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映画『竜とそばかすの姫』あらすじ・感想・ちょっとネタバレ 細田守の渾身はどんな世界…

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 『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』。アニメータの中でもとても細かく綺麗な背景・世界観を描く細田守監督。

 上記の中でお気に入りの作品がある方も少なく無いでしょう。公開作品は多くありませんが、どれも大ヒットした作品ばかりで今回公開されるのは第6作目。

 

 だいたい3年おきに公開されてきた細田監督の作品ですが予告見ただけでも「キレイ」で「細かく繊細な背景」が目立ち、良作になる予感がしてきます(*^ω^*)

 サマーウォーズのような仮想世界が登場してきますが今作の公開から10年以上経っていますから「ネット社会も進化しているから書き方もかなり変わってくるのでは?」と気になっています!

 

 

作品情報

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※監督:細田守

 アニメーション製作会社「スタジオ地図」が今年(2021年)10周年を迎え、アニメーション映画“未開の地へ”のフレーズと共に公開される今作。

 アニメ映画監督・細田守の第6作品目で主人公の女子高生が現実と50億人が使っているインターネットの仮想世界<U(ユー)>を舞台に物語が進む。物語に合わせ役者、音楽、デザイン、CGなど各ジャンルにも力を集結させた渾身の一作とのこと。

 

 本作品では、重要なシーンで流れるベルの歌声に重なるコーラスをTwitterで募集し、アップロードされた一般の人々の歌声を使用する「エキストラシンガープロジェクト」が行われた。

U (通常盤) (特典なし)

U (通常盤) (特典なし)

Amazon

 

 

メインキャスト<キャラクター

中村佳穂<内藤鈴

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 1992年生まれ、京都出身のミュージシャン20歳から本格的に音楽活動をスタートし、音楽その物の様な存在がウワサを呼ぶ。ソロ、デュオ、バンド、様々な形態で、その音楽性を拡張させ続けている。ひとつとして同じ演奏はない。見るたびに新しい発見があるその姿は、今後も国内外問わず、共鳴の輪を広げていく。

 2018年11月アルバム『AINOU』を発表。2019年7・8・9月に配信シングルをリリース、その3曲を収録したCD(特製紙ジャケット仕様)を発表。2019年7月FUJI ROCK FESTIVAL フィールド・オブ・ヘブン出演、同年12月新木場スタジオコーストにて自主企画「うたのげんざいち2019」を開催する等、数々の公演を行っている2021年6月2日、1年9ヶ月ぶりに待望の新曲「アイミル」を配信限定リリース。

 成田凌<久武忍

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 1993年11月22日生まれ、埼玉県出身。14年に、初出演したドラマ「FLASHBACK」(CX)で主演を務める他、大ヒットアニメーション作品『君の名は。』(16年/新海誠監督)に声優として参加するほか、『キセキ -あの日のソビト-』(17年/兼重淳監督)、『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(18年/西浦正記監督)などに出演。

 2019年には、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その後、映画初主演を飾った『カツベン!』(19年/周防正行監督)、『愛がなんだ』(19年/今泉力哉監督)、『窮鼠はチーズの夢を見る』(20年/行定勲監督)、『まともじゃないのは君も一緒』(21年/前田弘二監督)、『くれなずめ』(21年/松居大悟監督)など話題作への出演作が相次ぐ。

 染谷将太<千頭慎次郎

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 1992年9月3日生まれ、東京都出身。映画『STACY』(01年/友松直之監督)でデビュー。『パンドラの匣』(09年/冨永昌敬監督)で長編映画初主演を務める。その後、『ヒミズ』(12年/園子温監督)で、ベネチア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人俳優賞)を日本人で初めて受賞。その後、細田守監督のアニメーション作品の『おおかみこどもの雨と雪』(12年)や『バケモノの子』(15年)に声優として出演するほか、『WOODJOB!』(14年/矢口史靖監督)、『さよなら歌舞伎町』(15年/廣木隆一監督)、『バクマン。』(15年/大根仁監督)など話題作に数多く出演。

 『寄生獣』2部作(14年・15年/山崎貴監督)やチェン・カイコー監督の日中合作映画『空海 -KU-KAI-美しき王妃の謎』(17年)では主演を務め、その存在感と確かな演技力で多くの人の心をつかんで離さない俳優の一人。

