ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体の目安で月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『F1/エフワン』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ 何のためにレースへ…?

 

 さまざまな技術が進歩し我々の生活はより便利になってきました。

 その中でも車の登場は物流を進化させ今では注文して次の日には商品が届くくらいスピードが上がっています。

 最近ではガソリンだけでなく電気自動車なんてのも進化してきており、いろんな企業が新作を発表したり「これからこういうの作ります!」とアピールしたりしてますね!

 

 そんなアピールの場として長い歴史がある祭典の1つが“F1”(フォーミュラ1)でございます( ^ω^ )

 

 1950年に開始したそうでもう75年ですか!?自動車レースの最高峰として多くの人が聞いたことのある祭典ではないでしょうか?

 世界各国の自動車メーカーがスポンサーとなり、自社製品の性能をアピールするプラットフォームの役割をしていますが、このレースに出る人達はただものじゃない!

 

 今作はそのレーサーに注目した作品となっており、監督は『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキーが務めるとのこと。

 トップガンの時の技法がそのまま使われそうな気がしていますし、その方がレーサー目線の緊迫した映像を撮れるのではないかと期待しています(゚∀゚)タノシミ!

 

 昨今では車に求められているのは「価格」や「燃費」などで「速さ」ってそこまで必要性はなんですよね。速度制限ありますしね。 だけどこの祭典は技術で「速さ」だけを追い求めるものだからこそ燃えることもできる。

 1人ではなく支えてくれる周りの人たちと上を目指す人間ドラマ、どのようなものを見せてくれるのでしょうか!?

 

 さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و

 

作品情報

 国際自動車連盟が主催する自動車レースの最高峰「F1(フォーミュラ1)」を舞台に、ドライバーと周囲の関係者らが織りなす人間ドラマを描く。

 

 かつて天才と呼ばれていたベテランドライバーのソニーが現役復帰し所属したのは最弱チーム。彼はそこの若手ドライバーをサポートするのが役目。

 自信家の若手ドライバーとチームメイトの間で衝突もあり、チームはバラバラ。こんな状態でどうやって戦いを勝ち抜き世界最高峰の頂点を目指すのか!?

 

 ベテランドライバーのソニーを演じるのは『オーシャンズ』シリーズや『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のブラッド・ピット。ブラピの出演する作品を見るのは『ブレット・トレイン』(22)以来だと思うので3年くらいぶり?かなと。

 他には『トレイン・ミッション』のダムソン・イドリス、『アベンジャーズ』シリーズのケリー・コンドン、『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『DUNE』シリーズのハビエル・バルデムなどが出演します。

 

 冒頭にも書きましたが、監督を務めるのは『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー。実はこの人、ディズニーの名作『トロン レガシー』(10)の監督でもあり初監督作がこの作品でした。

 

 日本ではあまり馴染みがないかもしれないですが、海外では人気の作品でディズニーリゾートにジェットコースター系のアトラクションも作られるくらいです。

 続編の『トロン アレス』は別の監督になったので残念ですが、ダフト・パンクの音楽との相性が良くてめっちゃ記憶に残っています!アレスの楽曲も楽しみだなぁ( ^∀^)コンサクニカンケイないw

トロン:レガシー(字幕版)

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あらすじ

 かつて“天才”と呼ばれた伝説のF1レーサー、ソニー(ブラッド・ピット)が、再びサーキットに戻ってきた。誰よりもレースの過酷さを知る男が現役復帰を果たした先は、どん底の最弱チーム。

 

 しかし、常識破りなソニーの振る舞いに、自信家のルーキードライバー・ジョシュア(ダムソン・イドリス)やチームメイトたちは困惑し、度々衝突を繰り返す。

 

 バラバラなチーム、そして、最強のライバルたち。

 

 敗北が濃厚となる中、ソニーの“常識破りの作戦”が最弱チームを導いていく――!果たして彼らは、その無謀とも言える賭けで逆転できるのか?

 

 それぞれの情熱と誇りを胸に、命がけで夢<スピードの頂点>へ挑む!

 

※引用元:公式HPより


www.youtube.com


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メインキャラクター<俳優名

ソニー<ブラット・ピット

型破りなカリスマF1レーサー。ルーベンからの誘いを受けて現役復帰し、チームを率いていく。

 

ジョシュア<ダムソン・イドリス

ソニーのチームメイトで若きルーキーF1レーサー。自信過剰でソニーともぶつかり合うが、徐々に成長していく。

 

ケイト<ケリー・コルドン

チームを支えるピットクルーのリーダー。

 

ルーベン<ハビエル・バルデム

最下位に沈むF1チームの代表であり、かつてのソニーのチームメイト。ソニーをF1の世界に呼び戻す。

 

※引用元:FashionPressより

 

 

感想

トップガンのあの撮影方法がマッチして見応えあるし、エンジンだけじゃなく音楽も低音をメインにしてるから重厚感がすごい!車もエンジンだけじゃ走れないようにドライバーも1人じゃ走れないのよ(゚∀゚)

 

 

 

 

 

 

 

