ゴーヤの気ままに映画

見たい作品がある時に書いているので定期更新ではありませんが大体月に2,3本は新作鑑賞して投稿しています!文章は苦手なので下手なのはご容赦ください。評価は甘口カレーくらいの甘さ( ^ω^ )

映画『ゴールデンカムイ』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ この作品のメインはオソマ

 

 私は白石が好きです!

 

 いきなりの告白失礼しました( ´∀`) どうもゴーヤでございます。

 みなさん『ゴールデンカムイ』はご存知でしょうか?漫画原作でアニメ化もされるほどの大人気作品でした。 というのも連載自体はもう終わっていて完結済みの作品なんです。

 

 この作品の魅力って作者の野田先生にしか出せない世界観が病みつきになるところ。作中の舞台が明治末期の北海道で学生の時に習った日露戦争直後を掘っているので誰でも入りやすい入り口なのもいいところなのかなと。

 そして元軍人の杉本とアイヌ人のアシリパの絡みが面白くて笑えるところが個人的にはツボなんですよ。ファン各位に好きなシーンがあるんじゃないでしょうか。

 

 杉本とアシリパさんの周りにいろんなキャラが出てくるんですが、その中で好きなのが冒頭の白石由竹という男。

 ストーリー内で鍵となる人物の1人で坊主なのが特徴なのですが、他のキャラに比べると軽薄で頭がそこまで良くないところも愛せるようなキャラなんですよ(´ω`) いろいろと面白い設定が盛り込まれていて飽きさせないのでこいつがマジで好き!

 

 なので今回の実写化で“白石のアレ”がどうなるのかが楽しみで仕方ないんです!原作漫画を読んだことある方なら想像できるかもしれないですねww

 

 舞台が戦争後の荒れる世を舞台にしているので戦いが巻き起こるシーンも多い中、クスッと笑うシーンもあるのでこのいい塩梅を実写できちんと再現することができるのでしょうか!?

 あと1作品でどこまでを描くのかも気になるところ。おそらく次作もあるかとは思っているので何作構成で進行していくのかもファンとしては知りたいところですね。

 

 主役の山崎賢人さんは実写版『キングダム』の信も演じましたから血の気の多いキャラは似合うんじゃないでしょうか!?ただ杉本は信より年上だしガタイもいいのでその差を出してくれないとぽさは出せないかもしれません。

 

 さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و

 

 

作品情報

 2014年から2022年の間に「週刊ヤングジャンプ」で連載され、2023年末で2600万部を突破する大ヒット作となった。

 

 明治末期の北海道・樺太を舞台に、アイヌの金塊をめぐって様々なキャラクターたちが戦いを繰り広げるサバイバルバトル作品。

 アイヌなどの民族文化が登場したり、当時勃発していた戊辰戦争や日露戦争などの歴史的背景も要素として盛り込まれている。それだけでなくギャグや映画のオマージュ、ホラー的要素も取り入れられており笑える作品に仕上がっている。

 

 主人公の元陸軍兵・杉本佐一は『四月は君の嘘』(16)、『斉木楠雄のΨ難』(17)、『キングダム』シリーズ(19〜)などの漫画原作映画に多数出演している山崎賢人が演じる。

 アシリパ役には山田杏奈、白石由竹役に矢本悠馬、鶴見篤四郎に玉木宏などが出演。他にも高畑充希舘ひろし大谷亮平眞栄田郷敦などの俳優陣が顔を揃える。

 

 今作の監督はアクション映像とエンタテイメントを巻き込み展開する世界初のプロジェクト『HfGH&LOW』シリーズの久保茂昭氏。数多くのアーティストMVを手がけており映画本数は少ないものの実績をしっかり積んでいます。

 

 原作漫画のヒットが大きい分完成した実写映画への期待値が高くなっていますがどのような仕上がりになっているのでしょうか!?そして数作に分けて完結まで持っていく予定があるのかも気になります!

 

あらすじ

 舞台は気高き北の大地・北海道、時代は、激動の明治末期―。日露戦争においてもっとも過酷な戦場となった二〇三高地をはじめ、その鬼神のごとき戦いぶりに「不死身の杉元」と異名を付けられた元軍人・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく、北海道で砂金採りに明け暮れていた。

 

 そこで杉元は、アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。

 

 金塊を奪った男「のっぺら坊」は、捕まる直前に金塊をとある場所に隠し、そのありかを記した刺青を24人の囚人の身体に彫り、彼らを脱獄させた。

 

 囚人の刺青は全員で一つの暗号になるという。そんな折、野生のヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女が救う。

 「アシㇼパ」という名の少女は、金塊を奪った男に父親を殺されていた。金塊を追う杉元と、父の仇を討ちたいアシㇼパは、行動を共にすることに。

 

 同じく金塊を狙うのは、大日本帝国陸軍「第七師団」の鶴見篤四郎中尉。日露戦争で命を懸けて戦いながらも報われなかった師団員のため、北海道征服を目論んでおり、金塊をその軍資金代わりに必要としていた。