 玉城ティナ<渡辺瑠果

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 1997年10月8日生まれ、沖縄県出身。「ミスiD2013」で初代グランプリに輝き、14歳で講談社「ViVi」の最年少専属モデルとなる。2014年、TBSドラマNEO「ダークシステム恋の王座決定戦」(犬童一心監督)で女優デビュー。

 その後は、『PとJK』(17年/廣木隆一監督)、初主演映画『私にXXしなさい!』(18年/山本透監督)が公開するほか、『Diner ダイナー』(19年/蜷川実花監督)、『悪の華』(19年/井口昇監督)、『地獄少女』(19年/白石晃士監督)などの作品で、その演技と存在感が話題となるほか、第44回報知映画賞新人賞を受賞。2020年には、『AI崩壊』(入江悠監督)が公開するほか、モデル、女優業のみならず、ラジオや情報番組のパーソナリティーを務めるなど、幅広い分野で活躍を広げる。 

 幾田りら<別役弘香

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 2000年9月25日生まれ、東京都出身。幼い頃から音楽に触れ、シンガーソングライターへの道を志す。小学6年生からギター弾き語りで作詞作曲を始め、中学3年から本格的に活動をスタート。2017年には、アコースティック・セッション・ユニット「ぷらそにか」に参加。

 その後、2019年には、ボカロPとしても活動するコンポーザーのAyaseと共に「小説を音楽にする」ユニット「YOASOBI」を結成し、ikura名義でボーカルを担当。デビュー曲の「夜に駆ける」は、YouTube再生回数2億回突破。今年2月に幾田りら名義でリリースした最新曲「Answer」が、東京海上日動あんしん生命CMソングに起用。本格的な演技は、今回が初となる。 

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 <U>の世界で大勢から忌み嫌われている、竜の姿をした凶暴な謎の存在。国籍年齢性別その他一切の情報が明かされていない。声優は未発表 (引用元:映画公式HPより)

 あらすじ

50億人がすれ違う 美しくも残酷な仮想世界。 ベルの歌声は世界を変える――

 自然豊かな高知の田舎に住む17歳の女子高校生・内藤鈴(すず)は、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。

 曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、親友に誘われ、全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>に参加することに。

 

 <U>では、「As(アズ)」と呼ばれる自分の分身を作り、まったく別の人生を生きることができる。歌えないはずのすずだったが、「ベル」と名付けたAsとしては自然と歌うことができた。ベルの歌は瞬く間に話題となり、歌姫として世界中の人気者になっていく。

 数億のAsが集うベルの大規模コンサートの日。突如、轟音とともにベルの前に現れたのは、「竜」と呼ばれる謎の存在だった。乱暴で傲慢な竜によりコンサートは無茶苦茶に。そんな竜が抱える大きな傷の秘密を知りたいと近づくベル。一方、竜もまた、ベルの優しい歌声に少しずつ心を開いていく。

 

やがて世界中で巻き起こる、竜のアンベイル。

<U>の秩序を乱すものとして、正義を名乗るAsたちは竜を執拗に追いかけ始める。<U>と現実世界の双方で誹謗中傷があふれ、竜を二つの世界から排除しようという動きが加速する中、ベルは竜を探し出しその心を救いたいと願うが――。

 現実世界の片隅に生きるすずの声は、たった一人の「誰か」に届くのか。二つの世界がひとつになる時、奇跡が生まれる。

 引用元:公式HPより 予告動画:東宝MOVIEチャンネル(YouTube)

 

感想

ベースはあのディズニー作品?!サマーウォーズよりネットの描写がリアルに!!

 

Uはもう一つの現実

 小さい頃から音楽に触れ自身で作曲できるようになった主人公・鈴。しかし母を亡くしたショックで歌うことができなくなってしまった。

 もう一度歌を歌いたいと願っていた鈴が親友・弘香に誘われ「やり直せるもう一つの現実」である「U」に出会い、歌姫へと成長していく。

 

 歌おうとすると母の死がフラッシュバックして吐いてしまうほどだったが勇気を振り絞ってUを始めましたが、鈴自身は有名になりたいとは思っていなくてただ歌えられるかを試しただけ。

 まさかその歌がバズりにバズって1日でフォロワーが爆伸び!私たちの現実でも思わぬことがSNSで拡散されて流行ることがありますよね。

 でも鈴の歌は「これはバズるだろ」と思うくらいの歌唱力。これは今回抜擢された中村佳穂さんの歌唱力が凄まじかったですね(゚∀゚)結構中毒性が高く中村さんの声は女性の中でも低音に優れている(高音も良いけど)ので劇場だと体に響いて心地いい歌でした。

