映画『ハート・オブ・ビースト』自然の猛威が襲いかかる!家に帰ることができるのか!?

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 人類が誕生し狩りをして生活していた頃から共に歩んできたとされている動物“犬”。今から数十万年前の旧石器時代の遺跡から犬の先祖とされる狼の骨が見つかったり、人間が住んでいた住居跡や洞窟から犬の骨が見つかっていたりと歴史的に見ても一緒にいたことが伺えます。

 現代社会でも犬と共に生活している人は多いですし、医療現場なんかでもリラックス効果があるとしてセラピーなんかを展開している場所もあったりしますね( ^ω^ )

 今作は退役兵と元偵察権が大自然の中から生還しようと旅をするお話。昨年公開された『F1/エフワン』(25)でベテランドライバーを演じたり、数年前の『ブレット・トレイン』(22)で不運な運び屋を演じたブラッド・ピットが今作の主人公を担当するそうです。

 昔の若くてかっこいいい演技から年齢を重ねた渋い男に仕上がってきており、さらにいろんな顔を演じているような気がしています。『ブレット・トレイン』は笑えるキャラでしたが『F1/エフワン』では狡いけど勝負する男を演じており魅力が尽きない俳優の1人ですね!

 公式HPでは作品鑑賞の感想を「涙メーター」なる指標で投稿するキャンペーンを打ち出しており「あ、これ泣けるやつか…」と鑑賞前から構えております(゚ω゚)

 ワンちゃんと生活している人が見たらかなり号泣するんじゃないのか!?と感じております。サバイバル・アクションでどんなブラピをみられるのか?

 さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و

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作品情報

 第二次世界大戦を描いた『フューリー』(14)やジェイソン・ステイサム主演の『ビーキーパー』(24)などを手がけたデヴィッド・エアー監督の最新サバイバル・アクションが登場!監督自身も海軍で潜水艦の乗組員だった経験もあるため「元軍人」が登場する作品が多い印象です。監督の得意分野でどんな泣ける作品が生まれるんでしょうねo(`ω´ )o

 飛行中のアクシデントで魔の領域と呼ばれる場所に不時着してしまった退役兵:ジェームズと義足の偵察犬:オーディンが立ちはだかる数々の苦難に立ち向かい家への帰還を目指す。人間の長きにわたる相棒として生活を共にしてきた「犬」とのサバイバルはどうなってしまうのか!?

 退役兵のジェームズを演じるのは『ブレット・トレイン』(22)、『F1/エフワン』(25)のブラット・ピット。『スパイダーマン』シリーズのJ・J・Jや『セッション』(14)のJ・K・シモンズ、若き女優アンナ・ラムなども出演します。

 製作陣には2014年の『セッション』や『ラ・ラ・ランド』(16)でアカデミーション監督賞を受賞したディミアン・チャゼルなども参加。

 退役兵が家へ帰るためのサバイバル。相棒のワンちゃんと一緒に“魔の領域”を乗り越え無事に帰ることができるのか!?

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映画『F1/エフワン』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ 何のためにレースへ…
若くして天才レーサーと呼ばれたソニーが友人の頼みで現役復帰を果たす。だが所属したチームはどん底の最弱チームでこのままだとチームの存続が危ぶまれる状況。そんなチームを再興するためにソニーは常識破りな方法を取るため度々メンバーと衝突してしまうことも。こんな状態でこのチームを立て直すことはできるのか!?

あらすじ

 人を寄せ付けない“魔の領域”<ハート・オブ・ビースト>の中で、1人と1匹が言葉を超えた絆を育み、生きて故郷へ帰るための旅に挑む。

 2人を待ち受けるのは、過酷な<ハート・オブ・ビースト>。険しい雪山をはじめ、予測できない自然の脅威が行く手を阻む中、一人と一匹は互いを支えながら歩みを進めていく。

※引用元:FashionPressより

www.youtube.com

感想

犬と生活を送っている人には刺さるんだろうなって感じる作品。自然がジリジリと生命を削ってくるのがリアルだし戦場に行った絆があるんだろうが、ストーリーの肉付けが弱めなので見方によっては主人公の自業自得で終わってしまう作品でもあるのかも…(;´д`)

なぜ心臓発作持ちでアラスカに?

 偵察犬のオーディンと過酷な戦場を潜り抜けてきたジェームズ。オーディンは右前脚を失いジェームズとの引退後生活ではたまにPTSDを発症し悪夢にうなされてしまう状態に。

 ジェームズ自身もPTSDが発症するためお互いを心の支えにしながらアラスカの自然を脱出しようとするお話でした。

 今作はアラスカの大地に不時着してしまった主人公たちが脱出するストーリーなので、どういった経緯でアラスカにやってきたのかも盛り込まれていると思ってたんですよ。

 しかし、彼らがやってきた明確な理由はなく側から見たら「キャンプしにきたのかな?」くらいの温度感。水上飛行機を使ってやってきてるんですが軍を辞めてるから仕事とも考えにくいのでその程度の設定なのかも。

 それだけなら不運な休日として片付けられるんですがジェームズが少し前から心臓発作を患っているというオマケが付いてきました。

 病気1つで飛行機乗るなって話でもないんですが、「先がそんなに長くない」のかや「戦場に身を捧げた人生だったから自然の中で静かな時間を〜」みたいな肉付けをしてほしいとは思っちゃいました。

