ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『七人の秘書 THE MOVIE』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ この世の表と裏

 

 実は普段ドラマとか全然見ないんですよね…。というかあんまりテレビをつける機会が大人になって減ってしまいました。

 ぶっちゃけ今作のテレビドラマ版も見たことはないんですよね( ゚д゚)だけどタイトルはなんか聞いたことあったんで気になって見てみようと思って。

 

 でアマプラに公開されていたんでプライム会員を利用して見てから劇場に行こうと思いました。最初から何も入れていないとダメそうだと思ったし、ドラマが8話なのでそんなに時間取らないかなと思って見てみることにしました( ^ω^ )

 

 

 秘書として仕事をしながら裏で社会的弱者を救済するという物語ですが劇場版でどんな話になるんでしょうかね。いろんな組織に所属愛している秘書たちが今回のターゲットがどんなことしてターゲットになるのかも気になりますね!

 

 さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و

 

作品情報

 2020年10月からテレビ朝日系で放送されたテレビドラマ『七人の秘書』の劇場公開版となる今作。さまざまな組織に溶け込み目立たない秘書たちと元締めが理不尽な目に遭っている弱者を救うべく、あらゆる手を駆使し権力者を一掃する作品。

 今回の劇場公開にあわせてスペシャルドラマ版が10月2日に放送。

 

 木村文乃をはじめ、広瀬アリス、菜々緒、大島優子などの有名女優人が出演し、個性あるキャラクターたちが「影の軍団」として理不尽な日本社会を変えていく姿はスカッとするものがあり見るのが好きな人も多いのではないでしょうか?

 

 ドラマ自体も割と最近なんですね。ちょうど2年とかで映画が公開されるってドラマが放送されている時から構想自体はあったのかもしれないです。

 

 こういう潜入系とかって見ていて面白いんですよね(´ω`) 悪党を懲らしめるのもですが証拠探しの潜入がバレるかバレないのかのドキドキとかもあるし、オーシャンズ8みたいですよね!あそこまでの派手さはないけれども十分に楽しませてくれるかと思います。

 

あらすじ

表は、名もなき秘書。裏は、最強で最高の仕返し屋(エージェント)。

 

 熾烈な戦いの末に政界のドンを辞任に追いやった秘書たちは、今日もラーメン萬で平和な日々をかみしめていた。

 そんな彼女たちのもとに新たな依頼が舞い込む。今度のターゲットは信州一帯を支配する「九十九ファミリー」。

 

 表の顔は経済を潤してくれる地元の名家だが、実はその裏の顔は国家と繋がり私腹を肥やすためには手段を厭わない極悪一家だった…。過去最大の悪人を懲らしめるため、雪深き地に向かった七人。

 

 しかしそこで彼女たちを待ち受けていたのは、絶体絶命…史上最高難易度の任務と、決して知られてはいけないある秘密だった!

 

引用元:公式HPより


www.youtube.com

 

 

監督・脚本情報

 今作で監督を務めるのは『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』シリーズ(12〜)、『未解決の女』(18〜)、『六本木クラス』(22〜)などを手がけた田村直己氏。

 脚本はドラマ版『七人の秘書』の脚本や『ハケンの品格』(07)、『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』などの製作に参加し、放送文化基金賞や橋田賞などの賞を受賞する実力を持っています。

 

 少し前に話題になった「梨泰院クラス」のリメーク版となる「六本木クラス」なんかはどうだったんでしょうかね?私自身見てはいないんですがコミック版は「六本木クラス」なのでそっちかというとこっちが本家みたいなもんですがw(コミックは韓国)

 

 今まで多くのドラマの製作に参加した+監督自身も出演がわに立っているので作成自体はかなり慣れている方ですよね( ^ω^ )

 七人の秘書は全話平均14.5%の視聴率を獲得していましたからドラマの雰囲気をそのまま持って来れるかも鍵になるかなと思っています。

 

 ドラマ版は8話で終了となり見ていたファンは思っていたよりも早い終了時期に困惑していましたがこの映画化で続編とかその辺りの話も出てくるんじゃないでしょうかね。純粋にTV離れ+コロナで撮影できないとかも相まってかなり業界的に厳しいですが続編とか出して欲しいです!!

