みんな大好きなディズニー作品の一つ『トイ・ストーリー』シリーズ。2019年までに『トイ・ストーリー4』が公開されましたが初作から登場しているキャラクターの1人が“バズ・ライトイヤー”。
トイ・ストーリーの中ではスペースレンジャーのおもちゃとして登場しましたが当の本人は「本物のスペースレンジャー」と思っていてウッディが「お前はおもちゃだ!」って説明していたのが印象的でした。
最近YouTubeでラパルフェ都留さんが同じ事務所のはじめさんと「トイ・ストーリーのNG集」なんかをモノマネしています。めっちゃ似てるし、本当はないんだけどありそうって思っちゃシーンもあります( ^ω^ )
これだけ人気のある作品ですが今までバズの元の作品については触れられてこなかったですがついに今回映画で見ることができるんです!! この作品が「トイ・ストーリー」の中で人気が出ておもちゃのバズが誕生したわけですよね!
どんなお話なのかめっちゃくちゃ楽しみです!さっそくいってみよ〜〜〜٩( ᐛ )و
作品情報
ディズニー&ピクサーの劇場長編作品で世界で初めてのフルCG作品として有名な『トイ・ストーリー』シリーズ。その中で登場するおもちゃのキャラクター「バズ・ライトイヤー」の元となったテレビアニメ。それがついに映画となって私たちの前に!
今作で監督を務めるのはトイ・ストーリーの短編やTV版アニメ、『ファインディング・ドリー』のアンガス・マクレーン。脚本は『モンスターズ・インク』の監督を務め、トイ・ストーリーシリーズの原案を出したピート・ドクター。
ディズニー作品が好きな人たちはかなり楽しみでしょうし、前作の『トイ・ストーリー4』から3年空いているので今作の公開はかなり熱いです!!(゚∀゚)
主人公・バズの声はキャプテン・アメリカで有名なクリス・エヴァンスで他にも有名な俳優や歌手が声優を務めます。あ〜〜、早く見たい!(´ω`)
メインキャラクター<言語声優/日本語声優>
バズ・ライトイヤー<クリス・エヴァンス/鈴木亮平>
責任感が強い仲間思いのスペース・レンジャー。自分自身の力を過信したことが原因で1200人の乗組員と共に危険な惑星に不時着してしまう。
イジー・ホーソーン<キキ・パーマー/今田美桜>
アリーシャの孫でスペース・レンジャーに憧れる。
ソックス<ピーター・ソーン/山内健司(かまいたち)>
ハイスペックな猫型ロボットでバズの相棒。足が白い。
モー・モリソン<タイカ・ワイティティ/三木眞一郎>
いつも失敗してしまう新米パトロール。
ダービー・スティール<デール・ソウルズ/磯辺万沙子>
仮釈放中の銃器マニアでパトロールチームの一員。
アリーシャ・ホーソーン<ウゾ・アドゥーバ/りょう>
バテランのスペース・レンジャーでバズの親友。
ザーグ<ジェームズ・ブローリン/銀河万丈>
侵略ロボット軍団のボス。
アイヴァン<メアリー・マクドナルド=ルイス/沢城みゆき>
バズたちが乗る船のシステム。
あらすじ
有能なスペース・レンジャーのバズは、自分の力を過信したために、 1200人もの乗組員と共に危険な惑星に不時着してしまう。
彼に残された唯一の道は、全員を地球に帰還させること。猫型の友だちロボットのソックスと共に、不可能なミッションに挑むバズ。その行く手には、孤独だった彼の人生を変える“かけがえのない絆”と、 思いもよらぬ“敵”が待ち受けていた…
※引用元:公式HPより
感想
1人じゃ限界がある。なんでも出来るのはすごいことだけど誰も頼らないことはすごいことではない…。バズの成長物語(゚∀゚)
思っていたよりもヘビー目な作品?!
