Netflixで人気が爆発したアクションスリラー映画シリーズ『ジョン・ウィック』。2014年から公開されて現在までチャプター3まで出ていますがどれも人気があり、キアヌ・リーブスの派手な銃撃アクションが印象的かと思います。
あまりにも多くの敵を単独で殺していくのでちょっとしたミームにもなって人気ゲームの「Apex Legends」のチーター役とかで動画が作成されいじられていました。
個人的にキアヌは『マトリックス』のアクションイメージが強くてあれも肉弾戦が結構激しいんですよね。正直それを超えてきていると感じるジョン・ウィックシリーズはハマりやすかったので好きなんですよね( ^ω^ )
今回はシリーズの中でも少し期間が空いてしまい4年ぶりの新作でアメリカで公開されてから半年遅れでの日本公開となります。ポスターにも記載があるんですが世界77カ国で初登場1位を獲得していることからも分かりますがかなり多くの方が関心を持ってますよね。
公開まで期間が空いてしまったのもコロナのパンデミックや『マトリックス レザレクションズ』が重なってしまったのもあり延期となっていました。
人気シリーズの最新作、すでにヒットしているしこれは見るっきゃないでしょ!知らない人もNetflixで見ることができるので今からでも大丈夫!!
さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و
作品情報
2014年に公開されたアメリカのアクションスリラー作品。現在まで3作品が公開されており、銃撃、格闘シーンが激しく過激なためR15+指定されている。
主人公の“引退した殺し屋”が家族を失った復讐のために裏社会へと戻った姿を描く。今作では自由を手に入れるため2作目からメインの敵となった「主席連合」を倒すために準備をするが同業である他の殺し屋や彼自身の古い友人が敵となってしまう。
主人公は前作でジョン・ウィックを務めたキアヌ・リーブスが演じる。作品の中で日本の大阪が舞台にもなっており、親日家として知られる彼が公開イベントで日本に来てくれたら嬉しいですね!
現在ハリウッド映画俳優たちときょうかいがギャランティのについての問題もあるのでトム・クルーズのように日本に来なくなってしまうかもしれないですがやっぱきてほしいなぁ(´ω`)
他にも今作で主席連合メインのケイン役には『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』や実写版『ムーラン』など多くの作品に出演しているドニー・イェン、コンチネンタルでお馴染みのウィンストンやシャロンには過去作でも演じたイアン・マクーシェン、ランス・レディックなどが今作でも登場する。
今作の監督は『ジョン・ウィック』シリーズ全てで監督を務めてきたチャド・スタルスキが続投。監督が変わってしまうと作品のイメージが崩れてしまったり、ファン的に歯切れが悪くなってしまうような内容になってしまう可能性もあるのでありがたいですね!!( ^∀^)
過去作と変わらぬボリュームのあるアクションとストーリーが期待されるジョン・ウィック最新作!どんな出来になっているのでしょうか!?
あらすじ
裏社会の掟を破り、粛清の包囲網から生還した伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。地下に身を潜め、全てを牛耳る組織:主席連合から自由になるために立ち上がった。
組織内での権力を得た若き高官グラモンは、聖域としてジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破、ジョンの旧友でもあった盲目の達人ケインを強引に引き入れ、ジョン・ウィック狩りに乗り出す。
そんな中、日本の友人、シマヅの協力を求めてジョンが大阪のコンチネンタルホテルに現れる・・・。
果たしてジョンは、かつて忠誠を誓った世界との決着をつけて、真の自由を手にすることができるのか!?