 

 そして、もう一人、戊辰戦争で戦死したとされていた新撰組の「鬼の副長」こと土方歳三が脱獄囚の中におり、かつての盟友・永倉新八と合流し、自らの野望実現のため、金塊を追い求めていた。

 

※引用元:公式HPより


www.youtube.com


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キャラクター<俳優名

杉元佐一<山崎賢人

日露戦争でめざましい武功をあげ、その戦いぶりから「不死身の杉元」と呼ばれる元軍人。

 

アシリパ<山田杏奈

北の大地を生き抜く知恵と優れた狩猟技術をもつアイヌの少女。アイヌの埋蔵金を強奪した男に父を殺されている。

 

白石由竹<矢本悠馬

“脱獄王”の異名を持つ天才脱獄犯。

 

後藤竹千代<マキタスポーツ

杉元にアイヌの金塊の話をする男。

 

寅次<泉澤祐希

杉本の幼なじみ。

 

梅子<高畑充希

杉本の幼なじみ。

 

フチ<大方斐紗子

アシリパの祖母。

 

大叔父<秋辺デポ

アシリパの大叔父。

 

鶴見篤四郎<玉木宏

陸軍最強と謳われる第七師団の中尉。北海道征服のために金塊を狙う。

 

谷垣源次郎<大谷亮平

大七師団一等卒。東北マタギの生まれ。

 

尾形百之助<眞栄田郷敦

第七師団上等兵。凄腕のスナイパー。

 

月島基<工藤阿須加

大七師団軍曹。鶴見中尉の側近。

 

二階堂浩平/洋平<柳俊太郎

大七師団一等卒。双子の軍人。

 

土方歳三<舘ひろし

自らの野望実現のため金塊を狙う、元新撰組・鬼の副長。

 

永倉新八<木場勝己

元・新撰組二番隊隊長。剣の達人。

 

牛山辰馬<勝矢

「不敗の牛山」と呼ばれる柔道の達人。

 

のっぺら坊<

アイヌの金塊を強奪。網走監獄に収監されると24人の囚人に金塊のありかを示す刺青を彫り、彼らを脱獄させた。その正体とは…。

 

※引用元:公式HPより

 

 

感想

原作漫画の中身をうまく表現できている実写版で失敗ではないけど、笑える要素を結構削っているのは少し残念。話数的に白石のおしっこは見れないけどアシリパの酔い姿は見たかったぞ!!(゚ω゚)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからが金塊探しの本番!

 日露戦争の激戦地・二百三高地から重傷を負ったにもかかわらず生き延び、「不死身の杉本」と呼ばれる主人公・杉本佐一がアイヌ人の少女・アシリパと協力し、北海道のどこかに眠る金塊を求め旅をするストーリーの序章部分を描く。

 

 圧倒的に尺が足りないのでどこまでを描いてくるのかが気になるところでしたが思っていたよりかはストーリーが進んだと思います。第七と土方も出てきて序盤のメインキャラはきちんと登場してきました。

 漫画の30話くらいをギュッと詰め込んだ感じになった今作はメインストーリーの中に、原作の笑えるシーンをところどころに散りばめてくれていたんですが結構カットされてるのが多くて「あれを切っちゃったんだって」って勿体なさも感じてしまいました。

 

 個人的にはカワウソの頭より先にリスの脳を食べる顔見たかったし、アシリパさんが飲酒してクチャの屋根突き破るのを見たかったんですよね( ´∀`) クチャのとことか実写でやってくれると思ってたけど残念ながら再現ならず…。

 演じた山田杏奈さんは20歳を超えていますがアシリパの年齢的に考えて盛り込むのは難しかったのかなと。作中の時代と漫画要素で描かれていますがまぁ実写だとNGか。

 

 戦闘シーンも予想より出来が良くて邦画の荒いCGも目立ちにくく漫画の実写映画化としては成功なのではないでしょうか!?

 

 ただメインの“金塊”を探すところは薄めで宝までの道がまだスタートしていないんですよね。原作漫画を見たことない人は盛り上がりに欠けると感じてしまうかもしれないですね…。 私は漫画を読んだことのある側なのでこのあたりまで出てくるかなと思えはするけど、読んだことのない人は進み具合に不満を感じるかと。

 それと囚人の登場数もかなり少ないですからどれくらい続くかもわからないんですよね。全部で24人もいるのに1/5くらいが出てあとは顔も分からずじまい。上映の最後に今後出てくるだろうなってキャラが複数出てきて漫画を読んだ人は「あのキャラだ!」ってわかるけど映画から入った人は何も分からないですからね。

 

 あとトータルで見たら面白いんだけど見たことのない人にはちょっと不親切になってるかなと。上映時間は普通なんですが長くしないためにいろんな情報をかなり詰め込みすぎになっているんですよね。

 英語ならまだしもアイヌ語で紹介されているから覚えきれないですよね。字幕があるところはいいけどフチがに杉元向けた言葉は字幕なしですからね。原作漫画も語訳書かれてないからそれをそのまま再現していますが私にも何て言ってるかは分からんww

 

 シーンによっては何て言ってるか気持ち考えて想像してねなところもあるから見てる人次第。ストーリーとしてはそこまで重要な場面ではなかったりするから全部理解し切らなくてもいいんですけどね。

 

配役もキャラに合っててよかったな。二階堂兄弟漫画と似すぎじゃね!?