 

 

キャラクター<俳優名

望月千代<木村文乃

完全無欠のカリスマ秘書

元銀行常務秘書。

秘書としてのスキルの高さに加え、家計を助けるために働いていた銀座のクラブでNo.1まで登り詰めた洞察力と会話力で、相手を手玉に取ることに長けている。七人の中心的存在である。

 

 

照井七菜<広瀬アリス

天真爛漫末っ子秘書
銀行頭取秘書。
のんびりして仕事ができるタイプではないが、その素朴な人柄で機密情報をいつの間にか聞き出してしまう。お人好しで勝手に依頼人を「ラーメン萬」に連れてきてしまう。圧倒的に男運が無い。

 

長谷不二子<菜々緒

クールな武闘派秘書
元 警視庁 警務部長秘書。
正義感が強く、捜査一課の刑事だった時に男社会の組織の中で苦しんだ経験から秘書軍団に入る。警察のネットワークと空手を駆使して、武力行使してくるターゲットを制圧していく。

 

シム・ウンギョン<朴四朗

頭脳明晰ハッカー秘書
元大学病院 病院長秘書。
医療の知識は豊富だが、経済的困窮のため医師の道を断念した過去をもつ。ハッキングによる情報取集を担当している。決め台詞は「懲らしめてやりましょう」。

 

風間三和<大島優子

男を狂わせる華麗な戦略家秘書
元東京都知事秘書。
都知事のメディア戦略指南、手話通訳を務め、語学と剣道の心得もある。実家の風間グループとは疎遠でも、時にそのコネクションを利用してまで作戦遂行する。萬にほのかな想いを寄せる。

 

鰐淵五月<室井滋

変幻自在の家政婦秘書
家政婦/元 政治家秘書。
家政婦としてターゲットの家や拠点に潜り込み、不正の証拠を集める。

 

萬敬太郎<江口洋介

悲しき過去を背負う秘書軍団の元締め
ラーメン萬店主/司法書士/元 政治家秘書。
「ラーメン萬」の店主であり、副業は司法書士。秘書軍団の元締めとして、「ラーメン萬」に客として訪れた依頼人の救済を請け負う。決め台詞は「ここからは引き取らせてもらおうか」。

 

緒方航一<玉木 宏

千代が淡い恋心を抱く今回の依頼人
信州のラーメン屋「味噌いち」の店主。
信州の山奥で千代と出会い、淡い恋が生まれる。失踪した二郎を探し出し、土地を取り戻したいと秘書の元へやってくる今回の依頼人。

 

九十九二郎<濱田岳

行方不明となった七菜の婚約者
九十九ファミリーの次男/「雷鳥牧場」の経営者。
マッチングアプリで出会った七菜と婚約をし、結婚披露宴を開催するが、その直前に失踪してしまう。

 

九十九美都子<吉瀬美智子

萬との繋がりを持つ凄腕の弁護士
九十九ファミリーの養女/「アルプス雷鳥グループ」の顧問弁護士。
道山の右腕的な存在で、九十九ファミリーを支える。萬とは旧知の仲である。

 

九十九道山<笑福亭鶴瓶

信州一帯を支配するファミリーのドン
九十九ファミリーのドン/「アルプス雷鳥グループ」のCEO。
信州一帯を支配する存在で、国家と繋がり、私腹を肥やすためには手段を厭わない極悪一家のドンである。秘書たち史上最凶の敵となる。

 

※引用元:公式HPより

 

 

感想

ドラマの時の雰囲気をそのまま映画の長尺に嵌め込んだ作品になっていてドラマ版を見た側としては楽しく見ることができました!ただ証拠集めする時の潜入のドキドキとかはそこまで感じられなくてもっとあった方がらしさと楽しさが出たんじゃないでしょうか(´ω`)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつもの要素と珍しい要素