 

 でもいいことばかり起こる物語ではなくネットの怖さもちゃんと描かれていました。鈴が最初に歌った時は周りの反応は厳しいというか「何やってんだこいつ」みたいな目で見られていましたね。

 ネットで活躍しているYouTuberとかVtuberなんかも今は多くの人が知っていて生活の一つになっていたりもしますが最初は同じような目だったと思います。

 有名なヒカキンとかはじめしゃちょーなどの長くやっている人は当時を振り返った動画を出していたりしますよね。ってちょっと脱線してしまいましたね٩( ᐛ )و

 

 鈴のアバター(As)であるベルは一躍有名になってライブを開催することに。億単位のギャラリーが集まりライブを開催しているとそこに竜が「Uの秩序を守る」自警団に追われながら乱入。そこではじめて竜を見て評判を聞きます。

 評判といっても尾鰭の付いたものが多く“本当の竜”は見えてこないものばかり。ベルは「なぜUを荒らすのか?」と疑問を持ち始めます。

 

 そんなことがあったかと思ったら現実でも一悶着。鈴は学校で人気のイケメン幼馴染・忍に心配され話をしていたらそれが原因でグループLINEで責められ面倒なことに。誤解を解こうとみんなに話して回るんですがこの時の描写が面白いんです(^ω^)

 陣取りシミュレーションゲームみたいに色別のコマで派閥が別れていてヒートアップしているから燃えているんですね。グループLINEの炎上っぷりと女子の派閥の表現がすごい分かりやすくて「監督にはこう写っているんだ(゚∀゚)」って思いました。ただ分かりやすくしているんじゃなくてUみたいに「現実とネットはなんら変わりない」ことをここで表現しているのかなって思いましたね( ゚д゚)<ソレッテアナタノカンソウデスヨネ。

 

 でもUはもう一つの現実でやり直せる世界だけどサマーウォーズみたいに全世界の生活基盤みたいにはなっていないので規模感は今回の方が小さめなのかなと思います。

 生活を脅かすとかじゃなくてネットの怖さを知るものなのかなと。

 

現実世界では内気な鈴が…

 学校での鈴は内気でヒエラルキーで言うと下の方。目立つのも恥ずかしくて苦手。親友のヒロちゃんから毒を吐かれても強く言い返すことなく宥めるので精一杯。

 幼馴染の忍は学校の人気者。バスケをすれば女子が集まり、彼女枠を狙う女子も多いイケメン。

 忍と仲の良いカミシンこと千頭慎次郎は個性的で周りの目なんて気にしない真っ直ぐな性格。そして学校一の美女・ルカちゃんは憧れの的。

 

 幼馴染だけど年齢を重ねるうちに正反対の位置にいる忍と距離を置いている鈴。幼少期は母の死を目の前にして自分も後を追おうとしてしまいますが忍の支えで今までやってこれた部分もありました。

 でも学校のヒエラルキー上位の女子から目をつけられるのがいやで距離を置いていたんですね。忍はそういうのは一切気にしないタイプみたいで羨ましいです。そんな性格なら周りの目に振り回されないですからね( *`ω´)

 

 そんな内気な鈴が竜を救うために殻を破って自分で動くなんてかなり勇気がいると思います。しかもUの中で自身の姿を公開しちゃうわけですから今のネット社会でそんなことしたら…と考えると怖いです。

 結構とんでもクライマックスだったなぁと見終わったら思いますね!!

 

最後に

 キャラクター、曲などかなり凝っていて頭に残るものが多く渾身の一作だったと思います。竜とベルが出会って距離が近くなっていく場面はほぼ「美女と野獣」で見ていて既視感が凄かったww舞台お城だし。

 そういえば竜の声優さん佐藤健さんでしたね。舞台挨拶のニュースとか見ていなかったのでエンドクレジットで探して最後に判明しました( ゚д゚)

 

 あと最初の楽曲・millennium parade × Belle『U』はめっちゃ良いなと思ったらKing Gnuの常田さんだったんですね。millennium paradeは聞いたことあったんですが誰がいたかを思い出せずにいて「これは力入っているな」って思いました。YouTubeで割と聞いてます!

 映像もキャラの動きもよく、モーションキャプチャでダンサーの動きを元に作っていますから表現がすごい!これはぜひ劇場で見ていただきたいです!!

 

 ってなわけでまた次回!´ω`)ノ