MCUシリーズの作品が映画館だけでなくDisney+といったサブスク動画配信サイトのm物語が入り混じって、追いかけるファン側としてはかなり大変になってきましたね(゚ω゚) キャラクター個々のストーリーが見られるのは面白いですがサブスクするのもお金がかかり現場映画しか見ていないって人は多いんじゃないでしょうか!?
私も見る作品がないなって時期はサブスクを解約したりして出費を減らしたりしていますがまぁ大変でございます。( ´∀`)ハハッ マーベル作品を鑑賞するときは私自身が忘れてしまっていることを振り返る場にもしていますので一緒に「そういえばそんな流れだったな!!」とか思っていただければと思います。
今作は2019年に公開された『キャプテン・マーベル』の主人公であるキャロル・ダンヴァースをはじめ、同作に登場したモニカ・ランボー、ドラマシリーズ『ミズ・マーベル』の主人公カマラ・カーンが共に戦う物語となっています。
『キャプテン・マーベル』が公開されてからもう5年になるんですね!?はっや!正直今作よりも次のMCU作品である『デッドプール3』がめっちゃ待ち遠しんですよね。私の大好きなマーベルキャラがデッドプールとスパイダーマンなのでそっち系がすごく見たいww
こんなこと言ったら怒られるよなww 今後の鍵になる仕掛けがたくさんあるシリーズ作品ですからどれを見逃しても勿体無いので今回もしっかり予習して見に行こう!
さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و
作品情報
2008年の『アイアンマン』から始まったマーベル・シネマティック・ユニバースの33作品目にあたり、今回は女性ヒーローたちが中心となるストーリーとなっている。キャプテン・マーベル、モニカ・ランボー、ミズ・マーベルの3名がチームを組む。
キャプテン・マーベルとの因縁から復讐を誓う謎の敵が出現し、今まで守ってきた全てを滅ぼそうとする。キャロルだけでは歯が立たず彼女のことをよく知るモニカとアベンジャーズに憧れてヒーローになった高校生キャロルと新たな強さを手にいれ敵に挑む。
主役のキャロル・ダンヴァースは『ルーム』(15)、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(23)のブリー・ラーソン、敏腕エージェントのモニカ・ランボーは映画やテレビで活躍するテヨナ・パリス、オタク高校生ヒーローのミズ・マーベルは『ミズ・マーベル』(22)でデビューしたイマン・ヴェラーニが続投。
キャプテン・マーベルが劇場登場したのは2019年の作品公開からで1990年代の地球を舞台に若い頃のニックなども登場する回になっています。小道具なんかも細かく再現されていてレトロ感溢れる作風の中にスター・フォースの戦闘服(緑)が面白い組み合わせでしたね。
もちろん強いのは言うまでもないんですが『アベンジャーズ/エンドゲーム』でサノスと1vs1でいい勝負をした数少ない1人でした。他のヒーローに比べても頭ひとつどころか結構戦闘力に差があるのかなと。
モニカはキャロルが空軍にいた時の親友マリア・ランボーの娘で子供の姿で登場しました。そこから時は流れて『ワンダヴィジョン』内で再登場。彼女は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のサノス指パッチンで消滅していてエンドゲームのアイアンマン指パッチンで復活。
消滅した時には“S.W.O.R.D.”を設立した母マリアと一緒に地球を守っていましたが消滅している期間にマリアは病死してしまったことを知ります。 彼女の能力は失踪事件の調査でDNAが変化し獲得。
別次元の彼女がキャプテン・マーベルとして活躍していることもあり今作に加わる形になっているのでしょう。
最後にカマラはおばあちゃんから送られてきたバングルがトリガーとなって能力が開花。MCUシリーズの中では初となる“ミュータント”種にあたります。X-MANなどでは馴染みのある能力ですがMCUでは登場機会がなく、『ドクター・ストレンジMoM』で別次元のプロフェッサーXが登場したこともあり続々と加わってくるのではないでしょうか!?
他のキャラと違ってアベンジャーズの一ファンがヒーローに成り上がることから見ている私たち側のキャラクターなので親近感が湧きやすいですよね!
監督は『LITTLE WOODS/リトル・ウッズ』(18)、『CANDYMAN/キャンディマン』(21)を手がけたニア・ダコスタが務める。マーベル作品を製作した監督陣の中で最年少となり今まで最年少監督だったライアン・クーグラーよりも4歳若い女性監督。作品数は少ないものの功績も大きく期待ができますね!