 トップと組織を支え、そんなに目立つことのない影の存在「秘書」。表向きは普通に働きながら、潜入スキルと情報ネットワーク、身体能力で人知れず弱きものを助ける影の存在として活動をしている千代たち。

 

 萬に助けられた女性たちで結成された“影の軍団”が令和版仕事人のような世界観と悪党たちを成敗するストーリーは2020年に放送されたドラマの作風をそのまま劇場のスクリーンに投影されておりとても楽しめる作品となっていました!( ^∀^)

 

 今までにはなかった千代の恋愛要素なども盛り込まれており新しい一面も加わっているのですが、潜入して情報を収集したりするのが結構簡単に行き過ぎているのではないかと思ってしまうくらい見劣りしている感覚があったのが減点かなと。

 

 他にももっと粟田口の登場+関わりを強めにして欲しかったし、アクションをもっと派手にして欲しかった(スローのところとか当ててる感が強い)ですね。テレビ画面でなら許されるけどこの辺りのシーンはスクリーンだと欠陥部分が目立っちゃうんで鑑賞者からしたらマイナスになりやすい点。

 

 ファンとかではないんですが見てて残念だったし、ここが引っかかったって言う感想やレビューも多くありそう(・Д・)

 

 どうしてもバリバリアクションをこなす俳優陣ではないので我慢するしかないのかな…。

 

 相変わらず七菜はやっちゃう系というかドジな末っ子感が強くて引き金の担当でしたねw マッチングアプリが作品に登場するのも時代を感じますね。

 何かしらのハプニングを持ってきますがいつものことだしそこがまた可愛らしいところでもあります。(゚∀゚)

 

 

なんだかんだ実力のある女優人

 いろいろと物足りなさがあったものの演じている女優・男優は優秀な人たちばかりで見ていて引き込まれる。そこを脚本とか演出で少し阻害してしまっているような感覚なのでぶっちゃけ悪いのは監督と脚本なのかな…。

 

 こんなこと言いたくはないんですが「六本木クラス」も視聴率自体はそこまで伸びはしなかったため思っていたのと違う感があったか流行に遅れたかのどっちかじゃないかと。

 

 スーツ姿の女性陣はやっぱかっこいいですね!木村文乃さんもかっこいいし、ドレス姿は綺麗だし、山にいく格好は可愛いしで何やっても絵になっていていいですね( ^ω^ )

 

 そんな綺麗所の中にいる室井滋さんの面白要素がバランス良くってクスッと笑っちゃうんですよね。可愛らしいポップな近所のおばちゃん感が親近感湧くんでしょうか?結構好きだって言う人いるんじゃないかな(´ω`)

 

 全員綺麗なんだけど系統が違って目立つシーンもちゃんと用意されているから除け者になっている人もなく活躍していない人がいるとかもないのでよかった!!最後もちゃんと気持ちよく終われたしで、やっぱ女優の力が絶大でしたね!!

 

 

最後に

 ラストシーンは続編とかに繋がりそうな終わり方をしていましたがどこかで出てきてくれるのかな…?!私個人的にはドラマ版でまたやって欲しいですね。

 

 映画だと今回みたいな荒い部分が露呈しかねないし、12話とかでドラマをやってほしい。前回はあまりにも短く感じちゃう話数だったんでしっかりと枠を作ってもっと作り込んだものを出せばかなりも人が食いついてくるんじゃないかな。(軽率かな?)

 

 元々の視聴率も高かったからテレビ朝日さん続編作ってくれないかな。私は普通に観ちゃうと思いますw 

 

 まぁ全体的にはおまけをつけて普通ってとこですね。鶴瓶さんの信州のドンがめちゃくちゃハマっていたので配役で加点しておきますww 本当にいそうなんですよね。というかドンになれる雰囲気持っているし芸能界ではもうドンですから“役”ではないのかな(゚∀゚)

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノ

 評価 ☆☆☆★★3/5