故郷に帰る任務の途中で生命体反応のある星に立ち寄ったスペースレンジャー。旗艦任務を中断し星を探索したのがきっかけで宇宙船が故障してしまう。
船を破壊してしまった責任をなんとか拭おうを1人で奮闘するバズ。誰かとやるのを拒み、新人は足を引っ張るから最初からいない方がいいと思っている。
ディズニー・ピクサー作品の多くは友情や感動するような内容のものが多く若年から高齢まで幅広く見ることができるのが特徴です。こういうタイプの主人公ってよくあるパターンですよね!途中で挫折するけど仲間の支えがあってチームワークの大切さを知るっていう。
ぶっちゃけバズの気持ちはめちゃくちゃわかる方なんですよね。自分自身そう思うところがあって仕事で新人教育とかしているとずっと見ているのも難しいし、やることが多いと「これやって」って振るよりも自分で片付けた方が早いって考えになってしまう。(今はないんですが…)
作中でも戦闘経験のないイジーやモーがちょいちょいやらかすんです。イジーがミスってクリスタルを奪われてしまった時なんてもう絶望的で、バズが膝から崩れちゃって「もうダメだ…( ゚д゚)」ってなって。
バズ自身新人は嫌いだとか言っているけど目を見たら押しに負けちゃう優しいところがあって、ミスしてもめちゃくちゃ怒ったりするようなことはないんですよね。そこが優しい。
バズは優しいんですが話の内容は割とヘビー目?に感じました。
惑星から脱出するために壊れたエンジンの核部分である「クリスタル」を作ろうと何回も実験します。実験内容は宇宙空間でハイパージャンプを行って帰ってくるというもの。
必要な出力まで届かなかったり、エンジンが安定しなかったりと問題がありますが一番の問題は「浦島効果」。みなさんは知ってますか?
高速で動く物体は時間の流れが遅くなってしまう現象のこと。(本当にそうなるのかはわかりませんが(´ω`)) 宇宙でマッハなんぼで飛行するバズよりも惑星にいる仲間たちの時間経過が早いのでどんどん老いていってしまうんです。
たった数分だけ飛行しても惑星では数年が経過していて、バズの一番の親友だったアリーシャは先に亡くなってしまいます。責任感が強く故郷に帰ることを誓った仲間が先立ってしまい、挙句は帰還計画自体が無くなってしまうことに。
任務自体がなくなることよりも仲間に先立たれるとか割と重くないですか?!( ;∀;) あんまりディズニー系の作品では見ないような気がしていてちょっとビックリ!!
話の中身も笑わせてくるような場面はあんまりなくて真面目というかシリアスめだから「ディズニー映画を楽しむ」っていうのとはちょっと違う気がする。
あとザーグの中もあの人だから余計にこんがらがってきちゃう( ᐛ )ドユコト~? 結局パラレルワールドから来たってことだよね? ちょっとソックスの顔も怖かったしw
過ちを犯した後が大切
なんか失敗しちゃったり誰かに迷惑かけたりしちゃったら“その前”に戻りたいとか思ったりしませんか? 今回は今言ったことがそのまんま起きる作品です。
クリスタルの力で故郷に帰る目処がたったとか思ったらまさかのタイムトラベルが可能で、宇宙船が壊れる前に戻れることが判明! バズもその話を聞いてそうしようと思いますが踏みとどまります。
ただ戻したら良いってもんじゃない。そう簡単にはいかないものですね…(゚ω゚) 過去に戻れば「宇宙船を壊す」事象は無くなりますが「宇宙船が壊れたから迎えた未来」が無くなってしまうということ。
バズがタイムスリップを踏みとどまったのもこれが理由。なぜならイジーが生まれてきたのは「宇宙船が壊れた」ことでアリーシャが結婚し子供を授かったからなんです。
バズ自身の失敗を帳消しにすることとイジーの命を天秤にかけないといけなかったわけです。これは流石にできないですよね。 ハイパージャンプの実験が終わるたびに変わるアリーシャの姿を見てきてたから余計に。
もう起こっちゃったこと自体はどうすることもできないんですよ。その後どうやって責任を取るのか、何をするのかが大事だってこと。 これは教育に良さそうですよね!
最後に
いろんなことを教えてくれるのもディズニー作品のいいところ。子供が見るから教育にもいいなと思いながらも今作はそこまで笑えるように描かれていないのがやっぱり引っ掛かりました。
悪いことではないんですが、「やっぱりディズニー作品面白いわぁ( ^ω^ )」って感想は出てこなかったです。どっちかというと感慨深くて色々と考えさせられる。
だけど誰も挫けなさすぎるネガティブなシーンとかそんなにないと思うんです。というかそう感じないシーンばっかり。何か失敗したりしてもキャラクター自身がポジティブだから沈むことがないんですよ。
それとバズの格好。おもちゃの方は手からレーザーが出て羽で空飛んでとかできるのに最初はそんな機能なし。武器もレーザー刃の剣と銃で戦っているから「どこで出てくるんだろ?」って思っていたら最後に“新スーツ”として出てきました。レーザーは途中から手に取り付けるタイプを使っていましたけどねww
あとバズがいつも言っている音声日誌みたいなのって独り言だったんですね(・Д・) てっきり本部とちゃんと通信しているのかと思ったらそうしたほうが気分が落ち着くっていうねwwそういうメインっぽい設定の中身がまさかすぎて驚いちゃいました!
ってなわけでまた次回 ´ω`)ノ
評価 ☆☆☆☆★4/5