ゴーヤのおすすめ映画ブログ

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映画『許された子供たち』(2020/6/1公開予定)あらすじ・感想・ちょっとネタバレ「あなたの子供が人を殺したら…」

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 ニュースによってメディアに取り上げられる「犯罪」。刑罰が軽いものから重いものまでさまざまな犯罪が存在します。近頃はコロナウイルスに便乗した犯罪が急増し、生活が苦しくすがってしまった方も居られるとか…。

 20歳に満たない未成年が少子化の影響で昔よりも減ってはいますが、ここ2、3年の検挙人数は2万人前後だとか。昔の比べれば大幅に減ってはいますが決して許されない犯罪もあるわけで、今回の作品は「いじめていた同級生を殺してしまった」というもの。

 日本の法律は年齢を盾に裁くことができない案件が多くあり、被害者親族の方は家族を亡くした悲しみと法で裁かれなかった加害者と共に過ごすわけです。かなり重い内容の作品にはなりますが今後の日本の在り方について考えさせられそうな作品になりそうですね(° °)

 

 

作品情報

 『先生を流産させる会』(11)で長編デビューを果たし、近年は『ライチ☆光クラブ』(15)や『ミスミソウ』(17)を撮った内藤瑛亮監督の最新作。本作は実際に起きた少年事件数件をもとに作られたフィクション作品で、いじめによる死亡事件の加害者本人・家族と被害者家族の姿を描いたオリジナル作。

先生を流産させる会 [Blu-ray]

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ミスミソウ [Blu-ray]

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  • 発売日: 2018/10/03
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 キャスト<役名

上村侑<市川絆星

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 2002年 鹿児島県出身

<活動歴>

 『サファイア』橋本根大監督

 『GALLERY X 伊藤万華鏡の脳内博覧会 ショートフィルム』柳沢翔監督

 「仮面同窓会」(THK)

 GANG PARADE「ブランニューパレード」MV

 日本コカ・コーラ「サマーTVCM 熱さのリレー篇」

 大塚製薬カロリーメイト 小さな栄養士 チョコレート篇」

(引用元:公式HPより)

黒岩よし<市川真理

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 1974年 大阪府出身

<活動歴>

 元プロスイマー(1988ソウル五輪代表)

 『ウルヴァリン SAMURAI』ジェームズ・マンゴールド監督(ヒロインスタントダブル)

 『THE TEMPLE』マイケル・バレット監督

 『進撃の巨人樋口真嗣監督

 「鈴木光司リアルホラー 杭打ち」(BSフジ)

 「BG 身辺警護人」(EX)

 「シャーロック」(CX)

(引用元:公式HPより)

 名倉雪乃<櫻井桃子

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 2001年 静岡県出身

<活動歴>

 バイトと両立しながら静岡県内の高校に通学中

(引用元:公式HPより)

その他の出演者

阿部匠晟<倉持樹

池田朱那<宮代莉子

大嶋康太<小嶋匠音

清水凌<高橋蒼空

住川龍珠<井上緑夢

津田茜<佐々木円

西川ゆず<村田鈴

野呈安見<倉持茜

春名柊夜<蓮見春人

日野友和<キャロル

美輪ひまり<丸山寧々

茂木拓也<松本香弥憂

矢口凛華<三浦凛

山崎汐南<藤野結

地曳豪<倉持武彦

門田麻衣子<倉持絵梨夏

三原哲郎<市川祐司

相馬絵美<四宮美紀

 

あらすじ

 少年たちは同級生を殺した。だが、裁かれなかった。

 とある地方都市。中学一年生で不良少年グループのリーダー市川絆星(いちかわ・きら)は、同級生の倉持樹(くらもち・いつき)を日常的にいじめていた。いじめはエスカレートしていき、絆星は樹を殺してしまう。警察に犯行を自供する絆星だったが、息子の無罪を信じる母親の真理(まり)の説得によって否認に転じ、そして少年審判は無罪に相当する「不処分」を決定する。絆星は自由を得るが、決定に対し世間から激しいバッシングが巻き起こる。

 そんな中、樹の家族は民事訴訟により、絆星ら不良少年グループの罪を問うことを決意する。

果たして、罪を犯したにも関わらず許されてしまった子どもはその罪をどう受け止め、生きていくのか。大人は罪を許された子どもと、どう向き合うのか。 (引用元:公式HPより)

 

 

感想

 年齢が若い子供たちのリアルな演技!想像を超える底の底へ…。

 予告を見ている限りかなり期待ができると感じていましたが、すごい作品でしたね…。

 序盤から中学1年のいじめがエスカレートし、結果的に殺害してしまう。ショッキングな映像が出て言葉の説明は一切なく映像のみで語りかけてくるのがよりリアリティを増す。ただならない作品になっている予感(゚ω゚)

 子供の頃って何時間遊んでも元気が有り余ってなんでもできる気がしますよね。のどかな風景を颯爽と走る姿はエネルギッシュの塊で思春期に入る年齢なこともあってか苛立ちも見せる彼ら。そんな苛立ちの矛先はいじめだったというわけですね。

 

 絆星は監視カメラや不良グループのメンバーの供述で一度殺害を認めるが母親と弁護士の説得で否認し始める。この母親が曲者ですね(°_°)我が子がそんなことするはずないと心のどこかでは思いたいし、年齢を考慮して助かる道もあるとしれば逃げてしまうかも…。人間の心理ですね。

 でもこの行動が彼を生き地獄に連れていくことに…。被害者家族からだけでなく事件を知った世論は許してはくれません。自分が考えている"底”よりもさらに奥へ行き、見ていて息が詰まるような場面がたくさん。もはや裁かれた方が楽になれたんじゃないだろうかと途中から思っちゃいました(><;)

 

 実話じゃなくフィクションですが実際の事件を参考にしている分身近に感じます。日本の法の穴をまじまじと突きつけられるとこういったことが起きないように我々大人が環境を作っていってあげないといけないのかな。簡単には解決できない難しい問題ですね…。

 

最後に

 ここまで読んだ方は思ったでしょう。気持ち良くは帰れないことを。そうなんですよね〜〜( ̄▽ ̄)どうしてもモヤモヤが残ってしまう。納得のいく終わりうんぬんじゃなくこの問題を持ち帰って考えることがこの作品の真髄なんでしょうね。

 人によって考え方が違うし導き出す結論も違ってきます。年齢制限がつく少し過激な作品ですが、主演の少年たちと同じ年頃の子にぜひ見て欲しい一作です。

 

 今作の視点は加害者側に向いているので「誰もがそっち側になる可能性がある」ことを考えてほしいのもあります。客観的に“いじめ”という漠然としたものを見れる映画ってそんなにないと思うので親さん一度お子さんと見にいくのを考えてみてはいかがでしょうか?

 

 ってなわけでまた次回で