ニア監督はホラー系の作品を製作してきたのでこういったヒーロー作品がどんな感じになるのかが楽しみですね。ちょっとスリラーチックなマーベル作品に仕上がるんじゃないでしょうかね!?ぶっちゃけグースは口開けたらホラーですけどねww
あらすじ
アベンジャーズ最強ヒーロー、キャプテン・マーベルの新たな物語。
キャプテン・マーベルの“ある過去”を憎み、復讐を誓う謎の敵が現れる。その狙いは、地球をはじめ彼女が守ってきたすべてを滅ぼすことだった。
一人では救えない危機が迫るなか、彼女を家族のように慕う敏腕エージェント〈モニカ・ランボー〉、彼女に憧れるアベンジャーズオタクの高校生ヒーロー〈ミズ・マーベル〉と、3人が入れ替わる謎の現象が発生。
これまで一人で戦ってきたキャプテン・マーベルは仲間との運命的な繋がりからチームを結成し、新たな“強さ”に目覚めていく。
※引用元:cinemacafeより
キャラクター<俳優名>
キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース<ブリー・ラーソン>
最凶最悪の敵サノスをも圧倒する“規格外のパワー”と“不屈の心”を持ち、地球を離れて宇宙の隅々まで守るアベンジャーズ最強のヒーロー。“ある過去”がきっかけで彼女を「破壊者」と呼び復讐を誓う謎の敵から狙われることに。
モニカ・ランボー<テヨナ・パリス>
ニック・フューリーが指揮する宇宙ステーションS.A.B.E.R.の敏腕エージェント。ある調査の関りで力を覚醒させた。地球を離れたキャプテン・マーベルを家族のように慕いずっと待ち続けている。
ミズ・マーベル/カマラ・カーン<イマン・ヴェラーニ>
祖母が持つバングルで力を得た高校生ヒーロー。アベンジャーズオタクで、中でもキャプテン・マーベルは推しのヒーロー。
ニック・フューリー<サミュエル・L・ジャクソン>
キャプテン・マーベルの古い友人。彼女との出会いがきっかけで、宇宙の脅威から地球を守るべくヒーローたちを集結させる計画に着手し“アベンジャーズ”を創設した。いまは、宇宙ステーションS.A.B.E.R.の監督でモニカ・ランボーと共に働いている。猫好きがゆえに“痛い目”にあった過去も…?
グース<猫>
キャプテン・マーベルと行動を共にする相棒。※見た目はただの“猫”だが実は…!?
※引用元:公式HPより
感想
ストーリーはこの一作で完結するように組まれているが全体的には荒削りが目立ってしまってるかな。ネコ好きの私はめっちゃ幸せな映像を見ることができたのでなんとか盛り返したくらいの評価(´ω`)
だいたいこんな感じ
宇宙にあるとある星、地中から放り出された石の中からバングルが見つかった。そのバングルを見つけたのはクリー人のダー・ベン。何かの目的のためにこのバングルが必要なようだが片腕しかなかったため完全な力を手に入れることができずもう片方を探すこととなった。
その頃地球ではカマラが自室で好きな漫画を描いて妄想に浸っていた。親には宿題をやっていると嘘をついて描いていると左手のバングルが紫の光を纏ったかと思うと彼女がいた場所にキャプテン・マーベルが現れカマラは消えてしまった。
少し遡って、宇宙のトラブルを解決して回っているキャプテン・マーベルはスクラル人の拷問器具を使って記憶の断片を引き出し過去を思い出そうとしていた。思い出そうとしたが上手くいかずモヤモヤしているとニック・フューリーから着信が。
ニックは宇宙拠点でモニカ・ランボーと地球を守る活動をしておりモニカは船外で修繕作業をしていた。ニックとキャロルの通信がモニカとの通信と混線し声だけだがキャロルとモニカの久しぶりの再会となった。
モニカは過去のことからキャロルとどう接していいかわからず、キャロルも同様に何を話そうか戸惑いうまく噛み合わない。
モニカはキャロルとの会話を会った時にすると言ってジャンプポイントの不具合を調査することに。
同じタイミングでキャロルはダー・ベンがバングルを発掘した現場に到着し不安定なジャンプポイントが作られているのを発見した。ニックにある調査を頼まれたキャロルはこのジャンプポイントが原因だとわかり詳しく調べようと接近する。
モニカとキャロルがそれぞれのジャンプポイントに触れた瞬間、カマラを含めキャロルはカマラの家に、カマラはモニカの宇宙服を着て宇宙空間に、モニカはキャロルがいた星へ入れ替わってしまった。
宇宙空間でニックと面会したカマラは大興奮!キャロルはカマラの部屋からリビングに降りるとカマラの親兄弟と会い、挨拶も早々に宇宙へと飛んだ。
どうやら3人それぞれ力を使ったタイミングが被ると入れ替わるよう。こうなったのも不安定になったジャンプポイントに触れたのが原因のようでキャロルはジャンプポイントを作成したダー・ベンを追うことに。
キャロルは1人でクリーの船に潜入したが敵に見つかって戦闘することに。力を使ってしまいカマラやモニカがクリー船に移動し戦闘に巻き込まれる。クリーの戦闘員もカマラの家やニックのいる宇宙船に移動してきてあっちでもこっちでも戦闘状態に!