 原作漫画のキャラクターたちが大クセばかりなので誰が演じるかというのも実写映画が成功するかのキーポイントになります。主人公の杉元が山崎賢人さんが演じるのは最初「どうかな!?」って思ってました。

 セリフとかよりかは体躯が大きいキャラなので俳優がそっちに合わせられるかってとこが懸念点でした。大沢たかおみたいに王騎の体格みたいに鍛えてくるわけでもないのでいけるかなって思ってましたが、予告の「不死身の杉元だぁ!!」の時点で「おぉお〜〜〜(゚∀゚)」って期待値高まりましたね!

 

 実際作品を見てみてアニメ版と同じような「男の叫び声」が出されていて役に入りきれていたのではないでしょうか。あのセリフが出たら誰にも止められない感じも伝わってきましたね!

 アシリパ役の山田杏奈さんは顔が童顔なので実年齢に対して役との差があるのにそれをあまり感じることはなかったのでよかったかなと。ただアシリパの顔芸が少なかったので勿体無いですね。あの顔で漫画みたいな顔されたらめっちゃ笑っちゃったと思いますww

 

 そんな配役の中でめっちゃ似てると思ったのが二階堂兄弟と白石。二階堂兄弟は顔をメイクしているとはいえあそこまで漫画の顔に近づけてくるとは思ってなかったのでシンプルに驚きました( ^∀^)

 白石役に矢本悠馬を起用したのもめっちゃよかったと思います。『今日から俺は‼︎』の谷川に近いキャラクターでもあるけどここぞという時に案外力を発揮するのが相性良すぎて、白石が大好きな私も満足でございます。

 

 特に杉元を助けに第七師団の拠点へ潜入するシーンは笑いましたねww 関節外して窓の格子の間からニュルって入るところは原作再現高すぎました。ここまで再現と高ければ次回作でもこのクオリティを保ってほしいですね。

 

 他のキャラもちゃんとイキイキしていましたが玉木宏の鶴見中尉が割と似合ってました。鶴見中尉のイカれっぷりは作中でも目立ちますからね。後半になれば薄れるくらいになってしまいますがw

 指噛みちぎるとことかロウソクバキバキしちゃおうかっていうとことか歯をカチカチさせていましたね。 次回はあの二階堂とのシーンも見られるんでしょうか。顎に耳をつけた彼を見たいものです。

 

 

最後に

 いやぁ、次が待ち遠しくなる映画となっており早く新しい予告が出てほしいですね!個人的にはキングダムの時みたいに上映後に予告が流れてくるのをワンちゃん願っていましたが今回は残念ながらありませんでした。

 

 ただ新キャラのキャスティングは決まっており1カットずつ登場してましたから構想自体は練り終わって撮影が始まっててもおかしくはないですよね。

 

 ここから金塊探しが加熱していくわけですが次回あたりで来るかなと思っているのは二瓶と辺見ですね。今作最後にちらっと二瓶映ったと思うので出てくるのは確定ですがあのセリフをそのまま使うのかが分からない…。

 だって「狩猟魂が沸る!!勃起!!」とか言うし、辺見の殺され妄想とかどうやって差し込んで来るんだ!?って思いますよww(゚ω゚)

 

 谷垣ニシパも混じっての戦闘でかなり過激ですから実写でどんな映され方するのかが楽しみすぎます。まぁ人間同士の戦闘もいいですけど白石vsリュウも見どころですよね!頭齧りつかれて犬にも勝てない白石が可愛いんです。

 

 あとは牛山とカレーを食べてほしいです。あのシーンは多くの人が見たいと思うんじゃないでしょうか?牛山のおでこ剥がそうとしたり「オソマがヒンナすぎるっ( ;∀;)」って言ってるアシリパも見たい。

 

 あれもこれも見たくて詰め込むのが大変そうですね!次回作からは何をピックアップするかで賛否が分かれてしまいそうです。これは脚本家と監督次第ですが何を出してくるかですね。年齢制限あげてもいいからちょっと下品なとこも入れてくださいと願うばかりです。

 カレーのシーンって年齢制限なくてもいけるんですかね?言葉でしか言ってなければ全年齢にできるのかな?そのへんもどうなっていくんでしょうか…。

 

 今作みたいに原作に忠実なところを残しつつ金塊探しを全面に出した次回作期待しています!早く公開されろ!!

 

 ってなわけでまた次回 ´ω`)ノアリャシタ

 評価 ☆☆☆☆★4/5