※引用元:公式HPより
キャラクター<俳優名>
ジョン・ウィック<キアヌ・リーブス>
プロの殺し屋であり、その一連の技術で伝説的な評判を得ているが、現在は主席連合に追われている。
ウィンストン<イアン・マクシェーン>
「コンチネンタル・ホテル・ニューヨーク」の支配人。
シャロン<ランス・レディック>
「コンチネンタル・ホテル・ニューヨーク」のコンシェルジュ。ジョンに強い敬意を払っている。
シマヅ・コウジ<真田広之>
大阪のコンチネンタルホテルの支配人で、ジョンの旧友。
アキラ<リナ・サワヤマ>
コウジの娘で、大阪のコンチネンタルホテルのコンシェルジュ。
バワリー・キング<ローレンス・フィッシュバーン>
地下犯罪情報組織の王。普段はホームレスのふりをして活動している。実はジョンとは面識があり、下っ端時代に殺されかけるも見逃してもらったという過去を持つ。
ケイン<ドニー・イェン>
盲目のジョンの友人であり主席連合の暗殺者。
ヴィンセント・デ・グラモン侯爵<ビル・スカルスガルド>
主席連合のメンバー。
キーラ<スコット・アドキンス>
ドイツの主席連合のメンバー。ジョンと共通の敵を持っている。
首長<ジョージ・ゲオルギウ>
主席連合の首長。
※引用元:wikiより
感想
3時間の長尺だけど8,9割がアクションで終始ドンぱちやり合っている!妻と愛犬を失った男の全てが今回に詰まっており個人的にはめちゃくちゃ面白かったです( ^ω^ ) 「夫を愛した妻」と「妻を愛した夫」よ安らかに…
長尺だが全然長く感じないぞ!(゚ω゚)
前作でコンチネンタルの掟を破り、追放処分と賞金をかけられニューヨーク中の暗殺者から追われる身となったジョン・ウィック。多くの暗殺者たちと交戦しなんとか生き残ったが状況を打破するためにモロッコ砂漠で首長と接触。
ジョンが自身の薬指を切り落としと指輪を贈ることで奉仕を誓いニューヨークへと戻った。賞金を求めて襲ってくる暗殺者から逃れるためコンチネンタルへと逃げ込んだ。
ジョンはウィンストンの暗殺を主張から言われていたがそれを拒否し、ウィンストンはコンチネンタルの退任を拒否したことで聖域指定を解除され主席連合の部隊が襲ってきた。
襲撃を退けたジョンたちは裁定人との協議の場が設けられた。ウィンストンは権力の保持を保障してもらうことで再び忠誠を誓いその代償としてジョンに銃弾を浴びせホテルの屋上から転落させた。
裁定人が協議を終え去ろうとしたがジョンの遺体が気になり確認しにいくと落下したはずのジョンの姿がないことが判明!実はジョンは生きており、主席連合から殺されそうになったキングと反逆の計画を立てることとなる。
ここまでが前作のざっくりとしたストーリーです。パラベラムでは街中を歩いている人すべてが組織の演者であることをジョンに見せていつでも殺しに行ける状況であることを見せつけていましたが、それさえも退け生き残ってきました!
さすが鉛筆で数人を殺す伝説ですね(゚∀゚)
今作では結局崖っぷちまで落ちてしまったジョンの反逆を描いていくわけですが、まさかの上映時間3時間近くという『アベンジャーズ:エンド・ゲーム』並みのボリューム! 正直ここまでのボリュームで上映されるとは思ってもいなかったですw これまで上映されてきた過去作は2時間とかだったのでまぁ延びても30分とかくらいかなって。
こんなに長い時間が作品的にあっているのかってのもありますし、アクションが見どころで割合が多いのが特徴的ですから善太のどの程度を占めてくるのかも気になる本作。
ぶっちゃけていうと私はアクション大好き人間なのでいくらあってもいいと思うタイプなんですが、やはり誰もがそういう感覚かというとそうじゃないですよね。やっぱ銭湯じゃないシーンも合わさるから満足度がさらに増す作品もあるのでね!
あとこの作品って1ヶ所での戦闘時間が長いからアクションシーンへの満足度がくるのが早い人がいると思うんですよ。それこそ大阪コンチネンタルでの戦闘とか最初の方でめっちゃボリュームがあるからここがクライマックスなんじゃないかと思ってしまうほど。
しかも最初からメインキャラクター(ケインとか)が揃い切った状態なので前半感がないんです。それが余計に満足感を増しているんですよ。いい意味でも悪い意味でも(´ω`)
ただこのアクションが多いのは良かったものの今までもそう感じましたが敵の硬直が結構長いなって思ってしまう。武器や肉弾戦、銃撃戦が激しいんですがジョンに掴まれてるやつが結構おとなしいんですよww
普通掴まれたら話そうとしたりそのまま投げや殴りのモーションに入っても良さそうなんですが一回の動作が多いので次のアクションまでの待ち時間があるように感じてしまう。
ジョン・ウィックの疾走するアクションは大好きなんですけどよく見るとそんなところが見えてきて、1回気になるとずっと気になってしまうんですよね。まぁこれもこのシリーズだからこそってのもあるんですが( ^∀^)
そして今回の敵ボスである“侯爵”グラモンですがめっちゃやな奴でしたね!やっぱああいう地位を生まれながらにして持っている役って鼻につくのばっかですが特にヤバかった。シャロンも殺されてしまいましたしね…。
てかあんな最初で殺されるんですか!?実は予告をYouTubeで見るときに切り抜きとかでそのシーンがあることは知っていたけどこんなに早くきてしまうとは!( ゚д゚) 初作からずっと出てきてパラベラムでは一緒に戦ったのにね。
この侯爵になんとか報いを受けさせようとして考えたのが1対1での「決闘」でございます。ジョンは1度縁の切れた家族の元に戻り決闘を申し込む権利を得て協議の場に参加するんですが、侯爵のやり方がマジで汚い。
ケインの娘を盾に代理人を受けさせるってね。自分自身がやったら絶対勝てないからってこんな手段取るなんて。
それだけじゃなくて決闘開始の夜明けに集合場所へジョンが来ないように莫大な懸賞金をかけて殺そうとするんですよ。時間までに来なかったら不戦敗になるからそれも狙って金の力でなんとかしようって。
決闘で最後ケインが3発目をジョンに命中させた時も「俺がとどめをさす!」ってケインから銃を奪ってたのも狡いですよ。ジョンがピンピンしてたらビクビク怯えていたのに虫の息になったところをいいとこ取りしようっていうね。
これなんかに似てるなって思ったら『タイタニック』のキャルドンを見てる時と一緒の感情でしたw まぁ彼の場合は婚約者奪われる被害者だからどっちかというと正義なんですけどね。
いつもよりだいぶ激しいのね…
ジョン・ウィックシリーズであんな激しい銃撃戦を続けることができるのって防具が優れているからなんですよね。正直たくさんの暗殺者とか特殊部隊相手に1人で立ち向かったら死ぬのが当たり前じゃないですか?