戦闘が落ち着いた後ニックとモニカはカマラの家を訪れカマラの家族に事情を説明。不意にカマラと入れ替わったキャロルがモニカと久しぶりに再開したが過去のことがあり重たい空気に。
キャロルは家から出て現場に戻ろうと空へ飛んだが空に上がったタイミングでカマラと入れ替わりカマラが落下してしまう。ニックはモニカに「飛べ!」と言うがそんなことをしたことがないモニカは力をなんとか操りカマラを助けることができた。
そのタイミングでクリー船のキャロルとカマラ+モニカが入れ替わり、キャロルは急いで2人の元へ。カマラはダー・ベンがバングルを探していることを知り、自分が腕につけているバングルを服で隠した。
キャロルが到着しダー・ベンと戦闘になったが彼女たちがいる星はスクラル人の避難場所でクリーの母星:ハラを壊したキャロルをスクラルが嗾けたと思ったダー・ベンはその場にジャンプポイントを生成。
ジャンプポイントはハラへと繋がりその影響でスクラルの避難場所は壊滅してしまう。スクラルの皇帝はキャロルに首を突っ込むなと釘を刺したが、せめて避難場所をとヴァルキリーに力を借りスクラル人たちをアスガルドへ避難させることに。
ジャンプポイントの一件から騒ぎ続きでようやくお互いに自己紹介をすることに。カマラは自分が腕についけているバングルがダー・ベンの持っているものと一緒だったことを言うとダー・ベンの手に渡るといろんな場所にポータルを開けることができるようになるそう。
一方、ダン・ベーは惑星ハラにいた。ハラは大気が汚染され太陽は輝きを失い見る影もないほど変わってしまっていた。ハラがこのような姿になってしまったのもキャロルがスプリーム・インテリジェンスを破壊したことで内戦が起こり衰退してしまった。
クリー人内でキャロルは“殺戮者”と呼ばれており、キャロルはハラの衰退を解決してから地球に帰ろうと思ってたのでモニカにすぐ戻ると言った約束を破るかたちになってしまった。
モニカはキャロルを待ち続けていたが帰ってこなかったこととサノスのせいで母の死に目に会えなかったことでキャロルに責任があると思っており、彼女と話すのに億劫になっていたのだ。
ムードメーカーのカマラが間に入り2人は仲直り。3人で力を使って入れ替わる現象に対応するためトレーニングを始めた。タイミングに合わせて入れ替わりダー・ベンとの戦闘に備えることに。
ダー・ベンが何を目的にしているか考えた時にスクラルの避難所からハラへ空気を送ったことから次は水を求めることを突き止め星の90%以上が海のアラドナに先回りすることにした。
そこでは「会話をするときに歌を歌う」文化があるのとキャロルがアラドナの王子と結婚関係にあることが判明!
王子に事情を説明し戦いに備え準備を進めます。3人も戦闘服を用意してもらい迎え撃つ準備万端٩( ᐛ )و クリーの軍勢を迎え撃つがキャロルの光のパワーがダー・ベンのバングルに吸収され大苦戦。
なんとか喰らいつくがアラドナとハラを結ぶジャンプポイントを開けられてしまい海水がハラへ注がれる。旱魃によって干あがった大地に水が降り注ぎハラが前の姿に戻っているとダー・ベンは喜びます。
キャロルたちはなんとか逃げ切ることに成功。今回もジャンプポイントが開いてしまったことに対し全ての元凶は自分にあるとキャロルは訴える。ハラを助けるつもりがこんなことになってしまうと思っていなかったしモニカとの約束も守れず地球にも帰れない。
モニカはキャロルにヒーローとして帰ってきてほしかったわけじゃないと説明。家族としてただいてくれるだけで良かったのにと心の内を吐露する。
その頃ニックのいる宇宙ステーションではダー・ベンが開けたポータルの影響で施設がダメージを負っていたのといろんな場所に謎の紫のタマゴ?がありなんなのかを調べていた。
施設がダメージを負うにつれ使用できる脱出ポッドが減っていき船員は脱出の準備を始める。すると施設内にあったタマゴからフラーケンの幼体がかえりはじめたのです!なんとグースのタマゴだったとは!?(゚∀゚)
ポッドが足りずもう死んでしまうんだ!と騒いでいた職員たちだったがニックが生まれたフラーケンに飲み込ませて小さい猫たちをポッドに詰め込んじゃう作戦を決行。事情を知らない職員に抵抗せず食われろと説明するがまぁみんな逃げますよね。
船内を逃げ回る船員を追いかけてフラーケンたちが次々にバクバク食っていき全員回収することに成功。
みんなを避難させたのでいざダー・ベン戦へ!ハラのために太陽を狙う彼女を阻止することはできるのか!?阻止したとしてハラはどうなってしまうのか!?
