけですが、食っていくには「誰が主権を握るか」が出てくるわけです。
今はルールが厳しく決まっていて「特許」を取ってしまったら誰も真似できなくなるんですがそんなものこの時代にはないですよね!(あったらすみません_(┐「ε:)_)
よくあるアクションバトルは好きで結構見るんですけど、ビジネスものの映画はあまり見る機会がないわたくし…。そんなジャンルを見ようと思ったのは大好きなキャストが出ているから!!ただそれだけww
アベンジャーズシリーズに出ていたトムとベネディクトの絡み見たさなので予告もしっかり見ていないんですよね( ゚д゚)ざっくりしたとこだけですがしっかり診て感想書きたいと思います!では行ってみよ〜〜〜〜。
作品情報
今作の監督はアメリカのテレビシリーズや多数の映画を手掛けてきたアルフォンソ・ゴメス=レホン。特に有名なのはテレビシリーズの「glee/グリー」ではないでしょうか?ミュージカル・コメディの中でも聞いたことある人は多いんじゃないかなと。
作品は1880年代のアメリカが舞台で電力の供給方法を巡ってトーマス・エジソンとジョージ・ウェスティングハウスが繰り広げた「電流戦争」を描いている。今の電気の原点となる戦いがあったからこそ電化製品、コンピューター、人工知能などの恩恵を受けて豊かな暮らしができるんですね。
キャスト<役名>
ベネディクト・カンバーバッチ<トーマス・エジソン>
<引用:ciatr>
1976年、イギリス・ロンドン出身。TV映画「ホーキング」(04)で高い評価を受け、TVシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」(10〜)でブレイク。「スター・トレック」などのハリウッド大作に出演。2016年に『ドクター・ストレンジ』で主演を務めマーベル作品にも出演。
ドクター・ストレンジの印象が強い俳優ですが元々の土台はミステリーやヒューマンドラマみたいな作品が多いんですね。めちゃくちゃ喋るより寡黙で目で語るような彼の演技が私は好きです!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』でアイアンマンにした合図なんかは痺れましたね…。未来が見えているから慎重にみんなを導く姿はやっぱりかっこいいな!今回はどんな作品に仕上げてくるのか期待大!!
マイケル・シャノン<ジョージ・ウェスティングハウス>
<引用:TheaterMania>
1974年、アメリカ・ケンタッキー州出身。舞台俳優としてスタートし、「恋はデジャ・ブ」(93)で映画デビューする。『8 Mile』(02)や『バッドボーイズ2バッド』(03)などの話題作に出演し、2008年公開の『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』でアカデミー賞助演男優賞に初ノミネートされる。
私の頭に残っているのは『マン・オブ・スティール』のゾッド将軍ですかね。すごいたくさんの映画に出ている俳優さんですが見たことある作品が少なくてそこまで詳しくないので今回覚えようと思います。
ニコラス・ホルト<ニコラ・テラス>
<引用:ELLE girl>
1989年、イギリス・バークシャー州出身。幼い頃から演技を学び、1996年に子役でデビュー。12歳で出演した「アバウト・ア・ボーイ」(02)で注目を浴び、『シングルマン』(09)、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)、『女王陛下のお気に入り』(18)などの話題作に出演している。
この人の演技は『X-MEN』シリーズで見てきましたが獣の威圧感ヤバいですよね!映像技術も相まってカッコいい役やってたと思いますね。個人的にはジーン・グレイやってたソフィーが好きなんですけどねwwていうかダクフェニ公開してからもう1年か( ゚д゚)
トム・ホランド<サミュエル・インサル>
<引用:front-row>
1996年、イギリス・サリー州出身。大ヒット映画「リトル・ダンサー」の舞台版『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』でデビュー。2012年「インポッシブル」で映画デビューを果たし、その後「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)ではじめてスパイダーマンとして出演。2017年に同役で新シリーズのピーター・パーカーを務め、BAFTAライジング・スター賞を受賞。