 いくら飼い主についてきたとはいえオーディンの巻き込まれ感がすごいんですよ!全部ジェームズのせいじゃねぇかって気持ちが残り続けちゃうんですよね。

 だからこそジェームズが病気のリスクを背負ってでもアラスカに飛行機で来た理由を出して欲しかったです。正直私個人的にそこの部分だけ全然納得いってないんですよ(・Д・)ゲセヌ

 車用の道路があるポイントに行くまでに戦地での光景が夢に出てくるんですが、そのシーンしか無いから後半は「他の回想とかくれよ(´ω`)」ってなっちゃいました。

 ジェームズとオーディンが“相棒”である所以を見せているんでしょうが、あそこまで何度も挟み込む必要があるんでしょうかね?「戦争に参加してPTSDになったけど今はこんな幸せな生活を送っている」といた表裏一体の構成にしても良かったのではないかと。ラストに軍用犬についてのメッセージが書かれているんですが、それ書いているならより戦地を去った後のことに触れても良さそうですけど…。

 ジェームズは独り身っぽいので出かけたらどこかでポックリ逝っちゃうリスクがあるのは仕方ないけどストーリーの背景はもっと欲しかったです。

ジェームズに降りかかりすぎじゃね?

 飛行機が墜落し自然の猛威を全身で受けながらなんとか進み続けたジェームズ。今作は真のサバイバルだからこそ爆破や脅威的な身体能力で敵を一網打尽にするなんてことは全然ありません。

 冷静に考えてみればそりゃそうだよなってなりますよね。100km近くの道のりを1人と1匹で野営しながら進むしかなく誰かに遭遇するなんてことがあるわけもない。だって遭難しているんだもん。

 人間の手が入り込んでいない場所だからこそ野生の動物だって出てくるし、遭遇したら人間だって「狩られる側」に立つことになってしまいます。銃は手元に残っていないからナイフしか武器と呼べるものはなくクマみたいな大きい獣相手だと太刀打ちできるわけないですし( ^ω^ )ムリポ

 今回彼らに降りかかるのは「でっかいクマに出会った」り「急流の川を大木の橋で渡る」だったり「狼の群れに襲われた」り「地図見て平地かと思ったらめっちゃ沼地」など。長い道のりにこういった危険がやってくるのでジェームズもオーディンも疲弊していきます。

 オーディンも怪我をするシーンがありますが、ジェームズへのダメージが尋常じゃないくらい積み重なっていきます。映画に動物を登場させるときに「傷つけてませんよ」的なのがエンドロールで書かれるんでCGなんかで少し入れたとしても限界があるから人間側に比重を重くするのは仕方ないこと。

 だけどあまりにも差が開きすぎている(;´д`) ジェームズはおでこに小さい切り傷がついたとこから始まって左腕の解放骨折や狼の咬み傷など徐々に救命キットでどうにかできるのか!?みたいな大怪我を負っていきます。

 病気持ちだし狼の群れと対峙した時はすでに片手状態だからこの時点でかなり戦いにくい状態。人間の非力さを体現してますね。それに比べオーディンは割と元気。最初は飛行機から投げ出されて動けなくなっていたけど次の日には良くなって狼と戦ってもそこまで大きな怪我をすることはなくちょっと経てば走れる状態。ここまで差があるとどうしても違和感を感じてしまいますよ…。

 ただ実際の犬を起用していたら怪我したように歩く演技ができるわけないのでCGじゃ元気ないように見えてもシーンが変わってCGじゃない犬がめっちゃ元気なのがねww あれはなんとかできたでしょ。ヘラジカとか狼をCGでやるんだったらオーディンもCGで良かったのでは?

 実際の犬と撮ったほうが温かみが〜とかあるんでしょうが、CGとの開きがあるんだったら全CG切り替えにして欲しかったと個人的には考えてしまいます。う〜〜ん、制作側としてはワンチャンを絶対出したいのかな。。。

最後に

 ジャンルとしてはサバイバル・アクションなんですが軍用犬の引退後をメインに描くドキュメンタリー的な映画でした。軍用犬が今までにどれくらいいて引退後もどこかの家庭で暮らしているって説明が出ましたから、作品としてはそっち側が主でしょう。

 映画としては自然でのサバイバルをリアルに表現してますが、ジェームズ自身が寡黙な設定なのか全然喋らないのも気になってしまいます。遭難前にたまたま出会ったお爺さんに対して警戒してたりしますし打ち解けたかと思ったらお爺さんの方がガハガハ笑って元気なのw

 オーディンがワンチャンだから喋る人がほぼジェームズしかいないのに多くを語ったりしない。ずっと寄り添ってきた相棒だから語らずともわかり合っているのかもしれませんがもっと声をかけるシーンがあってもいいでしょ。 軍用犬として戦地で一緒に戦ったからなのかな?軍人ってハンドサインとか簡略化した命令を投げたりしますからそれの延長なのかも?

 私の勝手な想像としてはオーディンはジェームズを守ろうとして亡くなっちゃうといった感動の終わり方をするかと思いましたがそうはならなかったですね。

 同じ心の傷を負ったもの同士が支え合いながら困難を超えていくのはいいですし、オーディンの可愛さに心が洗われるんですがどこか物足りなさを感じてしまう作品でした。ジェームズは亡くなった仲間たちの元に行けたかな?“オーディン”が見送ってくれたから大丈夫か( ^∀^)

 ってなわけでまた次回

評価:2.0

記事を書いた人

普段はITエンジニアとして働きながら気になった新作映画のブログを書いています。

鑑賞した作品を国語成績2/5ながら「なんとか良さをお伝えできれば!」と思いながら書いてます!

 

気になる映画の一参考にしていただけたら幸いです

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