といった感じ。
ジャンプポイントの不安定なエネルギーが作用して力を使うと入れ替わっちゃうってのは面白い設定ですよね。MARVELらしい内容だしドラマシリーズで力が覚醒したカマラとモニカが映画のキャロルと合流してチームを組むのもファンとしてはありがたい。
初めて見る人もわかりやすいストーリー構成になってはいるし、これまでの過程をもっと知りたいって思えるのもいい点だったんじゃないでしょうか。
ただ削りが荒いところがあるので過去作を通して鑑賞してきたファンの方からしたら物足りないところがあるようにも思うのと内容的にも納得できない箇所があるんじゃないかな…
コンパクトに詰め込むが…(゚ω゚)
今作は上映時間が100分ちょっととシリーズの中でも短め。2時間なんて当たり前な昨今でこの時間はかなり勝負となります。
しかもさまざまな設定とか次回作、過去作の伏線を織り交ぜるのはかなり大変だし、メインストーリーも面白くないといけない。
正直キャラクターの個性や性格的なところはしっかりと描かれているしモニカとキャロルの関係や立ち位置も明確にされているのは○( ^ω^ ) 今回は女性陣を主体にしており今までのヒーロー=男性といったイメージだったりを感じさせない出来栄えになっていました。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』でも女性ヒーローが前面になるシーンもあったことからマーベルがそういった性別の壁も取っ払っているのも感じられます。
上映時間が短い作品としては最近の長尺じゃないと満足度がでないっていう定評を覆すような内容、ボリュームのある作品に仕上がっていて驚かせてくれることを期待していました。
が、3人が一致団結する過程がめちゃくちゃ描かれているかっていうとダイジェストみたいにギュッと縮められているので深く感じないのが痛手かなと。
3人がチームとして一致団結するきっかけもちょっと薄く感じちゃいますよね。モニカとキャロルの関係は昔からの付き合いだからチームになるのはわかるけどカマラは一ファンからの繋がりですからね。何か大きな地雷を共有でもしないと難しそうですがどうなんでしょ。
やっぱチームになる過程って大事ですよね。
こういうヒーローもののチーム結成ってきっかけがめっちゃ大事ですからね。赤の他人と組むとなればそれなりのものを用意しないと…。スパイダーマンみたいに別世界のピーターでチーム組むのとは違いますからね。
最後に
あのバングルってかなり危険なアーティファクトなんでしょうね。ダー・ベンが両手につけて力を発動したら粉々になっちゃいましたからね。 パワーストーンをつかんだコレクターの奴隷みたいでしたよね。
あのバングルを両手につけてカマラが無事だったのは何か裏設定があるからなんでしょうかね?パワーストーンをつかんだピーター・クイル/スター・ロードは実は神と地球人のハーフって設定がありましたよね。
だから直でパワーストーンをつかんでも耐えることができたと考えられます。ということはそれ系の設定がカマラにもあるのか?
『Ms.マーベル』の内容は正直そんな覚えていないんですが、バングルを送ってきたおばあちゃんの家系に何かありそうかな。
これに関しては今後ヤング・アベンジャーズとかで解明されていくんでしょうね。
実際エンドクレジットでカマラがケイトをチームに勧誘しにきましたからこれは次世代チームの結成は確実でしょう。
そして別次元に飛んでしまったモニカですが『デッドプール3』で何かしら解明されそうですね。目を覚ました彼女の前に現れた母そっくりの女性はX-MENの一員のようでしたね。その世界ではバイナリーとして活動しているので今後X-MENが合流してくるのかと楽しみでなりませんね!
次世代のアベンジャーズを作り出そうと頑張っているのはわかりますが今後どうなるんでしょうか!?トニーのいた時のアベンジャーズキャラたちを復活させるみたいな話もネットで出ていましたからこれからの出来栄えがちょっと不安ではありますよね。
まぁ気長にシリーズを見て待ちましょう。なんだかんだ私は見にいきますのでw( ´∀`)
ってなわけでまた次回 ´ω`)ノアリャシタ
評価 ☆☆☆★★3/5