あの撮影方法だからこその没入体験

 今までにレース映画はたくさん出てきていますが普通のアクションと違い撮影のリスクがかなり高いジャンル。出演者の安全を考えて撮影を進めていくとなると表現の限界に当たってしまうのは必然。

 その安全面と合わせて年々撮影技術が進歩してスクリーンを見ているだけの映画に自分が作品に入ったような”没入感”を感じさせてくれるものも増えました。

 

 今作は『トップガン マーヴェリック』の監督が手掛けるということで「絶対没入できる!(゚∀゚)」と期待したら…予想してたよりはるかに良かった!( ´ ▽ ` )

 

 レーシングカーといってもいろんな種類がありますが、今回主軸になるのがフォーミュラカー。日ごろ乗る機会の多い屋根付きのものではなく早さを追い求め軽くて風邪の影響を受けにくく流されないように作られています。

 構造的にも撮影機材をくっつけにくいでしょうし、スピードも出るからかなり大変だったと思います。CGで伝えるってのは難しいでしょうし、リアルを求めるなら尚更使えないですからね。

 

 なのでドライバーの目線に近い箇所にカメラをつけて走りやクラッシュシーンを採用しており手に汗握る展開がずっと続くんです。

 やっぱ何かの乗り物に乗るのってコックピットから見る景色があるから臨場感がついてくると感じます。

 

 それと「本物」を取ることができる環境・技術がやっと追いついたってのもあ理ますよね。今までレース映画はたくさんあったけどフィクションの外に出てくるものってなかったんじゃないでしょうか?

 監督が質疑応答で「トップガン マーヴェリックで使ったカメラをより小さく軽くすることができ、マシンについた複数台のカメラが常に走っている姿を撮影した」と言ってたので見ているこっちからしても「ここまで来たか…SONY(・Д・)ワォ」ってなりましたねw

 

 こんなんクセになっちゃいますよww( ´∀`)

 

 今回時間の都合で通常上映を見たんですが時間見つけてIMAXで見ようかなと思っちゃいましたw

 

ルールがわからないと不安かもしれない

 今作のストーリーはF1という世界的に有名なレースを題材にしているため、このレースについてある程度知識を持っていないと何が起こっているのかがよくわからなくなってしまうかなと。

 ブラピ演じるソニーがやってきたのが「マシンも雑魚だし、チームの団結力も出来上がってない」状態の弱小チーム。どれもすぐに解決できる問題ではないのでたくさんのグレーな作戦を使って戦い方を見せてくれます。

 

 ただこの作戦をなぜやったのか?ってところは簡単なルールを知っていないと意図を汲めないんですよね。味方も敵も最高のマシン・最高のチームで真正面から対決するってのが今までの映画の特徴じゃないかなって印象なんですが、そういうのプラスより現実的な部分を混ぜているからこそ見ているこっちの理解がなければ満足しきれない構成のように感じられました。

 

 車が趣味だったりレースをよく見る人なら知っているかもしれませんが、そもそも知る期間の少ない分野ですし「どこで知ることがあるの!?」ってのが正直なとこかなってw( ^∀^)

 

 私はフラッグの種類とかDRSとかは少し知ってたりしたので良かったですが、そこなしに作品を見たら「なんかたってんだろうなぁ」くらいにしか感じられないんじゃないですかね?

 タイヤのこととかピットの制限速度とかセーフティカーが出てきた時に何をするかなどを知ったら、ピットアウトでタイムロスをすることのヤバさや相手の前に出る・距離を詰めることの重要性についてわかってよりこの作品を楽しく見ることができると思います!

 

 レースで最弱チームが頑張っている姿を見るのもいいんですが、やっぱレース自体の中身を知ると楽しいですね( ^ω^ )

 

最後に

 ストーリーは結構よくある内容かと思ったらよりリアルなF1を見ることができるいい作品だったのではないでしょうか?

 

 やっぱブラピってカッコいいですね(゚∀゚)!もう60超えてるのかw イケメンすぎだろ…。そして彼だけじゃなくてF1の全面サポートでレーサーたちも出ていることがすごい!

 ハミルトンとかフェルスタッペンとかルクレールは有名ですし、日本人だと角田裕毅選手も名前出てきましたね。レース場も使うことができたからこそこの作品が制作できたでしょうから、このサポートなくして作品の誕生はなかったでしょう。

 

 この作品を見てF1を知るきっかけにもなるでしょうし、車を好きになる人もいるんじゃないかな!?

 

 あと最終レースはやっぱグッときましたね。チームが存続できるかわからないって中で成長してポイント取って上位に入ろうと作戦を練ってって姿見てたら目の奥が熱くなっちゃいました( ;∀;)

 展開的に都合がいいかもしれないですが、そんな映画だからいいんです。団結した姿とマシンに乗っているような臨場感が味わえるならそれでいいんです!

 

 こんなん出したら今後出てくるレース作品はハードル上がるんじゃないかな?それくらい今作の満足度が高かったのでね。そこまでの影響は出ないでしょうがw

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノアリャシタ

 評価 ☆☆☆☆★4/5