それを防いでいるのが作中でジョンたちが着ている“スーツ”でございます。今作では今までよりもかなりスーツを使って頭を守る動作が多かったんではないでしょうか。尺の長さ抜きにしてね!
発砲されてあんな弾の弾き方をスーツでできるんか!?って感じですが過去作よりもさらに硬く表現されているような気がします。
今までは「防弾仕様」といっても戦闘を終えれば体から出血しているし、すぐに次の戦いに行けるような状態ではなかったと思うんですよ。
それが進化して傷を負うことがかなり少なくなっていたかなって。
その証拠に決闘に向かうときに200段を超える階段で戦うシーンがあるんですよ。階段から落とされたりするし、階段に到着する前から銃撃戦を繰り広げ車に轢かれて来ているわけです。
なのに決闘会場に到着してジャケットとかを脱いでみたら「あらっ、なんて綺麗な白シャツなんでしょう(゚∀゚)」って思っちゃいましたw
あの白シャツおそらくですが“レノアリセット”で洗濯されてますね!!滝籐さんもオーバーリアクションしちゃうくらいの綺麗さでした( ´ ▽ ` )
というくらい防御性能抜群な防具のせいもあってちょっと激しめに殴ったり切ったり撃ったりしないと相手を倒せないんですよね。その影響で今までよりもより激しさを増して楽しめる+私はTOHOのDolby ATMOSで見たから余計激しかったですね!!
あとシンプルにジョンが硬すぎるww あれだけ暴れたり建物の3階やら階段やらから落ちたりしているのに夜明けまでに集合場所へ間に合っているんですから。深夜から夜明けの6時くらいまで戦い続けているから単純計算だと6時間になるのか…。バケモンすぎだろ。
これって「持久力あるよね!ジョンって( ^ω^ )」を超えてますよね!あいつの体フレッシュじゃねえだろ!絶対金属製だよ!それか刃牙のオリバみたいに筋肉を体の内に留めているんだ! きっと気を抜いたら建物も飲み込んでしまうんだ…。きっと。
最後に
いやぁ、アクション激しいし全然飽きるところなくて終始楽しめたなぁ!最後の結末は想像していませんでしたけどね!!
だってジョン・ウィック5の始動がネットに上がったりしていたんでまだまだ続くもんだとばかり。
というか来年公開する『バレリーナ』はスピンオフなんですね。そこは知らなかった。シンプルに続きさとばかり思っていたんでね。
これからどんな内容で作品が公開されるんでしょうかね?今のところ3本くらい企画開発出ているらしいですからどの時系を描くのかがかなり楽しみではありますね。
今のところ思いつくのって引退する前とかですよね。ジョンが殺し屋に育つ過程とかヘレンとの出会いとかが出て来るんじゃないかなとは思っています。
まだまだ楽しめそうではありますがいったんジョンに「自由」が訪れて良かったかな…。今までもこの方法でしかジョンの自由は手に入らないと言われてましたからね、いろんなキャラたちに。
あと気になったのはクレジット映像のアキラですね。ケインにお父さんであるコウジを殺されて復讐に来いとまで言われましたから、最後の最後で出てきましたね。あれが次の『バレリーナ』に繋がって来るんでしょうかね?そのあたりも気になるところ。
最後に余談ですがエンドロールで笑ってしまったのが大阪コンチネンタルで登場した力士2名について。コウジのもとでボディーガードとして登場していましたが、どっちかというとメインのキャラではないじゃないですか!?
その2人がCAST欄の最初の方に書かれていたんですよ!最初といえばジョンとかウィンストンとかケイン、コウジなんかがいるところですよ!
しかも名前で書かれているわけじゃなくて「SUMO #1」と「SUMO #2」って書かれてて笑ってしまいました( ´▽`)
あれはずるいなぁ。最後の最後でぶっ込んでくるとは!今回一番面白かったのあそこかもしれないなww もし気になったら探してみてください。最初なのでみなさん簡単に見つけられると思います!!
ってなわけでまた次回 ´ω`)ノアリャシタ
評価 ☆☆☆☆☆5/5