若手俳優の中で群を抜いて活躍している彼ですが、なんでもこなせちゃうから凄いですよね!アクションは硬くなく柔軟であどけない青年のモゴモゴした感じとか好きですね。
スパイダーマンでヒロインを務めたゼンデイヤと恋人説が浮上した時がありましたが話が一人歩きしていただけと知ったときはちょっと残念でしたね…。ぶっちゃけ付き合ってたらファン的には美味しかったかなと思います( ̄▽ ̄)w
そのほかの出演者
キャサリン・ウォーターストン<マーガリート・ウェスティングハウス>
タペンス・ミドルトン<メアリー・エジソン>
スタンリー・タウンゼント<フランクリン・ポープ>
マシュー・マクファディン<JPモルガン>
あらすじ
19世紀、アメリカは電気の誕生による新時代を迎えようとしていた。白熱電球の事業化を成功させたトーマス・エジソンは天才発明家と崇められ、大統領からの仕事も平気で断る傲慢な男だった。
裕福な実業家ジョージ・ウェスティングハウスは、大量の発電機が必要なエジソンの”直流”による送電方式より、遠くまで電気を遅れて安価である”交流”による送電方式の方が優れていると考えていた。若手発明家のテスラも、効率的な”交流”の活用を提案するが、エジソンに一蹴されてしまう。
そんな中、ウエスティングハウスは“交流”での実演会を成功させ、話題をさらう。そのニュースにエジソンは激怒、“交流”による送電方式は危険で人を殺すと、ネガティブキャンペーンで世論を誘導していく・・・
こうして世紀の“電流戦争”が幕を開けた!訴訟や駆け引き、裏工作が横行する中、ウエスティングハウスはエジソンと決裂したテスラに近づくーー果たしてこのビジネスバトルを制するのはどちらかーー!? (引用元:公式HPより)
感想
現代テクノロジーの始まりはここから!未来を照らすのは直流?交流?
世界の今後を左右した歴史的出来事
様々な発明をしていたエジソンは”発明家としてのプライド”はあるがお金を儲けることに対してはそこまで執着しない男。実業家のジョージが手を組まないかと持ち掛けるが興味なし。ついに「夜を葬る」電球を開発することに成功した!
そこへ「少ない発電機で送電できてしかも安い”交流”方式」に目をつけて手を組まなかったエジソンに対抗してきたのです。
エジソンからしたら「俺の発明に割り込んでくるな!この技術は誰にも渡さないし、何がなんでも勝ってやる!!」って気持ちですよね。でも交流方式の利点は大きく、これに対抗するために交流方式は危ない!って言ったのがきっかけで戦争勃発。
特許を取っていたエジソンはウェスティングハウスを訴えるが、特許部分を作り替えて回避し、アメリカに交流方式が広まっていきます。
テスラがエジソンからウェスティングハウスに移ったり、両者共に大切な人を失ってしまったりと荒れに荒れていきます。ビジネスの駆け引きはアクションとかと違った角度でかっこいいんですよね。
歴史的な出来事ですから調べれば出てくるでしょうが、映像と共に知るのも面白いですよね。エジソンなんか発明家のプライドをかけて汚い手を使うけどどこか惹かれる不思議な人でしたね。思ってた作風とは違ったけど面白かったですね。
最後に
戦い自体はスマートな頭脳戦で直接手を出すとかはなかったですね。実際にあったことを基にしているぶん大幅に変えるわけにもいかないし卑怯なことをお互いしないんで物語は普通だったんじゃないでしょうか。まぁいじり過ぎると失礼ですしね( ̄▽ ̄)
それと話の内容が案外難しいと思いました。電気の直流と交流って小学校とかで習ったはずなのにわからないところが結構あってそのことに驚いてました。学力の後退って怖いなって肌身で感じましたw覚えてないもんだなぁ
あとはトムを見れたのでそれで私は満足でしたね。あのもみあげが可愛かったな。「なにその長さと太さ(゚ω゚)」ってなりました。時代的に流行だったのかもしれませんが男らしい顔の人がそのもみあげなら違和感ないんでしょうけど、トムはまだ20代でもともと可愛らしい顔立ちですからね。普通にしててよかったんじゃないのか?ww
ってなわけでまた次回で